赤沢さんという会社員の方のお話。
赤沢さんがその女を最初に見かけたのは数年前のこと。
とある知人の葬式で一度。そして会社の先輩の葬式で一度。最近親戚のおじさんの葬式で一度。計三回同じ女を見かけた。
黒い喪服に身を包んだ長髪のわりときれいめの女。だが、そんな女の人は誰も知らないしましてや知り合いでもない葬式に出る理由がわからない。
それにもっと奇妙なことは大変遺憾というかふざけたことですが、その女はきまって満面の笑みを浮かべているという。
それも特徴的な笑い顔で下唇を前に出す感じで口角をつり上げて笑っている。そしてきまって赤沢さんの後ろの人の後ろの席に座るんだという。
あれは誰なのか、いまだに謎だが、そもそもそんなに笑い顔をしているにも関わらず誰もその女に見向きもしないという。
不思議なのは気づくといつの間にかいなくなっているということだ。
そんな女が唯一泣いた葬式を赤沢さんは見た。
それが、僕の母親の葬儀です。今まではただ笑ってるってだけだったのに、もううれし泣きのように笑いながら泣いているんです。
最初は気づきませんでしたが、ふと気づくとあの女がいて肩を震わして笑い泣いていたんです。僕は気持ちが悪くなって式が終わると同時に倒れてしまいました。
それからは葬式があってもあの女には出会いません。一体あれはなんなのか。今でも思い出すとぞっとします。
赤沢さんがその女を最初に見かけたのは数年前のこと。
とある知人の葬式で一度。そして会社の先輩の葬式で一度。最近親戚のおじさんの葬式で一度。計三回同じ女を見かけた。
黒い喪服に身を包んだ長髪のわりときれいめの女。だが、そんな女の人は誰も知らないしましてや知り合いでもない葬式に出る理由がわからない。
それにもっと奇妙なことは大変遺憾というかふざけたことですが、その女はきまって満面の笑みを浮かべているという。
それも特徴的な笑い顔で下唇を前に出す感じで口角をつり上げて笑っている。そしてきまって赤沢さんの後ろの人の後ろの席に座るんだという。
あれは誰なのか、いまだに謎だが、そもそもそんなに笑い顔をしているにも関わらず誰もその女に見向きもしないという。
不思議なのは気づくといつの間にかいなくなっているということだ。
そんな女が唯一泣いた葬式を赤沢さんは見た。
それが、僕の母親の葬儀です。今まではただ笑ってるってだけだったのに、もううれし泣きのように笑いながら泣いているんです。
最初は気づきませんでしたが、ふと気づくとあの女がいて肩を震わして笑い泣いていたんです。僕は気持ちが悪くなって式が終わると同時に倒れてしまいました。
それからは葬式があってもあの女には出会いません。一体あれはなんなのか。今でも思い出すとぞっとします。
友達にお祓いができるくらい霊感強いヤツがいるんだけどさ、俺自身は全く見えたりしないわけ。
そんな俺が体験した話を投下。
自宅の寝室で寝てたんだけど真夜中にふと目が覚めたのね。そしたらいるのよ、布団の横に。なんかすんごいデッカイのが。
真っ黒いシルエットだけなんだけど、頭が天井につくぐらいデカくてさ、形は宮崎アニメのト○ロそっくり。
金縛りもなんもなくて布団に半身起こしてじっくり見たけど確かにいるの、間違いなく(笑)
でも形が形だから全然怖くなくて「さすがにト○ロの幽霊はいねーだろw」って思って無視して寝たんだよね。
んで後日。前述の霊感あるヤツに笑い話としてその話したら、ソイツ真顔で言いやがった。
「…それ火事で亡くなって信じられないくらいブクブクに膨れた人間だよ? ……顔見なくてよかったね」
そんな俺が体験した話を投下。
自宅の寝室で寝てたんだけど真夜中にふと目が覚めたのね。そしたらいるのよ、布団の横に。なんかすんごいデッカイのが。
真っ黒いシルエットだけなんだけど、頭が天井につくぐらいデカくてさ、形は宮崎アニメのト○ロそっくり。
金縛りもなんもなくて布団に半身起こしてじっくり見たけど確かにいるの、間違いなく(笑)
でも形が形だから全然怖くなくて「さすがにト○ロの幽霊はいねーだろw」って思って無視して寝たんだよね。
んで後日。前述の霊感あるヤツに笑い話としてその話したら、ソイツ真顔で言いやがった。
「…それ火事で亡くなって信じられないくらいブクブクに膨れた人間だよ? ……顔見なくてよかったね」
大川さんという大学生の話。
部屋で一人試験勉強をしているといきなり窓ガラスがガタガタと音を立てた。
なんだろうと訝しみカーテンを開くと、三軒隣の屋根の上に何かがポンポンと上下に跳んでいる。
正体を確かめるため好奇心から懐中電灯で屋根を照らした。
するとうっすらと照らされた闇に浮かび上がったのは、たくさんの顔が張りついた塊だったという。
その瞬間顔の中のひとつと目が合いその顔の塊が屋根伝いに窓のほうに向かってきた。
透かさずカーテンを閉めたが、一晩中天井からポンポンという音がつづいたという。
不思議なことは母親や父親にはそんな音など聞こえていなかったということだ。
あの顔の塊はその晩以来あらわれていないが、今もどこかの家の屋根の上で跳ねているのか。そう思うとぞっとする。
部屋で一人試験勉強をしているといきなり窓ガラスがガタガタと音を立てた。
なんだろうと訝しみカーテンを開くと、三軒隣の屋根の上に何かがポンポンと上下に跳んでいる。
正体を確かめるため好奇心から懐中電灯で屋根を照らした。
するとうっすらと照らされた闇に浮かび上がったのは、たくさんの顔が張りついた塊だったという。
その瞬間顔の中のひとつと目が合いその顔の塊が屋根伝いに窓のほうに向かってきた。
透かさずカーテンを閉めたが、一晩中天井からポンポンという音がつづいたという。
不思議なことは母親や父親にはそんな音など聞こえていなかったということだ。
あの顔の塊はその晩以来あらわれていないが、今もどこかの家の屋根の上で跳ねているのか。そう思うとぞっとする。