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昨日彼女に浮気がばれた。 
夕方仕事から帰ると郵便受けに彼女からの手紙が入っていた。 
まじいをこっにくこんてはかろやて家らしきねで9にみ 
なんだこの手紙はビンゴのように等間隔に書かれている。 
晩飯を食べながら考えているとインターホンが鳴った。 
こんな時間に誰だろう。
俺には彼女がいる。 
だが、最近嫁に感づかれたみたいで、 
家に帰るといつも『どこ行ってたの』等がうるさい。 
逆に彼女は毎日メールで励ましてくれる。 
俺にとってはオアシスのような存在である。 
しかし今日はメールが返って来ない。 
俺はフられたと沈み家に帰ると、 
ペットのジョンが上機嫌で迎えてくれた。 
嫁も機嫌が良く、口うるさくなかった。 もう不倫はやめようと思い、 
彼女に『さよなら』メールをした。 
どこかで彼女のメール着信音が聞こえたような気が・・・
ある夫婦に5歳になる娘がいた。 
夏休みのある日、朝娘が起きてきたら変なことを言った 
[パパ、ママ、ウカヤヘテギン。パパ、ママ、ウカヤヘテギン。」 
そんなことが数日続き、流石に夫婦も気味が悪くなり霊媒師に見てもらおうと、 
娘の声を録音した。 
録音した次の日の朝、娘が起きてくると、 
「エニソヌレチキエザン。エニソヌレチキエザン。」 
と、いつもと違う言葉を言った。妻はその声も録音した。 
次の日、娘が急死した。 
葬儀も終わり、やっと落ち着いた夫婦は 
「このテープもあの娘の最期の形見になっちゃったわね。」と、テープを再生した。 
懐かしい娘の声がそこにはあった。 
もう一度、聴こうとした夫婦は急いで家から逃げ出した。
ある所に男がいた。 
彼は霊感が強く、所謂「見える」人だった。 
ある日彼は3ヶ月ほど留守にしていた家に帰ってきた。 
リビングに入った途端、信じられないほどの喉の渇きを覚え、 
冷蔵庫の中にあったパック入り牛乳を一気に飲み干した。 
最後の一滴を飲み込んだ後、彼は恐怖し、絶望した。