97 無名さん
「Σやっ…!/////
えっ、ちょっ…ええっ!?////」


顔を真っ赤に慌てふためくセレニティを見たバンは悪戯な笑みを浮かべるとセレニティの頬にキスをする。


「ΣΣΣ!!!??//////」


ボンッ!とセレニティの顔から煙が上がり、セレニティは固まってしまった。
それを見たバンは満足そうに笑った。
傍にいたコジョフーはニコニコと笑顔で二人を見守っている。


「クハッ♪
セレ、お前はホントにウブだな♪」


「Σだっ、だだっ…!////
だってっ…!////」


顔を真っ赤にしたセレニティが後ろから抱き締めるバンを見上げる。
頬にキスをしただけなのに顔を真っ赤にして、大きな瞳には涙が滲んでる。


「ワリィ、ワリィ。
少しからかい過ぎたな。」


悪い悪い。と謝り、セレニティの頭を撫でるバンだが彼は全く悪びれていない。


「んもぅ…/////」


瞳に滲んだ涙を拭おうとしたセレニティだが、一足先にバンが滲んだセレニティの涙を拭った。


「ぁっ…!/////」


「……(ニッ)」


「あっ、ぁりがっ…と、ッ…!/////」


顔を真っ赤にしながら、セレニティは笑顔でバンにお礼を言った。


朝食の時間にはまだ早くメリオダス達もまだ起きていないのでバンとセレニティ、コジョフーの二人と一匹は散歩する事になった。


「…………(ハァ〜…)」


セレニティは息を深く吸い込むと走りだした。
バンとコジョフーは後ろからセレニティを見守る。


「…♪」


《Forever... エレメンタルジェレイドOP》


歌い終えるセレニティ。
フッと隣を見ると一枚の葉っぱが目に入る。
セレニティはその葉を優しく手折ると、葉を口に着けて草笛を奏で始めた。


何で歌ってる歌を明記したがるんだ
あとありがとうの言い方に草生えた