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ガララ 


三人「!!!」 


ジョニィ「……………………」 


ジャイロ「……………………」 


億泰「うわバカお前、何押してんだよ!何か来たじゃねーかッ!!」ヒソヒソ 


仗助「だって気になるじゃねーかよ!……でも、何だ?タンバリン持った車椅子のイケメンと、ロン毛のイケメン?」ヒソヒソ 


康一「い、一体何が始まるっていうんだ…………」ヒソヒソ 
ジャイロ「チーズの歌!!」 


三人「!!」ビクッ 


ジャイロ「ピーザ モッツァレラ♪ ピーザ モッツァレラ♪ レラレラレラレラ」 


ジョニィ「シャンシャカ シャカシャカ スッタン シャカシャカ」 


三人「…………………………」 


ジャイロ「ゴルゴンゾーラ♪ ゴルゴンゾーラ♪ ゾラゾラゾラゾラ」 


ジョニィ「スッタン シャンシャカ シャンシャン シャカシャカ」 


三人「…………………………」 
ジャイロ「…………………………」 


ジョニィ「…………………………」 


ガララ バタン! 


仗助「……行っちまった」 


康一「……あ、アレは何?ぼく達を笑わせる意図で出てきたの?」 


億泰「さーなぁ……。……タンバリンの方とか、オメーの大好きな真顔だったぞ、康一。笑わねーのか?」 


康一「いや、流石にアレは…………」 


仗助「何つーか、シュールだったな……。……あ!でも何か耳にこびりつく!!特にレラレラのところがッ!!」 


億泰「え?……うわ本当だ!畜生、何て地味なダメージを残していきやがる!!」 
[舞台裏] 


ジャイロ「……っかしーなぁ。俺の算段じゃあ、歌が終わると同時に拍手が巻き起こり、 
     あいつらは感動と幸福の涙を流しながら溢れる笑顔を抑えきれず、頬笑みの中で罰ゲームを迎え入れる……ってなるハズだったんだが……」 


ジョニィ「しょうがないよ、ジャイロ。彼らも尻を守ろうと必死なんだ。『尻を守る』という覚悟の分だけ、彼らの方が飢えていた。って事さ」 


ジャイロ「そうか……。……ちぇっ、自信無くすぜ」 


     「お困りのようだなァ。何なら、俺が力を貸してやってもいいぜェ?ヒヒ」 


ジョニィ「……! あ、あんたは……!」 


     「……俺は誰かとコンビを組んではじめて実力を発揮するタイプ。……そこのアンタ。どうだ、俺と組まないかい?」 


ジャイロ「…………!」