1 無名さん

ネトスト乙乙!

おつ
あるところに何をさせても人より劣る男がいた。

急いでも努力しても空回り…
男は熟、自分の能力の低さに嫌気がさしていた。

ある日友人に相談をしてみた。

「何をやっても進まない、サイコロで言うなら何時だって一の目の連続さ」

すると友人はこう答えた。

「今はそうかもしれない、でもサイコロは振るまでわからないものさ」

後日この男は億万長者になった。
ある開店前の店の前に一人の老人がいた。

全身黒づくめで帽子を深くかぶっており不気味だ。
首から十字架のアクセサリーを掛けており更に不気味さを増した。

その店の店員が準備をしようと店に入ろうとすると老人が話しかけてきた。


「開くの10時か?」