1 無名さん

さっさって誰?

荒らしの事?
今回は、まぁ、私の身近で実際にあったことをお話させていただきます。
この話にはオチも何もないですが、個人的に恐怖を覚えた話。体験したのは、私の母。

いつも夕方の5時くらいに、母は仕事から帰って来ます。その日もそうでした。
母は帰って来るなり「聞いて聞いて!」と、興奮気味に私に話し掛けるので、「何?」と、バラエティーなんか見ながら、適当に相槌でも打つか、と、返事をしました。

以下、母から聞いたこと。

母は仕事で、車で商品配達をしていました。大きなデパートの前にある信号に差し掛かり、赤信号になったので車を停め、何となく辺りを見回していました。
その道路や歩道は、普段から車の通りも人通りも多く、その日はデパートで何かのイベントがあったこともあり、特に多かったようです。

そしてそんな中、母は行き交う人々の中に異質を見ました。母の目は、それに釘付けになったそうです。

それはまるで、悪魔がそのままそこに居るような。赤黒い、血濡れたような肌の色。真っ赤に充血した目。
服はいたって普通で、ワイシャツにジーパンといったラフな格好。口は異常にニヤけていたらしい。

それを見た瞬間、母は「あれは見ちゃいけないものだ」と直感したそうです。
ゆっくりゆっくり視線を前に戻したころにはもう信号は青になっていて、急いで車を発射させました。

不思議だったのは、そんな明らかに異質な人がいながら、周囲は誰もそれを気に留めることなく歩き去っていたこと。
車の中にいる人も、母が見る限りは誰もそれに気付いていないようでした。

もしかして、あれは私以外に見えていなかったのでは、と、母は後々思ったそうです。
そして、それは充血した目で誰かを見て、ニヤけていたようだと言っていました。

見られていたのが私じゃなくて良かった、母はふぅ、と、息を付きました。
その視線を向けられていた人がどうなったかは知りませんが、まぁ、ロクな目にあっていないのは確かかと。

>>97


何となく聞いていた話ですが、やっぱりそういう、人間の常識を超えた何かってあるんだなと思いました。
同時に、気付かない内に何か得体の知れないものに狙われているかもしれない恐怖も。

皆さんも、自分が知らないところで、何かに狙われているかも知れませんね。
身近にある恐怖を見逃さないようにしてください。

今だって、ほら、何か視線を感じませんか?
あなたを、じっと見ている影が…すぐ近くに……。
私は霊感があるかないかと聞かれたらある方ですが、微量な程度で気配しか分かりません。少ない体験談を聞いて下されば幸いです。

私が通っていた中学校は古く、怪談話も絶えませんでした。トイレは扉ではなく、西部劇の酒場の入り口のような作りで、ギィギィ響く木製です。

その日部活が遅くまで長引き、グラウンドから戻り用を足してトイレから出て行こうとした時でした。扉の前に足が見えました。

その足は赤いハイヒールに素足。

女子トイレの前にいるから女性かな。そもそも赤いハイヒールはおっさんはかないし(笑) と直感的に思い、私は手を洗った後なので入れるように待ちました。

しかし様子がおかしい。足は見えても、上が見えないのです。扉は入り口の中央辺りに設置されていて、学生の身長でも肩まで見えます。

それを思い出したら心臓が思い切りバクバクし出して、恐ろしくなり、ひんやり感に固まりました。

身体がない赤いハイヒール。

出て行きたいものの、これでは出ていけず、どうしようかと迷っていたら友達が私を呼びに来てくれて、視線を外し再び見たら赤いハイヒールはもうなく。

小さな田舎の古い中学校。ひぐらしが鳴いて夕日がとても赤い帰り道でした。

話に付き合って下さり感謝します。
糞スレ