1 無名さん
A急列車
A急列車は、青虫の運営する創作BL小説サイトです。
男性同士の恋愛という架空のテーマを扱っています。ゆったりのんびりメインですが、作品の性質上18禁となっております。
作品には性描写を含みますが、特別過激なものはありません。日常のひとコマのBLを、お届けいたします。
管理人…青虫
コーヒーを燃料に動く。物書きしていない時は、手芸をしているかハーブを育てている。
男性同士の恋愛という架空のテーマを扱っています。ゆったりのんびりメインですが、作品の性質上18禁となっております。
作品には性描写を含みますが、特別過激なものはありません。日常のひとコマのBLを、お届けいたします。
管理人…青虫
コーヒーを燃料に動く。物書きしていない時は、手芸をしているかハーブを育てている。
私は昔から一人暮らしに憧れ15歳で初一人暮らしを始めたのですが、当時住んでいたアパートについて話したいと思います。
私が住んでいたアパートとゆうのは一応、会社の寮用に造られたアパートなので普通、会社員以外住めないのですが、親戚のおばさんが寮おばさんだったのでコネで住ませてもらっていました。
3部屋・トイレ・風呂・キッチンで1万円でした。
でも、だいぶ古いアパートで水道をひねれば錆が…風呂も機能せず…隙間風・落書きetc てな感じで『こりゃ1万で充分!』って位でしたorz
ボロアパートにも慣れた夏の夜私はキッチン掃除をしていました。
キッチンの掃除をしていたら急に誰かに見られている感じがしだしてゾクッとしたのですが、
『こうゆうのは怖いと思うから怖くなるんだ!』
と自分に言い聞かせて、掃除を続けていたのですが、段々、背後が気になり出し恐怖感がピークになり、振り返ろうとした時私の耳元で
『…ねぇ』
と女の人に囁かれ、私は心霊体験初だったのでパニクって手に泡付けたままベットまでダッシュで朝まで動けませんでした;
日も出して朝になり、昨晩の恐怖は抜けきりませんが、自分で自分に『あれはきっとTVの音だ!』とか適当な言い訳をして忘れようとしてました。
これで終われば「空耳」程度で終わったのに、私は聞いてしまったのです。
私が住んでいたアパートとゆうのは一応、会社の寮用に造られたアパートなので普通、会社員以外住めないのですが、親戚のおばさんが寮おばさんだったのでコネで住ませてもらっていました。
3部屋・トイレ・風呂・キッチンで1万円でした。
でも、だいぶ古いアパートで水道をひねれば錆が…風呂も機能せず…隙間風・落書きetc てな感じで『こりゃ1万で充分!』って位でしたorz
ボロアパートにも慣れた夏の夜私はキッチン掃除をしていました。
キッチンの掃除をしていたら急に誰かに見られている感じがしだしてゾクッとしたのですが、
『こうゆうのは怖いと思うから怖くなるんだ!』
と自分に言い聞かせて、掃除を続けていたのですが、段々、背後が気になり出し恐怖感がピークになり、振り返ろうとした時私の耳元で
『…ねぇ』
と女の人に囁かれ、私は心霊体験初だったのでパニクって手に泡付けたままベットまでダッシュで朝まで動けませんでした;
日も出して朝になり、昨晩の恐怖は抜けきりませんが、自分で自分に『あれはきっとTVの音だ!』とか適当な言い訳をして忘れようとしてました。
これで終われば「空耳」程度で終わったのに、私は聞いてしまったのです。
アパートにも慣れ“住めば都”て時に隣の棟で水漏れが起き、このアパートの耐久性の問題もあり、アパート建て直しをするらしく私はアパートを出される事になりました。
新しく住む場所も決まったので、色々お世話になったお隣りのおばさんにあいさつに行った時の事です。
(ここからはおばさんと私の会話を書きます)
私「今まで本当お世話になりました」
オバサン「次住む所は決まったの??」
私「ハイ! おかげさまで」
オバサン「よかったA。ところでアンタここいくらで住んでたの!?」
私「はっ!? 1万ですケド?」
オバサン「そりゃそーだよねぇ;」
私「??」
オバサン「アンタ若い子の一人暮らしだから言わんかったケドその部屋、昔現場監督の方自殺されたんだよ;もぅ引っ越すから関係ないよね!」
私「…前女の人の声聞いたんですケド現場監督って男の人ですよね!?」
オバサン「その部屋で首吊ったのは現場監督で男の人だケド、それとは別で1回女子高生の飛び降り自殺も屋上であったょ;」
私「…」
私はアパートの屋上へ行き一人で景色を眺めたり、座っているのが好きで毎日のように屋上へ行っていたので連れてきてしまったのでしょうか;orz
新しく住む場所も決まったので、色々お世話になったお隣りのおばさんにあいさつに行った時の事です。
(ここからはおばさんと私の会話を書きます)
私「今まで本当お世話になりました」
オバサン「次住む所は決まったの??」
私「ハイ! おかげさまで」
オバサン「よかったA。ところでアンタここいくらで住んでたの!?」
私「はっ!? 1万ですケド?」
オバサン「そりゃそーだよねぇ;」
私「??」
オバサン「アンタ若い子の一人暮らしだから言わんかったケドその部屋、昔現場監督の方自殺されたんだよ;もぅ引っ越すから関係ないよね!」
私「…前女の人の声聞いたんですケド現場監督って男の人ですよね!?」
オバサン「その部屋で首吊ったのは現場監督で男の人だケド、それとは別で1回女子高生の飛び降り自殺も屋上であったょ;」
私「…」
私はアパートの屋上へ行き一人で景色を眺めたり、座っているのが好きで毎日のように屋上へ行っていたので連れてきてしまったのでしょうか;orz
@廃村の案山子
知り合いの話。
大学の研究室で山に登った時の事。
廃村を見つけたので、そこで一泊することにした。
まともに残っている家屋敷は一つだけで、その前にはかなり広い田圃があった。
田圃は荒れ放題で水も入っておらず、案山子が一つだけ、ぽつんと立っていた。
翌朝、起き出してきた者は田圃を見て唖然とした。
一晩寝ている間に、田圃は見渡すかぎりの案山子で埋め尽くされていた。
どれもぼろぼろで、その数は百を優に超えていたらしい。
帰り道では、その廃村を通らなかったそうだ。
A寂しい案山子
友人の話。
学生時代、彼が所属していたサークルでのことだ。
キャンプ地の横に廃棄された田圃があり、そこに案山子が一つ残されていた。
彼はテントを設営する前から、その案山子に違和感を感じていたらしい。
そのうちに、違和感の正体が分かった。
どこに行っても、あの案山子は、常に顔を彼の方に向けているのだ。
案山子が動いているらしいことを先輩に訴えると、こう言われたそうだ。
「案山子だって寂しいだろうし、好奇心もあるんだろうさ」
急に拍子抜けして、そのまま最終日まで過ごしてしまったのだという。
Bくねる案山子
知り合いの話。
家族で山の高原に遊びに出かけたのだという。
ススキの野原で秋の風を楽しんでいる時、妙なものに気がついた。
原っぱの向こう側に、案山子が一つだけ立っていた。
案山子といっても、全身をくねらせているように動いている。
こんな人里離れた場所に電気はないだろうし、動力は一体何だろう?
そんなことを考えていたそうだ。
子供がいきなり、おーいと言って、その案山子に向かって手を振った。
案山子は、ひょいと手を上げて振り返してきた。
それを見た途端、彼は子供を抱えて車まで走り戻ったそうだ。
知り合いの話。
大学の研究室で山に登った時の事。
廃村を見つけたので、そこで一泊することにした。
まともに残っている家屋敷は一つだけで、その前にはかなり広い田圃があった。
田圃は荒れ放題で水も入っておらず、案山子が一つだけ、ぽつんと立っていた。
翌朝、起き出してきた者は田圃を見て唖然とした。
一晩寝ている間に、田圃は見渡すかぎりの案山子で埋め尽くされていた。
どれもぼろぼろで、その数は百を優に超えていたらしい。
帰り道では、その廃村を通らなかったそうだ。
A寂しい案山子
友人の話。
学生時代、彼が所属していたサークルでのことだ。
キャンプ地の横に廃棄された田圃があり、そこに案山子が一つ残されていた。
彼はテントを設営する前から、その案山子に違和感を感じていたらしい。
そのうちに、違和感の正体が分かった。
どこに行っても、あの案山子は、常に顔を彼の方に向けているのだ。
案山子が動いているらしいことを先輩に訴えると、こう言われたそうだ。
「案山子だって寂しいだろうし、好奇心もあるんだろうさ」
急に拍子抜けして、そのまま最終日まで過ごしてしまったのだという。
Bくねる案山子
知り合いの話。
家族で山の高原に遊びに出かけたのだという。
ススキの野原で秋の風を楽しんでいる時、妙なものに気がついた。
原っぱの向こう側に、案山子が一つだけ立っていた。
案山子といっても、全身をくねらせているように動いている。
こんな人里離れた場所に電気はないだろうし、動力は一体何だろう?
そんなことを考えていたそうだ。
子供がいきなり、おーいと言って、その案山子に向かって手を振った。
案山子は、ひょいと手を上げて振り返してきた。
それを見た途端、彼は子供を抱えて車まで走り戻ったそうだ。
この前『悪夢の続き』を投稿させてもらったものです。
あの話は結局俺が激しく行くのを嫌がったので、例の廃校には行かなかったです。
その後、あの話に出てくるΒに写真を見せてもらいました。
1枚しかなかったのでわからないのですが、俺が夢で見た廃校によく似ていました。
ちなみにA、B、Cは今も元気に暮らしてます。
今からする話は、1週間くらい前に起きた話です。
大学も無事卒業できた俺たちは、久しぶりに4人で心霊スポットに行こうとゆう話になった。
俺はあの夢を見てから1度もそういったところに行ってなかったのだが、Bがしつこく言ってくるので行くことになった。
俺はあの廃校じゃないことを何度も確認していた。
俺たちが行ったのは心霊スポットで結構有名なトンネルだった。
夜の8時すぎくらいにトンネルに着いて、車から降りて歩こうと言っていたのだが、俺が嫌がってそのまま車で行くことになった。
あの話は結局俺が激しく行くのを嫌がったので、例の廃校には行かなかったです。
その後、あの話に出てくるΒに写真を見せてもらいました。
1枚しかなかったのでわからないのですが、俺が夢で見た廃校によく似ていました。
ちなみにA、B、Cは今も元気に暮らしてます。
今からする話は、1週間くらい前に起きた話です。
大学も無事卒業できた俺たちは、久しぶりに4人で心霊スポットに行こうとゆう話になった。
俺はあの夢を見てから1度もそういったところに行ってなかったのだが、Bがしつこく言ってくるので行くことになった。
俺はあの廃校じゃないことを何度も確認していた。
俺たちが行ったのは心霊スポットで結構有名なトンネルだった。
夜の8時すぎくらいにトンネルに着いて、車から降りて歩こうと言っていたのだが、俺が嫌がってそのまま車で行くことになった。
そのトンネルは距離はそんなに長くないのだが、異様な空気に包まれていて、いかにも心霊スポットって感じだった。
『よし、じゃあ行こう』
とΒがきりだして車は発進した。
別になにも起こることなく、トンネルを抜けようとしていたので
『よかった…』
と思っていると、トンネルを出た直後急に車が停車した。
『おい、どうした?』
とΒに尋ねると
『わからん、エンストかな?』
と言ってΒは車から出た。
ちょっとたって、Βが
『うわぁぁあぁあ〜〜』
と叫んで車に飛び乗ってきた。
Βは鍵をカチャカチャ回してエンジンをつけようとしていた。
『な…なに?』
と尋ねると、
『…後ろになんかいる』
Βが言った。
俺たちが振り返るとトンネルをなにかが這いつくばってこっちに向かっていた。
『やば…おい、Β!! はやく車出せ!!』
と言ったが
『エンジンがつかねぇんだよ!』
とΒも焦っていた。
その間も、なにかはゆっくりとこっちに近づいている。
『く…車出よ』
とAが言ったので、車を出ようとしたとき
ブルンッ…
エンジンがついた。
Βはアクセルおもいっきり踏んでその場を離れた…。
俺はなにか霊を引き寄せる力があるんでしょうか?
あの夢の一件以来俺はかなりビビりになりました。
それで1週間前のあの出来事…俺はもう二度と心霊スポットには行かないと心に誓いました。
雑な文に加え長文なのにお付き合いありがとうございました。m(_ _)m
『よし、じゃあ行こう』
とΒがきりだして車は発進した。
別になにも起こることなく、トンネルを抜けようとしていたので
『よかった…』
と思っていると、トンネルを出た直後急に車が停車した。
『おい、どうした?』
とΒに尋ねると
『わからん、エンストかな?』
と言ってΒは車から出た。
ちょっとたって、Βが
『うわぁぁあぁあ〜〜』
と叫んで車に飛び乗ってきた。
Βは鍵をカチャカチャ回してエンジンをつけようとしていた。
『な…なに?』
と尋ねると、
『…後ろになんかいる』
Βが言った。
俺たちが振り返るとトンネルをなにかが這いつくばってこっちに向かっていた。
『やば…おい、Β!! はやく車出せ!!』
と言ったが
『エンジンがつかねぇんだよ!』
とΒも焦っていた。
その間も、なにかはゆっくりとこっちに近づいている。
『く…車出よ』
とAが言ったので、車を出ようとしたとき
ブルンッ…
エンジンがついた。
Βはアクセルおもいっきり踏んでその場を離れた…。
俺はなにか霊を引き寄せる力があるんでしょうか?
あの夢の一件以来俺はかなりビビりになりました。
それで1週間前のあの出来事…俺はもう二度と心霊スポットには行かないと心に誓いました。
雑な文に加え長文なのにお付き合いありがとうございました。m(_ _)m
俺が21才の夏のことです…。
バイトが朝の5時30分からなのに、夜遊びから帰ってきたら朝方の4時30分…寝れないからバイト行く時間までベッドで軽く横になっていました…。
すると…
『たくやー!!』
と母親が呼ぶ声が下の部屋から聴こえてきます…。
こんな時間になんで起きてるんだろ? と不思議に思いながらも、親の相手するの(説教聞くの)が面倒だったので寝たフリすることにしました…。
呼ぶ声はしたけど階段を上がって来る気配もないし、寝たフリ成功と思っていた矢先…部屋と部屋の間のフスマが10cmぐらいスッーと開きました…。
猫がフスマを開けたのかな? と思っていたのですが猫は入って来ませんでした…。
何かがおかしいと思いながらも、バイトまでゆっくりしてたいって気持ちの方が強く、気にしないように横になっている俺…。
ふと開いたフスマの奥に目を向けると…人が立っているのがうっすら見えました…。
俺は『泥棒!?』と心の中で叫びました。
声に出さなかった理由は立った人の手に…包丁があったからです…。
まさか…さっきの親の声は!? 一瞬でパニックになる俺…寝たフリの状態で動けなくなりました…。
フスマの間(10〜15cm)から肩がスッーと入って次は頭が入ってきて…後で考えたら人間の動きではなかったように思えます…。
その人は見た感じ女性、白Tシャツにジーンズ、髪はロングでウェーブ、手には包丁…。
部屋に入ってきたその人は部屋の中を徘徊していました…。
怖くて身動きがとれない俺は、ただ寝たフリがバレないように…。
徘徊していたその人がまたフスマの前に戻ってきました。
心の中で『頼む!! そのまま出て行ってくれ!!』と思った矢先…くるっとこっちの方を向きベッドの方に近づいてきます…。
ヤバい!!
と思いながらも恐怖で動けなくなりました。
バイトが朝の5時30分からなのに、夜遊びから帰ってきたら朝方の4時30分…寝れないからバイト行く時間までベッドで軽く横になっていました…。
すると…
『たくやー!!』
と母親が呼ぶ声が下の部屋から聴こえてきます…。
こんな時間になんで起きてるんだろ? と不思議に思いながらも、親の相手するの(説教聞くの)が面倒だったので寝たフリすることにしました…。
呼ぶ声はしたけど階段を上がって来る気配もないし、寝たフリ成功と思っていた矢先…部屋と部屋の間のフスマが10cmぐらいスッーと開きました…。
猫がフスマを開けたのかな? と思っていたのですが猫は入って来ませんでした…。
何かがおかしいと思いながらも、バイトまでゆっくりしてたいって気持ちの方が強く、気にしないように横になっている俺…。
ふと開いたフスマの奥に目を向けると…人が立っているのがうっすら見えました…。
俺は『泥棒!?』と心の中で叫びました。
声に出さなかった理由は立った人の手に…包丁があったからです…。
まさか…さっきの親の声は!? 一瞬でパニックになる俺…寝たフリの状態で動けなくなりました…。
フスマの間(10〜15cm)から肩がスッーと入って次は頭が入ってきて…後で考えたら人間の動きではなかったように思えます…。
その人は見た感じ女性、白Tシャツにジーンズ、髪はロングでウェーブ、手には包丁…。
部屋に入ってきたその人は部屋の中を徘徊していました…。
怖くて身動きがとれない俺は、ただ寝たフリがバレないように…。
徘徊していたその人がまたフスマの前に戻ってきました。
心の中で『頼む!! そのまま出て行ってくれ!!』と思った矢先…くるっとこっちの方を向きベッドの方に近づいてきます…。
ヤバい!!
と思いながらも恐怖で動けなくなりました。
ベッドで横になってる俺をまたぐ形でジッーと俺を見ている女性…しゃがみこんでマジマジと顔を覗きこんできています…。
女性の髪が顔に触れる感覚…薄目でもしっかりと確認できる大きすぎる目…
次の瞬間!!
女性の手が俺の首を締め付けてきました!!
殺される!!
とっさに女性を払いのけようと起き上がったのですが…起き上がった俺の目の前にはいつもと変わらない自分の部屋…。
フスマだけが開いているだけで女性の姿は確認できませんでした…。
怖くて次の日は友達の家に泊まりに行きました…。
その次の日…親が妙なことを言っていました。
『あんた昨日夜中の3時ぐらいにどこに行ったと?』
昨日は友達の家に泊まりに行ったと説明…。
しかし泊まりに行ったのは定時制が終わってから…夜の9時から友達の家でそのままバイトに行ったんです…。
親の話では夜中『行ってきます』って言いながら階段を下りて玄関から出て行く『誰か』を擦りガラス越しに見たそうです…。
これリアルな話です(笑)
女性の髪が顔に触れる感覚…薄目でもしっかりと確認できる大きすぎる目…
次の瞬間!!
女性の手が俺の首を締め付けてきました!!
殺される!!
とっさに女性を払いのけようと起き上がったのですが…起き上がった俺の目の前にはいつもと変わらない自分の部屋…。
フスマだけが開いているだけで女性の姿は確認できませんでした…。
怖くて次の日は友達の家に泊まりに行きました…。
その次の日…親が妙なことを言っていました。
『あんた昨日夜中の3時ぐらいにどこに行ったと?』
昨日は友達の家に泊まりに行ったと説明…。
しかし泊まりに行ったのは定時制が終わってから…夜の9時から友達の家でそのままバイトに行ったんです…。
親の話では夜中『行ってきます』って言いながら階段を下りて玄関から出て行く『誰か』を擦りガラス越しに見たそうです…。
これリアルな話です(笑)
これは、私の先輩に教えてもらった話です。
先輩が小学4年生の頃、近所の小学生で夜集まって肝試しをしようということになったそうです。
そこは田舎で、殺人のような事件も起きないような地域だったので、夜に子どもたちだけで出ていっても親は心配しなかったそうです。
肝試しの内容は、まず高学年の5、6年生の子達が砂で地面に矢印を作ります。
その矢印に沿って皆で歩いて目的地であるお墓の前まで行こうという単純な内容でした。
そして皆でキャーキャー騒ぎながら矢印に沿って歩いて、最後の矢印地点に着いたとき、最初に矢印を見つけた1年生の子が悲鳴を上げました。
矢印が海側を指していたのです。
「どうせわざと私達を怖がらせるために海側に引いたんだろう」
と思った先輩が、6年生の人に聞いてみたが、自分たちはちゃんとお墓の方向に引いたと青ざめた顔で言うのです。
海側に引かれた矢印の先は、自殺の名所の場所だったそうです…。
先輩が小学4年生の頃、近所の小学生で夜集まって肝試しをしようということになったそうです。
そこは田舎で、殺人のような事件も起きないような地域だったので、夜に子どもたちだけで出ていっても親は心配しなかったそうです。
肝試しの内容は、まず高学年の5、6年生の子達が砂で地面に矢印を作ります。
その矢印に沿って皆で歩いて目的地であるお墓の前まで行こうという単純な内容でした。
そして皆でキャーキャー騒ぎながら矢印に沿って歩いて、最後の矢印地点に着いたとき、最初に矢印を見つけた1年生の子が悲鳴を上げました。
矢印が海側を指していたのです。
「どうせわざと私達を怖がらせるために海側に引いたんだろう」
と思った先輩が、6年生の人に聞いてみたが、自分たちはちゃんとお墓の方向に引いたと青ざめた顔で言うのです。
海側に引かれた矢印の先は、自殺の名所の場所だったそうです…。
初めて投稿させていただきます。
ある凄く仲の良い友達どうしが秘密の話をしていました(以下、MとYとさせていただきます)。
M『私ね、好きな男の子ができたの…』
Y『えっ! 本当に? 誰??』
M『秘密だよ…? S君なの…』
Y『あ〜仲良いもんね、MとS君!』
M『そんな仲良くないよぉ…でもね、好きなんだぁ…凄く好き…』
とても大好きなんだろうなぁと思ったそうです。
Y『そっかぁ…応援するよ!!』
M『うん! 有難う!! でも、S君には言っちゃダメだよ?』
Y『言わない、言わない!! 大丈夫!』
M『それと、S君絶対に取らないでね…多分S君はYの事が好きだから…でも、取ったりしたら…………』
最後の辺りの言葉がよく聞こえなかったそうです。
Y『好きなわけないし取らないよぉ、当たり前でしょ!! 指切り!!』
M『有難う! 指切りげんまん…』
MとYは指切りをしました。
それから暫くして…Mは亡くなりました。
塾に行く途中で交通事故にあい……即死だったそうです…。
お葬式も済ませ、Mと過ごした日々を思い出し、悲しみに浸っていると…
『残念だったな…』
S君が話しかけてきました。
S君『YはMと凄く仲良かったもんな…』
Y『うん…M…M…』
S君は泣き崩れたYを支え家まで送ってくれました。
Y『有難う。送ってくれて…もう大丈夫だから…』
S君『うん…ところで、こんな日に言うのも何だけど……俺…Yの事が好きなんだ…』
ビックリしたそうです…だってMが言ってたようにS君はYが好きだったんですから…。
でも、告白してきたときのS君の真剣な表情がYの心を揺らしました。とっさに
Y『うん…私も、好き…』
言ってしまったそうです…。
それから二人は付き合い始めました。
暫く幸せな日々が続いた、ある日……
その日はデートでした。
Yは凄く楽しみにしていましたが、どうも朝から右の小指が痛い…。
Y『なんだろ……痛いなぁ…』
ある凄く仲の良い友達どうしが秘密の話をしていました(以下、MとYとさせていただきます)。
M『私ね、好きな男の子ができたの…』
Y『えっ! 本当に? 誰??』
M『秘密だよ…? S君なの…』
Y『あ〜仲良いもんね、MとS君!』
M『そんな仲良くないよぉ…でもね、好きなんだぁ…凄く好き…』
とても大好きなんだろうなぁと思ったそうです。
Y『そっかぁ…応援するよ!!』
M『うん! 有難う!! でも、S君には言っちゃダメだよ?』
Y『言わない、言わない!! 大丈夫!』
M『それと、S君絶対に取らないでね…多分S君はYの事が好きだから…でも、取ったりしたら…………』
最後の辺りの言葉がよく聞こえなかったそうです。
Y『好きなわけないし取らないよぉ、当たり前でしょ!! 指切り!!』
M『有難う! 指切りげんまん…』
MとYは指切りをしました。
それから暫くして…Mは亡くなりました。
塾に行く途中で交通事故にあい……即死だったそうです…。
お葬式も済ませ、Mと過ごした日々を思い出し、悲しみに浸っていると…
『残念だったな…』
S君が話しかけてきました。
S君『YはMと凄く仲良かったもんな…』
Y『うん…M…M…』
S君は泣き崩れたYを支え家まで送ってくれました。
Y『有難う。送ってくれて…もう大丈夫だから…』
S君『うん…ところで、こんな日に言うのも何だけど……俺…Yの事が好きなんだ…』
ビックリしたそうです…だってMが言ってたようにS君はYが好きだったんですから…。
でも、告白してきたときのS君の真剣な表情がYの心を揺らしました。とっさに
Y『うん…私も、好き…』
言ってしまったそうです…。
それから二人は付き合い始めました。
暫く幸せな日々が続いた、ある日……
その日はデートでした。
Yは凄く楽しみにしていましたが、どうも朝から右の小指が痛い…。
Y『なんだろ……痛いなぁ…』
それでも気にしなかったそうです。
デートを楽しんでいると…
Y『痛い!!』
鋭い痛みが小指に走りました。
小指を見ると赤くなっていました。
Y『痛い……』
S君『大丈夫か?』
Yは無理に笑顔を作り、
Y『大丈夫!』
でも痛みはとれません……。
暫くすると痛みは倍増千切れてしまいそうなほどだったそうです…。
我慢できなくなったYはS君を置いて帰ったそうです………。
Yは亡くなりました。交通事故だったそうです。
しかもMが交通事故にあった場所で…。
亡くなる直前Yは必死に、
『ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン』
と叫んでいたそうです。
Mが連れて行ったのでしょうか……だって指切りしたんですから…。
小指が痛かったのは指切りした指だったからでしょうか?
M『S君を取ったりしたら…Yを殺しちゃうかも……』
指切りげんまん
デートを楽しんでいると…
Y『痛い!!』
鋭い痛みが小指に走りました。
小指を見ると赤くなっていました。
Y『痛い……』
S君『大丈夫か?』
Yは無理に笑顔を作り、
Y『大丈夫!』
でも痛みはとれません……。
暫くすると痛みは倍増千切れてしまいそうなほどだったそうです…。
我慢できなくなったYはS君を置いて帰ったそうです………。
Yは亡くなりました。交通事故だったそうです。
しかもMが交通事故にあった場所で…。
亡くなる直前Yは必死に、
『ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン』
と叫んでいたそうです。
Mが連れて行ったのでしょうか……だって指切りしたんですから…。
小指が痛かったのは指切りした指だったからでしょうか?
M『S君を取ったりしたら…Yを殺しちゃうかも……』
指切りげんまん
地方の大学に入学したため、アパートで一人暮らしを始めた俺。
3ヶ月たちようやく一人暮らしに慣れ始めた頃、俺はある悩みを抱えるようになった。
夜眠っていると夜中の3時頃に人の話し声がボソボソと聞こえるのだ。
このため声が気になって寝付けなくなり、毎朝寝不足で大学の講義中ずっと居眠りしてる状態だった。
「ボソ‥ボソ‥ボソ‥」
今日の晩もまた聞こえる。いったい誰だろう?
壁の薄いボロアパートだから隣の人の声かもしれない。
ひょっとして右隣の部屋に住んでる一人暮らしの爺さんかな?
けどあの話し声は何を言ってるか全く分からないものの複数の声が聞こえるし‥左隣は確か空き部屋だったはず‥。
ひょっとして俺の幻聴?
まさか‥、そうだテープレコーダに録ってみよう!
翌朝テープを再生してみるとちゃんと録音されてた、あの話し声が聞こえる。
良かった幻聴じゃなかった。
後日俺はラジオ局の音響関係の仕事をしている叔父にこのことを相談してみた。
叔父はテープの声を機材を使って解析してみると言いテープを借りていった。
それから数日後叔父から電話がかかってきた。
「待たせたな解析結果がでたよ」
「どうでした?」
「どうしたもこうしたもない、あの話し声は10人以上の人間の声みたいだぞ」
「へ?」
「あとおまえの部屋は確か一階だよな?」
「そうですけど、それが何か?」
「あの話し声はおまえの部屋の真下から聞こえてるみたいだぞ」
3ヶ月たちようやく一人暮らしに慣れ始めた頃、俺はある悩みを抱えるようになった。
夜眠っていると夜中の3時頃に人の話し声がボソボソと聞こえるのだ。
このため声が気になって寝付けなくなり、毎朝寝不足で大学の講義中ずっと居眠りしてる状態だった。
「ボソ‥ボソ‥ボソ‥」
今日の晩もまた聞こえる。いったい誰だろう?
壁の薄いボロアパートだから隣の人の声かもしれない。
ひょっとして右隣の部屋に住んでる一人暮らしの爺さんかな?
けどあの話し声は何を言ってるか全く分からないものの複数の声が聞こえるし‥左隣は確か空き部屋だったはず‥。
ひょっとして俺の幻聴?
まさか‥、そうだテープレコーダに録ってみよう!
翌朝テープを再生してみるとちゃんと録音されてた、あの話し声が聞こえる。
良かった幻聴じゃなかった。
後日俺はラジオ局の音響関係の仕事をしている叔父にこのことを相談してみた。
叔父はテープの声を機材を使って解析してみると言いテープを借りていった。
それから数日後叔父から電話がかかってきた。
「待たせたな解析結果がでたよ」
「どうでした?」
「どうしたもこうしたもない、あの話し声は10人以上の人間の声みたいだぞ」
「へ?」
「あとおまえの部屋は確か一階だよな?」
「そうですけど、それが何か?」
「あの話し声はおまえの部屋の真下から聞こえてるみたいだぞ」
去年の夏の話。
夜中、一度は熟睡まで行った眠りが浅くなって、目が覚めているようないないような、そんな状態のままずっと目をつむっていた。
それがどれくらい続いたのか分からないが、眠りが浅くなってからずっと車のエンジン音が聞こえている、ということにふと気づいた。
それでようやく目を開けて、体を起こした。午前3時半くらいだった。
アパートの二階に住んでいるうえ暑くて網戸しか閉めていなかったので、外の音は良く聞こえる。
どうやらアパートに面した道路にエンジンをかけたままの車が止めてあるらしい。
半分眠りながら聞いていたからどれくらいの時間その音が鳴っていたのかは分からなかったが、結構な長さだったような気がする。
眠りが浅くなるずっと前からだとしたら、2時間以上になる可能性もあった。
なんにせよ目が覚めてしまったのはその音のせいだ。迷惑だなと思うと腹が立って、網戸を開けてベランダに出た。
声をかけたりする気はなかったが、どんな車が止まっているのかだけでも見てみたかったのだ。
車には詳しくないので、紺色っぽいバンとしか分からないが、そんな車が部屋のベランダのほぼ真下に止めてあった。
街灯がそばにあるおかげではっきりと見えた。
そして、車のすぐそばに、…まず体の右側を下にして、横向きに寝転がる。全身をぴんと伸ばし、車のバンパーと平行になるように…そんなふうに寝そべった、真っ黒な服を着た女が、頭を軽く上げ、マフラーと言うのか、車の排気ガスの出るパイプを口にくわえていた。右手でパイプをつかんで、左手は「気をつけ」の姿勢みたいに体にぴったりくっつけてある。
女の喉が動いていた。でもそれは呼吸の動きではない。気体ではなく液体を飲み込むときの、「ごくっ、ごくっ」という大きくてはっきりした動きをしていた。
女の横顔は白くて、大きな目はうっすら笑っているようだった。
夜中、一度は熟睡まで行った眠りが浅くなって、目が覚めているようないないような、そんな状態のままずっと目をつむっていた。
それがどれくらい続いたのか分からないが、眠りが浅くなってからずっと車のエンジン音が聞こえている、ということにふと気づいた。
それでようやく目を開けて、体を起こした。午前3時半くらいだった。
アパートの二階に住んでいるうえ暑くて網戸しか閉めていなかったので、外の音は良く聞こえる。
どうやらアパートに面した道路にエンジンをかけたままの車が止めてあるらしい。
半分眠りながら聞いていたからどれくらいの時間その音が鳴っていたのかは分からなかったが、結構な長さだったような気がする。
眠りが浅くなるずっと前からだとしたら、2時間以上になる可能性もあった。
なんにせよ目が覚めてしまったのはその音のせいだ。迷惑だなと思うと腹が立って、網戸を開けてベランダに出た。
声をかけたりする気はなかったが、どんな車が止まっているのかだけでも見てみたかったのだ。
車には詳しくないので、紺色っぽいバンとしか分からないが、そんな車が部屋のベランダのほぼ真下に止めてあった。
街灯がそばにあるおかげではっきりと見えた。
そして、車のすぐそばに、…まず体の右側を下にして、横向きに寝転がる。全身をぴんと伸ばし、車のバンパーと平行になるように…そんなふうに寝そべった、真っ黒な服を着た女が、頭を軽く上げ、マフラーと言うのか、車の排気ガスの出るパイプを口にくわえていた。右手でパイプをつかんで、左手は「気をつけ」の姿勢みたいに体にぴったりくっつけてある。
女の喉が動いていた。でもそれは呼吸の動きではない。気体ではなく液体を飲み込むときの、「ごくっ、ごくっ」という大きくてはっきりした動きをしていた。
女の横顔は白くて、大きな目はうっすら笑っているようだった。
しばらくあっけにとられて見ていたのだが、何かやばいものを感じて、急に怖くなった。ひょっとしたら女は横目で俺の姿に気づくかもしれない。
そんなふうに思ったとき、女は唐突にマフラーから口を離し、横倒してから四つんばいの姿勢になって、クモのように歩き出して車から離れていった。
と、女が十メートルほど歩いたところで今度は車が動き出した。
車は狭い道で何度も切り返しをして向きを変えると、猛烈な勢いで走り出し、なおも四つんばいで歩いている女にたちまち追いつき、跳ね飛ばし、そして走り去った。
俺は部屋に戻ったが、警察に電話することもせず、混乱した頭を抱えたまま明るくなるまでベッドの上でぼんやりしていた。
何が起きたのか、女が何者で、車と女の関係はどんなもので、車に乗っていた人間はなぜ女を轢いたのか、疑問はいくらでも湧いたが、考える力がなかった。
朝になると、道路を通った誰かが女の死体に気づいたらしい。
外が騒がしくなり、救急車、ついでパトカーがやってきた。
同じアパートの人が教えてくれたところによると、どうやら
「夜中、この道路を歩いていた女性が車に轢き逃げされた」
という話に落ち着いたらしい。
「そうじゃない」
とは言えなかった。
そんなふうに思ったとき、女は唐突にマフラーから口を離し、横倒してから四つんばいの姿勢になって、クモのように歩き出して車から離れていった。
と、女が十メートルほど歩いたところで今度は車が動き出した。
車は狭い道で何度も切り返しをして向きを変えると、猛烈な勢いで走り出し、なおも四つんばいで歩いている女にたちまち追いつき、跳ね飛ばし、そして走り去った。
俺は部屋に戻ったが、警察に電話することもせず、混乱した頭を抱えたまま明るくなるまでベッドの上でぼんやりしていた。
何が起きたのか、女が何者で、車と女の関係はどんなもので、車に乗っていた人間はなぜ女を轢いたのか、疑問はいくらでも湧いたが、考える力がなかった。
朝になると、道路を通った誰かが女の死体に気づいたらしい。
外が騒がしくなり、救急車、ついでパトカーがやってきた。
同じアパートの人が教えてくれたところによると、どうやら
「夜中、この道路を歩いていた女性が車に轢き逃げされた」
という話に落ち着いたらしい。
「そうじゃない」
とは言えなかった。
以前、「未来」「報い」「断罪」を投稿したものです。
今回も、「報い」「断罪」で登場した、キョウスケと麒麟の話です。
ある日、キョウスケと麒麟と3人で夜の山に出かけた。
確か、彼氏に振られた麒麟の話を聞いていて、夜景を見ようってことから、僕の車で山に行ったと思う。
話がなかなか終わらないし、夜も明けだしたので、山を下りてファミレスに行こうってことになり、僕らは山を下りだした。
山を下りだして少し経った時、道の脇に見覚えのある女の子がいた気がした。
確か、同じ大学の学科内の女の子だったと思う。
僕「あら、あの子確か同じ学科にいなかったっけ? こんな明け方の山で何してんのかな?」
もしかして、変な連中に山で捨てられたのか?
そんな事件をちらほら聞いていたので、僕が車を停めようとした時に、二人が凄い剣幕で言い出した。
キョウスケ「バカ! いいから早く行け!!」
僕「は? いやいや、もしかしたら変な連中に捕まったんかもしらんぞ?」
麒麟「いいから! 早く行ってってば!!」
二人の勢いに圧倒され、僕はそのまま車を走らせてファミレスまで行った。
女の子が心配な僕は、二人にこう言った。
僕「なぁ、あの女の子大丈夫かな? あんな山道、一人やったら危なくないか? 大体、女の子を放っとくなんて、お前ら冷たすぎんぞ??」
今回も、「報い」「断罪」で登場した、キョウスケと麒麟の話です。
ある日、キョウスケと麒麟と3人で夜の山に出かけた。
確か、彼氏に振られた麒麟の話を聞いていて、夜景を見ようってことから、僕の車で山に行ったと思う。
話がなかなか終わらないし、夜も明けだしたので、山を下りてファミレスに行こうってことになり、僕らは山を下りだした。
山を下りだして少し経った時、道の脇に見覚えのある女の子がいた気がした。
確か、同じ大学の学科内の女の子だったと思う。
僕「あら、あの子確か同じ学科にいなかったっけ? こんな明け方の山で何してんのかな?」
もしかして、変な連中に山で捨てられたのか?
そんな事件をちらほら聞いていたので、僕が車を停めようとした時に、二人が凄い剣幕で言い出した。
キョウスケ「バカ! いいから早く行け!!」
僕「は? いやいや、もしかしたら変な連中に捕まったんかもしらんぞ?」
麒麟「いいから! 早く行ってってば!!」
二人の勢いに圧倒され、僕はそのまま車を走らせてファミレスまで行った。
女の子が心配な僕は、二人にこう言った。
僕「なぁ、あの女の子大丈夫かな? あんな山道、一人やったら危なくないか? 大体、女の子を放っとくなんて、お前ら冷たすぎんぞ??」
すると、二人が説明してくれた。
キョウスケ「なあ、エミリオあの女の服装ちゃんと見たか?」
僕「服装? パッと見やったからよく分からんけど?」
麒麟「あのね、あの子上下とも白っぽい服装してたのよ……。あんな時間に、白っぼい服装の人間が、山で何してたかって、大体想像つくでしょ?」
僕「………まさか………」
ここからは、二人の話を要約する。
二人共、最初女の子を見つけた時は、僕と同じようなことを考えたみたいだ。
しかし、その女の子から、物凄い恨みの念が溢れだしていたらしい。それこそ、人を殺しかねないぐらいの念が。
で、服装が白っぼいってことから、二人はこの子はまずいと思ったらしい。
麒麟が言う。
「今思い出したんだけど、あの子前に彼氏に振られてから、ストーカーみたいになってたんだって。ただ、今はその彼氏にも新しい恋人が出来たから、諦めたんだねって話してたのよ。でも、こんなことしてたなんてね……」
キョウスケ「ま、あの子は妄執に取りつかれとる感じやから、エミリオも近づかん方がいいぞ。下手に手を出したら、妄執の対象がエミリオになってしまいかねんからな」
翌日同じ講義でその女の子と一緒になったが、普段と変わらない様子で友達と話していた。
こんな子が、丑の刻参りなんてやってんのかな? と思って見ていたら、ふと女の子と目が合ってしまった。
………………結論から言うと、これがキッカケとなり、一つ恐怖体験が増えることになる。
それは次回にでも紹介しようと思う。
キョウスケ「なあ、エミリオあの女の服装ちゃんと見たか?」
僕「服装? パッと見やったからよく分からんけど?」
麒麟「あのね、あの子上下とも白っぽい服装してたのよ……。あんな時間に、白っぼい服装の人間が、山で何してたかって、大体想像つくでしょ?」
僕「………まさか………」
ここからは、二人の話を要約する。
二人共、最初女の子を見つけた時は、僕と同じようなことを考えたみたいだ。
しかし、その女の子から、物凄い恨みの念が溢れだしていたらしい。それこそ、人を殺しかねないぐらいの念が。
で、服装が白っぼいってことから、二人はこの子はまずいと思ったらしい。
麒麟が言う。
「今思い出したんだけど、あの子前に彼氏に振られてから、ストーカーみたいになってたんだって。ただ、今はその彼氏にも新しい恋人が出来たから、諦めたんだねって話してたのよ。でも、こんなことしてたなんてね……」
キョウスケ「ま、あの子は妄執に取りつかれとる感じやから、エミリオも近づかん方がいいぞ。下手に手を出したら、妄執の対象がエミリオになってしまいかねんからな」
翌日同じ講義でその女の子と一緒になったが、普段と変わらない様子で友達と話していた。
こんな子が、丑の刻参りなんてやってんのかな? と思って見ていたら、ふと女の子と目が合ってしまった。
………………結論から言うと、これがキッカケとなり、一つ恐怖体験が増えることになる。
それは次回にでも紹介しようと思う。
私の身近にも(父の実家)“開かずの間”的な話しがあります。
父の実家は四国にあり、築150年を超える古い建物です。
今だに土間がある、和室ばかりの大きな家…その最奥にある奥座敷が“開かずの間”になっています。
“開かずの間”と言っても、鍵が掛かっていたり壁に囲まれている訳でもなく、出入口の襖にお札が一枚貼ってあり、皆が意識的に入らない様にしている部屋でした。
私は小学2年生の時にその部屋に入ってしまった事があります。
開かずの間として、封印されている部屋とも知らずに…。
その日私は父の実家で一人遊んでいました。
広い家の中を走り回っている内に、その部屋の前に辿り着きました。
私はその部屋が、“開かずの間”になっている事を知らなかったので、「入った事ない部屋だ探険しよっ」などと思い入ってしまったのです。
襖を開けると中は、窓も照明もなく真っ暗でした。20畳ほどの和室の中を襖から差し込む光だけを頼りに進みました。
部屋の中に家具や荷物などは、なく只の空き部屋の様になっていましたが、一番奥の床の間に変わった物がありました。
錆びた日本刀でした。
鞘に入れて飾ってある訳ではなく、15cm位のお札が貼ってある木箱に突き刺さって立っていました。
私は不思議に思いながらその日本刀に触ってみたのですが、全く動きません。
上に向かって思い切り引っ張ってみたのですが、全く動きません。どうやら木箱を貫通して床まで刺さっている様でした。
そんな事をしていると急に気持ち悪くなり始め、激しい腹痛、吐き気が本当に突然襲って来ました。
私は子供ながらに唯事ではないと思い、痛みに耐えながら部屋の外に出て母を呼ぼうとしましたが、部屋の出入口で倒れてしまいました。
そして気が付くと…私は病院のベットで寝ていました。
倒れた時の音を聞き付けた祖父が駆け付けて来て助けてくれたそうです。
病院で家族全員が無事で良かったと喜んでくれたのを、今でも良く覚えています。
父の実家は四国にあり、築150年を超える古い建物です。
今だに土間がある、和室ばかりの大きな家…その最奥にある奥座敷が“開かずの間”になっています。
“開かずの間”と言っても、鍵が掛かっていたり壁に囲まれている訳でもなく、出入口の襖にお札が一枚貼ってあり、皆が意識的に入らない様にしている部屋でした。
私は小学2年生の時にその部屋に入ってしまった事があります。
開かずの間として、封印されている部屋とも知らずに…。
その日私は父の実家で一人遊んでいました。
広い家の中を走り回っている内に、その部屋の前に辿り着きました。
私はその部屋が、“開かずの間”になっている事を知らなかったので、「入った事ない部屋だ探険しよっ」などと思い入ってしまったのです。
襖を開けると中は、窓も照明もなく真っ暗でした。20畳ほどの和室の中を襖から差し込む光だけを頼りに進みました。
部屋の中に家具や荷物などは、なく只の空き部屋の様になっていましたが、一番奥の床の間に変わった物がありました。
錆びた日本刀でした。
鞘に入れて飾ってある訳ではなく、15cm位のお札が貼ってある木箱に突き刺さって立っていました。
私は不思議に思いながらその日本刀に触ってみたのですが、全く動きません。
上に向かって思い切り引っ張ってみたのですが、全く動きません。どうやら木箱を貫通して床まで刺さっている様でした。
そんな事をしていると急に気持ち悪くなり始め、激しい腹痛、吐き気が本当に突然襲って来ました。
私は子供ながらに唯事ではないと思い、痛みに耐えながら部屋の外に出て母を呼ぼうとしましたが、部屋の出入口で倒れてしまいました。
そして気が付くと…私は病院のベットで寝ていました。
倒れた時の音を聞き付けた祖父が駆け付けて来て助けてくれたそうです。
病院で家族全員が無事で良かったと喜んでくれたのを、今でも良く覚えています。
退院後祖父が、
「あの部屋には、恐ろしい祟り神様が居るからもう入っちゃいけないよ」
「今回は巧くコレに移せたけど次は、判らないからね」
そう言いながら私の髪をくくり付け、名前を書き込んだ和紙製のヒトガタを見せてくれました。
ヒトガタのお腹は真っ黒に焦げていました。
今振り返るととんでもない事ですが当時の私は、
「うん! もう行かないよ。おじいちゃんありがと」
我ながら呑気なもんです。
その祖父も昨年旅立ち、件の“開かずの間”は現在私の伯父一家が守っています。
昨年、祖父の葬儀に行った時に伯父に話しを聞いてみたのですが、
「決まりでな、本家の者以外には教えてやれないんだごめんな」
と教えてもらえませんでした。
今後も本家は代々“開かずの間”を守っていくとの事です。
最後に皆さん“開かずの間”に入る時はくれぐれも気を付けて下さいね。
私は巧く助かりましたが、毎回助かるとは限りませんからね。
「あの部屋には、恐ろしい祟り神様が居るからもう入っちゃいけないよ」
「今回は巧くコレに移せたけど次は、判らないからね」
そう言いながら私の髪をくくり付け、名前を書き込んだ和紙製のヒトガタを見せてくれました。
ヒトガタのお腹は真っ黒に焦げていました。
今振り返るととんでもない事ですが当時の私は、
「うん! もう行かないよ。おじいちゃんありがと」
我ながら呑気なもんです。
その祖父も昨年旅立ち、件の“開かずの間”は現在私の伯父一家が守っています。
昨年、祖父の葬儀に行った時に伯父に話しを聞いてみたのですが、
「決まりでな、本家の者以外には教えてやれないんだごめんな」
と教えてもらえませんでした。
今後も本家は代々“開かずの間”を守っていくとの事です。
最後に皆さん“開かずの間”に入る時はくれぐれも気を付けて下さいね。
私は巧く助かりましたが、毎回助かるとは限りませんからね。
怖いかどうかはわかりませんが、友達の話です。
私たちは、学生寮で知り合い、同じ地元ということで今も仲良くしてます。
一昨年の、ちょうど今くらいの頃でした。
用があって彼女の部屋に行くと、さっき非常口から上ってこなかったか? と聞くんです。
非常階段からつづく非常口は普段鍵が掛かっています。
人がやっと通れるような古い非常口にそもそも用はありません。もっともその日はずっと部屋にいましたから、なおさらです。
どしたの? と聞くと、さっき聞いたことないくらい激しく非常口のドアを叩く音がした、というのでした。
話によれば、初めはとんとん、という普通のノックだったらしいのですが、彼女がシカトしていたら、だんだん激しくなったそうで、『手のひらでばんばんばんばん叩いてるみたいな音』に変わったらしいです。
私が来るとぴたりと止んだので、注意したのか、それとも私が犯人かと思ったとのこと。
私らは同じ寮でも別棟でした。
でも外には誰もいなかったし、わざわざ狭いところから入るような物好きもいませんでした。
誰もいなかったと話し、話はそこで終わりましたが彼女の部屋はしばらく、得体の知れないノックに悩んでました。
まぁ、寮の隣が斎場でしたからね。
あの世へ旅立つ人が最期に人恋しくて来たのかも知れません。
そんなときはかならず、出棺間近の霊柩車が止まってましたから。
私たちは、学生寮で知り合い、同じ地元ということで今も仲良くしてます。
一昨年の、ちょうど今くらいの頃でした。
用があって彼女の部屋に行くと、さっき非常口から上ってこなかったか? と聞くんです。
非常階段からつづく非常口は普段鍵が掛かっています。
人がやっと通れるような古い非常口にそもそも用はありません。もっともその日はずっと部屋にいましたから、なおさらです。
どしたの? と聞くと、さっき聞いたことないくらい激しく非常口のドアを叩く音がした、というのでした。
話によれば、初めはとんとん、という普通のノックだったらしいのですが、彼女がシカトしていたら、だんだん激しくなったそうで、『手のひらでばんばんばんばん叩いてるみたいな音』に変わったらしいです。
私が来るとぴたりと止んだので、注意したのか、それとも私が犯人かと思ったとのこと。
私らは同じ寮でも別棟でした。
でも外には誰もいなかったし、わざわざ狭いところから入るような物好きもいませんでした。
誰もいなかったと話し、話はそこで終わりましたが彼女の部屋はしばらく、得体の知れないノックに悩んでました。
まぁ、寮の隣が斎場でしたからね。
あの世へ旅立つ人が最期に人恋しくて来たのかも知れません。
そんなときはかならず、出棺間近の霊柩車が止まってましたから。
この話は私の母の兄である、伯父から聞いた話しです。
今から、60年程前当時母親の家族は、九州の山深い所に住んでいました。
伯父さんは線路の補修や点検をする仕事をしていて、その夏のある日も早朝に駅から出発し、線路を歩いて仕事をこなしながら、山の中の鉄橋辺りまで来た時には、昼時になっていたそうです。
線路脇に腰掛けて、休んでいると、来た道とは反対側から何かもやっとした人がこちらに向かって線路を歩いてくるのが、見えました。
伯父はとっさに、物の怪の気配を感じ身構えたそうです。
ですが、体が動かずにただこちらに向かって来るものを見つめるしか出来ずにいると、それは、綺麗な若い女の人でした。
伯父に向かって、おいで、おいでをしながら、近づいて来ます。
でも此処は山の上の鉄橋です。
伯父は、来るな! と、一喝すると、体が楽になり、慌てて来た道を、後ろを振り返ることなく引き返したそうです。
あの時握り飯を食べていたので狐が握り飯を欲しくて、若い女に姿を変えて、伯父の目の前に現れたんだろう、と。
屈強な大男の、まだ十八、九だった伯父さんは、その妖艶な女の姿に、思わず近くに行きたいと思ったそうですが、我に返って考えたら、山の上の鉄橋を命綱も掛けずに、歩ける場所ではない事。眼下は谷間が見えないほどの、高さの所だったのだから…。
もし、近くに行っていたら、生きて帰れなかった、と、話してくれました。
母の家族は、狐と関わった話が、幾つも有り、そのうちの一つの話です…。
今から、60年程前当時母親の家族は、九州の山深い所に住んでいました。
伯父さんは線路の補修や点検をする仕事をしていて、その夏のある日も早朝に駅から出発し、線路を歩いて仕事をこなしながら、山の中の鉄橋辺りまで来た時には、昼時になっていたそうです。
線路脇に腰掛けて、休んでいると、来た道とは反対側から何かもやっとした人がこちらに向かって線路を歩いてくるのが、見えました。
伯父はとっさに、物の怪の気配を感じ身構えたそうです。
ですが、体が動かずにただこちらに向かって来るものを見つめるしか出来ずにいると、それは、綺麗な若い女の人でした。
伯父に向かって、おいで、おいでをしながら、近づいて来ます。
でも此処は山の上の鉄橋です。
伯父は、来るな! と、一喝すると、体が楽になり、慌てて来た道を、後ろを振り返ることなく引き返したそうです。
あの時握り飯を食べていたので狐が握り飯を欲しくて、若い女に姿を変えて、伯父の目の前に現れたんだろう、と。
屈強な大男の、まだ十八、九だった伯父さんは、その妖艶な女の姿に、思わず近くに行きたいと思ったそうですが、我に返って考えたら、山の上の鉄橋を命綱も掛けずに、歩ける場所ではない事。眼下は谷間が見えないほどの、高さの所だったのだから…。
もし、近くに行っていたら、生きて帰れなかった、と、話してくれました。
母の家族は、狐と関わった話が、幾つも有り、そのうちの一つの話です…。
これは、僕の両親が体験した話です。
僕が生まれる前、両親は友達夫婦と一緒に旅行に行ったそうです。
その帰り、あるトンネルを通ることになったそうです。
なんのいわくもないこの真夜中のトンネルで事件は起きました。
トンネルに入ってしばらくすると、急に車がエンストを起こし止まってしまいました。
何度かエンジンをつけたり消したりを繰り返していると、なんとか直ったそうです。
そのとき、友達夫婦の夫(A)が「ヒッ」と声をあげた後、両親達に言いました。
A「お前ら、絶対後ろ向くなよ」
父は嘘らしいと苦笑しながらバックミラーを見たそうです。
後ろの窓に女の人が逆さになって張り付いていたそうです。
親父はビビり、大急ぎで車を発進させました。
そして、あともう少しでトンネルを抜ける。というところで、ふと横が気になり見たそうです。
逆さの女が今度は、横に張り付いていたんです。
父は、叫びながらエンジン全開で近くのファミレスに逃げ込んだそうです。
心を落ち着かせ。車に戻ろうと、席を立ち車を見てみると、あの女、車に乗っていたそうです。
長文、駄文失礼しました。
僕が生まれる前、両親は友達夫婦と一緒に旅行に行ったそうです。
その帰り、あるトンネルを通ることになったそうです。
なんのいわくもないこの真夜中のトンネルで事件は起きました。
トンネルに入ってしばらくすると、急に車がエンストを起こし止まってしまいました。
何度かエンジンをつけたり消したりを繰り返していると、なんとか直ったそうです。
そのとき、友達夫婦の夫(A)が「ヒッ」と声をあげた後、両親達に言いました。
A「お前ら、絶対後ろ向くなよ」
父は嘘らしいと苦笑しながらバックミラーを見たそうです。
後ろの窓に女の人が逆さになって張り付いていたそうです。
親父はビビり、大急ぎで車を発進させました。
そして、あともう少しでトンネルを抜ける。というところで、ふと横が気になり見たそうです。
逆さの女が今度は、横に張り付いていたんです。
父は、叫びながらエンジン全開で近くのファミレスに逃げ込んだそうです。
心を落ち着かせ。車に戻ろうと、席を立ち車を見てみると、あの女、車に乗っていたそうです。
長文、駄文失礼しました。
私が小学生の時の話。
家に帰った私が気がついたのは忘れ物。それはどうしても明日には提出しなければいけない美術の宿題…。
嫌だったけど夕方のもう既に生徒も居ない学校へと戻りました。
用務員さんに事情を説明して四階の教室までかけ上がり、無事に宿題を持って帰ろうとしました。
しかし、絵の具を図工室に置きっ放しな事に気がつきました。
図工室は教室のある新校舎ではなく、三階しか繋がっていない旧校舎。
嫌々ながらも絵の具が無ければ宿題が出来ないので、図工室に入りました。
特殊科目の部屋ばかりの旧校舎は昼間でも私は嫌いでした…。
暗い旧校舎を小走りに図工室に入ると、足早に絵の具を探しました。
無事見つかり、今度こそ帰れるとほっと一安心…
「ガタッ」
私の心臓が凍り付きました。誰も居る訳無いのに…。
音のした準備室を見ると…誰か居る!
それは髪が肩位の女の子でした。
にこにこしながら肘を机に付き、手を組んで顎を乗せてこちらに微笑んで居ました。
恐怖を感じながらも…私は後退りしました。
(きっと私と同じで忘れ物取りに来たんだ…)
と、自分勝手に想像しながら震える声で言いました。
「か…帰らないと先生に怒られちゃうよ…?」
それでもその女の子はにこにこして顎を組んだ手の上から離さないまま微笑んで居ました。
「わ…私は帰るから…」
震える声で言いながらドアを開けて帰ろうとしました。
「待って」
ふいにその女の子が微笑んだまま言いました。
私はなぜか全身が汗びっしょりでした。
(ダメ…待ったら怖い事になる…!)
確証もなくなぜか私はそう思い、ドアから駆け出そうとしました。
家に帰った私が気がついたのは忘れ物。それはどうしても明日には提出しなければいけない美術の宿題…。
嫌だったけど夕方のもう既に生徒も居ない学校へと戻りました。
用務員さんに事情を説明して四階の教室までかけ上がり、無事に宿題を持って帰ろうとしました。
しかし、絵の具を図工室に置きっ放しな事に気がつきました。
図工室は教室のある新校舎ではなく、三階しか繋がっていない旧校舎。
嫌々ながらも絵の具が無ければ宿題が出来ないので、図工室に入りました。
特殊科目の部屋ばかりの旧校舎は昼間でも私は嫌いでした…。
暗い旧校舎を小走りに図工室に入ると、足早に絵の具を探しました。
無事見つかり、今度こそ帰れるとほっと一安心…
「ガタッ」
私の心臓が凍り付きました。誰も居る訳無いのに…。
音のした準備室を見ると…誰か居る!
それは髪が肩位の女の子でした。
にこにこしながら肘を机に付き、手を組んで顎を乗せてこちらに微笑んで居ました。
恐怖を感じながらも…私は後退りしました。
(きっと私と同じで忘れ物取りに来たんだ…)
と、自分勝手に想像しながら震える声で言いました。
「か…帰らないと先生に怒られちゃうよ…?」
それでもその女の子はにこにこして顎を組んだ手の上から離さないまま微笑んで居ました。
「わ…私は帰るから…」
震える声で言いながらドアを開けて帰ろうとしました。
「待って」
ふいにその女の子が微笑んだまま言いました。
私はなぜか全身が汗びっしょりでした。
(ダメ…待ったら怖い事になる…!)
確証もなくなぜか私はそう思い、ドアから駆け出そうとしました。
その時に目にした女の子は…
机から肘を離さずに頬杖を付いた様な体勢のまま…近付いて来たんです!
有り得ない! 逃げなきゃ…と廊下に飛び出る瞬間に見たものは…
女の子には胸から下がありませんでした。手を組み、顎を乗せて机に付いた両肘を前後に動かして前に進んで居るんです。微笑みのまま…。
私は叫ぶ事も出来ず、階段をかけ降りました。
見てはいけないのに踊り場で後ろを見ると…あの体勢のまま、かたん、かたんと肘を交互にして降りて来るんです…!
私は必死に走り、上履きのままで外に飛び出し、泣きながら用務員室に駆け込みました。
用務員さんのおじさんは「女の子が…! 来る! 来る!」と泣きわめく私を抱き締めながら「また出たんだね…」と溜め息を付きました。
用務員さんが先生に連絡し、親を呼んでくれました。
親が来るまでに用務員さんと先生は泣く私の背中を撫でながら教えてくれたのは、十年以上前に美術が大好きな小学三年生の女の子が居ました。
毎日、机に頬杖を付いては外を眺めていたらしいのですが…ある日、その子はダンプカーに轢かれて体が二つに千切れてしまったらしいのです。
それ以来、その子が轢かれた6時にはその子が現れるそうです…。
今も夢に出て来ますが、あの微笑んだ可愛さと肘だけで階段を降りる姿がとても今でも怖くなります…。
皆さんも想像したら…どう感じますか?
机から肘を離さずに頬杖を付いた様な体勢のまま…近付いて来たんです!
有り得ない! 逃げなきゃ…と廊下に飛び出る瞬間に見たものは…
女の子には胸から下がありませんでした。手を組み、顎を乗せて机に付いた両肘を前後に動かして前に進んで居るんです。微笑みのまま…。
私は叫ぶ事も出来ず、階段をかけ降りました。
見てはいけないのに踊り場で後ろを見ると…あの体勢のまま、かたん、かたんと肘を交互にして降りて来るんです…!
私は必死に走り、上履きのままで外に飛び出し、泣きながら用務員室に駆け込みました。
用務員さんのおじさんは「女の子が…! 来る! 来る!」と泣きわめく私を抱き締めながら「また出たんだね…」と溜め息を付きました。
用務員さんが先生に連絡し、親を呼んでくれました。
親が来るまでに用務員さんと先生は泣く私の背中を撫でながら教えてくれたのは、十年以上前に美術が大好きな小学三年生の女の子が居ました。
毎日、机に頬杖を付いては外を眺めていたらしいのですが…ある日、その子はダンプカーに轢かれて体が二つに千切れてしまったらしいのです。
それ以来、その子が轢かれた6時にはその子が現れるそうです…。
今も夢に出て来ますが、あの微笑んだ可愛さと肘だけで階段を降りる姿がとても今でも怖くなります…。
皆さんも想像したら…どう感じますか?
自分は昔、小さな会社の事務のバイトをしていた。
経理を担当してる社長の娘ワカナは、たまに出勤しては営業の男と外食をしたり、好き勝手わがまま放題をしていた。
まぁ社長令嬢だしそんなもんかな。
ある(自分が休みだった)日、新人事務の女の子が操作ミスをしてしまった。
ミス自体はたいしたことないのだが、ワカナがそれを一部始終見ていた。
その晩、新人の女の子から泣きながら電話がかかってきた。『今までお世話になりました』と。
どうも、新人の女の子(可愛かったと思う)が気に入らなかったのかワカナはミスを理由に辞めさせてしまったらしい。
翌日、ワカナと営業の男がそのことを面白半分に触れ回っていた。
正直、最低と呼ばれる人種だが社長の娘だし誰も何も言えなかった。
それからしばらくしたころ、会社におかしなことが起き始めた。
まず、出来る社員が会社を辞め、新しく事業を起こすとかで社員の半分がついて行った。客足も減り仕事がこなくなった。
元からイタ電やクレームの多い会社だったが、1日に50件ほどかかってきた時はノイローゼになりかけた。
ここまでは普通の会社にもあることだが…。
ある日、一人で留守番してるとき窓に青い逆さ吊りの女がビタと張り付いて消えたように見え叫んでしまった。
経理を担当してる社長の娘ワカナは、たまに出勤しては営業の男と外食をしたり、好き勝手わがまま放題をしていた。
まぁ社長令嬢だしそんなもんかな。
ある(自分が休みだった)日、新人事務の女の子が操作ミスをしてしまった。
ミス自体はたいしたことないのだが、ワカナがそれを一部始終見ていた。
その晩、新人の女の子から泣きながら電話がかかってきた。『今までお世話になりました』と。
どうも、新人の女の子(可愛かったと思う)が気に入らなかったのかワカナはミスを理由に辞めさせてしまったらしい。
翌日、ワカナと営業の男がそのことを面白半分に触れ回っていた。
正直、最低と呼ばれる人種だが社長の娘だし誰も何も言えなかった。
それからしばらくしたころ、会社におかしなことが起き始めた。
まず、出来る社員が会社を辞め、新しく事業を起こすとかで社員の半分がついて行った。客足も減り仕事がこなくなった。
元からイタ電やクレームの多い会社だったが、1日に50件ほどかかってきた時はノイローゼになりかけた。
ここまでは普通の会社にもあることだが…。
ある日、一人で留守番してるとき窓に青い逆さ吊りの女がビタと張り付いて消えたように見え叫んでしまった。
またある日、車をぶつけたとか言ってヘラヘラ帰ってくるワカナの体中から風船のように紐に繋がった沢山の頭(?)が見えた。
気持ち悪くてびっくりしてトイレに逃げ込んだ。
またある日、朝一番に会社に着いたが鍵が開いてないのでガラス越しに見ていたら、中で薄青い女の人が歩き回ってた。
よくセキュリティに反応があり警備会社から通報があるのだが、普段見えてないだけでこうなっていたのかとチキンな自分はビビリまくった。
昼で帰される日が増え、あっという間に会社は潰れてしまった。
一家は夜逃げ同然にいなくなってしまった。給料も未払いで(あんまり出勤してなかったけど)。
ロッカーを整理していたら置きカップ麺を見つけた、前に辞めた新人のだと思い久しぶりに電話をかけてみた。
びっくりした、彼女はクビにされたショックで未だに社会復帰が出来ていないと言う。
そして会社に行く夢を見てしまうと。
自分には何も出来ないのに何故ここに来るのか解らないと歩き回るのだとか。
自分は彼女に会社は潰れて一家は夜逃げした。こっちは給料もないんだぜ、元気出せと言い電話を切った。
その後、無事に就職が決まったと報告があり彼女は元気にしている。
気持ち悪くてびっくりしてトイレに逃げ込んだ。
またある日、朝一番に会社に着いたが鍵が開いてないのでガラス越しに見ていたら、中で薄青い女の人が歩き回ってた。
よくセキュリティに反応があり警備会社から通報があるのだが、普段見えてないだけでこうなっていたのかとチキンな自分はビビリまくった。
昼で帰される日が増え、あっという間に会社は潰れてしまった。
一家は夜逃げ同然にいなくなってしまった。給料も未払いで(あんまり出勤してなかったけど)。
ロッカーを整理していたら置きカップ麺を見つけた、前に辞めた新人のだと思い久しぶりに電話をかけてみた。
びっくりした、彼女はクビにされたショックで未だに社会復帰が出来ていないと言う。
そして会社に行く夢を見てしまうと。
自分には何も出来ないのに何故ここに来るのか解らないと歩き回るのだとか。
自分は彼女に会社は潰れて一家は夜逃げした。こっちは給料もないんだぜ、元気出せと言い電話を切った。
その後、無事に就職が決まったと報告があり彼女は元気にしている。
こんにちは。『正夢』と『足音』と『たくさんの顔』と『また来た』の掲載ありがとうございます。
『また来た』の時にお札をもらってから、少しの間平和に過ごしていました。
少し前から私の回りに違和感があったんです。けれど、気にしなければ気にならない…。そんな程度だったんです。
きっとほうっておいたのがいけなかったんでしょうね…。
暫くして、出かける日があってお札を確認したんです。そしたらケータイのお札が破れていたんです。
私はすっごい焦って、他のお札を見て回ったんです。
全て破れていて、これはヤバイと思い家から出ようとした瞬間金縛りになり動けなくなりました。
私はいっぱいいっぱいで、もぅ号泣してました。
暫くして、、、。
小さな女の子が階段の近くに立っていて、何かモヤがかかってて、良くは見えなかったのですが、左胸のあたりは黒ペンで塗り潰したようになっていて、色素の薄い髪の毛を一つにいわいていました。
その子がだんだんこっちに近づいてきて、何かを呟いているんです。
『す‥ろ‥す‥』
始めは何を言っているのか分からなかったんですが、近づいてくるにつれてハッキリ聞こえました。
『殺す!!!』
すごい形相で言われた瞬間左胸に激痛が襲い、ひざをついてしまいました。私は必死で
『ごめ、、ごめ、、なさ』
左胸の激痛に耐えながら謝りました。
気付くと女の子は私の前に座っていました。
『ひっ、、ごめんなさいごめんなさい』
私はシャックリをあげながらまた謝りました。すると女の子は
『許さない!』
と泣きながら言ってきました。
『殺される!』
って思った瞬間女の子が左胸を押さえて『痛い痛い』と言ってこっちをにらんで来ました。
『痛い痛い殺す殺してやる!』
と叫んで消えて行きました。
今でも急に左胸が痛くなるときがあります。
あの子は何を伝えたかったのか、いまだに分かりません。
今度お払いに行く予定です。
それでもあの女の子の凄い形相は忘れることは出来ません。
本当に私を怨んでいる顔でした。
やはりお札を貼ったのがいけなかったんでしょうか?
取り敢えず、お払いに行かないとダメですね。
長文失礼しました。
『また来た』の時にお札をもらってから、少しの間平和に過ごしていました。
少し前から私の回りに違和感があったんです。けれど、気にしなければ気にならない…。そんな程度だったんです。
きっとほうっておいたのがいけなかったんでしょうね…。
暫くして、出かける日があってお札を確認したんです。そしたらケータイのお札が破れていたんです。
私はすっごい焦って、他のお札を見て回ったんです。
全て破れていて、これはヤバイと思い家から出ようとした瞬間金縛りになり動けなくなりました。
私はいっぱいいっぱいで、もぅ号泣してました。
暫くして、、、。
小さな女の子が階段の近くに立っていて、何かモヤがかかってて、良くは見えなかったのですが、左胸のあたりは黒ペンで塗り潰したようになっていて、色素の薄い髪の毛を一つにいわいていました。
その子がだんだんこっちに近づいてきて、何かを呟いているんです。
『す‥ろ‥す‥』
始めは何を言っているのか分からなかったんですが、近づいてくるにつれてハッキリ聞こえました。
『殺す!!!』
すごい形相で言われた瞬間左胸に激痛が襲い、ひざをついてしまいました。私は必死で
『ごめ、、ごめ、、なさ』
左胸の激痛に耐えながら謝りました。
気付くと女の子は私の前に座っていました。
『ひっ、、ごめんなさいごめんなさい』
私はシャックリをあげながらまた謝りました。すると女の子は
『許さない!』
と泣きながら言ってきました。
『殺される!』
って思った瞬間女の子が左胸を押さえて『痛い痛い』と言ってこっちをにらんで来ました。
『痛い痛い殺す殺してやる!』
と叫んで消えて行きました。
今でも急に左胸が痛くなるときがあります。
あの子は何を伝えたかったのか、いまだに分かりません。
今度お払いに行く予定です。
それでもあの女の子の凄い形相は忘れることは出来ません。
本当に私を怨んでいる顔でした。
やはりお札を貼ったのがいけなかったんでしょうか?
取り敢えず、お払いに行かないとダメですね。
長文失礼しました。
去年の夏に、家族で旅行に行った時の話です。
泊まる場所には貸し別荘が何ヵ所かにあり、その1つを借りて泊まることになりました。
うちの家族は全く霊感などないのですが、別荘に入った途端、全員が気持ち悪さを感じました。
なんというか、空気が重いのです。
とりあえず部屋にあがろうと思い、靴箱を開けると、古びたピエロの人形がありました。
これは本当に気持ち悪かったです…。
『別荘をかえてもらおう』
と母親が言ったのですが、夏休みで他は空きがないと言われ、諦めました。
親が夕食の支度をしはじめ、暇になった僕は、弟と一緒に別荘を探索しはじめました。
二階に上がると、部屋が1つあり、和室なのですが雰囲気がどんよりしていたのを覚えています。正直、二階の部屋が一番気持ち悪かった。
その後夕食を食べ、そろそろ寝ようかと言うことになり、父親と僕は寝室で、母親と弟はリビングに布団を敷いて寝ることになりました。
寝室にはベッドが2つあるのですが、布団が湿っていて、かなりカビ臭く最悪でした…。
すぐに寝付けたのですが、深夜3時ごろに目が覚めてしまいました。
と共に、かなり強い視線を感じました。
泊まる場所には貸し別荘が何ヵ所かにあり、その1つを借りて泊まることになりました。
うちの家族は全く霊感などないのですが、別荘に入った途端、全員が気持ち悪さを感じました。
なんというか、空気が重いのです。
とりあえず部屋にあがろうと思い、靴箱を開けると、古びたピエロの人形がありました。
これは本当に気持ち悪かったです…。
『別荘をかえてもらおう』
と母親が言ったのですが、夏休みで他は空きがないと言われ、諦めました。
親が夕食の支度をしはじめ、暇になった僕は、弟と一緒に別荘を探索しはじめました。
二階に上がると、部屋が1つあり、和室なのですが雰囲気がどんよりしていたのを覚えています。正直、二階の部屋が一番気持ち悪かった。
その後夕食を食べ、そろそろ寝ようかと言うことになり、父親と僕は寝室で、母親と弟はリビングに布団を敷いて寝ることになりました。
寝室にはベッドが2つあるのですが、布団が湿っていて、かなりカビ臭く最悪でした…。
すぐに寝付けたのですが、深夜3時ごろに目が覚めてしまいました。
と共に、かなり強い視線を感じました。
ドアを見ると、ちょっとだけ開いているんです。
寝るときドアはちゃんと閉めたはず…でも何かの拍子に開いたのだろうと思い、ドアを閉めて再び眠りにつきました。
つぎに目覚めたときは、外が少し明るくなっていたので5時ごろだと思います。
ふと違和感を感じ、横を見ると、人形があるんです。
あのピエロの人形でした。
顔はこちらを向いています。心なしか少しにやついているようでした。
勇気をだして人形をもとの場所まで戻し(このときまたドアが少し開いていた)、結局寝られずに起きていました。
しかし、怖いのはこれだけではありませんでした。
朝、親に『昨日夜中にシャワーあびてたでしょ?』と聞かれました。
もちろんその時間は寝ていたので、浴びているはずがありません。実際、お風呂もかなり気持ち悪いのです。
親が言うには、夜中ずっとシャワーの音がしていたそうです…。
みんな怖くなって支度をしてすぐに別荘を出ました。
《後日談》
後日、旅行で撮った写真を見ていると、別荘全体を写した写真が出てきました。
その二階の窓、明らかに誰かいます。窓にへばりつく形で。手と頬を窓につける異様な姿…。
しかし、一番怖いのは、その写真を誰も撮った覚えがないことでした。
寝るときドアはちゃんと閉めたはず…でも何かの拍子に開いたのだろうと思い、ドアを閉めて再び眠りにつきました。
つぎに目覚めたときは、外が少し明るくなっていたので5時ごろだと思います。
ふと違和感を感じ、横を見ると、人形があるんです。
あのピエロの人形でした。
顔はこちらを向いています。心なしか少しにやついているようでした。
勇気をだして人形をもとの場所まで戻し(このときまたドアが少し開いていた)、結局寝られずに起きていました。
しかし、怖いのはこれだけではありませんでした。
朝、親に『昨日夜中にシャワーあびてたでしょ?』と聞かれました。
もちろんその時間は寝ていたので、浴びているはずがありません。実際、お風呂もかなり気持ち悪いのです。
親が言うには、夜中ずっとシャワーの音がしていたそうです…。
みんな怖くなって支度をしてすぐに別荘を出ました。
《後日談》
後日、旅行で撮った写真を見ていると、別荘全体を写した写真が出てきました。
その二階の窓、明らかに誰かいます。窓にへばりつく形で。手と頬を窓につける異様な姿…。
しかし、一番怖いのは、その写真を誰も撮った覚えがないことでした。
皆様初めまして。
今回、初投稿です。
今から話す事は、つい最近起こった事実ですが、特にオチも無いし、人からしたらあまり怖くないかもしれませんが、私的にはとても怖かったので、投稿させて頂きます。
私は夜行性で、オカルトは人よりちょっと好き・霊感ほぼ皆無・呪マークの付いた話が読めない程のチキン(笑)です。
とある日の深夜……私はいつも通り、暗い部屋で携帯を使ってネトサしていたのですが、【よし、そろそろ寝るか】と思い、携帯を頭上に置き、アイマスクを着けて布団に潜った。
私は寝付きがかなり悪く、最初は何度も寝返りを何度も打ったり、アイマスクをずらして携帯を弄ったりなどして、何度も寝ようとしたのですが、どうしても眠れず、一旦トイレに行くために起き上がりました。
私の家のトイレは、玄関がすぐ近くにあり、深夜3時にもなると、新聞が投函されているので、私はいつも通り何気なく朝刊を引き抜いたのですが……“何か”と目があった気がしたのです。
家の投函口は、私の目線よりも低く、もちろんそんな時間に子供はおろか、人が出歩いてる事も考えにくく、【気のせいだろう】と思い、布団に戻る事にしました。
その後はすんなりと眠れたのですが、変な夢を見ました。
その夢がどんな夢だったかは、もう忘れてしまったのですが……。
何故か、その夢がじわじわと白くなっていったかと思えば、一瞬にして暗くなり…
「なんで……してくれないの?」
若い女の声がしたかと思うと、私はアイマスク越しに目を開きました。
【何だ、夢か】
そう思っていたのですが…体の自由が利かないのです。
今回、初投稿です。
今から話す事は、つい最近起こった事実ですが、特にオチも無いし、人からしたらあまり怖くないかもしれませんが、私的にはとても怖かったので、投稿させて頂きます。
私は夜行性で、オカルトは人よりちょっと好き・霊感ほぼ皆無・呪マークの付いた話が読めない程のチキン(笑)です。
とある日の深夜……私はいつも通り、暗い部屋で携帯を使ってネトサしていたのですが、【よし、そろそろ寝るか】と思い、携帯を頭上に置き、アイマスクを着けて布団に潜った。
私は寝付きがかなり悪く、最初は何度も寝返りを何度も打ったり、アイマスクをずらして携帯を弄ったりなどして、何度も寝ようとしたのですが、どうしても眠れず、一旦トイレに行くために起き上がりました。
私の家のトイレは、玄関がすぐ近くにあり、深夜3時にもなると、新聞が投函されているので、私はいつも通り何気なく朝刊を引き抜いたのですが……“何か”と目があった気がしたのです。
家の投函口は、私の目線よりも低く、もちろんそんな時間に子供はおろか、人が出歩いてる事も考えにくく、【気のせいだろう】と思い、布団に戻る事にしました。
その後はすんなりと眠れたのですが、変な夢を見ました。
その夢がどんな夢だったかは、もう忘れてしまったのですが……。
何故か、その夢がじわじわと白くなっていったかと思えば、一瞬にして暗くなり…
「なんで……してくれないの?」
若い女の声がしたかと思うと、私はアイマスク越しに目を開きました。
【何だ、夢か】
そう思っていたのですが…体の自由が利かないのです。
ですが、金縛りか、と言われると、そうでもないのです。
体の自由が利かないといっても、何故か中途半端に動けないのです。
私は、金縛りは科学で証明できると、TVや雑誌などで聞いていたので、【これは霊現象なんかじゃない】と、自分に言い聞かせて寝ようとしました。
ですが、私はアイマスクをしていたハズなのに、【左の枕元に“誰か”居る】と直感しました。
次の瞬間!!
『Σ…………ッ!!』
“誰か”が、布団の上にのし掛かってきたのです!
そして…
《ズッ、ズッ…》
と、這うように私の顔の方に向かってきたのです。
私は怖くなり、必死に母を呼びました。
ですが、母の寝室は私の寝室より遠く、聞こえていないようでした。
ですが、大声で“誰か”は怯んだのでしょうか?
先程より体が動くようになったので、私は自力で“誰か”を振り解き、アイマスクを外し、携帯を持って母の寝室に震えながら駆け込みました(笑)
以上で私の体験談は終わりです。
いったい、あの女の人は誰だったのでしょう……??
私の家は三人家族なんですが、私と両親だけで、若い女の人なんて居ないんですが…。
では、長文・乱文失礼しました。
体の自由が利かないといっても、何故か中途半端に動けないのです。
私は、金縛りは科学で証明できると、TVや雑誌などで聞いていたので、【これは霊現象なんかじゃない】と、自分に言い聞かせて寝ようとしました。
ですが、私はアイマスクをしていたハズなのに、【左の枕元に“誰か”居る】と直感しました。
次の瞬間!!
『Σ…………ッ!!』
“誰か”が、布団の上にのし掛かってきたのです!
そして…
《ズッ、ズッ…》
と、這うように私の顔の方に向かってきたのです。
私は怖くなり、必死に母を呼びました。
ですが、母の寝室は私の寝室より遠く、聞こえていないようでした。
ですが、大声で“誰か”は怯んだのでしょうか?
先程より体が動くようになったので、私は自力で“誰か”を振り解き、アイマスクを外し、携帯を持って母の寝室に震えながら駆け込みました(笑)
以上で私の体験談は終わりです。
いったい、あの女の人は誰だったのでしょう……??
私の家は三人家族なんですが、私と両親だけで、若い女の人なんて居ないんですが…。
では、長文・乱文失礼しました。
もう20年くらい前になるかな。
ある日実家の父から電話があった。
先日祖父の法要で田舎(父の実家ね)に帰ったとき仏間で面白いものを見つけたから見に来いと言う。
実家まで車で30分ばかりだし俺はさっそく行ってみた。
父は他の家族の目をはばかるように俺を手招きすると奥へ向かった。
そして卓の前に座ると古そうな木の箱をとりだした。
そして顎をしゃくって開けて見ろという動作をした。
俺はよく要領を得ないまま蓋をとった。
正直それを見た第一印象はウェッなんだこれといった感じだった。
綿の敷かれた箱の中に入っていたのは体長20cm程の猿の赤ん坊? のミイラだった。
既に目玉も鼻もなく。ぽっかりと穴が開いてるだけ。
剥き出した口にはギザギザと小粒な歯が生えているので辛うじて人間とは違うなと思う。ただ猿とも少し違うような。
何コレ? 俺は父に尋ねた。
父はニヤニヤしながらワカランと首を振った。
祖父の部屋には昔からオカしなものけっこうあったそうで、なんぞ面白いものでも無いかと漁っている内に天袋の中から見つけたそうである。
それを黙って持ち出してきたらしい。
俺も父もこういった珍品は大好きだったが、それにしてもこれは余りに薄気味悪く禍々しかった。
箱の面には何か札のようなものが貼ってあったが、文字はもう掠れていて読めなかった。
その日はそこそこ居て帰ったが翌日から俺は体調を崩した。
熱があると言うわけでもないのに体が重く体が火照った。
何をするのも億劫だった。
仕事も休んで部屋でゴロゴロしていた。翌日も休む。
そこへ実家の父から電話が掛かってきた。
お前体に異変はないか、と尋ねてくる。ヒドくダルそうな声だった。
俺が状況を説明すると父も同じ状態らしい。
俺の頭にあのミイラの姿がよぎる。
そんな状態がダラダラと幾日か続いた後、再び父から電話がある。
父の所に叔父(父兄弟の長兄)から電話があったそうだ。
あのミイラを持ち出したことかバレた。
電話口で鼓膜が破れる程怒鳴られたそうである。
ある日実家の父から電話があった。
先日祖父の法要で田舎(父の実家ね)に帰ったとき仏間で面白いものを見つけたから見に来いと言う。
実家まで車で30分ばかりだし俺はさっそく行ってみた。
父は他の家族の目をはばかるように俺を手招きすると奥へ向かった。
そして卓の前に座ると古そうな木の箱をとりだした。
そして顎をしゃくって開けて見ろという動作をした。
俺はよく要領を得ないまま蓋をとった。
正直それを見た第一印象はウェッなんだこれといった感じだった。
綿の敷かれた箱の中に入っていたのは体長20cm程の猿の赤ん坊? のミイラだった。
既に目玉も鼻もなく。ぽっかりと穴が開いてるだけ。
剥き出した口にはギザギザと小粒な歯が生えているので辛うじて人間とは違うなと思う。ただ猿とも少し違うような。
何コレ? 俺は父に尋ねた。
父はニヤニヤしながらワカランと首を振った。
祖父の部屋には昔からオカしなものけっこうあったそうで、なんぞ面白いものでも無いかと漁っている内に天袋の中から見つけたそうである。
それを黙って持ち出してきたらしい。
俺も父もこういった珍品は大好きだったが、それにしてもこれは余りに薄気味悪く禍々しかった。
箱の面には何か札のようなものが貼ってあったが、文字はもう掠れていて読めなかった。
その日はそこそこ居て帰ったが翌日から俺は体調を崩した。
熱があると言うわけでもないのに体が重く体が火照った。
何をするのも億劫だった。
仕事も休んで部屋でゴロゴロしていた。翌日も休む。
そこへ実家の父から電話が掛かってきた。
お前体に異変はないか、と尋ねてくる。ヒドくダルそうな声だった。
俺が状況を説明すると父も同じ状態らしい。
俺の頭にあのミイラの姿がよぎる。
そんな状態がダラダラと幾日か続いた後、再び父から電話がある。
父の所に叔父(父兄弟の長兄)から電話があったそうだ。
あのミイラを持ち出したことかバレた。
電話口で鼓膜が破れる程怒鳴られたそうである。
直ぐにあれを持って戻ってこいと言う。
あれを見た俺も一緒に。
俺と父は重い体を引きずって姉の運転する車で父の郷里にむかった。
到着すると俺達は再び叔父に散々小言を言われた後、今度は叔父の運転する車で檀家になっている菩提寺へむかった。
叔父はあの箱を脇に抱えていた。
車中父はあのミイラの事を尋ねた、アレはいったい何なのですかと。
叔父はぶっきらぼうに、あれは、くだん、だと答えた。
くだんってあの生まれてすぐ予言をして死んでいく牛の妖怪か?
何でも数代も前のこの家の当主の嫁が産んだと伝えられているらしい。
病死なのか余りに醜いので間引いたのかはわからないと言った。
また嫁もその子を産んだときに死んだとも伝えられている。
ずいぶんと昔の話らしいがこれから行く寺の記録に数行だか残っているらしい。
その後箱と俺と父は寺で経を上げてもらった。
つまりあれは人間ということになる。
件としたのは人と明言するのを避けたかったからではないのか。
そしてアレは絶対に持ち出してはならないもので、毎年決まった日に菩提寺で経を上げてもらうそうだ。
丁度数日前がその日だったが見つからない。もしやと思って父に電話したそうだ。
叔父が言うにはオマエ等のお陰で経をあげてもらえず件が祟ったのだと言う。
あのまま放っておけば二人とも死んでいたぞ、とも。
あれを見た俺も一緒に。
俺と父は重い体を引きずって姉の運転する車で父の郷里にむかった。
到着すると俺達は再び叔父に散々小言を言われた後、今度は叔父の運転する車で檀家になっている菩提寺へむかった。
叔父はあの箱を脇に抱えていた。
車中父はあのミイラの事を尋ねた、アレはいったい何なのですかと。
叔父はぶっきらぼうに、あれは、くだん、だと答えた。
くだんってあの生まれてすぐ予言をして死んでいく牛の妖怪か?
何でも数代も前のこの家の当主の嫁が産んだと伝えられているらしい。
病死なのか余りに醜いので間引いたのかはわからないと言った。
また嫁もその子を産んだときに死んだとも伝えられている。
ずいぶんと昔の話らしいがこれから行く寺の記録に数行だか残っているらしい。
その後箱と俺と父は寺で経を上げてもらった。
つまりあれは人間ということになる。
件としたのは人と明言するのを避けたかったからではないのか。
そしてアレは絶対に持ち出してはならないもので、毎年決まった日に菩提寺で経を上げてもらうそうだ。
丁度数日前がその日だったが見つからない。もしやと思って父に電話したそうだ。
叔父が言うにはオマエ等のお陰で経をあげてもらえず件が祟ったのだと言う。
あのまま放っておけば二人とも死んでいたぞ、とも。
取引先で起こった話。
そこの社長夫妻はやたらと観葉植物の鉢を持ち込んだり、思いついた時やヒマな時に株分けして鉢を増やしたりするのが好きだったのだが、継続的に必要な水遣りなんかは自分たちでは全くせずに、事務のおばさん(当時38歳、地味で未婚)に丸投げしていた。
事務のおばさんは本当は植物なんて全く興味はないし、ただでさえ狭い事務所を占拠する「その辺に置いておけば勝手に育って殖えていく植物」を苦々しく思っていたくらいだった。
実際、他の従業員や来客も、たまに植物の枝や鉢に足や荷物を引っ掛けて迷惑していた。
その会社を訪問したある日、事務のおばさんが「結婚するので、2ヵ月後には退職します。これまでありがとうございました」と挨拶してきた。
その1ヵ月後に再度その会社を訪れたときには、既におばさんはおらず、25歳くらいの若くて可愛い女の子事務員に変わっていた。
「あれ? ○○さんはもう退職されたの? 有給消化中?」
と聞いたが、女の子は言葉を濁した。
その後、その会社で仲の良かった営業さんに詳細に聞いたところによると、おばさんは秘密裡に邪魔な植物を粛清しようと決心し、特定の鉢を狙って、水をくれるフリをして実際は熱湯を掛けていたそうだ。
10日ほどで植物は謎の根ぐされを起こし、枯れた。
おばさんはこの方法で10鉢ほど粛清していた…。
おばさんはその日も熱湯を植物の根っこに掛けようとしていた。
ところが突然、その鉢の隣に置いてあった、高さ2m超の社内で一番大きくて古株のゴムの木がおばさんに向かって倒れてきて、おばさんは弾みで熱湯を頭から被ってしまった。
あり得ない場所で熱湯によるヤケドをしたため、おばさんの所業も社長夫妻にバレてしまった。
おばさんのヤケドは、顔はそれほど酷いことにならなかったが、頭皮は結構深刻で、彼女の頭は今、まさしく枯れたハゲ山になっているらしい。
そこの社長夫妻はやたらと観葉植物の鉢を持ち込んだり、思いついた時やヒマな時に株分けして鉢を増やしたりするのが好きだったのだが、継続的に必要な水遣りなんかは自分たちでは全くせずに、事務のおばさん(当時38歳、地味で未婚)に丸投げしていた。
事務のおばさんは本当は植物なんて全く興味はないし、ただでさえ狭い事務所を占拠する「その辺に置いておけば勝手に育って殖えていく植物」を苦々しく思っていたくらいだった。
実際、他の従業員や来客も、たまに植物の枝や鉢に足や荷物を引っ掛けて迷惑していた。
その会社を訪問したある日、事務のおばさんが「結婚するので、2ヵ月後には退職します。これまでありがとうございました」と挨拶してきた。
その1ヵ月後に再度その会社を訪れたときには、既におばさんはおらず、25歳くらいの若くて可愛い女の子事務員に変わっていた。
「あれ? ○○さんはもう退職されたの? 有給消化中?」
と聞いたが、女の子は言葉を濁した。
その後、その会社で仲の良かった営業さんに詳細に聞いたところによると、おばさんは秘密裡に邪魔な植物を粛清しようと決心し、特定の鉢を狙って、水をくれるフリをして実際は熱湯を掛けていたそうだ。
10日ほどで植物は謎の根ぐされを起こし、枯れた。
おばさんはこの方法で10鉢ほど粛清していた…。
おばさんはその日も熱湯を植物の根っこに掛けようとしていた。
ところが突然、その鉢の隣に置いてあった、高さ2m超の社内で一番大きくて古株のゴムの木がおばさんに向かって倒れてきて、おばさんは弾みで熱湯を頭から被ってしまった。
あり得ない場所で熱湯によるヤケドをしたため、おばさんの所業も社長夫妻にバレてしまった。
おばさんのヤケドは、顔はそれほど酷いことにならなかったが、頭皮は結構深刻で、彼女の頭は今、まさしく枯れたハゲ山になっているらしい。
お願いしますm(_ _)m 初めて投稿させていただきます。
僕の地元は長野県なんですがそこで起こったちょいと不思議な話をしたいと思います。
地元で有名なのが自殺の名所って言われてる軽井沢大橋って橋なんですが心霊スポットとしてもよく使われています。
2年ほど前に軽井沢の隣町で起きた一家惨殺事件、全国でニュースになったと思います。
その犯人ってか母親なんですがその方も軽井沢大橋の下で見つかったんですけどね。
とりあえず遊び半分で行くと事故を起こすやらなんやらって話をよく聞きます。
この間、男4人で遊び半分で行きました。
車でドライブしててノリで行くことにしたんですけど、行かなきゃよかったって今さら後悔してます。
橋までは普通に着いて、ただ渡ったらつまらんつーことでゆっくり渡ることにしたんです。
んで半分くらい渡ったら、
『ピッーピッー右前です。ピッーピッー右前です』
って車から鳴りだしたんすよ。
今の車って駐車ん時とかの為に、四つ角にセンサーついてるじゃないですか? まぁあれが反応したんですよね。
4人とも『エッ?』ってなりますよ。まあそりゃそうですよね。
でもなにもないし誰もいないんすよね。
怖くて鬼バックで戻ったんすけど話し合ってもう一回行ったんですよ。
まぁお決まりで同じとこで『ピッーピッー右前です。ピッーピッー右前です』って鳴るんすよね。
んでビビってすぐに橋から離れたんですけどね。
その日は解散して次の日にビデオレンタル屋で返却だけしてすぐ戻るとフロントガラスに小さい手形がついてるんすよ。しかも視線の高さで。
『なんだ?』と思って手を合わせてみたら俺の半分ぐらいのサイズで。
フッと昨日のこと思い出してワイパーやったんすよ。手形は内側からでした。笑
しかもティッシュでこすってもなかなか消えず(T_T)
それだけでオチはないんですけど。
今でも夜歩いてたりすると子供の声で『お母さーん!! お母さーん!!』とか聞こえたりします。
気のせいってか生きてる子の声っすよね?
僕は霊感ないんだけどまさか憑いてきたりしてないですよね?
僕の地元は長野県なんですがそこで起こったちょいと不思議な話をしたいと思います。
地元で有名なのが自殺の名所って言われてる軽井沢大橋って橋なんですが心霊スポットとしてもよく使われています。
2年ほど前に軽井沢の隣町で起きた一家惨殺事件、全国でニュースになったと思います。
その犯人ってか母親なんですがその方も軽井沢大橋の下で見つかったんですけどね。
とりあえず遊び半分で行くと事故を起こすやらなんやらって話をよく聞きます。
この間、男4人で遊び半分で行きました。
車でドライブしててノリで行くことにしたんですけど、行かなきゃよかったって今さら後悔してます。
橋までは普通に着いて、ただ渡ったらつまらんつーことでゆっくり渡ることにしたんです。
んで半分くらい渡ったら、
『ピッーピッー右前です。ピッーピッー右前です』
って車から鳴りだしたんすよ。
今の車って駐車ん時とかの為に、四つ角にセンサーついてるじゃないですか? まぁあれが反応したんですよね。
4人とも『エッ?』ってなりますよ。まあそりゃそうですよね。
でもなにもないし誰もいないんすよね。
怖くて鬼バックで戻ったんすけど話し合ってもう一回行ったんですよ。
まぁお決まりで同じとこで『ピッーピッー右前です。ピッーピッー右前です』って鳴るんすよね。
んでビビってすぐに橋から離れたんですけどね。
その日は解散して次の日にビデオレンタル屋で返却だけしてすぐ戻るとフロントガラスに小さい手形がついてるんすよ。しかも視線の高さで。
『なんだ?』と思って手を合わせてみたら俺の半分ぐらいのサイズで。
フッと昨日のこと思い出してワイパーやったんすよ。手形は内側からでした。笑
しかもティッシュでこすってもなかなか消えず(T_T)
それだけでオチはないんですけど。
今でも夜歩いてたりすると子供の声で『お母さーん!! お母さーん!!』とか聞こえたりします。
気のせいってか生きてる子の声っすよね?
僕は霊感ないんだけどまさか憑いてきたりしてないですよね?
高校生のA君が朝登校している時、制服の胸のポケットが気になった。
手を突っ込んでみると、封筒が入っていた。
差出人の名前がU子と書いてある。U子とは同じクラスでA君の彼女だった。
封筒の中に赤いお守りが入っていた。
「U子のやつ何でこんなものを?」
教室に着くとA君はU子に尋ねた。
「このお守りは何?」
ところがU子はそんなお守りは知らないと答えた。
誰のイタズラだろう? A君は奇妙に思った。
「それってもしかして幸せを呼ぶお守りかも」
横からU子の親友のB子が言った。
「強く幸せを願う人のところに、いつの間にか舞い込む赤いお守りで、中には白い紙が入ってるの。その紙に願い事を書くと何でも叶うのよ。でもその紙を取り出してもう一度見てしまうと…」
見てしまうとどうなるの? A君がB子に言った。
「祟りがあるそうなのよ」
B子が少し不安そうに答えた。
今そういうお守りの噂があるらしいのだ。
ただの都市伝説だろう、A君は思った。
昼休みにA君とU子は校舎の隅でお守りを開けてみた。
すると白い紙が本当に出てきた。
A君はボールペンで白い紙にこう書いた。
「U子とずっと仲良くやれますように」
U子の顔が少し赤くなった。
2日後、A君が死んだ。
深夜、歩道橋から飛び降り次々に車に跳ねられて即死だった。
U子はA君が自殺したとはどうしても思えなかった。
「もしかしたら、A君はお守りの中を見てしまったのでは?」
U子はA君の自宅に行き部屋に通してもらった。
A君の部屋は以前来た時と何も変わっていなかった。
机の隅にあの赤いお守りが置いてあった。
U子は恐る恐る中から白い紙を取り出した。
白い紙には真っ赤な字でこう書かれてあった。
『呪』
手を突っ込んでみると、封筒が入っていた。
差出人の名前がU子と書いてある。U子とは同じクラスでA君の彼女だった。
封筒の中に赤いお守りが入っていた。
「U子のやつ何でこんなものを?」
教室に着くとA君はU子に尋ねた。
「このお守りは何?」
ところがU子はそんなお守りは知らないと答えた。
誰のイタズラだろう? A君は奇妙に思った。
「それってもしかして幸せを呼ぶお守りかも」
横からU子の親友のB子が言った。
「強く幸せを願う人のところに、いつの間にか舞い込む赤いお守りで、中には白い紙が入ってるの。その紙に願い事を書くと何でも叶うのよ。でもその紙を取り出してもう一度見てしまうと…」
見てしまうとどうなるの? A君がB子に言った。
「祟りがあるそうなのよ」
B子が少し不安そうに答えた。
今そういうお守りの噂があるらしいのだ。
ただの都市伝説だろう、A君は思った。
昼休みにA君とU子は校舎の隅でお守りを開けてみた。
すると白い紙が本当に出てきた。
A君はボールペンで白い紙にこう書いた。
「U子とずっと仲良くやれますように」
U子の顔が少し赤くなった。
2日後、A君が死んだ。
深夜、歩道橋から飛び降り次々に車に跳ねられて即死だった。
U子はA君が自殺したとはどうしても思えなかった。
「もしかしたら、A君はお守りの中を見てしまったのでは?」
U子はA君の自宅に行き部屋に通してもらった。
A君の部屋は以前来た時と何も変わっていなかった。
机の隅にあの赤いお守りが置いてあった。
U子は恐る恐る中から白い紙を取り出した。
白い紙には真っ赤な字でこう書かれてあった。
『呪』
この間、久々に悪夢を見ました。
自分は墓場にいて遠くに坂があり、その坂をお婆さんが上ってたんです。
私はとっさにヤバい、と感じて走って逃げたんです(お婆さんはまだ坂を上ってる)。
そして、なぜかもう駄目だと思ってうつぶせになって隠れてたんです。
すると、さっきまで遠くにいたはずのお婆さんがそこまで来てるのです。
そして、お婆さんは私に寄って来て―
「ハアハア。夢か…」
私は汗びっしょりでした。
そして、ふと天井を見ると髪の長い女(顔と手だけ。天井に埋まってる感じ)がいたのです。
とたんに金縛りにあい、女が私に近付いてきて口を開けようとするのです。
私は必死に抵抗しました、女は私の口から入り込もうとしていたのです。
強い力でこじ開けようとしましたが、私も「入られたら何をされるかわからない」と思い、抵抗しました。
結局、私は女に粘り勝ちし何とかとり憑かれませんでした。
今でもあの女が入っていたらと思うとぞっとします。
あの憤怒の形相が忘れられません。
自分は墓場にいて遠くに坂があり、その坂をお婆さんが上ってたんです。
私はとっさにヤバい、と感じて走って逃げたんです(お婆さんはまだ坂を上ってる)。
そして、なぜかもう駄目だと思ってうつぶせになって隠れてたんです。
すると、さっきまで遠くにいたはずのお婆さんがそこまで来てるのです。
そして、お婆さんは私に寄って来て―
「ハアハア。夢か…」
私は汗びっしょりでした。
そして、ふと天井を見ると髪の長い女(顔と手だけ。天井に埋まってる感じ)がいたのです。
とたんに金縛りにあい、女が私に近付いてきて口を開けようとするのです。
私は必死に抵抗しました、女は私の口から入り込もうとしていたのです。
強い力でこじ開けようとしましたが、私も「入られたら何をされるかわからない」と思い、抵抗しました。
結局、私は女に粘り勝ちし何とかとり憑かれませんでした。
今でもあの女が入っていたらと思うとぞっとします。
あの憤怒の形相が忘れられません。
先日の夜勤(病院)でのことなんですけどね、汚物室で片付け物してたら、誰かが廊下を歩いて来る音が聞こえたんです。
カッカッカッ…って、ヒールで歩いてるような音。
誰だろうな? と思って手を止めて廊下を見渡してみたんですが誰も居ない。
片付け物の続きに戻ると、またカッカッカッ…と聞こえるし近づいて来る。
もう一度廊下を見るけどやっぱり誰も居ない。
気のせい! 気のせい! と自分に言い聞かせながら作業を終わらせて汚物室から出ると、今度は汚物室隣の階段をカン! カン! カン! …と逃げるように降りて行く音。
不審者か? 誰か徘徊でもしてるのか? と後を追いかけようとした瞬間気付いたんです。
そもそもあんな足音がするはずないんですよ。
うちの病院、廊下も階段もカーペット敷きなんですから。
それに気付いた瞬間ゾクーッてしましたよね。ウワ〜、ヤダ〜! って思って。
でも、アタシも一応職員だもんだから、きちんと確認しないといけないってんで、階段降りてみることにしたんです。
階段の一段目、わざと強く足を踏み出してみる。
スッ。カーペット敷きですから、カン、カン! なんて足音するわけが無い。するわけが無いんですよ。
改めて確認しちゃうと、イヤだな〜って思ったんですけど、スッ、スッ、スッ、ゆっくり下に降りていきます。
踊り場にたどり着いて、下の階を覗き込む。だーれもいない。さっきの足音もしない。
ここでアタシ臆病風に吹かれちゃいましてね。
一応誰もいないし、怖いし、もう確認はしたから戻ろうかなんつって、上の階に向き直った途端!
カンカンカンカンカン!
上の階から足音が向かってくる! 降りてきてるんだ。
カンカンカン!
あっと言う間にこちらへ来る。
そして、とうとう目の前の距離で
カン!
フッ、と足元を見ると白いヒール履いた足元がボンヤリと非常灯の灯りに照らされてる。
足首から上がない。
アタシ、そこから記憶が無いんだ。
気、失っちゃったんですよ…。
カッカッカッ…って、ヒールで歩いてるような音。
誰だろうな? と思って手を止めて廊下を見渡してみたんですが誰も居ない。
片付け物の続きに戻ると、またカッカッカッ…と聞こえるし近づいて来る。
もう一度廊下を見るけどやっぱり誰も居ない。
気のせい! 気のせい! と自分に言い聞かせながら作業を終わらせて汚物室から出ると、今度は汚物室隣の階段をカン! カン! カン! …と逃げるように降りて行く音。
不審者か? 誰か徘徊でもしてるのか? と後を追いかけようとした瞬間気付いたんです。
そもそもあんな足音がするはずないんですよ。
うちの病院、廊下も階段もカーペット敷きなんですから。
それに気付いた瞬間ゾクーッてしましたよね。ウワ〜、ヤダ〜! って思って。
でも、アタシも一応職員だもんだから、きちんと確認しないといけないってんで、階段降りてみることにしたんです。
階段の一段目、わざと強く足を踏み出してみる。
スッ。カーペット敷きですから、カン、カン! なんて足音するわけが無い。するわけが無いんですよ。
改めて確認しちゃうと、イヤだな〜って思ったんですけど、スッ、スッ、スッ、ゆっくり下に降りていきます。
踊り場にたどり着いて、下の階を覗き込む。だーれもいない。さっきの足音もしない。
ここでアタシ臆病風に吹かれちゃいましてね。
一応誰もいないし、怖いし、もう確認はしたから戻ろうかなんつって、上の階に向き直った途端!
カンカンカンカンカン!
上の階から足音が向かってくる! 降りてきてるんだ。
カンカンカン!
あっと言う間にこちらへ来る。
そして、とうとう目の前の距離で
カン!
フッ、と足元を見ると白いヒール履いた足元がボンヤリと非常灯の灯りに照らされてる。
足首から上がない。
アタシ、そこから記憶が無いんだ。
気、失っちゃったんですよ…。
いわゆる「いわくつきの家」というものが出来上がっていく現場を見ていた。
最初、そこにあったのは普通の家で、住んでいたのは普通の家族だった。旦那、妻、長女、長男の4人家族だった。
旦那は仕事を独立してから羽振りも良くなり、中古で買ったボロい家を事務所兼3階建て鉄筋コンクリートの超豪華な家に建て直した。
建て直してすぐ、まずは子供の様子がおかしくなった。明るく愛想のいい、甘ったれな感じが憎めなかった子供たちが、急に人見知りを始めた。
旦那は家に帰らなくなった。妻は家から出てこなくなった。
旦那は子供たちにせがまれて、犬を飼った。が、1ヶ月で死亡。
その後、犬購入→死亡→犬購入を繰り返す。病死もあったが、ほとんどは虐待死だった。
半年で8匹の犬が死んだ。
その2ヶ月後に妻が死亡。
葬式が済んで、四十九日が過ぎる前に残った家族が失踪した。
家を建て直して1年目の事だった。
その後、新築同様&立地条件の良さに惹かれて何家族かがその家を購入したものの一家離散、死別などですぐに持ち主が変わってしまう。
母が「あの家の中を見たけど、廊下が変な形だから溜まりやすいのよね…」と呟いていた。
最初、そこにあったのは普通の家で、住んでいたのは普通の家族だった。旦那、妻、長女、長男の4人家族だった。
旦那は仕事を独立してから羽振りも良くなり、中古で買ったボロい家を事務所兼3階建て鉄筋コンクリートの超豪華な家に建て直した。
建て直してすぐ、まずは子供の様子がおかしくなった。明るく愛想のいい、甘ったれな感じが憎めなかった子供たちが、急に人見知りを始めた。
旦那は家に帰らなくなった。妻は家から出てこなくなった。
旦那は子供たちにせがまれて、犬を飼った。が、1ヶ月で死亡。
その後、犬購入→死亡→犬購入を繰り返す。病死もあったが、ほとんどは虐待死だった。
半年で8匹の犬が死んだ。
その2ヶ月後に妻が死亡。
葬式が済んで、四十九日が過ぎる前に残った家族が失踪した。
家を建て直して1年目の事だった。
その後、新築同様&立地条件の良さに惹かれて何家族かがその家を購入したものの一家離散、死別などですぐに持ち主が変わってしまう。
母が「あの家の中を見たけど、廊下が変な形だから溜まりやすいのよね…」と呟いていた。
これは、兄貴の体験した話です。
兄貴は塗装・防水の仕事をしています。
ある日、会社から、大阪市内の閉店した、靴屋へ仕事に行ったらしいです。
中を見ると、全面ガラス張りで遮光する為、青いフィルムを貼っていたそう。
多分、兄貴は、てか俺ら一家は霊感を全く持っていないはずです。
その兄貴が気持ち悪いと思ったらしいです。
で、4人で仕事してたみたいなんですが、会社から、他の現場に2人応援がほしいとの連絡が入る。
兄貴ともう一人の職人を置いて、二人が他の現場に向かった。
仕事をしてると、徐々に右足が痛くなってきたらしいのです。
ですが、現場を放っておくのは、まず無理なので、痛いのを我慢しながら仕事を終わらせたようです。
その夜、友達と夕食の約束があったらしく、出掛けていきました。
その友人は、霊感が鋭いようで、各々、解散後その友人から電話が掛かってきたそうです。
友人「お前、今日、右足痛くない? 多分、俺お前の貰ってるわ…」
兄貴は、ビックリしたそうです。
兄貴は、ふと、もう一人の職人が言っていた事を思い出しました。
職人「何や、この靴屋! 一足位、頂戴しようと思ったのに新しい靴が一足もないやんけ? ズタズタの靴ばっかりや! おまけに右足用の靴が無いしよ!」
これ、関係あるのでしょうか…。
兄貴は塗装・防水の仕事をしています。
ある日、会社から、大阪市内の閉店した、靴屋へ仕事に行ったらしいです。
中を見ると、全面ガラス張りで遮光する為、青いフィルムを貼っていたそう。
多分、兄貴は、てか俺ら一家は霊感を全く持っていないはずです。
その兄貴が気持ち悪いと思ったらしいです。
で、4人で仕事してたみたいなんですが、会社から、他の現場に2人応援がほしいとの連絡が入る。
兄貴ともう一人の職人を置いて、二人が他の現場に向かった。
仕事をしてると、徐々に右足が痛くなってきたらしいのです。
ですが、現場を放っておくのは、まず無理なので、痛いのを我慢しながら仕事を終わらせたようです。
その夜、友達と夕食の約束があったらしく、出掛けていきました。
その友人は、霊感が鋭いようで、各々、解散後その友人から電話が掛かってきたそうです。
友人「お前、今日、右足痛くない? 多分、俺お前の貰ってるわ…」
兄貴は、ビックリしたそうです。
兄貴は、ふと、もう一人の職人が言っていた事を思い出しました。
職人「何や、この靴屋! 一足位、頂戴しようと思ったのに新しい靴が一足もないやんけ? ズタズタの靴ばっかりや! おまけに右足用の靴が無いしよ!」
これ、関係あるのでしょうか…。
専門学生の頃、仲間内で百物語やったんだよな。
でも実際、百も話が無い。
んで、ネットで「自分的に怖い話」を掻き集めてなんとか百個、怖い話を集めたんだよな。
蝋燭立てんのは、火事になったら恐いから、煙草を、一つ話したら一本吸うって方法で。
んで百話し終わって、百本目の煙草を灰皿に押し付けたら、不完全燃焼でも起こしてたのか、なんか吸殻が燃え上がってさ、女の子ら、ビビッて泣き出したんだよ。
…でも、マジ怖かったのは。窓ガラスが突然割れた事。
いや、公民館だったんだけどさ。同窓会って名目でレンタルして。大会議室でやってたんだ。
窓は押し開くタイプで12枚あって、それが全部一気に割れたんだぜ。
「やっぱ、ネットで他人の話、集めたのは、ズルかったよなぁ」
仲間の一人がそう言ったら…
『そうだ』
って、天井から声がしたんだよ。
何つーか、上からした声なのに、地を這うみたいな声で。
で、何が怖かったって、その『そうだ』って声で、いや別に「怖い声」じゃなかったんだぜ。
なのに、全員気絶したんだよ、俺も。
目覚ましたら、すでに朝で、更に絶叫モンの恐怖が其処に…。
窓、割れてなかったんだよ。なのに、ガラスの破片が部屋中に散らばってて。
俺らガラスの破片の絨毯の上で、寝返り一つ打たずに寝てたんだ。
でも実際、百も話が無い。
んで、ネットで「自分的に怖い話」を掻き集めてなんとか百個、怖い話を集めたんだよな。
蝋燭立てんのは、火事になったら恐いから、煙草を、一つ話したら一本吸うって方法で。
んで百話し終わって、百本目の煙草を灰皿に押し付けたら、不完全燃焼でも起こしてたのか、なんか吸殻が燃え上がってさ、女の子ら、ビビッて泣き出したんだよ。
…でも、マジ怖かったのは。窓ガラスが突然割れた事。
いや、公民館だったんだけどさ。同窓会って名目でレンタルして。大会議室でやってたんだ。
窓は押し開くタイプで12枚あって、それが全部一気に割れたんだぜ。
「やっぱ、ネットで他人の話、集めたのは、ズルかったよなぁ」
仲間の一人がそう言ったら…
『そうだ』
って、天井から声がしたんだよ。
何つーか、上からした声なのに、地を這うみたいな声で。
で、何が怖かったって、その『そうだ』って声で、いや別に「怖い声」じゃなかったんだぜ。
なのに、全員気絶したんだよ、俺も。
目覚ましたら、すでに朝で、更に絶叫モンの恐怖が其処に…。
窓、割れてなかったんだよ。なのに、ガラスの破片が部屋中に散らばってて。
俺らガラスの破片の絨毯の上で、寝返り一つ打たずに寝てたんだ。
俺幽霊とか全く信じてないし、こういう怖い話とか聴いたり見たりしても何も思わないんだが。
昔、台風の時。大学から電車で帰ろうとしても電車が台風で出なかったから大学の近くに住む友人の家に行ったんだ。
友人の家はでっけぇマンションの最上階。13階だったかな?
とにかくそこまでエレベーターで上がって、友人の家のチャイムを鳴らした。
「おぉ、お前か」
「台風で電車止まったから泊めてくれ」
「いいけど、今から玄関の掃除しようと思ってたから手伝え」
なんで台風の時に玄関を掃除すんの? と疑問には思ったが口には出さず、俺は玄関掃除を手伝った。
玄関と言っても、玄関の周り、つまりマンションの廊下を掃除していた。
が途中で2人とも飽きて怖い話をしていた。
そうしたら盛り上がって、2人とも少し怖くなったんだろうな。
友人が、「戻るか」って言って家に入ろうとした。
そうしたらさ、ひた、ひた…って水溜まりの上を裸足で歩くような音が聞こえるんだよ。
友人にも聞こえたらしく、2人で辺りを見回したけど人は誰もいない。水溜まりもない。
でも聞こえるんだよ。ひた、ひた…って。
しかもその音が、だんだん大きくなってるんだよ。まるでこっちに近づいてくるかのように。
俺はヤバいと思って、エレベーターに駆け寄りボタンを押した。
友人も絶叫しながらこっちに来て、2人でエレベーターに乗り込んだ。でもなかなかドアが閉まらない。
昔、台風の時。大学から電車で帰ろうとしても電車が台風で出なかったから大学の近くに住む友人の家に行ったんだ。
友人の家はでっけぇマンションの最上階。13階だったかな?
とにかくそこまでエレベーターで上がって、友人の家のチャイムを鳴らした。
「おぉ、お前か」
「台風で電車止まったから泊めてくれ」
「いいけど、今から玄関の掃除しようと思ってたから手伝え」
なんで台風の時に玄関を掃除すんの? と疑問には思ったが口には出さず、俺は玄関掃除を手伝った。
玄関と言っても、玄関の周り、つまりマンションの廊下を掃除していた。
が途中で2人とも飽きて怖い話をしていた。
そうしたら盛り上がって、2人とも少し怖くなったんだろうな。
友人が、「戻るか」って言って家に入ろうとした。
そうしたらさ、ひた、ひた…って水溜まりの上を裸足で歩くような音が聞こえるんだよ。
友人にも聞こえたらしく、2人で辺りを見回したけど人は誰もいない。水溜まりもない。
でも聞こえるんだよ。ひた、ひた…って。
しかもその音が、だんだん大きくなってるんだよ。まるでこっちに近づいてくるかのように。
俺はヤバいと思って、エレベーターに駆け寄りボタンを押した。
友人も絶叫しながらこっちに来て、2人でエレベーターに乗り込んだ。でもなかなかドアが閉まらない。
必死に閉まるのボタンを押し続け、ようやくドアは閉まってくれた。
んでどーにかドアは閉まり、俺達はマンションの一階にたどり着いた。
「あー…」
半ば放心状態だった俺は、ぼけーっとしながら友人の方を見た。
「おい、今のなんだったんだろうな」
って言いながら友人の方を向くと、アイツガチガチ震えて顔が真っ青だった。
おいおい、もうここは一階だろ、って言いかけたら、友人はこう言った。
「こ、こここ、13階、」
俺、振り向いた。辺りを見回した。
俺の目に入ったのは、1313号室の文字。余りに高く見晴らしのいい景色。
そうしたら聞こえるんだよ。今度はちゃんと、ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたってひたひたひたひたひたひたひたひた聞こえるひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた聞こえるひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたこっちひたひたひたひたひたひたひたひた来るひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたつぎひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたおまえだからひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた
んでどーにかドアは閉まり、俺達はマンションの一階にたどり着いた。
「あー…」
半ば放心状態だった俺は、ぼけーっとしながら友人の方を見た。
「おい、今のなんだったんだろうな」
って言いながら友人の方を向くと、アイツガチガチ震えて顔が真っ青だった。
おいおい、もうここは一階だろ、って言いかけたら、友人はこう言った。
「こ、こここ、13階、」
俺、振り向いた。辺りを見回した。
俺の目に入ったのは、1313号室の文字。余りに高く見晴らしのいい景色。
そうしたら聞こえるんだよ。今度はちゃんと、ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたってひたひたひたひたひたひたひたひた聞こえるひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた聞こえるひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたこっちひたひたひたひたひたひたひたひた来るひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたつぎひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたおまえだからひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた
私の兄は叔母に似て霊感が強いらしく、様々なモノを見たり聞いたりします。
それは兄と一緒に居ただけでわかる事なのです。
ある年のお盆、親戚の子が遊びに来ました。
その子はまだ3才にもならない幼児で言葉も特定の単語しか話せません。
その子と兄と私で遊んで居ました。
そして兄がその子にお菓子をあげているといきなり
「殺してくれ…」
と低くだけどはっきり呟いたのです。
一緒の出来事で私は驚きました。
その子は女の子なのにその口から聞こえたのは明らかに男性の声だったのですから…。
それから数日後。
兄は高熱が続き、私も体調不良になり大変な思いをしました。
だけどこれは始まりに過ぎないと後から気付いたのです。
それは兄と一緒に居ただけでわかる事なのです。
ある年のお盆、親戚の子が遊びに来ました。
その子はまだ3才にもならない幼児で言葉も特定の単語しか話せません。
その子と兄と私で遊んで居ました。
そして兄がその子にお菓子をあげているといきなり
「殺してくれ…」
と低くだけどはっきり呟いたのです。
一緒の出来事で私は驚きました。
その子は女の子なのにその口から聞こえたのは明らかに男性の声だったのですから…。
それから数日後。
兄は高熱が続き、私も体調不良になり大変な思いをしました。
だけどこれは始まりに過ぎないと後から気付いたのです。
私の兄は霊感があるらしく様々な事が自分と自分を取り巻く人に起こる。
ある日兄ととても親しい友人が兄の所に相談しにきた。
内容は携帯が調子悪いとの事で、とても深刻な顔だった。
どんな感じで調子が悪いんだ? と聞けば、携帯を買っても買っても水没したように内側から水が出てくる、と言う内容だった。
そんな馬鹿なと実際に携帯を見るとそこには内側から水を滴らせた真新しい携帯があった。
その時兄と私はその友人の肩に小さな赤ちゃんを見た。
私は寒くて鳥肌が止まらなくてとても恐怖を感じていた。
兄は恐る恐る友人に「お前、子供下ろしてないか…?」と聞いた。
「何言ってんだよ! そんな事あるわけねーじゃん!」
そう憤慨する友人はうちから出ていった。
友人が立ち去った後私達兄妹はその場から暫く動けず、息切れを起こしていた。
後日、友人から電話がきて
「こないだは悪かった。あの後嫁さんに聞いたら、嫁さんが子供下ろしてた」
どうやら妊娠中の奥さんが一度下ろしていたらしくその子が友人に自分の存在を知られたくて出てきたようだ。
兄と会ってから友人の携帯は水が出なくなった。
ある日兄ととても親しい友人が兄の所に相談しにきた。
内容は携帯が調子悪いとの事で、とても深刻な顔だった。
どんな感じで調子が悪いんだ? と聞けば、携帯を買っても買っても水没したように内側から水が出てくる、と言う内容だった。
そんな馬鹿なと実際に携帯を見るとそこには内側から水を滴らせた真新しい携帯があった。
その時兄と私はその友人の肩に小さな赤ちゃんを見た。
私は寒くて鳥肌が止まらなくてとても恐怖を感じていた。
兄は恐る恐る友人に「お前、子供下ろしてないか…?」と聞いた。
「何言ってんだよ! そんな事あるわけねーじゃん!」
そう憤慨する友人はうちから出ていった。
友人が立ち去った後私達兄妹はその場から暫く動けず、息切れを起こしていた。
後日、友人から電話がきて
「こないだは悪かった。あの後嫁さんに聞いたら、嫁さんが子供下ろしてた」
どうやら妊娠中の奥さんが一度下ろしていたらしくその子が友人に自分の存在を知られたくて出てきたようだ。
兄と会ってから友人の携帯は水が出なくなった。
私の兄は霊感があるらしく様々な事が起こる。
ある日出来たばかりの彼女とデートの約束をした。
デートの日兄は体調があまり良くなかった。
彼女を迎えに行こうと車に乗り込むと違和感を覚えた。
誰かが後ろに乗ってる…。
そんな気配を感じたが、デートの待ち合わせ時間が迫っていたため兄は車を出発させた。
しばらく運転しているといきなり窓を白くて細い腕が叩いた。
兄は恐怖を感じて彼女の家に急いだ。
そして何事もなく彼女宅に着いた。
彼女を車に乗せるとデート場所に向かった。
彼女と一緒になってから特に変な事も起こらず、その日は無事終わろうとした。
「じゃあ、今日はありがとう。そういえば○○(兄の名前)君って車でなんか飼ってる? 助手席の後ろでなんか凄い気配? を感じたんだけど…気のせいかな?」
彼女の一言で兄は慌ててミラーを見た。
そこには薄ら笑いを浮かべた女性が座っていた。
ある日出来たばかりの彼女とデートの約束をした。
デートの日兄は体調があまり良くなかった。
彼女を迎えに行こうと車に乗り込むと違和感を覚えた。
誰かが後ろに乗ってる…。
そんな気配を感じたが、デートの待ち合わせ時間が迫っていたため兄は車を出発させた。
しばらく運転しているといきなり窓を白くて細い腕が叩いた。
兄は恐怖を感じて彼女の家に急いだ。
そして何事もなく彼女宅に着いた。
彼女を車に乗せるとデート場所に向かった。
彼女と一緒になってから特に変な事も起こらず、その日は無事終わろうとした。
「じゃあ、今日はありがとう。そういえば○○(兄の名前)君って車でなんか飼ってる? 助手席の後ろでなんか凄い気配? を感じたんだけど…気のせいかな?」
彼女の一言で兄は慌ててミラーを見た。
そこには薄ら笑いを浮かべた女性が座っていた。
先日起こった洒落にならなかった事。
オカルト好きな俺とA男とB子で怖い話を2時間ぐらいしてたんだけど、A男が「心霊スポット行かない?」って言い出して、ノリで行く事になった。
俺の住んでる所はど田舎のT県。
最強に怖い心霊スポットがあるんだけど、三人でそこは辞めとこうってなって、程々に怖いF市にある廃墟に行く事になった。A男が車運転で。
いざ着いてみると周りは真っ暗。
本気で怖くなってきた俺とB子はちょいガクブルだったけど、好奇心モリモリのA男が先頭に立って侵入。
結構人が来てたらしく、廃墟の入口に「近隣の迷惑になりますのでむやみに入らないで下さい」って看板があった。
無視。侵入。
入ってみると意外に広くて、もう夜の2時まわってたから真っ暗で懐中電灯忘れて三人で携帯のライトを頼りに固まって捜索。
まず一階を探索。
地元のヤンキー様達がスプレーで壁に「夜露死苦」だの「喧嘩上等」だの書いてあった。笑う俺達。
和んだところで更に奥に進むと襖のある部屋? 和室みたいな部屋があって襖と襖の間に写経みたいなお札が縦に目茶苦茶貼ってあって、流石に三人もビビった。
ガチなのか? と思いながら、次は二階へ行こうってなって階段へ進んだ時A男にメールがあった。
まさか…と思って恐る恐るA男の携帯を三人で見た。
自称霊能力者のC子からだった。
内容はこうだった。
「今すぐ家に帰って。お願いだから」
次は俺とB子に同時にメール。
「今どこにいるか解らないけど今すぐ家に帰って。お願いだから」
はぁ? と思いつつ、戸惑ってたらB子がいきなり猛スピードで出口に走り始めた。
そして俺とA男もダッシュで追い掛けた。
B子が「皆早く帰ろう! 早く!」と叫んでた。
とりあえずC子の言う通り、B子を追い掛けて。
車の中で俺がC子に電話したら、
俺「どうしたの?」
C子「どこにいたの?」
俺「F廃墟。心霊スポットだけど、メールの意味わかんないんだけど?」
オカルト好きな俺とA男とB子で怖い話を2時間ぐらいしてたんだけど、A男が「心霊スポット行かない?」って言い出して、ノリで行く事になった。
俺の住んでる所はど田舎のT県。
最強に怖い心霊スポットがあるんだけど、三人でそこは辞めとこうってなって、程々に怖いF市にある廃墟に行く事になった。A男が車運転で。
いざ着いてみると周りは真っ暗。
本気で怖くなってきた俺とB子はちょいガクブルだったけど、好奇心モリモリのA男が先頭に立って侵入。
結構人が来てたらしく、廃墟の入口に「近隣の迷惑になりますのでむやみに入らないで下さい」って看板があった。
無視。侵入。
入ってみると意外に広くて、もう夜の2時まわってたから真っ暗で懐中電灯忘れて三人で携帯のライトを頼りに固まって捜索。
まず一階を探索。
地元のヤンキー様達がスプレーで壁に「夜露死苦」だの「喧嘩上等」だの書いてあった。笑う俺達。
和んだところで更に奥に進むと襖のある部屋? 和室みたいな部屋があって襖と襖の間に写経みたいなお札が縦に目茶苦茶貼ってあって、流石に三人もビビった。
ガチなのか? と思いながら、次は二階へ行こうってなって階段へ進んだ時A男にメールがあった。
まさか…と思って恐る恐るA男の携帯を三人で見た。
自称霊能力者のC子からだった。
内容はこうだった。
「今すぐ家に帰って。お願いだから」
次は俺とB子に同時にメール。
「今どこにいるか解らないけど今すぐ家に帰って。お願いだから」
はぁ? と思いつつ、戸惑ってたらB子がいきなり猛スピードで出口に走り始めた。
そして俺とA男もダッシュで追い掛けた。
B子が「皆早く帰ろう! 早く!」と叫んでた。
とりあえずC子の言う通り、B子を追い掛けて。
車の中で俺がC子に電話したら、
俺「どうしたの?」
C子「どこにいたの?」
俺「F廃墟。心霊スポットだけど、メールの意味わかんないんだけど?」
C子「そうだったんだ。私今さっきまで寝てたのね、そしたらアンタとAとBが夢に出てきて三人共傷だらけだったん。すっごく嫌な予感したからメールしたの」
俺「マジで? 俺達その時、その廃墟の二階に行こうとしとったんやけど」
C子「行かない方が良かったと思う」
俺「なんかあったんかな?」
C子「わかんないけど、なんか不安になってね。でも戻ってくれて良かった。じゃあ私また寝るね、おやすみー」
俺「あ、はいはいお休みー」
―ピッ―
俺が二人に電話の内容話すと、
A男「C子ってモノホンなんかな? つかB子なんでいきなり走り出したん?」
B子「見た…」
俺「何が? 霊!? 何系?? 女の子!?」
B子「違うよ、私さ台所付近に行ったらカップ麺の容器の空が大量に落ちてたの」
俺「…で?」
A男「なんでそれで逃げたの? つか見たって何を?」
B子「…両手に包丁持ったホームレスみたいな人が二階の部屋からこっち見下ろしてた」
俺・A男「……マジ? ヤバくない?」
B子「だから逃げたん」
俺「マジで? 俺達その時、その廃墟の二階に行こうとしとったんやけど」
C子「行かない方が良かったと思う」
俺「なんかあったんかな?」
C子「わかんないけど、なんか不安になってね。でも戻ってくれて良かった。じゃあ私また寝るね、おやすみー」
俺「あ、はいはいお休みー」
―ピッ―
俺が二人に電話の内容話すと、
A男「C子ってモノホンなんかな? つかB子なんでいきなり走り出したん?」
B子「見た…」
俺「何が? 霊!? 何系?? 女の子!?」
B子「違うよ、私さ台所付近に行ったらカップ麺の容器の空が大量に落ちてたの」
俺「…で?」
A男「なんでそれで逃げたの? つか見たって何を?」
B子「…両手に包丁持ったホームレスみたいな人が二階の部屋からこっち見下ろしてた」
俺・A男「……マジ? ヤバくない?」
B子「だから逃げたん」
怖くないかも知れませんが、自分自身はかなり怖かったので。
わかりにくいかもしれませんがご勘弁を。
今から15年程前、私が学生時代の話です。
当時一人暮らしをしていて、その日はちょうどお盆が過ぎ実家からアパートに帰って来た日でした。
疲れていて早くに就寝したのですが、深夜2時を少し過ぎた頃に目が覚めました。
無性にのどが渇いていました。
水でも飲めばいいのに、何故かその時は当時良く飲んでいた「バニラ牛乳」と言う缶飲料を飲みたくて仕方がなかった。
我慢しようとしたが、抑えきれずに買い出しに出かけました。
自転車で近くのコンビニ(個人経営)に行き探すが無し。仕方なく帰ろうとした時に自販機を発見したがやはり無し。
その後、数カ所の自販機を見て回るがどこにも無く諦めて帰ろうとした時、もう一カ所自販機のある場所を思い出しました。
最後の望みと急いで自転車をこいで行きました。
目的地まで近づいて来た時、ふと泣き声が聞こえてきました。ひっくひっくと、すすり泣く声でした。
自転車を止め周りを見ても誰もいない。大きな泣き声ではないから誰かが近くで泣いてると思ったのです。
気のせいかと思い再び出発しようとした時、また泣き声が聞こえて来ました。
おかしく思いまた周りを見渡すが誰もいない。
ちょっと気味悪く感じてきて早くその場から離れようとした時、またしても聞こえてきました。
恐々後ろを見ると、そこには子供が立っていました。
マジで驚きました。つい数秒前まではいなかったのに。いつの間にと言った感じでした。
幽霊? 人間? そんな事が頭の中でいっぱいでした。
逃げようとしましたが、もし幽霊だとして追いかけられたら更に嫌だし、本当の子供なら可哀想だと思い勇気を出して声をかけました。
「どうしたの?」
と問うと「お母さんがいない…」と返事が返ってきました。
会話が出来たと言う安心感があり更に話を続けました。
「お家はどこなの? 送って行ってあげるよ」
と言うと「ここ」とすぐ目の前の家を指さしました。
わかりにくいかもしれませんがご勘弁を。
今から15年程前、私が学生時代の話です。
当時一人暮らしをしていて、その日はちょうどお盆が過ぎ実家からアパートに帰って来た日でした。
疲れていて早くに就寝したのですが、深夜2時を少し過ぎた頃に目が覚めました。
無性にのどが渇いていました。
水でも飲めばいいのに、何故かその時は当時良く飲んでいた「バニラ牛乳」と言う缶飲料を飲みたくて仕方がなかった。
我慢しようとしたが、抑えきれずに買い出しに出かけました。
自転車で近くのコンビニ(個人経営)に行き探すが無し。仕方なく帰ろうとした時に自販機を発見したがやはり無し。
その後、数カ所の自販機を見て回るがどこにも無く諦めて帰ろうとした時、もう一カ所自販機のある場所を思い出しました。
最後の望みと急いで自転車をこいで行きました。
目的地まで近づいて来た時、ふと泣き声が聞こえてきました。ひっくひっくと、すすり泣く声でした。
自転車を止め周りを見ても誰もいない。大きな泣き声ではないから誰かが近くで泣いてると思ったのです。
気のせいかと思い再び出発しようとした時、また泣き声が聞こえて来ました。
おかしく思いまた周りを見渡すが誰もいない。
ちょっと気味悪く感じてきて早くその場から離れようとした時、またしても聞こえてきました。
恐々後ろを見ると、そこには子供が立っていました。
マジで驚きました。つい数秒前まではいなかったのに。いつの間にと言った感じでした。
幽霊? 人間? そんな事が頭の中でいっぱいでした。
逃げようとしましたが、もし幽霊だとして追いかけられたら更に嫌だし、本当の子供なら可哀想だと思い勇気を出して声をかけました。
「どうしたの?」
と問うと「お母さんがいない…」と返事が返ってきました。
会話が出来たと言う安心感があり更に話を続けました。
「お家はどこなの? 送って行ってあげるよ」
と言うと「ここ」とすぐ目の前の家を指さしました。
今更どうしようもないと思い「じゃ、一緒にお家に行こうか」と軽く背中を押し家に行きました。
間違いなく触れた感触はありました。
嫌だと思いながらも呼び鈴を押そうとしたが付いて無く、ドアをノックしました。
当然ながら返事はありません。
子供の言う通りいないのか…と思いノブを回すとドアは開きました。
開いた事に驚きましたが、子供が出てきたなら開いてて当然か、と思い一歩進み「こんばんは」「すみません」と呼ぶが返事は無し。何度か繰り返すがやはり返答はありませんでした。
ビビりの私はだんだんと怖くなり子供に「お布団に行って寝なさいね」と言うと「うん」と言う返事が来たので「バイバイ」と言い速攻で逃げ帰りました。
すでに「バニラ牛乳」どころではありませんでした。
後日、友人にその話をすると「それって俺の部屋の近くじゃないかな」と言う事になり、一緒にその家まで行きました。
その家は友人のアパートの目の前でした。
「本当にここなの?」
友人が疑いながら言うので「間違いない」と言い何故かを聞いたら「そこって半年くらい前から空き家だよ」と言ってきました。
「嘘つくなよ」
と言うと「ほら見てみろよ」と指さすので見てみると、そこには空き物件として管理会社の連絡先が貼り付けてありました。
その後、特別異変はありませんでしたが、私が話した子供はなんだったんでしょうか?
本人としてはマジで怖い経験でした。
間違いなく触れた感触はありました。
嫌だと思いながらも呼び鈴を押そうとしたが付いて無く、ドアをノックしました。
当然ながら返事はありません。
子供の言う通りいないのか…と思いノブを回すとドアは開きました。
開いた事に驚きましたが、子供が出てきたなら開いてて当然か、と思い一歩進み「こんばんは」「すみません」と呼ぶが返事は無し。何度か繰り返すがやはり返答はありませんでした。
ビビりの私はだんだんと怖くなり子供に「お布団に行って寝なさいね」と言うと「うん」と言う返事が来たので「バイバイ」と言い速攻で逃げ帰りました。
すでに「バニラ牛乳」どころではありませんでした。
後日、友人にその話をすると「それって俺の部屋の近くじゃないかな」と言う事になり、一緒にその家まで行きました。
その家は友人のアパートの目の前でした。
「本当にここなの?」
友人が疑いながら言うので「間違いない」と言い何故かを聞いたら「そこって半年くらい前から空き家だよ」と言ってきました。
「嘘つくなよ」
と言うと「ほら見てみろよ」と指さすので見てみると、そこには空き物件として管理会社の連絡先が貼り付けてありました。
その後、特別異変はありませんでしたが、私が話した子供はなんだったんでしょうか?
本人としてはマジで怖い経験でした。
大学に入ってからの話。
1年の夏。東京の大学だったから、一人暮らししてた。
夏休みもバイトがあったから、田舎にも帰らず、何となく東京。
8月に入ってから、バイト先の連中とキャンプに行くことになったんだ。
東京から案外近いところにある、山奥の普通のキャンプ場へ、男3女3。
夜、バイトが終わってからワンボックスのレンタカーで2泊2日。
到着したのが10時ごろ。
あまり流行ってないみたいで、他に客もなし。
小さなキャンプ場で設備だってそんなに良くなかったから、こんなもんかと思ってた。
この時期に楽々と予約できるんじゃぁね。
バイトの疲れもあって、その日はさっさとテント張って寝てしまった。
翌日はキャンプ場からそれなりに奥に入ったところにある小さな滝で水と戯れたりしてる連中を残して、オレともう一人(男)はもう少し奥へ入って釣りを。
田舎の人間だから、山には慣れてる。山の中なんてのはだいたい鬱蒼としたもんだ。
でも、何か違う気がする。
異質な重さって表現したらいいのかな、湿度の高さからくる重さとは、どうも違う気がする。
魚も釣れないし、昼も近づいてるし、早々に引き上げることにして滝まで戻ったんだけど、誰もいない。なんで?
早足にテントまで戻ったら、みんなはご飯を食べてた。
戻ってこないから先に食べてたってさ。なんだよそれ。
そのまま何となく酒盛り状態。
ダラダラし続けて、晩ご飯はレトルトのカレー。なんちゃってキャンプだからそんなもんね。
9時近かったかな、花火しようぜ、ってことで滝まで行くことになったのは。
月明かりもあったし、ちゃんと懐中電灯もあるし、大丈夫だよねってことで。
最初のうちはハデな花火でキャーキャーいってたんだけど、シメの線香花火に火を点けるころにはみんな静かになってた。
だからこそ、あんなものに気が付いたのかもしれない。
1年の夏。東京の大学だったから、一人暮らししてた。
夏休みもバイトがあったから、田舎にも帰らず、何となく東京。
8月に入ってから、バイト先の連中とキャンプに行くことになったんだ。
東京から案外近いところにある、山奥の普通のキャンプ場へ、男3女3。
夜、バイトが終わってからワンボックスのレンタカーで2泊2日。
到着したのが10時ごろ。
あまり流行ってないみたいで、他に客もなし。
小さなキャンプ場で設備だってそんなに良くなかったから、こんなもんかと思ってた。
この時期に楽々と予約できるんじゃぁね。
バイトの疲れもあって、その日はさっさとテント張って寝てしまった。
翌日はキャンプ場からそれなりに奥に入ったところにある小さな滝で水と戯れたりしてる連中を残して、オレともう一人(男)はもう少し奥へ入って釣りを。
田舎の人間だから、山には慣れてる。山の中なんてのはだいたい鬱蒼としたもんだ。
でも、何か違う気がする。
異質な重さって表現したらいいのかな、湿度の高さからくる重さとは、どうも違う気がする。
魚も釣れないし、昼も近づいてるし、早々に引き上げることにして滝まで戻ったんだけど、誰もいない。なんで?
早足にテントまで戻ったら、みんなはご飯を食べてた。
戻ってこないから先に食べてたってさ。なんだよそれ。
そのまま何となく酒盛り状態。
ダラダラし続けて、晩ご飯はレトルトのカレー。なんちゃってキャンプだからそんなもんね。
9時近かったかな、花火しようぜ、ってことで滝まで行くことになったのは。
月明かりもあったし、ちゃんと懐中電灯もあるし、大丈夫だよねってことで。
最初のうちはハデな花火でキャーキャーいってたんだけど、シメの線香花火に火を点けるころにはみんな静かになってた。
だからこそ、あんなものに気が付いたのかもしれない。
滝に目を向けたことに意味なんかない。ただなんとなくだ。
滝の上に何かがいた。人?
…落ちた。
あちこちの岩に叩きつけられる音が数回したあと、水面に叩きつけられる音が耳の奥に響いた。
それほど高低差や水量はなかったけど、かなりゴツゴツした岩肌がむき出しになっている滝だ、落ちればどうなるか。
滝壺のすぐ脇の浅いところに落ちたはずだ。
駆け寄って懐中電灯で照らしてみたけど、人影らしきものも見えない。
滝壺に飲まれたか? あそこから落ち…あれ? 人?
あ。
…また落ちてきた。
岩や水面に叩きつけられる音も、さっきと同じ。
なるほど。
何かいたの? なんて言いながら何人かオレのそばまで来たんだけど、ごまかした。
大きな魚が跳ねたように思ったんだけど気のせいだったって。わざわざ話して聞かせることもないもんね。
帰る前に管理人に曰くを聞いたりするのも止めた。面倒だし。
流行ってない理由はこれだったのかも。
今でも落ち続けてるんだろうか、あの人。
男の人だったみたいだけど。
滝の上に何かがいた。人?
…落ちた。
あちこちの岩に叩きつけられる音が数回したあと、水面に叩きつけられる音が耳の奥に響いた。
それほど高低差や水量はなかったけど、かなりゴツゴツした岩肌がむき出しになっている滝だ、落ちればどうなるか。
滝壺のすぐ脇の浅いところに落ちたはずだ。
駆け寄って懐中電灯で照らしてみたけど、人影らしきものも見えない。
滝壺に飲まれたか? あそこから落ち…あれ? 人?
あ。
…また落ちてきた。
岩や水面に叩きつけられる音も、さっきと同じ。
なるほど。
何かいたの? なんて言いながら何人かオレのそばまで来たんだけど、ごまかした。
大きな魚が跳ねたように思ったんだけど気のせいだったって。わざわざ話して聞かせることもないもんね。
帰る前に管理人に曰くを聞いたりするのも止めた。面倒だし。
流行ってない理由はこれだったのかも。
今でも落ち続けてるんだろうか、あの人。
男の人だったみたいだけど。
どーも初めまして。
俺は霊感があるのかないのかよくわからないが心霊現象にあったりするんです。
今回は俺が初めてあった心霊体験を話します。
俺はサラリーマンなんだが仕事にはほぼ命をかけていた。そのおかげか信頼も厚いほうだと思う。
その日も仕事に熱中していて残業していた。
時計を見ると深夜12時…当然まわりには誰もいなく部屋もまっ暗で明かりはパソコンの光だけだった。
『そろそろ帰るかー…』
とあくびをして帰り支度を始めていた。すると
ガタンッ…
と廊下から音が聞こえた。
最初は警備の人かな? とか思っていたが、よく考えると残業はしょっちゅうしているから警備の人の行動パターンはだいたいわかっていて12時にはこの辺りはまだ見回りにはこないはず…。
一瞬ゾクッとしたが警備員にも事情はあるだろうと深く考えないようにした。
ガタンッ…
また聞こえる。
さすがに怖くなり急いで帰り支度をして帰ろうとした。でも今度は
コツコツコツ…
とハイヒールで歩いてくるような足音が聞こえた。
『同僚が忘れ物をとりにきただけだ…』
と自分に言い聞かせドアを開けた。
コツコツコツ…
音が近い。
階段のほうからだ。
でも帰るには階段のほうに行かなければならない。
腹をくくってエレベーターに向かおうとしたとき、
階段から足が見えた。
下りてきている。
そう思って階段をかけおりようと思ったが、下からも登ってくる足音が
コツコツコツ…
と聞こえてくる。
足を見ると血が流れていた。
『…やばい……』
そう思ってダッシュで部屋に戻った。
俺は霊感があるのかないのかよくわからないが心霊現象にあったりするんです。
今回は俺が初めてあった心霊体験を話します。
俺はサラリーマンなんだが仕事にはほぼ命をかけていた。そのおかげか信頼も厚いほうだと思う。
その日も仕事に熱中していて残業していた。
時計を見ると深夜12時…当然まわりには誰もいなく部屋もまっ暗で明かりはパソコンの光だけだった。
『そろそろ帰るかー…』
とあくびをして帰り支度を始めていた。すると
ガタンッ…
と廊下から音が聞こえた。
最初は警備の人かな? とか思っていたが、よく考えると残業はしょっちゅうしているから警備の人の行動パターンはだいたいわかっていて12時にはこの辺りはまだ見回りにはこないはず…。
一瞬ゾクッとしたが警備員にも事情はあるだろうと深く考えないようにした。
ガタンッ…
また聞こえる。
さすがに怖くなり急いで帰り支度をして帰ろうとした。でも今度は
コツコツコツ…
とハイヒールで歩いてくるような足音が聞こえた。
『同僚が忘れ物をとりにきただけだ…』
と自分に言い聞かせドアを開けた。
コツコツコツ…
音が近い。
階段のほうからだ。
でも帰るには階段のほうに行かなければならない。
腹をくくってエレベーターに向かおうとしたとき、
階段から足が見えた。
下りてきている。
そう思って階段をかけおりようと思ったが、下からも登ってくる足音が
コツコツコツ…
と聞こえてくる。
足を見ると血が流れていた。
『…やばい……』
そう思ってダッシュで部屋に戻った。
ドアを閉めカギもかけた。
心臓がドクドクしているのがわかる。わけもわからず半泣きになっていた。
足音はドアの前で止まった。
ガンガンガンガン…
とドアを叩きはじめた。俺は恐怖で机の下に隠れていた。
すると音が急に止んだ。
諦めたのかと思ったら
ギィー…
とドアが開く音がした。その瞬間俺は
『うわあぁぁぁぁ〜〜』
と叫びながらとびだした。
『ど…どぅしました?』
懐中電灯のライトを涙と鼻水でだらだらの顔にあてられ警備員にそう聞かれた。
俺はホッとして警備員に駆け寄ってすべてを話した。
『私は音がしたから見ただけでそんなイタズラしませんよ。夢でも見てたんじゃないですか?』
と笑われた。
夢のはずがないたったさっき起こった出来事だし…。
『じゃああまり遅くならないようにして下さいよ。お疲れ様です』
と警備員は出て行った。
そしてあることに気づいた。
カギ…はなんで開いているんだ…?
俺は後ろから視線を感じたが振り返らず帰った。
俺はこの体験で霊の存在と追い込まれた人間の姿を知った。
でもまだこんなのなんでもないよーなものなんですよね…。
別の話はまた次にでも…。
心臓がドクドクしているのがわかる。わけもわからず半泣きになっていた。
足音はドアの前で止まった。
ガンガンガンガン…
とドアを叩きはじめた。俺は恐怖で机の下に隠れていた。
すると音が急に止んだ。
諦めたのかと思ったら
ギィー…
とドアが開く音がした。その瞬間俺は
『うわあぁぁぁぁ〜〜』
と叫びながらとびだした。
『ど…どぅしました?』
懐中電灯のライトを涙と鼻水でだらだらの顔にあてられ警備員にそう聞かれた。
俺はホッとして警備員に駆け寄ってすべてを話した。
『私は音がしたから見ただけでそんなイタズラしませんよ。夢でも見てたんじゃないですか?』
と笑われた。
夢のはずがないたったさっき起こった出来事だし…。
『じゃああまり遅くならないようにして下さいよ。お疲れ様です』
と警備員は出て行った。
そしてあることに気づいた。
カギ…はなんで開いているんだ…?
俺は後ろから視線を感じたが振り返らず帰った。
俺はこの体験で霊の存在と追い込まれた人間の姿を知った。
でもまだこんなのなんでもないよーなものなんですよね…。
別の話はまた次にでも…。
今は引っ越して、家も跡形もなく壊れてしまった友人Yの自宅にて、僕が体験した話。
二階建てでかなり広かったYの家。
僕はそのだだっ広い家で遊ぶのが大好きで、いつもYの家にお邪魔させてもらっていた。
何をしていたかというと、好きな人の事とか、属に言うピンクトークなど、まぁ今思い出すと赤面するような話。
そんな中、ハイテンションになっていた僕とYはあんまりにも叫びすぎた為喉が乾き、階段をおりてリビングへと行った。
まだYの家は黒電話で、ドラマでよくあるような茶色い棚にちょこんと乗っていた。
喉の乾きを癒し、さぁ、二階へ戻ろう。そう言った時いきなり
ジ...リリ..リリリ...
と電池の切れかけた玩具みたいな途切れ途切れの音が鳴り、僕とYは一瞬ビックリしながらも“何ビビってんだよ”とお互いに笑い合った。
親からの電話だと困るし、Yが受話器を取り“もしもし、Yですが”と決まり文句を言った。
普通はここで会話が始まるんだが、始まる気配は無い。
それどころか、Yがガタガタと震えていた。
僕は慌ててYに近付き、肩をトントン、と叩きYに口パクで“何かあった?”と伝えようとした…が、振り向いたYの恐怖に引き攣ったような顔に僕は驚き、電話中にも関わらず“Y!?”と叫んでしまった。
震えながら受話器を僕に渡し、へたり込むY。
恐る恐る、受話器を耳に当てると
“アヒャヒャヒャヒャ…!!!”
と耳をつんざくような高らかな男の笑い声と、小さく聞こえる“許して、殺さないで 助けて”と言う女の声。
それだけならまだ頭のおかしい男がTVか何かを見ているようだと思えるが、僕はその後に延々と続く言葉に震え上がり、腰の抜けたYを無理矢理引きずってYの家を出た。
そのすぐ後だった。
Yが消えたのは。
次はきっと、僕の番。
だってあの時笑い声の後に続いた言葉は
“アヒャヒャヒャ!!! オ前ラハ死ヌ! ドコヘ行ッテモ絶対死ヌ!!
ダッテオイラガ殺スカラ!!
覚エテイロヨ マズハYカラユックリ殺シテヤル!!"
二階建てでかなり広かったYの家。
僕はそのだだっ広い家で遊ぶのが大好きで、いつもYの家にお邪魔させてもらっていた。
何をしていたかというと、好きな人の事とか、属に言うピンクトークなど、まぁ今思い出すと赤面するような話。
そんな中、ハイテンションになっていた僕とYはあんまりにも叫びすぎた為喉が乾き、階段をおりてリビングへと行った。
まだYの家は黒電話で、ドラマでよくあるような茶色い棚にちょこんと乗っていた。
喉の乾きを癒し、さぁ、二階へ戻ろう。そう言った時いきなり
ジ...リリ..リリリ...
と電池の切れかけた玩具みたいな途切れ途切れの音が鳴り、僕とYは一瞬ビックリしながらも“何ビビってんだよ”とお互いに笑い合った。
親からの電話だと困るし、Yが受話器を取り“もしもし、Yですが”と決まり文句を言った。
普通はここで会話が始まるんだが、始まる気配は無い。
それどころか、Yがガタガタと震えていた。
僕は慌ててYに近付き、肩をトントン、と叩きYに口パクで“何かあった?”と伝えようとした…が、振り向いたYの恐怖に引き攣ったような顔に僕は驚き、電話中にも関わらず“Y!?”と叫んでしまった。
震えながら受話器を僕に渡し、へたり込むY。
恐る恐る、受話器を耳に当てると
“アヒャヒャヒャヒャ…!!!”
と耳をつんざくような高らかな男の笑い声と、小さく聞こえる“許して、殺さないで 助けて”と言う女の声。
それだけならまだ頭のおかしい男がTVか何かを見ているようだと思えるが、僕はその後に延々と続く言葉に震え上がり、腰の抜けたYを無理矢理引きずってYの家を出た。
そのすぐ後だった。
Yが消えたのは。
次はきっと、僕の番。
だってあの時笑い声の後に続いた言葉は
“アヒャヒャヒャ!!! オ前ラハ死ヌ! ドコヘ行ッテモ絶対死ヌ!!
ダッテオイラガ殺スカラ!!
覚エテイロヨ マズハYカラユックリ殺シテヤル!!"
コンビニでアルバイトをしている男がいました。
ある日、店の入り口に一枚の写真が落ちていることに気付き、男は拾って同僚と一緒に見ました。
それは雑木林を背景に赤い鳥居を写しただけのもので、特に気にせず拾得物の保管所に放置しました。
翌日、シフトの時間になっても男は出勤してきませんでした。連絡も無く、携帯に掛けるも電話口にでません。
2〜3日音信不通状態が続き、男の住所を知っていた同僚がそこへ向かいました。
到着し、呼び鈴を鳴らすも返事は無く、どうしたものかと途方に暮れ、なんとなくドアノブを回すと鍵が掛かっていません。
不審に思いつつも同僚はドアを開けて様子を伺うことにしました。
しかし、部屋の中には誰もおらず、諦めて帰ろうと考えたその時、ふと足元に写真を見つけます。
それは先日、店の入り口で男が拾った写真でした。
よく見ると、先日とは違う部分があります。鳥居の左側にニワトリがいるのです。
同僚は勘違いかとも思いましたが、気になったので写真を持ち帰る事にしました。
そして、問題のニワトリの部分を引き伸ばし、そこを凝視した途端、一気に青ざめます。
そのニワトリの足の爪の部分に居なくなった男が苦悶の表情で写っているのです。
ある日、店の入り口に一枚の写真が落ちていることに気付き、男は拾って同僚と一緒に見ました。
それは雑木林を背景に赤い鳥居を写しただけのもので、特に気にせず拾得物の保管所に放置しました。
翌日、シフトの時間になっても男は出勤してきませんでした。連絡も無く、携帯に掛けるも電話口にでません。
2〜3日音信不通状態が続き、男の住所を知っていた同僚がそこへ向かいました。
到着し、呼び鈴を鳴らすも返事は無く、どうしたものかと途方に暮れ、なんとなくドアノブを回すと鍵が掛かっていません。
不審に思いつつも同僚はドアを開けて様子を伺うことにしました。
しかし、部屋の中には誰もおらず、諦めて帰ろうと考えたその時、ふと足元に写真を見つけます。
それは先日、店の入り口で男が拾った写真でした。
よく見ると、先日とは違う部分があります。鳥居の左側にニワトリがいるのです。
同僚は勘違いかとも思いましたが、気になったので写真を持ち帰る事にしました。
そして、問題のニワトリの部分を引き伸ばし、そこを凝視した途端、一気に青ざめます。
そのニワトリの足の爪の部分に居なくなった男が苦悶の表情で写っているのです。
初投稿です。長文・駄文はご容赦ください。
これはつい最近あった怖い話です。
高校もそろそろ卒業という事で、友人と心霊スポットに行く事になりました。
早速、市内の心霊スポットを調べてみました。
すると、何故か街の中で取り壊しもされずに残っている廃病院というのを発見しました。
近所で知らない者は居ないくらい有名なのに、不思議と心霊サイトには掲載されていない物件でした。
早速、わくわくしながら友人と行ってみました。
中に入るつもりだったのに、病院は閉鎖されていて少しガッカリしました。
が、せっかく来たので廃病院の入り口の近くまで行く事にしました。
しかし、特に何もなくてまたガッカリ。
霊が目撃されたという廃病院2階の窓のあたりを見て帰ろう、という事になりました。
ですが、やっぱり何もなくて予定通り帰る事にしました。
その時に先程の感想を述べ合っていたのですが…怖かったのはそこからでした。
俺「なんもなかったね〜。残念」
友達「ホントねぇ〜。出るらしい2階の窓のあたりも何もなかったしね〜」
俺「うん。てか、なんで病室にカーテン付けっぱなしなんだろう。一部屋くらいカーテン撤去したっていいのに」
友達「窓、全部閉鎖されてたよ?」
俺「…え? 嘘でしょ?」
友人「だってホラ、見てみ? ちゃんと閉鎖されてるから」
そう言われ、友人が指差す先の病院の窓を見てみました。
友人の言った通り確かに窓は全て閉鎖されていました。
あれ? と思った矢先、気付いてしまいました。
さっき行った病院の入り口付近に白い人の様なモノが無数に…。
これはマズい、と思い「早く行こう」と友人を急かし、その場を後にしました。
友人は「?」と見えていない様子でした。
あれは何だったのでしょうか?
自分は霊感があり、昔も怖い体験をよくしていた事を最近思い出しました。
もし掲載されたら、昔の体験を投稿するかもです。
これはつい最近あった怖い話です。
高校もそろそろ卒業という事で、友人と心霊スポットに行く事になりました。
早速、市内の心霊スポットを調べてみました。
すると、何故か街の中で取り壊しもされずに残っている廃病院というのを発見しました。
近所で知らない者は居ないくらい有名なのに、不思議と心霊サイトには掲載されていない物件でした。
早速、わくわくしながら友人と行ってみました。
中に入るつもりだったのに、病院は閉鎖されていて少しガッカリしました。
が、せっかく来たので廃病院の入り口の近くまで行く事にしました。
しかし、特に何もなくてまたガッカリ。
霊が目撃されたという廃病院2階の窓のあたりを見て帰ろう、という事になりました。
ですが、やっぱり何もなくて予定通り帰る事にしました。
その時に先程の感想を述べ合っていたのですが…怖かったのはそこからでした。
俺「なんもなかったね〜。残念」
友達「ホントねぇ〜。出るらしい2階の窓のあたりも何もなかったしね〜」
俺「うん。てか、なんで病室にカーテン付けっぱなしなんだろう。一部屋くらいカーテン撤去したっていいのに」
友達「窓、全部閉鎖されてたよ?」
俺「…え? 嘘でしょ?」
友人「だってホラ、見てみ? ちゃんと閉鎖されてるから」
そう言われ、友人が指差す先の病院の窓を見てみました。
友人の言った通り確かに窓は全て閉鎖されていました。
あれ? と思った矢先、気付いてしまいました。
さっき行った病院の入り口付近に白い人の様なモノが無数に…。
これはマズい、と思い「早く行こう」と友人を急かし、その場を後にしました。
友人は「?」と見えていない様子でした。
あれは何だったのでしょうか?
自分は霊感があり、昔も怖い体験をよくしていた事を最近思い出しました。
もし掲載されたら、昔の体験を投稿するかもです。
これは私より四つ歳かさの姉が体験した話です。
私が中学生だった時、高校生だった姉。
幼いころからオカルト好きで、(ゴシックな黒魔術と言った類いではなく、都市伝説や心霊ネタ好き)その当時も深夜によく友人達と、夜遊びついでに心霊スポット巡り等をしていました。
そんなある日、例によって夜遊びに出掛け、早朝に帰宅した姉。
しかしその日は早々に部屋へ籠ると、そこから丸3日もの間部屋から一歩も出ようとしなくなってしまいました。
母親も「何かに憑かれたんじゃ……」と、本気で心配する始末。
3日後、私が家でTVを見ていると、不意に姉が部屋から出てきました。
「お腹空いた」
拍子抜けした私を尻目に、早めの昼食を取り始める姉。
私「3日間も引きこもって、何か憑かれてたりしたんじゃない?」
姉「いや、体調が悪かった訳じゃないんだけど……
アイツがさ、消えなくて。
さっきやっと消えたんだよね」
思わず距離を取る私。
……姉の話に因ると、3日前の夜は心霊スポットには行かず、友人宅で飲んでいたそうです。
最初は普通に飲んでいたそうなんですが、友人の一人が持参したビデオを見た事が事の発端に……。
それは友人曰く、
「トランスするビデオ」
……なんでも特別に編集、構成された映像によって精神的にストレスを与え、視聴者を半ば強制的にトランス状態に持っていくビデオ……らしいです。
詳しい内容は一切教えてくれませんでした。
ただ姉は一言、
「お前は絶対に見るな」
とだけ。
姉がそのビデオを見た時、特に精神が錯乱したりと言った症状は出なかったそうです。
ただ……その時から3日間、「アイツ」が視界から消えることはなかったそうです。
手のひらサイズの中年男性が。
……危害を加えられたりといった類いではなかったそうなんですが、四六時中オッサンにうろちょろされるのは不快で仕方なかったと姉は笑っていました。
姉は未だにそのビデオの内容や入手方法については、一切口にしません。
興味津々だった私も、普段ノリの軽い姉が見せたあまりに頑なな態度に、一抹の恐怖心を感じ、それ以上の詮索は控える事にしました。
ただ一つ気になるのは、姉がそのビデオを一緒に見た友人達とは、それ以降一切の連絡を取らなくなってしまったことです。
今でもこの話をする時の姉は、ひきつった笑みを浮かべています。
私が中学生だった時、高校生だった姉。
幼いころからオカルト好きで、(ゴシックな黒魔術と言った類いではなく、都市伝説や心霊ネタ好き)その当時も深夜によく友人達と、夜遊びついでに心霊スポット巡り等をしていました。
そんなある日、例によって夜遊びに出掛け、早朝に帰宅した姉。
しかしその日は早々に部屋へ籠ると、そこから丸3日もの間部屋から一歩も出ようとしなくなってしまいました。
母親も「何かに憑かれたんじゃ……」と、本気で心配する始末。
3日後、私が家でTVを見ていると、不意に姉が部屋から出てきました。
「お腹空いた」
拍子抜けした私を尻目に、早めの昼食を取り始める姉。
私「3日間も引きこもって、何か憑かれてたりしたんじゃない?」
姉「いや、体調が悪かった訳じゃないんだけど……
アイツがさ、消えなくて。
さっきやっと消えたんだよね」
思わず距離を取る私。
……姉の話に因ると、3日前の夜は心霊スポットには行かず、友人宅で飲んでいたそうです。
最初は普通に飲んでいたそうなんですが、友人の一人が持参したビデオを見た事が事の発端に……。
それは友人曰く、
「トランスするビデオ」
……なんでも特別に編集、構成された映像によって精神的にストレスを与え、視聴者を半ば強制的にトランス状態に持っていくビデオ……らしいです。
詳しい内容は一切教えてくれませんでした。
ただ姉は一言、
「お前は絶対に見るな」
とだけ。
姉がそのビデオを見た時、特に精神が錯乱したりと言った症状は出なかったそうです。
ただ……その時から3日間、「アイツ」が視界から消えることはなかったそうです。
手のひらサイズの中年男性が。
……危害を加えられたりといった類いではなかったそうなんですが、四六時中オッサンにうろちょろされるのは不快で仕方なかったと姉は笑っていました。
姉は未だにそのビデオの内容や入手方法については、一切口にしません。
興味津々だった私も、普段ノリの軽い姉が見せたあまりに頑なな態度に、一抹の恐怖心を感じ、それ以上の詮索は控える事にしました。
ただ一つ気になるのは、姉がそのビデオを一緒に見た友人達とは、それ以降一切の連絡を取らなくなってしまったことです。
今でもこの話をする時の姉は、ひきつった笑みを浮かべています。
以前、出張帰りに妙なもんを見たことがある。
峠越えの最中に、サイドミラーにちらちら変な影が映ってた。
「なんだ?」と思ってそっちを見ると、ひょいっと車の真後ろに回りこむ。
バックミラーを見ても、何も映らない。
今考えると正気じゃないと思うんだが、疲れも溜まってて苛ついたんだと思う。
それが車の真後ろに来た瞬間に思いっきりブレーキをかけたんだ。けど、想像していた音や衝撃はなかった。
思いっきりブレーキ踏むと、シートベルト部分がかなり痛いのな。
前のめりになって、必死で息吸ってた。
すると「ベコッ、ガンッ…ベコッ、ガンッ…」って、車の板金を凹ませて戻す音がした。トランクの所から。
振り返っても、なんもない。音はすでに車の屋根から聞こえていた。
音は、ちょうど人の歩幅くらいの感覚を保って、一定のペースで聞こえる。
その時は、もうひたすら怖かったから、ハンドル抱いてガクガク震えてた。
音は運転席の上を過ぎて、ボンネットのところにいる。
その時、「せめて後姿くらい見てやろう」って思った。
で、恐る恐る顔を上げると、男と目が合っちゃった。
そいつ、歩いてたわけじゃなかった。
腰のところから二つ折りになって、ブリッジ状態で動いてたんだ。
峠越えの最中に、サイドミラーにちらちら変な影が映ってた。
「なんだ?」と思ってそっちを見ると、ひょいっと車の真後ろに回りこむ。
バックミラーを見ても、何も映らない。
今考えると正気じゃないと思うんだが、疲れも溜まってて苛ついたんだと思う。
それが車の真後ろに来た瞬間に思いっきりブレーキをかけたんだ。けど、想像していた音や衝撃はなかった。
思いっきりブレーキ踏むと、シートベルト部分がかなり痛いのな。
前のめりになって、必死で息吸ってた。
すると「ベコッ、ガンッ…ベコッ、ガンッ…」って、車の板金を凹ませて戻す音がした。トランクの所から。
振り返っても、なんもない。音はすでに車の屋根から聞こえていた。
音は、ちょうど人の歩幅くらいの感覚を保って、一定のペースで聞こえる。
その時は、もうひたすら怖かったから、ハンドル抱いてガクガク震えてた。
音は運転席の上を過ぎて、ボンネットのところにいる。
その時、「せめて後姿くらい見てやろう」って思った。
で、恐る恐る顔を上げると、男と目が合っちゃった。
そいつ、歩いてたわけじゃなかった。
腰のところから二つ折りになって、ブリッジ状態で動いてたんだ。
これは私の叔父の話です。
叔父は普段から豪快な人間で霊のたぐいは一切信じない人ですが、特に酒が入るといつも以上に豪快になり、大酒を食らってはいつも大虎になり恐い物無しになってしまう人です。
そんな叔父が例のごとく大酒を食らって正体を無くし終電も無くなってしまったのであたりをふらふらしていた時、大きい方がしたくなり日比谷公園の公衆便所に飛び込んだそうです。
酔っているためしゃがんでいてもふらふらと危ないので前の壁に手をついて用を足していると、誰かが肩を「とんとん」と叩いたそうです。
泥酔している叔父が無視しているとさらに「とんとん」と肩を叩いてきたそうです。
恐いもの無しの叔父はさらに無視していると、
「やめろよ、今大切なところなんだからやめろよ」
と男の声が後ろから聞こえてきたそうです。
大虎の叔父は、
「うるせえな! 人が気持ち良く用を足しているのに邪魔すんな」
と文句を言いながら思いっきり後ろを振り向いたそうです。
するとそこには舌をべろんと出して、目をひん剥いた男が首にロ−プを巻き付けてぶら下がっていたそうです。
叔父の肩に「とんとん」とぶつかっていたのはその男のつま先だったのです。
さすがの叔父も一辺に酔いが覚め、お尻も拭かずに公衆便所から飛び出して交番に駆け込んだそうです。
後に交番の警官に事情を聞くと、首吊り自殺だったそうですが、叔父が発見したときには既に死亡して何時間も経った後だと言われたそうです。
叔父は普段から豪快な人間で霊のたぐいは一切信じない人ですが、特に酒が入るといつも以上に豪快になり、大酒を食らってはいつも大虎になり恐い物無しになってしまう人です。
そんな叔父が例のごとく大酒を食らって正体を無くし終電も無くなってしまったのであたりをふらふらしていた時、大きい方がしたくなり日比谷公園の公衆便所に飛び込んだそうです。
酔っているためしゃがんでいてもふらふらと危ないので前の壁に手をついて用を足していると、誰かが肩を「とんとん」と叩いたそうです。
泥酔している叔父が無視しているとさらに「とんとん」と肩を叩いてきたそうです。
恐いもの無しの叔父はさらに無視していると、
「やめろよ、今大切なところなんだからやめろよ」
と男の声が後ろから聞こえてきたそうです。
大虎の叔父は、
「うるせえな! 人が気持ち良く用を足しているのに邪魔すんな」
と文句を言いながら思いっきり後ろを振り向いたそうです。
するとそこには舌をべろんと出して、目をひん剥いた男が首にロ−プを巻き付けてぶら下がっていたそうです。
叔父の肩に「とんとん」とぶつかっていたのはその男のつま先だったのです。
さすがの叔父も一辺に酔いが覚め、お尻も拭かずに公衆便所から飛び出して交番に駆け込んだそうです。
後に交番の警官に事情を聞くと、首吊り自殺だったそうですが、叔父が発見したときには既に死亡して何時間も経った後だと言われたそうです。