1 無名さん

独り言1059

ばかやな
>>96

もうダメだ終わった死ぬのかと思ったら、突然、大丈夫かー、と気のぬけるような声が聞こえた。
他の仲間が悲鳴を聞いて声をかけてくれたのだ。

その声で我に返ると、黒いモヤモヤは消えていた。

恐らく、あの気持ちは向こう側と同化する兆候で、俺はとり殺されそうになっていたのではないかな、と。
そこに現世の声が聴こえた事で戻ることができたのかもしれない。

俺を突き飛ばした友人には今でも恨みを忘れておらず、あの出来事から疎遠になって今では音信不通。
風の噂で病気になって死んだとか。

この事とは関係ないと思うが、幽霊より人間のほうが怖いというオチ。
これを焼いて?茹でて?マヨネーズで食べると美味い。

その時は祖母と二人で採ってたんだけど、俺だけちょこっと山の奥に入り過ぎたのね。
っても、俺も小学生の高学年だから何が危険とかの分別はついてる。

で奥に進んでくと、綺麗な川が流れてて、その周囲の割と平たい岩の一つにワラビが大量に置かれてあった。
誰かのかな?と思ったけど、付近に誰もいない。

そしたら大きなサルみたいなのが現れたんだよ。
身体にまだらに苔が生えてて、不思議と威厳?を感じた。そいつがジッと俺の方を見てくるのね。

警戒してるのかな?と思ったけど、どことなく来いって誘われてる気がした。ワラビやるぞーみたいな感じで。
まあ、俺は怖くなってすぐに逃げたけどな。

それで祖母に話をしたんだよ。そしたら「まるまる様が目をかけてくれたんだね」って。
本当に、祖母はまるまる様って言ってた。

これは本当の名前ではなくて、本当の名前は言ったら駄目って教えてくれた。

「名前には力があって、言うだけでその人から持っていく」

そう言って、祖母は地面にその名前を書いてくれた。
書くだけでも割と危険らしいけど、ちゃんと、後の人に伝えないとねって言ってた。

名前なんだけど、不思議と発音できないんだよなあ。
カタカタなんだけど日本語っぽくないと言うか、どう発音していいのかがわからん?感じかな。

山は別に霊山とかでなくて、ごくごく普通の山。
祖母はどこの山にも出てくる。姿も時に違うけど、欲しいものをくれる、身体が大きい、苔がはえてる。とは言ってた。祖母の祖父が出会ってるらしい。

そのあと、祖母が笑顔で
「貰わなくて良かったね。タダより怖いものはないから」
が一番怖かった。
心霊ではないけれど。

まだ登下校に親がつきそうなんてなかった小学生の頃。
何分昔の事なので覚えてないところは適当に書きます。

家が班で1番遠いので、1キロ半くらい1人で歩く事になる。
道も片側山、反対側は斜面で下が川という地形。

前から車が走ってきて、なぜか少し行ったところで戻ってきた。
変な男がこちらを見て何やら窓に小さな紙きれを押し付けている。

なんだろう?と思っていると、また戻ってきて横にとまり、ニヤニヤしながら紙を押し付けている。
字が書いてあったので読んでみると、『いっしょにお茶しない?』

知らない大人が、自分みたいな子供にこんな誘いをするのが怖くて、必死で首振ってから逃げました。
でも悲しいかな一本道、すぐに引き返してきて追い抜いて行ったんです。

この先はしばらく民家もないしどうしよう、と思っていたら、ちょうど祖父の友人のおじさんが歩いてくるのが見えました。
助かった!と思って事情を話し、家まで送ってもらうことに。

しばらく行くと、道下からいきなりさっきの車があがってきて、そのまま走り去りました。
ガードレールがとぎれて道より一段下がったところにスペースがあり、そこに隠れていたようでした。(周りに草木が茂っていて普通車が入るようなところではない) 

もしおじさんが一緒じゃなければどうなっていたのかと、本当に怖かった話。
ちなみに宮崎○が逮捕された頃、女の子の発見されたわりと近所でのことです。
糞スレ