1 無名さん

おまい ら2

おれはくるしわをんでいる
怖いというか、不気味な話。

俺の遠い親戚が、戦争で死んだおじいちゃんの形見の整理をしてたら、中から、ひょっとこのお面が出てきた。

そのお面があまりにもおかしかったから、それをかぶって4時間くらい踊ってたら、その親戚が急に倒れて

「……お面を……はずしてくれ……」

って死にそうな声で言う。

最初は冗談だと思ってたが、なかなか立ち上がらないから、お面をはずしたら、顔面は土色で唇は紫。

これはヤバイと思い、医者を呼ぶと30分後くらいに医者が来て一言。

「なんでもっと早く呼んでくれなかったんですか!?

4時間前には死んでますよ」