1 無名さん

夢雑ヲチ

前スレ
これは、私の友達の先生が学生時代に実際に体験した話です。

あるとき、先生は友達Aと興味本位で、近くの出るという噂の墓地に肝試しに行ったそうです。
そのとき友達Aが、

「白い着物着た女おる」

などと言い出したのです。

でもその先生には見えなかったので、またこいつ嘘ついてるな、ぐらいにしか思わなかったそうです。

数日後、先生は他の友達Bとまた墓地に行きました。
すると友達Bも、

「白い着物着た女が見える」

と言い出したのです。

先生はこれはもう本物だなと思い、その日はすぐ家に帰りました。

また数日後、友達Bと遊んでいた先生達は、横断歩道で信号が青になるのを待っていました。

ふと道路の向こう側を見ると、なんとあの女がいるのです。
横断歩道を挟んで向こう側に。

先生は友達Bに言いました。

「目、合わせるなよ。付いてくるから。絶対」

そして、なんとかその時は目を合わせずに済んだらしいです。

でもその日の夜、友達Bから電話がかかってきて、

「実は俺今日、目合ってしまった…」

と言うのです。
で、今もその女は友達Bの後ろについてきているそうです。

このままじゃやばい、と思い、次の日二人はお祓いに行きました。
そして無事に幽霊を追い払うことができ、二人は安心して家に帰りました。

友達Bが家に着き、玄関を開けると、なんとあの女がいたのです。

そして言いました…。

「おかえり」と。


後日談ですが、その友達Bはそのあと自殺したらしいです。