94 無名さん
>「……やっぱ、それだな」
「?え?」
「いや……こっちの話だ」
「??やっぱそれだね〜……?」
「トッテのロッポ……」
「ブフッ」

振られたおかしのCMソングを歌って返すと吹き出した天子の顔を見て、とうとう轟もいっしょに吹き出した。窓から差し込んだ明るい午後の日差しが、ひとしきり笑う二人を柔らかく包み込んでいた

こんなの轟くんじゃない