1 無名さん

ナルト晒し1

晒しましょう
61 無名さん
この話には“呪われる”という表現が含まれています。
以下、自己責任で進んで下さい。


私は京都に住んでいますが職場は大阪にあります。
ほぼ、始発に近いため朝は必ず座ることができます。

大阪に近づくにつれ、乗客も多くなって、乗り換えの京橋では、ぎゅうぎゅう状態です。
そんな満員状態になる前、ちょい込み状態の際の話です。

座席はほぼ満席で数人が立っている位、一人の女性が乗車してきました。
あっと目を引かれたのですが、それは決してその女性が綺麗だったと言うわけではなく、その女性の背後にピッタリとくっついた男性が居るのです。

その男性は直立で、その女性の背中に顔を埋めています。格好は普通のスーツですが頭は所々にしか髪の毛が生えていません。
昔ダウンタウンがごっつええ感じでやってた「ミスズちゃん」みたいでした(覚えてないか…)。

非常に奇妙だったのですが、もっと奇妙なのが誰もその二人に反応をしないことです。

っとすぐ私にしか見えていないことに気が付きましたが、騒ぐこと無く興味本意でチラチラ見ていました。
するとある駅で二人は一緒に降りていきました。その時はあの女性は憑かれているんだろうなっと思っていました。

そして、そんな話も忘れた何ヵ月もたった頃、あの男性をまた見ました。場所は梅田です。
サラリーマン風の男性にあの時と同じように背中に顔を埋めています。

私は唖然としましたがすぐその場から二人は何処かに歩いていきました。
その時は、そう言えばちょっと前に同じようなことがあったな〜っと思い出しているくらいでした。

ただ、三度目はやってきました。場所は出張でよくいく渋谷でした。
またしても、女性の背中にピッタリくっいています。ただ違うのは顔が少し横を向いていました。ジイさんです。

特に目があったわけではありませんが、ふと思いました。
憑かれているのはあの人達ではなく、何処ででも会う私ではないのかと…。
>>61
62 無名さん
>>61
そう思った瞬間、ゾッとはしました。
そしてその顔がこっちを向いて「次はおまえだ」とかは言いませんでしたが、かなり嫌な気分になりました。

しかし、考えてみると中々面白い話なので、これまでの話を友人にしました。
すっかり呪われた男になったのですが、その後はジジィを見ることはありませんでした。

ただ、ある日、その友人から電話で、「俺もジジィ二回見たで〜」との連絡が入りました。
私は見ていない。話を聞いた友人が見ている。ジジイは友人に憑いたようです。

この話を知った人が憑かれるかどうかは分かりませんが、皆さんがくっつきジジィを見ないことを祈ります。
63 無名さん
うめ
64 無名さん
あげ