58 無名さん
>そこには、はとりと大きな声で泣きじゃくる白木繭子がいた


「無茶苦茶すぎだぞ…いい大人が…」

「…まったくね。いい迷惑だわ」

「和華…!」

「…っ、え、」


後ろから近寄り、声を掛けると2人は驚いた表情で私を見た
久しぶりに見た白木繭子は変わったところはなく、あの当時と同じに見える。彼女は私を凝視していた。その視線が気に食わなくて私は顔を背け、はとりの側に立った


「和華、どうしてここに…」

「ちょっとね…でも来て正解だったわ」

「草摩、和華…」

「…自分の名前をフルネームで呼び捨てされるのは久しぶりね」

「ご、ごめんなさい…」

「別に…私も他人を呼ぶ時はそうだし」


白木繭子との間に変な空気が流れる。私は腕を組み白木繭子を睨むように見つめ、彼女は私の視線から逃げるようにハンカチで涙を拭った

最終的に付き合う彼女へのマウントシーン
59 無名さん
アキトも夢主と似たようなキャラじゃん
アキトヘイトか
60 無名さん
>「ここまで歩いてきたのか?」

「うん。以前紫呉にここに連れてこられたことがあって覚えていたの」

「そうか…。あぁ、白木。さっきの話だが…五月ではなく、和華だ」

「え、えぇ!?」

「?」


一体何の話だ?と首を傾げてはとりを見ると、はとりは優しく笑っていた。ハンカチで涙を拭っていた白木繭子は驚きのあまり口をポカーンと開けていた


「…私がどうしたの、はとり?」

「白木が紫呉にからかわれたみたいでな。俺が今付き合ってるのが五月だと吹き込んだらしい」

「五月?…羊の母親か。なんでまたあのバカはそんなことを…って、そんな話をしていたの…?」

「い、いや…だって、紫呉が!」

「貴女は相変わらず紫呉の嘘に気付けないのね…。そして、何?はとりが今、誰と付き合ってるのかそんなに気になるの?」

「…っ!」


私は白木繭子に近づき、はとりに聞かれないように耳元に口を寄せた。彼女は私のその行動にビクリと体を震わせた


「あの頃から貴女がはとりを好きだということは知っていた…でも、私だって長い間彼のすぐ側にいた。草摩佳菜や貴女になんか及ばないほどにね」

「…」

「和華?どうした?」

「なんでもない。そういえば本は?」

「あぁ、ちゃんと受け取った」

「そう。じゃあもう帰ろう、はとり」
61 無名さん
>白木繭子から離れ、はとりの腕にそっと触れた。はとりはそんな私の髪を優しく撫で、頷き白木繭子の方を見た


「白木、今日はすまなかったな。また来る」

「あ、うん…また、ね」


私たちは白木繭子に背を向け歩き始めた。はとりは車で来ていたみたいで車を駐車させている所へ向かった


「久しぶりに走ると、どっと疲れる…はとりが車で来ていてよかった」

「走ってきたのか…すぐ戻ると言っただろう
?」

「白木繭子に会ってると思ったら気が気じゃなくて…」

「? 白木がどうした?お前たちそんなに仲良かったか?」

「…良いわけないじゃない。むしろ紫呉とのこともあって大嫌いよ」

「…だろうな」

「はとりは気にしなくてもいいの。さ、帰ろう」

「あぁ」


はとりがああやって他人…しかも草摩佳菜の親友でもある白木繭子にはっきりと私と付き合っているということを言ってくれた。はとりの仕草にも前とは違う点が見られ、私はやっぱり今だにこの幸せが信じられなかった
だけど、今日の白木繭子の表情を見て実感が少し湧いたと同時にどこか優越感を感じた
62 無名さん
△が○したから□だったって言い回しばっかりで作文ぽい
63 無名さん
この原作改悪に注意書きがないってヤバイ
64 無名さん
こういうのって夢小説って言わないんだよ
ヘイト小説っていうんだよ
65 無名さん
はとりが五月と付き合ってる→実は誰とも付き合ってないよって紫呉が繭子をからかうために嘘ついたのに夢主ねじ込むと途端に意味不明なシーンになってくるな
66 無名さん
嘘彼女自体は公式の展開なの?
67 無名さん
そう
五月さんは原作でもあんまり出番ない
人妻なのに知らないところで名前出されて勝手に人の彼女にされててちょっとかわいそう
68 無名さん
マウントシーンさ…すげぇいい女ぶってるけどあれ昔から人の気持ちに敏感だから髪振り乱して叫び狂って雪の日に外に飛び出して往来でわんわん泣き叫ぶんでしょ?
69 無名さん
夢主だけじゃなくてキャラも性格悪く見せられて胸糞