89 無名さん
新しく短編更新されたけど相変わらずのクソ夢主
http://nanos.jp/staywhoyouare38/novel/2/18/


「どうやら俺の所為で怪我したみてぇだし
教官が付き添えっつってたんだよ」

と帰る姿勢は見せてはくれない

『すみませんね、お手を煩わせて』
「っち、
コレに懲りたら背伸びして
実力以上の相手に挑むんじゃねぇーよ」
『…何、それ』
「名前、?」

私は回されていた手を
思い切り振りほどく

『私が松田に勝てないみたいじゃない』
「ー…何怒ってんのか知らねぇけど、
受身の一つもとらねぇで叩きつけられるなんざ
そう思われてもしかたねぇだろ」
『っ別に背伸びなんてしてない!!』
私は思い切り松田をにらみつけるが
松田は面倒くさそうな表情をするだけだ
『私、女子の中で成績トップだものっ!
ふらふらしてる松田にだって劣らないわ!!』

松田は首元に手をやり
大きな溜息を一つ吐く

「いくら面倒でも男が女に
負けるわけにはいかねぇだろ」
『ふざけるのも大概にしてよっ!
何よハードボイルドでも気取ってカッコつけてる訳?
いつからアンタってそんなになっちゃったのよっ!!』