98 無名さん
「今からこれを、ドラコのナカに入れてあげるから」
そう言うハリーはとても楽しそうだ。
「・・・お願い、頼む・・・ハリー、やめてくれッ!」
どんなに懇願してもハリーは、本当は嬉しいくせに。お仕置き好きなんでしょ?
そう呟いただけで、全く止めようとする気配は無い。
その間もハリーの動きは止まらず、ヒタリと後孔に当てられた無機質なモノの感触にマルフォイは小刻みに震え出す。
「なに処女ぶってんの?」
その様子が気にくわなかったのか、ハリーはそのままバイブを最奥まで突き刺した。
「ひ、ぁあ゛、あぁッ」
ハリーがバイブを買いに行く少し前まで、散々弄くられていたソコは、バイブを難なく飲み込む。
ごぷり、とマルフォイのナカから押し出された白濁液が太ももを伝い、硬いシーツの上へと落ちた。
――もう、あの頃の自分の愛した彼には会えないのだろうか?
マルフォイは一人、静かに涙を流した