24 無名さん
http://alicex.jp/eraser11/novel/2/6/
>さあ少し本気を出してあの野郎をぶっ潰そう、と思ったその時、イレイザーヘッドが終了だと言い出し、いきなりのことで理解が追い付かない私をほうって戦闘態勢を解くと私に一枚の紙を押し付けてさっさと歩き去っていく。

なんだ、あれ。
つまり、どういうことだ。

に・げ・ら・れ・た・?

「っ!!!!!」

その事実にようやく脳が追い付いた瞬間。私は衝動の赴くままに壁に拳を叩きつけると、物凄い音がしてその箇所がへこんだ。

ふざけんな。ふざけんな。ふざけんな。

なめられっぱなしは性にあわない。

イレイザーヘッド。抹消ヒーローイレイザーヘッド。

「次会ったら絶対に潰す」

ヒステリック!