1 無名さん

響(アオイ)たんvsY氏(ブログ主)

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あまりに荒れるから専用たてたお!ヲチスレとブログ主さんのこと含めて議論したいならこっちに移動だお!
今でも、少女を思い出す事がある。彼女が誰か、何があって公園に現れたかは、永遠の謎だろう。黒いワンピース姿の、足と重さの無い少女。

健康の為の朝のウォーキングも、結構危険かもしれない。少女にしがみつかれた男性は、元気だろうか?

皆さんも朝の公園のウォーキングには、気をつけて下さい。いわくつきの公園なら尚更に……。
音関係の仕事をしている。

故に雑音、物音にはひどく敏感だ。マイクを通していなくとも、常人よりは聞こえている。
元々聴覚がえらく鋭いので、この職に就いたきらいもある。

雑踏などで耳を澄ましていると、たまに聞こえない音や声に遭遇する。
それはか細い叫びだったり、剣呑な警告だったり、いろいろ。もしかすると霊の発するものなのかも知れない。

昔、ある映像制作に携わり、撮影時の録音を担当したことがある。
場所は大阪の繁華街、ノイズが多く私の機嫌は珍しく悪かった。

その時も囁くような声が、ミキサーからヘッドホンに終始伝わっていた。
おそらく媒体には記録されていないだろうが、耳障りなつぶやきに私は苛立つ。

『もうすぐもうすぐ』

子供の声だ。男女の判別はつかない。

『たくさんたくさん』

愉しげな抑揚は神経を逆撫でした。カメラが回っていたわけではないので、あまりの不快感に電源をオフにした。

ぶちっ、という独特の切断音がした直後、目の前の人並みに車が突っ込んだ。
何人もの通行人が吹き飛ばされ、車は店にぶつかる形で停止。周りはパニック、撮影は当然中止になった。

私はげんなりした。さっきの『もうすぐ』と『たくさん』はこのことだったらしい。
もうすぐ、たくさん、人が死ぬ。そういうことかよ。

帰宅して観たニュースによれば、老夫婦と連れられた孫、若い呼び込みの居酒屋店員が死に、10人ほど怪我をしたようだ。
しかし……その場を立ち去る瞬間、風のごとく耳をかすめていった声に、私は柄にもなく立ちすくんでしまった。

子供の声はもはや、エフェクトをかけたように歪んだ男の声に変わっていた。

『残念、残念、あと少し……』

低級霊が。
悪態をつこうにも、ぞくっとするほど不気味な声に完全に凍りついてしまい、私は唇を噛むことしか出来なかった。
少し前に、霊感が強く元喧嘩番長だったMさんに聞いた話です。

Mさんの地元が京都なのですが、京都には丑の刻参り(神社の木に夜中の2時頃から藁人形を釘で打ちつける呪術)発祥の地と言われているK船神社という有名な神社があります。
そこには今でも藁人形がささっている木があるような感じで、夜中にK船神社で丑の刻参りをしている人を見た、という噂が絶えません。

Mさんが昔やんちゃしていた時代に、友達のAさんと夜中のK船神社に肝試しに行ったそうです。
午前1時ごろ、Mさんがかなりの高さの神木に藁人形が釘で打ち付けられているのを発見したそうです。

『待ってたら白装束の女とかが釘打ちに来るかもしれん』と、思ったらしく、MさんとAさんはその神木に登って、誰かが藁人形を打ちに来ないか、と待ってたらしいんです(四メートルくらいの高さにある枝に登ってたそうです)。
すると2時になった瞬間

ジャリ…ジャリ…ジャリ

って足音がしてきたそうで。
足音のする方向を見てみると、頭にろうそくを二本立て、白装束を着た女が木づちと五寸釘を持って、MさんとAさんが登っている神木に釘を打ちにきたそうです。

『きよったで!!もう喋んなよ、見つかるかもしれへんからな』とMさんは言いました。
その女が釘を打とうとした瞬間…手がピタッととまり、打つのをやめました。

アレ?と思って眺めていると、白装束の女がなにかぶつぶつ言ってるらしいんです。
聞き耳を立てると

『臭い臭い臭い臭い臭い誰かいる誰かいる誰かいる臭い臭い臭い』

って言ってるらしいんです。

ばれたか!?そう思いつつ女を擬視します。
すると

『お前らかああぁあ!!』

そう女は叫び、木をトカゲのようなありえない登り方で登って来たそうです。

女『殺さな、殺さな、殺さな』

そう呟きながら登って来たそうです。

女の手は長い爪が剥がれ血まみれ状態、それでも登ってくる女の呟きと目が怖すぎて、四メートルから飛び降りてダッシュでバイクにまたがり、K船神社を逃げ出したそうです。
木から飛び降りた時にAさんは太ももを骨折してたらしいですが、恐怖の余り痛みを感じずにダッシュできたそうです(笑)

面白半分で心霊スポットなどに行くべきではないな、と思いました。
その日は残業、終電で最寄り駅に着いた。
駅からの帰り道には地元で一番古い小学校がある。そこで異変が起きた。

その小学校の脇を通った時に、校庭で子供達がはしゃいでる?声が聞こえてきた。
何を言ってるのかは聞き取れなかったけど数十人くらいの子供がワーワー騒いでるようだった。

空耳かな?と思ったけど妙にハッキリ聞こえたので自転車を止めて様子を伺った。
それでも子供達の騒ぐ声が10秒くらい続いたので空耳とは思えない。

なんで深夜1時に子供達が集団で騒いでるんだろう?疑問になってその小学校の裏口から校庭を覗いた。
校庭は真っ暗でこの暗闇の中で子供達が騒いでるのは不自然というかありえない。

校庭じゃなくて校舎か体育館に居るのか?と思い薄っすらと街灯で照らされた校舎と体育館を見たが、真っ暗で人が居る気配は無い。
その時は恐怖心は全く無く何故かこの声の方へ行きたくなり、裏口の門をよじ登って校庭内に入った(今にして思えば何故校庭内に入ったのか不思議でならない)。

校庭内に入りさらに声の方へ近づくとその声はさらに大きく鮮明になっていった。
さらに歩いていくと声は前後左右から聞こえてきた。子供達の集団の真ん中くらいに居るのだろうか?

その時、それが子供達がはしゃいでいる声ではない事に気付いた。

「助けてえぇ、苦しい…」

それはもがき苦しんでいる人達(女性と子供のようだった)の絶叫と悲鳴だった。

その途端体中が火傷しそうなくらい熱くなり、焦げるような異臭とともに煙で目に激痛が走り呼吸困難になる。
同時に何人もの人達?が俺の体にしがみ付いてきたが人の姿は見えない(正確には真っ暗闇なので見えなかった)。

俺は必死でその人達?を振り払いながら外の街灯を頼りに裏口を目指した。
なんとか裏口までたどり着くと必死で門をよじ登り外へ脱出したが、その途端悲鳴が止み熱と煙も消えていた。

翌日爺ちゃんにこの話をしたら、爺ちゃんからその小学校は戦時中には防空壕があったのだけど、大空襲でその防空壕が爆破されて中に居た数百人がほぼ全員犠牲になった事を教えられた。
俺はタイムスリップしたのだろうか…。

もしあの時、しがみ付いてきた手を振り払う事が出来なくて校庭から出られなかったらどうなっていたんだろう?