1 無名さん
とうらぶランク4改訂版
以前【わたしのいえ】を投稿させてもらった者です。
私の母の家系には霊感体質の人が多いようで、私にも人より強い霊感があります。そんな私が体験した話です。
内容に入る前に、まず私の家の配置を簡単に説明します。
私の家は洗面台の真後ろに二階へ続く階段があり、鏡に階段が映っていて、階段を登った先、真正面には私の部屋があります。
朝目が覚めると、家に誰もいませんでした。
土曜日の朝で母と弟は犬の散歩、父は夜勤だったので帰ってくるのは昼前でした。
私は顔を洗おうと洗面台に立ち、水を出しました。
顔を洗ってふと鏡を見たとき、なんと立ったまま金縛りにかかってしまったのです。
(えっ、どうしよう!)
金縛りなんて日常茶飯事にかかっていましたが、さすがに朝、立ったままかかるなんていうのは初めてでした。
困惑したまま鏡を見つめていると、映っている私の部屋のドアがゆっくり開きました。
(え?)
ドアが開ききった向こう側から、真っ白で細く小さい足が出てきました。
鏡には足首までしか映っていませんが、どう考えても生きた人ではありません。
(なんでうちの部屋から…?)
耳鳴りのようなキィンという音が耳元で響いています。
しばらく食い入るように見ていると、その足は一段、階段を降りました。
足首までしか見えなかった足が、脛あたりまで見えるようになりました。
それは酷く丁寧にゆっくり、一段ずつ階段を降りてきます。
(どうしよう、こっちに来る!)
このまま金縛りが解けなければ、いつかあれがここまで来てしまいます。
私は独自で発見した金縛りを解く方法、「人差し指弾き」(人差し指だけに力を込めて動かし、金縛りを解く方法)に挑戦しました。
(お願い、早く!)
降りてきているそれは、どうやら男の子のようで、短いズボンに白のタンクトップを着ていました。
あと少しで男の子の顔が見える、という瞬間に全身の糸がぷつりと切れ、同時に私は座り込んでしまいました。
急いで振り返りましたが、階段に男の子なんていません。
(なんやったんやろう……)
私の母の家系には霊感体質の人が多いようで、私にも人より強い霊感があります。そんな私が体験した話です。
内容に入る前に、まず私の家の配置を簡単に説明します。
私の家は洗面台の真後ろに二階へ続く階段があり、鏡に階段が映っていて、階段を登った先、真正面には私の部屋があります。
朝目が覚めると、家に誰もいませんでした。
土曜日の朝で母と弟は犬の散歩、父は夜勤だったので帰ってくるのは昼前でした。
私は顔を洗おうと洗面台に立ち、水を出しました。
顔を洗ってふと鏡を見たとき、なんと立ったまま金縛りにかかってしまったのです。
(えっ、どうしよう!)
金縛りなんて日常茶飯事にかかっていましたが、さすがに朝、立ったままかかるなんていうのは初めてでした。
困惑したまま鏡を見つめていると、映っている私の部屋のドアがゆっくり開きました。
(え?)
ドアが開ききった向こう側から、真っ白で細く小さい足が出てきました。
鏡には足首までしか映っていませんが、どう考えても生きた人ではありません。
(なんでうちの部屋から…?)
耳鳴りのようなキィンという音が耳元で響いています。
しばらく食い入るように見ていると、その足は一段、階段を降りました。
足首までしか見えなかった足が、脛あたりまで見えるようになりました。
それは酷く丁寧にゆっくり、一段ずつ階段を降りてきます。
(どうしよう、こっちに来る!)
このまま金縛りが解けなければ、いつかあれがここまで来てしまいます。
私は独自で発見した金縛りを解く方法、「人差し指弾き」(人差し指だけに力を込めて動かし、金縛りを解く方法)に挑戦しました。
(お願い、早く!)
降りてきているそれは、どうやら男の子のようで、短いズボンに白のタンクトップを着ていました。
あと少しで男の子の顔が見える、という瞬間に全身の糸がぷつりと切れ、同時に私は座り込んでしまいました。
急いで振り返りましたが、階段に男の子なんていません。
(なんやったんやろう……)
後日、どうして私の部屋から出てきたんだろう、誰なんだろう、と思い、私なんかより遥かに霊感が強い母に相談してみました。
すると母は
「ああ、それは多分あんたの弟や」
はぁ? という顔をしていると、
「ほんまはあんたとR(弟)の間にはもうひとり男の子がおったんや。死産やったんやけどな」
母は続けました。
「怖いとか気持ち悪いって思わへんかったやろ? 多分あんたと遊びたかったんやって。そういえば最近夜中にあんたの部屋から話し声が聞こえるけど、それもその子かも知れんなぁ」
知らなかった分、衝撃でした。
でも確かに怖いとは思いませんでしたし、ましてや人一倍霊に敏感な私が憑かれたり気持ち悪くなったりしなかったということは、きっと母のいうとおりなんだと思いました。
「たまに手を合わせてあげて」
私は会ったことのない、見たことのない弟を思って手を合わせました。
すると母は
「ああ、それは多分あんたの弟や」
はぁ? という顔をしていると、
「ほんまはあんたとR(弟)の間にはもうひとり男の子がおったんや。死産やったんやけどな」
母は続けました。
「怖いとか気持ち悪いって思わへんかったやろ? 多分あんたと遊びたかったんやって。そういえば最近夜中にあんたの部屋から話し声が聞こえるけど、それもその子かも知れんなぁ」
知らなかった分、衝撃でした。
でも確かに怖いとは思いませんでしたし、ましてや人一倍霊に敏感な私が憑かれたり気持ち悪くなったりしなかったということは、きっと母のいうとおりなんだと思いました。
「たまに手を合わせてあげて」
私は会ったことのない、見たことのない弟を思って手を合わせました。
はじめまして。
始めに僕には幸か不幸か霊感があり、ご先祖様のおかげらしいのですが、そのせいかよくおかしな夢を見ます。
この話も僕の夢の話です。
一年程前なのですが、季節は初夏ごろでしょうか。
夜、普通に床につき眠り、夢を見ました。以下は夢の話です。
どこを見ても真っ黒い荒野、山々はハリボテのように真っ黒なシルエットだけ…空は雲もなく真っ赤で、まるで血の赤でした。
向かって左手にはとてつもなく巨大な門。イメージは羅生門のようで、門の柱は青い炎で燃えています。何故か扉はありませんでした。
そこに、白装束に三角布をつけ生気のない顔をした老若男女が一列に何かを抱えるように手を出しています(実際には何も持っていません)。
その人達は僕の前を左に曲がり、門の方へ向かっていきます。門の向こうは別のところに繋がっているのか真っ暗です。
僕はそれをボーッと見ていて、これが地獄なんだと客観的に見ていました。
どれくらい見ていたでしょうか…列の向こうから白装束は同じなのですが、般若の顔をした人(いや、あれは鬼でしょうか)が、列の中にいました。
僕は怖くて逃げ出したいのですが、体が動きません。
その人はどんどん近づいてきます。
『いやだ、いやだ、いやだ…』
それでも体は動きません。
そしてその人(鬼?)が僕の前を曲がる番になりました。
なんと、その人は曲がらずに僕の方に向かってきたのです。もう恐怖で頭は混乱していました。
そしてその人(鬼?)が僕の前まで来て、僕は叫びながら目を覚ましました。
生まれて初めて叫びながら目を覚まし、その後は恐怖で眠れませんでした。
あれは一体なんだったのかは僕にはわかりません。
そして、今のところ僕にはなんにもありません。
あれが夢の中だけの出来事であることを心から願います。
長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
始めに僕には幸か不幸か霊感があり、ご先祖様のおかげらしいのですが、そのせいかよくおかしな夢を見ます。
この話も僕の夢の話です。
一年程前なのですが、季節は初夏ごろでしょうか。
夜、普通に床につき眠り、夢を見ました。以下は夢の話です。
どこを見ても真っ黒い荒野、山々はハリボテのように真っ黒なシルエットだけ…空は雲もなく真っ赤で、まるで血の赤でした。
向かって左手にはとてつもなく巨大な門。イメージは羅生門のようで、門の柱は青い炎で燃えています。何故か扉はありませんでした。
そこに、白装束に三角布をつけ生気のない顔をした老若男女が一列に何かを抱えるように手を出しています(実際には何も持っていません)。
その人達は僕の前を左に曲がり、門の方へ向かっていきます。門の向こうは別のところに繋がっているのか真っ暗です。
僕はそれをボーッと見ていて、これが地獄なんだと客観的に見ていました。
どれくらい見ていたでしょうか…列の向こうから白装束は同じなのですが、般若の顔をした人(いや、あれは鬼でしょうか)が、列の中にいました。
僕は怖くて逃げ出したいのですが、体が動きません。
その人はどんどん近づいてきます。
『いやだ、いやだ、いやだ…』
それでも体は動きません。
そしてその人(鬼?)が僕の前を曲がる番になりました。
なんと、その人は曲がらずに僕の方に向かってきたのです。もう恐怖で頭は混乱していました。
そしてその人(鬼?)が僕の前まで来て、僕は叫びながら目を覚ましました。
生まれて初めて叫びながら目を覚まし、その後は恐怖で眠れませんでした。
あれは一体なんだったのかは僕にはわかりません。
そして、今のところ僕にはなんにもありません。
あれが夢の中だけの出来事であることを心から願います。
長文・駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
いつも読ませていただいています。
内容が薄いかもしれませんし、捜索届けも出しましたので管理人に掲載するかしないかはお任せします。
これは私が体験した話です。
私は番組を撮影するために皆さん知られてる方もいらっしゃると思います『ロケハン』という仕事をしています。
ロケハンというのはロケハンティングの略で、番組の企画に合わせて撮影場所を探すという仕事です。
これはある有名な心霊トンネルに行ったときの事です。
その日私と先輩の佐藤さんはある心霊番組の撮影をするために犬鳴峠に来ていました。
トンネルには簡単な柵しかなく立入禁止の文字。もちろん無視です。外して中へ進みます。
車に乗りとりあえず中に入ってトンネルを通過するだけのつもりでした。
一度行った方ならわかるようにそのトンネルは奥が見通せますよね?
先輩と私に段々と重い沈黙が流れていました。
それは、最初は出口が見えていましたがいつの間にか出口が見えなくなりいくら車を走らせてもトンネルを出られなくなっていたからです。
2時間以上走り続け、やっと出口が見え、外に出たときは鳥肌が立ちました。
出口から20メートル先にもう1つトンネルがあり左には100台以上の霊柩車が並んでいました。
奥には大きな屋敷があり、それを山が取り囲んでいました。
内容が薄いかもしれませんし、捜索届けも出しましたので管理人に掲載するかしないかはお任せします。
これは私が体験した話です。
私は番組を撮影するために皆さん知られてる方もいらっしゃると思います『ロケハン』という仕事をしています。
ロケハンというのはロケハンティングの略で、番組の企画に合わせて撮影場所を探すという仕事です。
これはある有名な心霊トンネルに行ったときの事です。
その日私と先輩の佐藤さんはある心霊番組の撮影をするために犬鳴峠に来ていました。
トンネルには簡単な柵しかなく立入禁止の文字。もちろん無視です。外して中へ進みます。
車に乗りとりあえず中に入ってトンネルを通過するだけのつもりでした。
一度行った方ならわかるようにそのトンネルは奥が見通せますよね?
先輩と私に段々と重い沈黙が流れていました。
それは、最初は出口が見えていましたがいつの間にか出口が見えなくなりいくら車を走らせてもトンネルを出られなくなっていたからです。
2時間以上走り続け、やっと出口が見え、外に出たときは鳥肌が立ちました。
出口から20メートル先にもう1つトンネルがあり左には100台以上の霊柩車が並んでいました。
奥には大きな屋敷があり、それを山が取り囲んでいました。
先輩は何も言わず車を走らせトンネルに入って行きます。
私『何ですかあれ! やばいっすよ!』
先輩『……』
先輩は何も言いません。ただかなりの汗をかいていたのを覚えています。
完全に混乱していました。
それから何時間も走らせ計3回その光景を見せられました。
4回目のとき先輩が意を決したかのように、
『あの家に行ってくる』
そりゃぁ止めました尋常じゃなく。しかし先輩は行ってしまいました。
2時間は待とうと決めていました。
あの状況で2時間は無理でした。
結局1時間位でしょうか、計ってないのでもっと早かったかも知れません。私は逃げました。
心の中で何回も謝り車に戻り発車させました。
その後はただひたすら車を走らせた記憶しかありません。
出口が見えまたあの光景の恐怖で手が汗で濡れていたのは覚えています。
外は先程まで私達がいた世界でした。
すぐに警察に電話しました。
警察がくるあいだ私は恐怖でずっと横にあったいつも車で寝るときに使っていた毛布を被っていました。
警察が到着し今までの事を説明しました。
しかし警察の方は不思議な人を見るような顔をしています。
そして警察の方が『どうやって入ったの?』と強い口調で質問してきました。
混乱しながら振り返るとコンクリートで出入口を封鎖されたトンネルがありました。
これが私が体験した話です。
やっと心の整理が着いたときにこのサイトを見つけ迷いましたが投稿させていただきました。
私『何ですかあれ! やばいっすよ!』
先輩『……』
先輩は何も言いません。ただかなりの汗をかいていたのを覚えています。
完全に混乱していました。
それから何時間も走らせ計3回その光景を見せられました。
4回目のとき先輩が意を決したかのように、
『あの家に行ってくる』
そりゃぁ止めました尋常じゃなく。しかし先輩は行ってしまいました。
2時間は待とうと決めていました。
あの状況で2時間は無理でした。
結局1時間位でしょうか、計ってないのでもっと早かったかも知れません。私は逃げました。
心の中で何回も謝り車に戻り発車させました。
その後はただひたすら車を走らせた記憶しかありません。
出口が見えまたあの光景の恐怖で手が汗で濡れていたのは覚えています。
外は先程まで私達がいた世界でした。
すぐに警察に電話しました。
警察がくるあいだ私は恐怖でずっと横にあったいつも車で寝るときに使っていた毛布を被っていました。
警察が到着し今までの事を説明しました。
しかし警察の方は不思議な人を見るような顔をしています。
そして警察の方が『どうやって入ったの?』と強い口調で質問してきました。
混乱しながら振り返るとコンクリートで出入口を封鎖されたトンネルがありました。
これが私が体験した話です。
やっと心の整理が着いたときにこのサイトを見つけ迷いましたが投稿させていただきました。
私の知り合いにKって、大工をやってる方がいましてね。
そのKから聞いた話なんですが、一人暮らししてるアパートに、出るって言うんですよ。
私はね、「何が出るの?」って聞いたんですがね、Kは沈黙したまま答えない。どうも、様子がおかしいんだ。
で、私が泊まって確かめる事になったんですよ。ええ。
Kの住むアパートはね、なんて事もない普通の住宅地にあるんだ。ベットタウンって事もあって、夜は本当に静かなんですねえ。
で、先にKが寝て、後から私も寝ようとしたんですよ。そしたら、玄関のドアをね、
ドンドンドンっ―
強く誰かが叩いてるんですよ。
私はKを起こそうとしましてねぇ、でも、Kは起きないんだ。
(まずいな、まずない…)
なんて、心の中で思ってる。そしたらば、また
ドンドン、ドンドンドンっ―
明らかにおかしいんですよ。だって、普通は家のベル押すでしょ。
でも、しきりにドアを叩いてるんだ。こりゃヤバいと思いましてねえ、一気にドアを開けたんだ。
でも、外には誰もいないの。
私はね、もしかしたら、疲れてるし気のせいだって思って、寝る事にしたんですよ。
しばらくして、夜中の一時くらいでしょうかねぇ。また、ドアを叩いてる音がしたんだ。
見に行くと、誰もいない。その繰り返しですよ。
で、後ろからね、ヒタッ、ペチャ、ヒタッ、ペチャって音がするんだ。
嫌な感じがしましてねぇ。でも、それを見ない訳にはいかないと思いまして、見ちゃったんですよ。
月明かりに照らしだされた赤い肉の塊が、私に向かって這いずってくるのをね。
それから、Kは引っ越しましてねぇ。
あの、肉の塊の正体は未だに分かりませんよ。ええ。
そのKから聞いた話なんですが、一人暮らししてるアパートに、出るって言うんですよ。
私はね、「何が出るの?」って聞いたんですがね、Kは沈黙したまま答えない。どうも、様子がおかしいんだ。
で、私が泊まって確かめる事になったんですよ。ええ。
Kの住むアパートはね、なんて事もない普通の住宅地にあるんだ。ベットタウンって事もあって、夜は本当に静かなんですねえ。
で、先にKが寝て、後から私も寝ようとしたんですよ。そしたら、玄関のドアをね、
ドンドンドンっ―
強く誰かが叩いてるんですよ。
私はKを起こそうとしましてねぇ、でも、Kは起きないんだ。
(まずいな、まずない…)
なんて、心の中で思ってる。そしたらば、また
ドンドン、ドンドンドンっ―
明らかにおかしいんですよ。だって、普通は家のベル押すでしょ。
でも、しきりにドアを叩いてるんだ。こりゃヤバいと思いましてねえ、一気にドアを開けたんだ。
でも、外には誰もいないの。
私はね、もしかしたら、疲れてるし気のせいだって思って、寝る事にしたんですよ。
しばらくして、夜中の一時くらいでしょうかねぇ。また、ドアを叩いてる音がしたんだ。
見に行くと、誰もいない。その繰り返しですよ。
で、後ろからね、ヒタッ、ペチャ、ヒタッ、ペチャって音がするんだ。
嫌な感じがしましてねぇ。でも、それを見ない訳にはいかないと思いまして、見ちゃったんですよ。
月明かりに照らしだされた赤い肉の塊が、私に向かって這いずってくるのをね。
それから、Kは引っ越しましてねぇ。
あの、肉の塊の正体は未だに分かりませんよ。ええ。
「兄と…」シリーズの妹です。前の文章載せて下さりありがとうございました。
今回は私が体験した怖い話を投稿します。
私は自分に霊感なんてないと思ってます。実際そう言った人達と話をしてもなんにも感じられない、と何度か言われました。
ただごくたまに私の周りで不思議な事が起こるのです。
最初に起こったのは幼稚園の時でした。
祖母に連れられ向かった先は親戚の家。幼稚園児の私には大人の話が理解出来ず、外で地面に絵を描いていた。
「お嬢ちゃん」
振り向けば老人とドラム缶に乗った日本人形がいた。
私は気味悪がって家に帰ろうとしたが老人がいきなり人形に火をかけた。
「あ!」
と声を出す頃には人形はブスブスと黒い煙を出して燃え尽きようとしていた。
私は怖くてその場から動けず、人形が燃えるのをただ観ていた。
ふと思い出したかのように回れ右をして家に入った。
怖くて振り向けない。
泣きじゃくりながら祖母に今起こった事を話したが信じて貰えなかった。
それから祖母と二人で外に出てみたけど老人も人形もドラム缶も何も無かった。
あの時見た人形の無表情の顔が今でも忘れられない…。
今回は私が体験した怖い話を投稿します。
私は自分に霊感なんてないと思ってます。実際そう言った人達と話をしてもなんにも感じられない、と何度か言われました。
ただごくたまに私の周りで不思議な事が起こるのです。
最初に起こったのは幼稚園の時でした。
祖母に連れられ向かった先は親戚の家。幼稚園児の私には大人の話が理解出来ず、外で地面に絵を描いていた。
「お嬢ちゃん」
振り向けば老人とドラム缶に乗った日本人形がいた。
私は気味悪がって家に帰ろうとしたが老人がいきなり人形に火をかけた。
「あ!」
と声を出す頃には人形はブスブスと黒い煙を出して燃え尽きようとしていた。
私は怖くてその場から動けず、人形が燃えるのをただ観ていた。
ふと思い出したかのように回れ右をして家に入った。
怖くて振り向けない。
泣きじゃくりながら祖母に今起こった事を話したが信じて貰えなかった。
それから祖母と二人で外に出てみたけど老人も人形もドラム缶も何も無かった。
あの時見た人形の無表情の顔が今でも忘れられない…。
高校生の頃、部活の仲間でしょっちゅうツーリングをしていたある夏の話。
湘南地区の学校だったので、付近に仲間が多いというところから大磯の海岸に集まる事が多かった。
大磯は遊泳禁止海岸なので海水浴客が少なく、夜にもなると地元の人間が投げ釣りに訪れる程度で、海岸で遊ぶにはうってつけだった。
その日もツーリングの後に海岸に集まり、酒を飲んだり花火をして遊んでいた。
そして偶にちょこっとだけ海に入ったりしていたのだが、何時も地元の後輩だけは海に入ろうとはしなかった。
何でも小学生のときに友人が溺れ、助けに行った自分も溺れそうになったからだそうだ。
「あのとき付近にいた大人が助けてくれなかったらどうなっていたか分からない。だって二人とも無数の手に捉まれていたんだから」
そう語る後輩を、俺は疑っていた。
なぜなら、此処で大量の人が死んだという話は、信憑性に疑問があることを知っていたからだ。
「よく言う海草がなんかが絡んだんじゃないの?」
そう俺が言うと、何時もはおとなしい後輩が、その時ばかりはムキになって
「ちがうよ。助け上げられたときに、初めに溺れていた友達の足首にハッキリと手形があったんだ。大人達もそれ見て驚いていたから絶対間違いじゃない」
と、半ば怒鳴るようにして真剣な面持ちで語っていた。
俺は、罰が悪くなって、そうなんだと相槌を打って酒に手を出した。
が、その時海岸をバイクで走っている奴が波打ち際で暴れているのを目にした。
ロードバイクばかりの中で、一台だけあるオフロードバイクで波打ち際を走っていたのだが、いい気になっているうちに柔らかいところでスタックしたらしい。
一生懸命アクセルを吹かして脱しようとするのだけど、満潮時の砂と海水を巻き上げるだけでちっとも前に進まない。
それを見て最初笑っていたけれど、おかしいと気づき始める。
湘南地区の学校だったので、付近に仲間が多いというところから大磯の海岸に集まる事が多かった。
大磯は遊泳禁止海岸なので海水浴客が少なく、夜にもなると地元の人間が投げ釣りに訪れる程度で、海岸で遊ぶにはうってつけだった。
その日もツーリングの後に海岸に集まり、酒を飲んだり花火をして遊んでいた。
そして偶にちょこっとだけ海に入ったりしていたのだが、何時も地元の後輩だけは海に入ろうとはしなかった。
何でも小学生のときに友人が溺れ、助けに行った自分も溺れそうになったからだそうだ。
「あのとき付近にいた大人が助けてくれなかったらどうなっていたか分からない。だって二人とも無数の手に捉まれていたんだから」
そう語る後輩を、俺は疑っていた。
なぜなら、此処で大量の人が死んだという話は、信憑性に疑問があることを知っていたからだ。
「よく言う海草がなんかが絡んだんじゃないの?」
そう俺が言うと、何時もはおとなしい後輩が、その時ばかりはムキになって
「ちがうよ。助け上げられたときに、初めに溺れていた友達の足首にハッキリと手形があったんだ。大人達もそれ見て驚いていたから絶対間違いじゃない」
と、半ば怒鳴るようにして真剣な面持ちで語っていた。
俺は、罰が悪くなって、そうなんだと相槌を打って酒に手を出した。
が、その時海岸をバイクで走っている奴が波打ち際で暴れているのを目にした。
ロードバイクばかりの中で、一台だけあるオフロードバイクで波打ち際を走っていたのだが、いい気になっているうちに柔らかいところでスタックしたらしい。
一生懸命アクセルを吹かして脱しようとするのだけど、満潮時の砂と海水を巻き上げるだけでちっとも前に進まない。
それを見て最初笑っていたけれど、おかしいと気づき始める。
奴は昨日今日オフロードに乗った訳ではなく、スタックした場合はローギアでそっと抜け出さなければならないことを知っている筈なのだ。
だけど、目一杯アクセルを吹かして足掻きつづけている。
そうしている内に、波打ち際まで迎えに行った連中が騒ぎ始める。
「あれなんだ。ちょっと見えたぞ」
「やばいぞ、早くあがれ」
「見るな。下見るなよ」
バイクに乗っている奴が、たまらず声を張り上げる。
「何してんだよ畜生。見てないで早く手伝えよ」
その声を聞いて、友人達は海に飛び出し、数人がかりでやっとバイクを海から引き上げるのに成功した。
俺は海岸で息を弾ませている連中の所まで行き、事情を聞いて驚いた。
「バイクがガクッと突然進まなくなったんだ。可笑しいなと思って下見たら、沢山の手がバイク掴んで離さないんだ」
海岸で見ていた一人が裏付ける。
「波と砂の間からアームを掴んでいる手が見えた。やべぇよココ」
驚いている俺の横で、地元の後輩が呟いた。
「ほら先輩言ったとおりでしょ。それに、助けに行こうとしたときに気づいたんだけどさ、少し離れた波の間に手とか頭の一部が見えていて、どんどん集まろうとしているようだった。あれ絶対に人間じゃないよ」
それ以来、夜の大磯には余り近づかなくなり、海に入ろうとする友人は居なくなった。
だけど、目一杯アクセルを吹かして足掻きつづけている。
そうしている内に、波打ち際まで迎えに行った連中が騒ぎ始める。
「あれなんだ。ちょっと見えたぞ」
「やばいぞ、早くあがれ」
「見るな。下見るなよ」
バイクに乗っている奴が、たまらず声を張り上げる。
「何してんだよ畜生。見てないで早く手伝えよ」
その声を聞いて、友人達は海に飛び出し、数人がかりでやっとバイクを海から引き上げるのに成功した。
俺は海岸で息を弾ませている連中の所まで行き、事情を聞いて驚いた。
「バイクがガクッと突然進まなくなったんだ。可笑しいなと思って下見たら、沢山の手がバイク掴んで離さないんだ」
海岸で見ていた一人が裏付ける。
「波と砂の間からアームを掴んでいる手が見えた。やべぇよココ」
驚いている俺の横で、地元の後輩が呟いた。
「ほら先輩言ったとおりでしょ。それに、助けに行こうとしたときに気づいたんだけどさ、少し離れた波の間に手とか頭の一部が見えていて、どんどん集まろうとしているようだった。あれ絶対に人間じゃないよ」
それ以来、夜の大磯には余り近づかなくなり、海に入ろうとする友人は居なくなった。
今から5年程前の夏の夜の話です。
僕は部屋で母と一緒に寝ていました。
当時の僕はおばけや幽霊を信じていて、心霊写真の番組やホラー映画を観た日には必ずビクビクして過ごしていました。
お風呂に入る時も寝る時も怯えてしまうのに、その癖そんな番組が大好きでした。
ちょうどその日も何かの幽霊番組を観た日でした。
僕はなかなか眠れず、布団に入りながら部屋を見渡していました。
すると暑くて目が覚めたのか、母が「窓をもう少し開けて」と言ってきたので、僕は窓を5〜6cm開けました。
そしてもう一度布団につくと母が 「全部開けてとはゆってないのに」と不満げに言いました。
「人に頼んでおいて…」
母に少しムカつきながら再び僕は寝ようとしました。
「………全部??」
僕は少し遅れておかしい事に気がつきました。
窓を見てみると確かに窓は数cmしか開いていません。
母は何をどう見てそんな事を言ったんだろう。
そんな疑問を感じながらもう一度窓を見ると、ほんの一瞬だけ赤ん坊の姿が見えました。
ほんの一瞬。本当に一瞬。しかし気のせいではない。
確かに見た。血塗れの裸の赤ん坊を……。
僕は恐怖を感じました。
寝返りを打ち、僕の方を向いた母を起こそうとすると母が
「おぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
僕は部屋で母と一緒に寝ていました。
当時の僕はおばけや幽霊を信じていて、心霊写真の番組やホラー映画を観た日には必ずビクビクして過ごしていました。
お風呂に入る時も寝る時も怯えてしまうのに、その癖そんな番組が大好きでした。
ちょうどその日も何かの幽霊番組を観た日でした。
僕はなかなか眠れず、布団に入りながら部屋を見渡していました。
すると暑くて目が覚めたのか、母が「窓をもう少し開けて」と言ってきたので、僕は窓を5〜6cm開けました。
そしてもう一度布団につくと母が 「全部開けてとはゆってないのに」と不満げに言いました。
「人に頼んでおいて…」
母に少しムカつきながら再び僕は寝ようとしました。
「………全部??」
僕は少し遅れておかしい事に気がつきました。
窓を見てみると確かに窓は数cmしか開いていません。
母は何をどう見てそんな事を言ったんだろう。
そんな疑問を感じながらもう一度窓を見ると、ほんの一瞬だけ赤ん坊の姿が見えました。
ほんの一瞬。本当に一瞬。しかし気のせいではない。
確かに見た。血塗れの裸の赤ん坊を……。
僕は恐怖を感じました。
寝返りを打ち、僕の方を向いた母を起こそうとすると母が
「おぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
初めて投稿させていただきます。
さっそくですが、これは俺が中2のときに体験した話です。
俺は小5から霊が見えたりしてたんですが、この話は自分の体験で一番怖いものです。
ある日、友達と夜遊びをしていて自宅に帰った時間は3時ぐらいでした。
遊び疲れていたので風呂に入り寝ようと考えていました。
風呂に入りそろそろ上がろうと思い、窓を開けました(自分が最後に風呂に入ったので)。
すると、そこには日本人形? みたいな女の子が覗いていました…。
前髪が長く目が見えませんでしたが、この世の者ではないと思いました…。
急いで体を拭き自分の部屋に戻り寝ました。
月日が経ちそのことは忘れかけてました。
が、また現れたんです…。
その日も3時ぐらいに風呂に入りました。
しばらく、すると例の窓から
『トントン、トントン』
と、ノックする音が聞こえました。
俺は『誰?』と、尋ねましたが何も聞こえませんでした。
俺は、父さんがイタズラでやってんだなw と、思い気にしませんでした。
風呂から上がり二階に行って父さんに
『風呂場の窓ノックした?』
と、聞くと父さんは
『してない、それと煙草吸いに外に居たけど風呂場の窓には誰も居なかった』
と、言われました…。
流石に怖くなり自分の部屋に行きベッドで寝ました。
寝ていると、金縛りに遭い動けませんでした…。
初めて金縛りに遭い少し興奮していたら、ベッドの左端に日本人形が居ました。
しかも良く見ると、前見た日本人形と全く一緒…日本人形は鏡を持ち、下を向いていました。
しばらく見ていたのですが、だんだん顔を上げてきました。
目を合わせたらヤバいと思い布団に潜ろうと思い金縛りが解けるまで待ちました。
日本人形と目を合わせるギリギリで金縛りが解け、布団に潜りじっとしていたら、
『開けてよ…』
と、女の子の声がしました…。
この体験をして絶対あの窓を開けたくないと思いました。
以上が俺の体験した中で一番怖い体験です。
さっそくですが、これは俺が中2のときに体験した話です。
俺は小5から霊が見えたりしてたんですが、この話は自分の体験で一番怖いものです。
ある日、友達と夜遊びをしていて自宅に帰った時間は3時ぐらいでした。
遊び疲れていたので風呂に入り寝ようと考えていました。
風呂に入りそろそろ上がろうと思い、窓を開けました(自分が最後に風呂に入ったので)。
すると、そこには日本人形? みたいな女の子が覗いていました…。
前髪が長く目が見えませんでしたが、この世の者ではないと思いました…。
急いで体を拭き自分の部屋に戻り寝ました。
月日が経ちそのことは忘れかけてました。
が、また現れたんです…。
その日も3時ぐらいに風呂に入りました。
しばらく、すると例の窓から
『トントン、トントン』
と、ノックする音が聞こえました。
俺は『誰?』と、尋ねましたが何も聞こえませんでした。
俺は、父さんがイタズラでやってんだなw と、思い気にしませんでした。
風呂から上がり二階に行って父さんに
『風呂場の窓ノックした?』
と、聞くと父さんは
『してない、それと煙草吸いに外に居たけど風呂場の窓には誰も居なかった』
と、言われました…。
流石に怖くなり自分の部屋に行きベッドで寝ました。
寝ていると、金縛りに遭い動けませんでした…。
初めて金縛りに遭い少し興奮していたら、ベッドの左端に日本人形が居ました。
しかも良く見ると、前見た日本人形と全く一緒…日本人形は鏡を持ち、下を向いていました。
しばらく見ていたのですが、だんだん顔を上げてきました。
目を合わせたらヤバいと思い布団に潜ろうと思い金縛りが解けるまで待ちました。
日本人形と目を合わせるギリギリで金縛りが解け、布団に潜りじっとしていたら、
『開けてよ…』
と、女の子の声がしました…。
この体験をして絶対あの窓を開けたくないと思いました。
以上が俺の体験した中で一番怖い体験です。
初投稿です。
文章を書くのはとても苦手ですが、最近見た夢を書こうと思います。
私は怖い話やホラー映画などがとても好きでよく観るのですが、その夢を見た日は特に怖い話をしたわけでも映画を観たわけでもありませんでした。
その日は、部屋で漫画を読んでいました。
すると急に睡魔が襲ってきたため『少し寝てリフレッシュしよう』と思い、横になりました。
眠気は考えていたより強烈で、あっという間に眠りにおちてしまいました。
眠ってからどれくらい経ったのか分かりませんが、突然その夢は始まりました。
何故か私は夢の中でも寝ていました。
今現在の服装、姿そのままの私がそこにおりスヤスヤ寝ていました(この時点で夢か現かも分からなくなり始めていました)。
しかし、目も開けていないのに、誰も家にいないこと、更には家中が真っ暗なのも分かりました。
『まぁいいか』
と思い、また深い眠りに入ろうとした瞬間、背を向けている部屋の入り口に『誰か』がいるのを感じました。
一瞬背筋がぞーっとしました。
頭は冴えていましたが(夢の中ですけど…)目を閉じ、そこにいる『誰か』に起きていることを悟られてはいけない…と直感し、実行しました。
変わらず入り口に背を向け、寝たふりをしました。
すると『誰か』がこっちに近づいてくるのを感じました。
『誰か』は音もなく静かに近づき、あっという間に私の背の前に辿り着きました。
そして寝ている私の肩に手を置いたのです。
その手は異常な程冷たかったような気がします。
小さい手のひらと細い指から『誰か』が女であることが分かりました。
女はポンポンと2回私の肩を叩き、続けてこう言いました。
《………ねぇ、一緒に行こうよ………》
後ろを振り返ってはいけない…と思いました。
むしろ誰かにそう言われているような気さえしました。
ポンポン
《…………一緒に行こうよ…》
ポンポン
《…ねぇ…一緒に行こうよ…》
女は何度も何度も私に問掛けてきましたが、私はずっと寝たふりをしたまま動きませんでした。
ただ、何度も何度も手を置かれる度に気付くことがありました。
文章を書くのはとても苦手ですが、最近見た夢を書こうと思います。
私は怖い話やホラー映画などがとても好きでよく観るのですが、その夢を見た日は特に怖い話をしたわけでも映画を観たわけでもありませんでした。
その日は、部屋で漫画を読んでいました。
すると急に睡魔が襲ってきたため『少し寝てリフレッシュしよう』と思い、横になりました。
眠気は考えていたより強烈で、あっという間に眠りにおちてしまいました。
眠ってからどれくらい経ったのか分かりませんが、突然その夢は始まりました。
何故か私は夢の中でも寝ていました。
今現在の服装、姿そのままの私がそこにおりスヤスヤ寝ていました(この時点で夢か現かも分からなくなり始めていました)。
しかし、目も開けていないのに、誰も家にいないこと、更には家中が真っ暗なのも分かりました。
『まぁいいか』
と思い、また深い眠りに入ろうとした瞬間、背を向けている部屋の入り口に『誰か』がいるのを感じました。
一瞬背筋がぞーっとしました。
頭は冴えていましたが(夢の中ですけど…)目を閉じ、そこにいる『誰か』に起きていることを悟られてはいけない…と直感し、実行しました。
変わらず入り口に背を向け、寝たふりをしました。
すると『誰か』がこっちに近づいてくるのを感じました。
『誰か』は音もなく静かに近づき、あっという間に私の背の前に辿り着きました。
そして寝ている私の肩に手を置いたのです。
その手は異常な程冷たかったような気がします。
小さい手のひらと細い指から『誰か』が女であることが分かりました。
女はポンポンと2回私の肩を叩き、続けてこう言いました。
《………ねぇ、一緒に行こうよ………》
後ろを振り返ってはいけない…と思いました。
むしろ誰かにそう言われているような気さえしました。
ポンポン
《…………一緒に行こうよ…》
ポンポン
《…ねぇ…一緒に行こうよ…》
女は何度も何度も私に問掛けてきましたが、私はずっと寝たふりをしたまま動きませんでした。
ただ、何度も何度も手を置かれる度に気付くことがありました。
徐々に女の声は強くハッキリとした口調になり、そこから怒りさえ感じるようになっていました。
肩を叩く手も、殴るというか掴むぐらいの力になっていました。
私の恐怖は増すばかりでしたが、寝たふりを続けて女が早く去ることを祈っていました。
そんな願いも虚しく、女は怒り狂い始め、私の体を掴み大きく揺さぶり始めていました。
《早く来いと言ってるだろうが!! ぁぁぁぁあ!!》
あまりに力が強いので、後ろを振り向いてしまいそうになり『…もうダメかも…』と思った瞬間、細い指からは考えられないような力で肩を掴まれました。
《おい!!!!!》
と叫ばれ、私はぎゅっと目を瞑り『助けて!!』と思いました。
が、同時に
【○○ちゃん(私の名前)】
という聞き慣れた声がしました。
【○○ちゃん】
目を開いて、自分が現実の世界に帰ってきたことを感じました。
余裕がなかったのか、私が目を見開き信じられない! とでもいうような顔をしていたので、妹が私に言いました。
【…寒そうだったから。。風邪…ひくかと思って…】
妹には少し霊感? のようなものがある気がします。
あの時声をかけられていなかったら…と思うと今も怖いです。。
肩を叩く手も、殴るというか掴むぐらいの力になっていました。
私の恐怖は増すばかりでしたが、寝たふりを続けて女が早く去ることを祈っていました。
そんな願いも虚しく、女は怒り狂い始め、私の体を掴み大きく揺さぶり始めていました。
《早く来いと言ってるだろうが!! ぁぁぁぁあ!!》
あまりに力が強いので、後ろを振り向いてしまいそうになり『…もうダメかも…』と思った瞬間、細い指からは考えられないような力で肩を掴まれました。
《おい!!!!!》
と叫ばれ、私はぎゅっと目を瞑り『助けて!!』と思いました。
が、同時に
【○○ちゃん(私の名前)】
という聞き慣れた声がしました。
【○○ちゃん】
目を開いて、自分が現実の世界に帰ってきたことを感じました。
余裕がなかったのか、私が目を見開き信じられない! とでもいうような顔をしていたので、妹が私に言いました。
【…寒そうだったから。。風邪…ひくかと思って…】
妹には少し霊感? のようなものがある気がします。
あの時声をかけられていなかったら…と思うと今も怖いです。。
私が中学生の頃、帰る時はいつもお寺を通って帰っていました。
そのお寺にはお墓から少し離れた所にブランコがあります。
そのブランコは誰も乗ることがなく錆び付き、乗る部分の木は腐っていました。
ある日部活が長引き、いつもより遅くなってしまいました。
いつも通りお寺を通っていると、何故かブランコがキィ、キィと動いていました。
きっと近所の子供がさっきまで遊んでいたんだろうと思い、その日は気にすることもなくそのまま通り過ぎました。
それから、次の日もまたその次の日も私が帰る時にブランコは動いていました。
さすがに不審に思い、ある日ブランコを観察してみることにしました。
1分経っても2分経ってもブランコは一定の動きをしています。
もちろんブランコを動かすような風は吹いていません。
急に恐怖を覚えた私は走って家に帰りました。
それからは怖くなり、少し遠回りですがお寺を通らないで帰りました。
高校生になってその事もすっかり忘れてたまたまそのお寺を通る時がありました。
2、3年前とほとんど変わらず、未だにブランコは残っていました。
ブランコを見て私は中学生の時の事を思い出しましたが、今回はブランコに女の子が楽しそうに乗っていました。
内心ホッとしてブランコを通り過ぎると後ろから
「待ってたよ」
と声をかけられ、後ろを振り向くと女の子はいなくなっていました。
そのお寺にはお墓から少し離れた所にブランコがあります。
そのブランコは誰も乗ることがなく錆び付き、乗る部分の木は腐っていました。
ある日部活が長引き、いつもより遅くなってしまいました。
いつも通りお寺を通っていると、何故かブランコがキィ、キィと動いていました。
きっと近所の子供がさっきまで遊んでいたんだろうと思い、その日は気にすることもなくそのまま通り過ぎました。
それから、次の日もまたその次の日も私が帰る時にブランコは動いていました。
さすがに不審に思い、ある日ブランコを観察してみることにしました。
1分経っても2分経ってもブランコは一定の動きをしています。
もちろんブランコを動かすような風は吹いていません。
急に恐怖を覚えた私は走って家に帰りました。
それからは怖くなり、少し遠回りですがお寺を通らないで帰りました。
高校生になってその事もすっかり忘れてたまたまそのお寺を通る時がありました。
2、3年前とほとんど変わらず、未だにブランコは残っていました。
ブランコを見て私は中学生の時の事を思い出しましたが、今回はブランコに女の子が楽しそうに乗っていました。
内心ホッとしてブランコを通り過ぎると後ろから
「待ってたよ」
と声をかけられ、後ろを振り向くと女の子はいなくなっていました。
先日は『靖国神社にて』を掲載していただいたので、別の体験談を投稿します。
同い年の友人で、霊感の強いAとの話です。
ある日一人暮らしをしているAを遊びに誘おうと電話をしましたが
『悪い、女が来てるからさ…』
『じゃしょうがないなぁ、じゃ、またな』
で、その日以来いつAを誘っても同じ答え。
『そんなに女が入り浸ってるのか? Aはそんな男じゃないし…、第一いつ彼女ができたんだ?』
と思い、思い切ってAの部屋を直接訪問してみました。
呼び鈴を押し、Aが出て部屋に入れてくれました。
『最近どうしたんだよ? 女・女って…』
Aが『いや、今日も来てるんだよ。俺がいないと寂しがるからさ…』
Aの部屋はワンルーム、私とAしかいません。
『今日も来てるってお前、誰もいねぇじゃん!』
『いるんだよ、そこに』
と玄関を指差すA。
『はぁ!? 何言ってんの? どこにいるんだよ』
ともう一度玄関のAが指差す下駄箱を見ました。
何か視線を感じる私。
よく見ると、壁と下駄箱の1センチ程の隙間から女性がこちらを覗いているんです。
しかも1センチの大きさではなく普通の大きさの女性が、まるで襖か障子を1センチ程開けてこちらを見ているかのように。
Aは寂しがりのその女の霊が可哀想でしばらくの間一緒にいてやろうと思っていたらしく、その後しばらくしたらその女は来なくなったそうです。
同い年の友人で、霊感の強いAとの話です。
ある日一人暮らしをしているAを遊びに誘おうと電話をしましたが
『悪い、女が来てるからさ…』
『じゃしょうがないなぁ、じゃ、またな』
で、その日以来いつAを誘っても同じ答え。
『そんなに女が入り浸ってるのか? Aはそんな男じゃないし…、第一いつ彼女ができたんだ?』
と思い、思い切ってAの部屋を直接訪問してみました。
呼び鈴を押し、Aが出て部屋に入れてくれました。
『最近どうしたんだよ? 女・女って…』
Aが『いや、今日も来てるんだよ。俺がいないと寂しがるからさ…』
Aの部屋はワンルーム、私とAしかいません。
『今日も来てるってお前、誰もいねぇじゃん!』
『いるんだよ、そこに』
と玄関を指差すA。
『はぁ!? 何言ってんの? どこにいるんだよ』
ともう一度玄関のAが指差す下駄箱を見ました。
何か視線を感じる私。
よく見ると、壁と下駄箱の1センチ程の隙間から女性がこちらを覗いているんです。
しかも1センチの大きさではなく普通の大きさの女性が、まるで襖か障子を1センチ程開けてこちらを見ているかのように。
Aは寂しがりのその女の霊が可哀想でしばらくの間一緒にいてやろうと思っていたらしく、その後しばらくしたらその女は来なくなったそうです。
二組のカップルが肝試しに行った。
目的地はもう誰も住んでない団地のようなところ。
そこは地元の肝試しスポットになっている。
で、一組ずつエレベーター(なぜかまだ使える)で最上階まで行って、階段で降りてこようと言う事になった。
まず四人は記念撮影をした。
それから、一組目のカップルがエレベーターで上がっていった。
でもなかなか下りてこない。遅い。おかしい。
そう思った後発のカップルは自分たちも上がって様子を見ようとしてエレベーターを呼んだ。
ドアが開いて乗り込もうとしたら、中で先発カップルが倒れていた。
なにがあったのかは不明。後発カップルは急いで救急車を呼んだ。
彼女の方は既に死んでいた。
彼氏の方は、三日間わけのわからない事を喋って、入院先の病院の屋上から飛び降りて死んだ。
後日、後発だったカップルはそのときに撮影した写真を現像した。
その写真はエレベーターホールで、セルフタイマーで撮影した。後発カップルはエレベーターの前で、先発カップルはエレベーターに乗っていた。
後発カップルは普通に写っていた。
しかしフラッシュをたいたはずなのに、エレベーターの中は真っ暗で、先発カップルは写っていなかった。
目的地はもう誰も住んでない団地のようなところ。
そこは地元の肝試しスポットになっている。
で、一組ずつエレベーター(なぜかまだ使える)で最上階まで行って、階段で降りてこようと言う事になった。
まず四人は記念撮影をした。
それから、一組目のカップルがエレベーターで上がっていった。
でもなかなか下りてこない。遅い。おかしい。
そう思った後発のカップルは自分たちも上がって様子を見ようとしてエレベーターを呼んだ。
ドアが開いて乗り込もうとしたら、中で先発カップルが倒れていた。
なにがあったのかは不明。後発カップルは急いで救急車を呼んだ。
彼女の方は既に死んでいた。
彼氏の方は、三日間わけのわからない事を喋って、入院先の病院の屋上から飛び降りて死んだ。
後日、後発だったカップルはそのときに撮影した写真を現像した。
その写真はエレベーターホールで、セルフタイマーで撮影した。後発カップルはエレベーターの前で、先発カップルはエレベーターに乗っていた。
後発カップルは普通に写っていた。
しかしフラッシュをたいたはずなのに、エレベーターの中は真っ暗で、先発カップルは写っていなかった。
高校生のA君は、学校から足早に帰っていました。
友達と遊んでいて、帰りが遅くなってしまったからです。
時間は夜9時頃。
自転車をとばしていると、ふと道端に何かが倒れているのを発見しました。
自転車から降りて、恐る恐る確認すると、小さい女の子でした。
よく見ると、その少女は血だらけです。
A君はギョッ! としました。
「君、大丈夫!?」
少女を抱き起こして顔を見ると、少女は何かに潰されたように、グチャグチャな顔をしていました。
更に血も混じっているので、なにがなんだか分かりません。
「うわっ!!」
A君は恐怖から思わず投げ捨ててしまいました。
そして、一目散に帰って行きました。
ハッ!!
起きてみると、朝6時。
どうやら、全部夢だったようです。
「なーんだ。夢か! びっくりしたな」
すぐに学校へ行く支度をして、家を出ました。
自転車を走らせていると、電柱の横に誰かが立っているのが見えました。
小さい可愛らしい女の子です。
こんな朝っぱらから女の子一人でいるのは明らかにおかしい、と考えたA君は、
「どうしたんだい? 迷子かい?」
と尋ねました。
すると可愛らしかった少女の顔がみるみる変わり、血がタラタラ垂れてきて…
「あら、さっき会ったじゃない」
友達と遊んでいて、帰りが遅くなってしまったからです。
時間は夜9時頃。
自転車をとばしていると、ふと道端に何かが倒れているのを発見しました。
自転車から降りて、恐る恐る確認すると、小さい女の子でした。
よく見ると、その少女は血だらけです。
A君はギョッ! としました。
「君、大丈夫!?」
少女を抱き起こして顔を見ると、少女は何かに潰されたように、グチャグチャな顔をしていました。
更に血も混じっているので、なにがなんだか分かりません。
「うわっ!!」
A君は恐怖から思わず投げ捨ててしまいました。
そして、一目散に帰って行きました。
ハッ!!
起きてみると、朝6時。
どうやら、全部夢だったようです。
「なーんだ。夢か! びっくりしたな」
すぐに学校へ行く支度をして、家を出ました。
自転車を走らせていると、電柱の横に誰かが立っているのが見えました。
小さい可愛らしい女の子です。
こんな朝っぱらから女の子一人でいるのは明らかにおかしい、と考えたA君は、
「どうしたんだい? 迷子かい?」
と尋ねました。
すると可愛らしかった少女の顔がみるみる変わり、血がタラタラ垂れてきて…
「あら、さっき会ったじゃない」
初投稿ですが、載せてもらえると何よりです。
今回の話は、まず説明から入らせてもらう。
皆が知る『幽霊』。では、幽霊がいる世界をご存知だろうか。
実は幽霊には階級があるんだ。
初級霊
中級霊
上級霊
自縛霊等は中級霊となり、浮遊霊は初級霊となる。
そして、ここのサイトでも取り上げられている通りの[人に触れる事が可能な霊]は上級霊となる。
そして、初級霊が見える者は中級霊や上級霊が見えず、中級霊が見える者は、初級霊や上級霊が見えない。
もちろん、上級霊が見える者は初級霊、中級霊が見えないんだ。
実は俺はとても憑かれやすく、とんでもない程に背負っている。
今回はこの背負っている奴等の話をしたい。
さて、本題に入ろう。
俺はとても霊感が強く、上級霊が見える。
上級霊と言っても、子供から大人まで年など関係無しにいる。
そして出会った奴等は全員何故か俺について来るのだ。
もちろん会話も出来るが、良いものではない。
水が飲みたいだの、煙草が吸いたいだのと我が儘を言いたい放題だからだ。
俺が水を飲めば、そいつ等も喉が癒されるらしく俺に水を飲めとせがむ。
最初は、これで何もしてこないなら何杯でも飲んでやろうと思っていたが最近では飽きてしまい無視をしていた。
それが間違っていたのか、それともこいつ等をお祓いしなかった俺がいけなかったのか…。
ある日俺は正月に初詣に行き、長い列に並び順番を待っていた。
しかし…列が進むにつれ頭が叫びをあげだした。
最後には列を抜け、寺から逃げ出した程だ。
その時は人混みに酔ったとしか思わなかったが…。
また別の日、俺はダチと遊びに行き水晶を見た。
実は俺は占いをやったりする。気にいった水晶があり、俺はそいつを手にとった。
元々、水晶などを選ぶ時は水晶から人間を選ぶものだ。
そいつが俺を気にいってくれたんだろうが、俺の背後にいる奴等は違った。
今回の話は、まず説明から入らせてもらう。
皆が知る『幽霊』。では、幽霊がいる世界をご存知だろうか。
実は幽霊には階級があるんだ。
初級霊
中級霊
上級霊
自縛霊等は中級霊となり、浮遊霊は初級霊となる。
そして、ここのサイトでも取り上げられている通りの[人に触れる事が可能な霊]は上級霊となる。
そして、初級霊が見える者は中級霊や上級霊が見えず、中級霊が見える者は、初級霊や上級霊が見えない。
もちろん、上級霊が見える者は初級霊、中級霊が見えないんだ。
実は俺はとても憑かれやすく、とんでもない程に背負っている。
今回はこの背負っている奴等の話をしたい。
さて、本題に入ろう。
俺はとても霊感が強く、上級霊が見える。
上級霊と言っても、子供から大人まで年など関係無しにいる。
そして出会った奴等は全員何故か俺について来るのだ。
もちろん会話も出来るが、良いものではない。
水が飲みたいだの、煙草が吸いたいだのと我が儘を言いたい放題だからだ。
俺が水を飲めば、そいつ等も喉が癒されるらしく俺に水を飲めとせがむ。
最初は、これで何もしてこないなら何杯でも飲んでやろうと思っていたが最近では飽きてしまい無視をしていた。
それが間違っていたのか、それともこいつ等をお祓いしなかった俺がいけなかったのか…。
ある日俺は正月に初詣に行き、長い列に並び順番を待っていた。
しかし…列が進むにつれ頭が叫びをあげだした。
最後には列を抜け、寺から逃げ出した程だ。
その時は人混みに酔ったとしか思わなかったが…。
また別の日、俺はダチと遊びに行き水晶を見た。
実は俺は占いをやったりする。気にいった水晶があり、俺はそいつを手にとった。
元々、水晶などを選ぶ時は水晶から人間を選ぶものだ。
そいつが俺を気にいってくれたんだろうが、俺の背後にいる奴等は違った。
水晶を持つ手に痛みが走り、俺は慌てて水晶を置いた。
水晶に軽くヒビが入り、店主がやってきた。
俺はどう言い訳をしようか迷っていたが、店主の言葉に頭が真っ白になった。
店主は来るなり、俺の後ろを見てこう言った。
『あんたその後ろの奴等もうどうにもならないよ? だって…あんた自身がそいつ等になっちまってる』
つまり、俺自身が幽霊になったのと同じで、水晶やお守りを持つと死ぬらしい。
俺はこいつ等と今年で8年の付き合いだ。
そうなってもおかしくはないだろう。
だが、分かってほしい。
俺はこいつ等が味わうはずの苦痛を味合わされてる。
それも人数分。
50を越えるこいつ等の苦痛を…。
今も隣で言ってんだ。
『おい、水飲めよ』
塩分とりてぇと思う今日この頃だ。
水晶に軽くヒビが入り、店主がやってきた。
俺はどう言い訳をしようか迷っていたが、店主の言葉に頭が真っ白になった。
店主は来るなり、俺の後ろを見てこう言った。
『あんたその後ろの奴等もうどうにもならないよ? だって…あんた自身がそいつ等になっちまってる』
つまり、俺自身が幽霊になったのと同じで、水晶やお守りを持つと死ぬらしい。
俺はこいつ等と今年で8年の付き合いだ。
そうなってもおかしくはないだろう。
だが、分かってほしい。
俺はこいつ等が味わうはずの苦痛を味合わされてる。
それも人数分。
50を越えるこいつ等の苦痛を…。
今も隣で言ってんだ。
『おい、水飲めよ』
塩分とりてぇと思う今日この頃だ。
初投稿です。
これは私が中学の時に体験した話しです。
今でも仲のいいRと私はその日、夜中まで外で一緒に話していました。
ちょうど話す事も無くなった頃私の携帯に男友達から電話がかかってきて、「今、飲み会してるとこだけど酒足りなくなったから買って来て」と頼まれ、どうせ暇だったので自転車を二人乗りして買いに行ったんです(私が後ろでRが前)。
その時はコンビニまで少し距離があったので近くの自販に行く事にしました。
行く時は普通に冗談を言ったり笑いながらの楽しい会話でした。
が、しかしある屋敷に近づくにつれて口数も少なくなりだしました。
そのある屋敷とゆうのは、私達が小学生の頃からずっと『幽霊屋敷』と呼ばれている噂によると誰も住んでいない馬鹿でかい屋敷のことなんですけど…‥。
小学生の頃R達とこの庭に忍び込んだ時、庭にでっかい亀のミイラが居た事は今も忘れません。
窓から見た中は家具等綺麗に置いてあって当時小学生だった私達は空き家にはまったく見えませんでした!
ですが霊感なんて全く無しな私でもなんだか嫌な雰囲気はしたんです。
話しを戻しまして…Rと私は自転車で屋敷を通った瞬間話すのを止めました。
私は通った時にとにかく『なにかいる!』と思いRに聞こうとした時(Rは霊感があります)頭の中に変な映像が流れ込んできたんです。
あの屋敷の前に髪の長い女が立っていて風が時々女の髪を揺らすんです…。
じーっと動かずただ顔は下を向いたまま私と向かい合ってるんです。
何十秒か経ってすーっと映像は頭から離れて行きました。
私は後ろで物凄い恐怖に襲われました。
その後Rと私の間には長い沈黙。
でもどうしても気になってRに聞いたんです!
「あの家なんかいなかった?」
するとRは
「二階の窓から黒い何かがじっとこっちを見てたよ。あそこは本気でやばい」
てゆうんです、、、
でも映像は流れ込んではきてないと言っていました。
あの髪の長い女はなんだったのでしょう?
あれ以来屋敷の前は通ってません。
みんなからしたら怖いかどうか分かりませんが投稿してみました★
これは私が中学の時に体験した話しです。
今でも仲のいいRと私はその日、夜中まで外で一緒に話していました。
ちょうど話す事も無くなった頃私の携帯に男友達から電話がかかってきて、「今、飲み会してるとこだけど酒足りなくなったから買って来て」と頼まれ、どうせ暇だったので自転車を二人乗りして買いに行ったんです(私が後ろでRが前)。
その時はコンビニまで少し距離があったので近くの自販に行く事にしました。
行く時は普通に冗談を言ったり笑いながらの楽しい会話でした。
が、しかしある屋敷に近づくにつれて口数も少なくなりだしました。
そのある屋敷とゆうのは、私達が小学生の頃からずっと『幽霊屋敷』と呼ばれている噂によると誰も住んでいない馬鹿でかい屋敷のことなんですけど…‥。
小学生の頃R達とこの庭に忍び込んだ時、庭にでっかい亀のミイラが居た事は今も忘れません。
窓から見た中は家具等綺麗に置いてあって当時小学生だった私達は空き家にはまったく見えませんでした!
ですが霊感なんて全く無しな私でもなんだか嫌な雰囲気はしたんです。
話しを戻しまして…Rと私は自転車で屋敷を通った瞬間話すのを止めました。
私は通った時にとにかく『なにかいる!』と思いRに聞こうとした時(Rは霊感があります)頭の中に変な映像が流れ込んできたんです。
あの屋敷の前に髪の長い女が立っていて風が時々女の髪を揺らすんです…。
じーっと動かずただ顔は下を向いたまま私と向かい合ってるんです。
何十秒か経ってすーっと映像は頭から離れて行きました。
私は後ろで物凄い恐怖に襲われました。
その後Rと私の間には長い沈黙。
でもどうしても気になってRに聞いたんです!
「あの家なんかいなかった?」
するとRは
「二階の窓から黒い何かがじっとこっちを見てたよ。あそこは本気でやばい」
てゆうんです、、、
でも映像は流れ込んではきてないと言っていました。
あの髪の長い女はなんだったのでしょう?
あれ以来屋敷の前は通ってません。
みんなからしたら怖いかどうか分かりませんが投稿してみました★
会社員に聞いた話。
ダムサイトで弁当を食べた後、柵にもたれてダム湖を眺めていた。
強い陽射しの中、断崖の下の湖面には真っ黒な影が広がっている。
と、聞き慣れない音が聞こえてきた。紙を擦り合わせるような乾いた音。
聞こえると言うより、耳鳴りのように頭の芯に響いて意識を揺さぶる…
「**さん!」
突然、同僚に後ろから呼び掛けられて我に返った。
上半身が覗き込むように断崖の方に乗り出していて、両足が宙に浮いている。
いつのまにか柵を乗り越えようとしていたらしい。
そこで初めて気が付いた。
真昼のこんな時間に、影があんなにも広がるはずが無い…。
慌てて柵を離れようとした時、湖面の影が無数の人型に分かれてサ─ッと散った。
ダムサイトで弁当を食べた後、柵にもたれてダム湖を眺めていた。
強い陽射しの中、断崖の下の湖面には真っ黒な影が広がっている。
と、聞き慣れない音が聞こえてきた。紙を擦り合わせるような乾いた音。
聞こえると言うより、耳鳴りのように頭の芯に響いて意識を揺さぶる…
「**さん!」
突然、同僚に後ろから呼び掛けられて我に返った。
上半身が覗き込むように断崖の方に乗り出していて、両足が宙に浮いている。
いつのまにか柵を乗り越えようとしていたらしい。
そこで初めて気が付いた。
真昼のこんな時間に、影があんなにも広がるはずが無い…。
慌てて柵を離れようとした時、湖面の影が無数の人型に分かれてサ─ッと散った。
僕は看護師をしています。
昔から霊感があるんかないんかわからないけど、よく幽霊を見てしまいます。
今回はその中の1つ。
あれは2年くらい前の夏頃だったと思う。ある日夜勤に入っていました。
僕は何故か死が近い人が第六感と臭いでわかり、その的中率はかなり良いんです。
その日も病棟に入った瞬間、凄い死臭? みたいな臭いがして、個室に入院中の患者さんの近くに行くと、『あぁ〜、この人は今晩はもたないな』ってすぐにわかりました。
案の定、消灯時間ギリギリに急変を起こし、処置の甲斐もなく亡くなってしまいました。
その後は普段と同じ様に死後の処置を済ませ、お見送りをし、遅くなった晩ご飯を食べました。
でもその日は急変した時間らへんから頭痛がしていて、スタッフにも「頭痛い」と漏らしていました。
でもだからって仕事が終わる訳でも無く、0時のバイタル測定の時間がきました。
そこで僕は詰所から1番遠い部屋を受け持っていたので、0時過ぎにバイタル測定、オムツ交換、体位変換、点滴更新などなど仕事をこなしていると軽く1時間以上は経過してしまいました。
そして夜中の1時過ぎに認知症を持っている患者さんばっかりがいる部屋に入って、最後の患者さんのオムツ交換をしている時、フッ…と病棟内が静かになり、夏なのに冷たい空気が流れている事に気付きました。
僕は不思議に思い、『クーラーが強すぎるんかな? 後で調整しやなアカンなー』なんて考えながらオムツ交換をテキパキと行いました。
すると病棟の奥の方からペチャ…ペチャ…と人が歩いている音がしました。
僕は患者さんかスタッフが歩いていると思い顔だけを廊下に出しました。しかし誰もいなくて、
『こんな時間やったら患者さんは寝てるハズやし、誰かスタッフが手伝いにきてくれたんかな?』
って考えていました。でもアレ? と思い
『てかあの足音って裸足の足音やったよな? スタッフやったらおかしいよな?』
と思っていると足音は確実に早くなり、しかもこっちに近づいてきます。
ペチャ…ペチャ…ペチャ…ペチャ…
僕はおかしいと思い、部屋まわりに持って来た物品を片付けカートを持ってもう1度廊下を見ました。
しかし誰もいません。
昔から霊感があるんかないんかわからないけど、よく幽霊を見てしまいます。
今回はその中の1つ。
あれは2年くらい前の夏頃だったと思う。ある日夜勤に入っていました。
僕は何故か死が近い人が第六感と臭いでわかり、その的中率はかなり良いんです。
その日も病棟に入った瞬間、凄い死臭? みたいな臭いがして、個室に入院中の患者さんの近くに行くと、『あぁ〜、この人は今晩はもたないな』ってすぐにわかりました。
案の定、消灯時間ギリギリに急変を起こし、処置の甲斐もなく亡くなってしまいました。
その後は普段と同じ様に死後の処置を済ませ、お見送りをし、遅くなった晩ご飯を食べました。
でもその日は急変した時間らへんから頭痛がしていて、スタッフにも「頭痛い」と漏らしていました。
でもだからって仕事が終わる訳でも無く、0時のバイタル測定の時間がきました。
そこで僕は詰所から1番遠い部屋を受け持っていたので、0時過ぎにバイタル測定、オムツ交換、体位変換、点滴更新などなど仕事をこなしていると軽く1時間以上は経過してしまいました。
そして夜中の1時過ぎに認知症を持っている患者さんばっかりがいる部屋に入って、最後の患者さんのオムツ交換をしている時、フッ…と病棟内が静かになり、夏なのに冷たい空気が流れている事に気付きました。
僕は不思議に思い、『クーラーが強すぎるんかな? 後で調整しやなアカンなー』なんて考えながらオムツ交換をテキパキと行いました。
すると病棟の奥の方からペチャ…ペチャ…と人が歩いている音がしました。
僕は患者さんかスタッフが歩いていると思い顔だけを廊下に出しました。しかし誰もいなくて、
『こんな時間やったら患者さんは寝てるハズやし、誰かスタッフが手伝いにきてくれたんかな?』
って考えていました。でもアレ? と思い
『てかあの足音って裸足の足音やったよな? スタッフやったらおかしいよな?』
と思っていると足音は確実に早くなり、しかもこっちに近づいてきます。
ペチャ…ペチャ…ペチャ…ペチャ…
僕はおかしいと思い、部屋まわりに持って来た物品を片付けカートを持ってもう1度廊下を見ました。
しかし誰もいません。
やっぱりこの雰囲気、音が変だ! と思い幽霊が来てると今までの経験からすぐに理解しました。
最後にもう1度だけ廊下を覗きました。やはり誰もいませんでした。
そして何気なくフッと廊下の天井を見ました。
すると髪の毛の長い白い着物をきた女性が天井をよつんばいになりハイハイをした状態で歩いていました。
僕は過去に何回も幽霊を見ているので大体の事は驚かないのですが、それにはさすがにビックリし、その幽霊を見続けてしまいました。
しかしその女性の幽霊はこちらを見る事も無く、廊下の天井をただまっすぐハイハイしていき、ついには廊下の突き当たりまで行くと壁を擦り抜けて消えて行きました。
久々の霊に対する恐怖とあの凄い形相。怖いとしか言えません。
でも他のスタッフに言うと恐がって仕事にならないので黙って夜勤を続けました。
もしかしたらあの夜勤の日に亡くなった患者さんの若い頃の姿だったのかもしれません。
最後にもう1度だけ廊下を覗きました。やはり誰もいませんでした。
そして何気なくフッと廊下の天井を見ました。
すると髪の毛の長い白い着物をきた女性が天井をよつんばいになりハイハイをした状態で歩いていました。
僕は過去に何回も幽霊を見ているので大体の事は驚かないのですが、それにはさすがにビックリし、その幽霊を見続けてしまいました。
しかしその女性の幽霊はこちらを見る事も無く、廊下の天井をただまっすぐハイハイしていき、ついには廊下の突き当たりまで行くと壁を擦り抜けて消えて行きました。
久々の霊に対する恐怖とあの凄い形相。怖いとしか言えません。
でも他のスタッフに言うと恐がって仕事にならないので黙って夜勤を続けました。
もしかしたらあの夜勤の日に亡くなった患者さんの若い頃の姿だったのかもしれません。
僕は小学5年生で小学2年生の妹と同じ部屋だ。
僕は勉強が好きで宿題はいつも妹より先にすませていた。
そんなある日、妹の誕生日がやってきた。
僕は妹に手紙を書いた。
『誕生日おめでとう。これからも仲良くしようね』
おこずかいを使いきってしまった僕にはこれが精一杯のプレゼントだった。
その日の夜、祖母が妹にプレゼントを持ってきた。
妹は嬉しくないのか何も言わずそれを受けとった。
プレゼントはとても可愛らしいフランス人形。
今にも透き通ってしまいそうな色白の肌。
南国の海を思わせるかのようなスカイブルーの瞳。
妹へのプレゼントだというのに僕は一目見ただけでその人形がとても気に入ってしまった。
妹はその人形を自分たちの部屋に持っていき、僕の勉強机の真後ろに置いてある棚の上に座らせた。
やはり妹は何も言わない。
僕はどうしてもその人形が可愛くて気になってしかたがなかった。
だから自分の机の上に鏡を置いて真後ろにいるお気に入りの人形を毎日、鏡越しで見ることにした。
だって男の僕が女物の人形をいつも近くでジッと見ていたら妹が気持ち悪がるだろ?
だから鏡越しでしかあの人形を見れないんだ。
その日から僕は宿題をやるたびに鏡越しであの人形を見ているんだ。
大好きな人形と目があうたびに僕は元気をもらえたような気がするし勉強がすごくはかどるんだ。
あれから約2ヶ月が経った。
僕は今でも宿題をやるたびに、あの人形と鏡越しで毎日目をあわせている。
そういえば今日は友達の家でゲーム大会だった!
僕「友達んとこ行ってくるね!!」
母「いってらっしゃい! 気をつけるのよ!」
僕は母の言葉も聞こえないぐらい急いで家から飛び出していった。
その日の夕方…
妹「あのフランス人形やっぱり不気味だったから昨日捨てちゃった」
母「プレゼントでもらったのに何てことしてんの!」
僕は友達の家から帰ってきて靴を脱ぐとすぐさま自分の部屋にかけこんだ。
今日も学校で出された宿題を妹より先に片付けるため自分の机に向かう。
「今日も目があったね」
僕は勉強が好きで宿題はいつも妹より先にすませていた。
そんなある日、妹の誕生日がやってきた。
僕は妹に手紙を書いた。
『誕生日おめでとう。これからも仲良くしようね』
おこずかいを使いきってしまった僕にはこれが精一杯のプレゼントだった。
その日の夜、祖母が妹にプレゼントを持ってきた。
妹は嬉しくないのか何も言わずそれを受けとった。
プレゼントはとても可愛らしいフランス人形。
今にも透き通ってしまいそうな色白の肌。
南国の海を思わせるかのようなスカイブルーの瞳。
妹へのプレゼントだというのに僕は一目見ただけでその人形がとても気に入ってしまった。
妹はその人形を自分たちの部屋に持っていき、僕の勉強机の真後ろに置いてある棚の上に座らせた。
やはり妹は何も言わない。
僕はどうしてもその人形が可愛くて気になってしかたがなかった。
だから自分の机の上に鏡を置いて真後ろにいるお気に入りの人形を毎日、鏡越しで見ることにした。
だって男の僕が女物の人形をいつも近くでジッと見ていたら妹が気持ち悪がるだろ?
だから鏡越しでしかあの人形を見れないんだ。
その日から僕は宿題をやるたびに鏡越しであの人形を見ているんだ。
大好きな人形と目があうたびに僕は元気をもらえたような気がするし勉強がすごくはかどるんだ。
あれから約2ヶ月が経った。
僕は今でも宿題をやるたびに、あの人形と鏡越しで毎日目をあわせている。
そういえば今日は友達の家でゲーム大会だった!
僕「友達んとこ行ってくるね!!」
母「いってらっしゃい! 気をつけるのよ!」
僕は母の言葉も聞こえないぐらい急いで家から飛び出していった。
その日の夕方…
妹「あのフランス人形やっぱり不気味だったから昨日捨てちゃった」
母「プレゼントでもらったのに何てことしてんの!」
僕は友達の家から帰ってきて靴を脱ぐとすぐさま自分の部屋にかけこんだ。
今日も学校で出された宿題を妹より先に片付けるため自分の机に向かう。
「今日も目があったね」
私がつい最近体験した話です。
私は自営業をしている親戚のおじさんの元でアルバイトとして働かせて頂いています。
これは、トラックの中で起こりました。
時間もお昼頃になり、おじさんは近くのコンビニへお弁当を買いに行きました。
寒いので、トラックの中、一人で待機していました。
何気なく携帯を弄り、何でかは知りませんが、辺りをムービー撮影していました。
辺りは人一人居ません。
しばらく撮っていた時です。
私はトラックの助手席に座っていました。
携帯の画面を通して目が合ったんです。
サイドミラーに女性っぽい青い顔が映っていました。
え? と思い、肉眼でサイドミラーを確認しました。
しかし、サイドミラーには誰も映っていませんでした。
再度、携帯の画面でサイドミラーを確認すると、やはり青い顔はそこにありました。
その顔の唇らしきものが動いていました。
ここで、ムービー撮影が自動的に終了しました。
怖かったですが、もう一度撮影する事にしました。
肉眼でサイドミラーを確認しながら、徐々に携帯を顔の前に持っていき、サイドミラーを映しました。
すると、そこには何も映っていませんでした。
ここで二個の動画が撮れました。
その場で、一個目に撮れた動画を確認しました。
やはり青い顔が映っています。
二個目には映っていません。
怖かったですが、外は寒いのでトラックの中でそのまま待機していました。
気のせいもあるかもですが、午後の作業中、高い足場の上にいると時々、「ふ」という女性の声が頭上から聞こえたり、私のかぶっているヘルメットに何かが当たる感触がありました。
ビックリしたのは帰宅後です。
普段一切鳴かない犬が私を見て激しく吠えたのです。
またその次の日、たまたま駅で友人とすれ違った時です。
「おう〜」と私が言ってその友人に近寄ると、なんかいつもと態度が違かったんです。友人の。
その日の帰宅後、駅で会った友人からメールが着ました。
「今朝のはお前の彼女?」
これを見て一瞬にして怖くなりました。
私は駅には一人で来ていました。
彼女もいませんし…。
霊も私から離れたのか、最近は変わった現象なども無くなりました。
動画は今も携帯に保存したままです。
お祓いにも行ってません。
私は自営業をしている親戚のおじさんの元でアルバイトとして働かせて頂いています。
これは、トラックの中で起こりました。
時間もお昼頃になり、おじさんは近くのコンビニへお弁当を買いに行きました。
寒いので、トラックの中、一人で待機していました。
何気なく携帯を弄り、何でかは知りませんが、辺りをムービー撮影していました。
辺りは人一人居ません。
しばらく撮っていた時です。
私はトラックの助手席に座っていました。
携帯の画面を通して目が合ったんです。
サイドミラーに女性っぽい青い顔が映っていました。
え? と思い、肉眼でサイドミラーを確認しました。
しかし、サイドミラーには誰も映っていませんでした。
再度、携帯の画面でサイドミラーを確認すると、やはり青い顔はそこにありました。
その顔の唇らしきものが動いていました。
ここで、ムービー撮影が自動的に終了しました。
怖かったですが、もう一度撮影する事にしました。
肉眼でサイドミラーを確認しながら、徐々に携帯を顔の前に持っていき、サイドミラーを映しました。
すると、そこには何も映っていませんでした。
ここで二個の動画が撮れました。
その場で、一個目に撮れた動画を確認しました。
やはり青い顔が映っています。
二個目には映っていません。
怖かったですが、外は寒いのでトラックの中でそのまま待機していました。
気のせいもあるかもですが、午後の作業中、高い足場の上にいると時々、「ふ」という女性の声が頭上から聞こえたり、私のかぶっているヘルメットに何かが当たる感触がありました。
ビックリしたのは帰宅後です。
普段一切鳴かない犬が私を見て激しく吠えたのです。
またその次の日、たまたま駅で友人とすれ違った時です。
「おう〜」と私が言ってその友人に近寄ると、なんかいつもと態度が違かったんです。友人の。
その日の帰宅後、駅で会った友人からメールが着ました。
「今朝のはお前の彼女?」
これを見て一瞬にして怖くなりました。
私は駅には一人で来ていました。
彼女もいませんし…。
霊も私から離れたのか、最近は変わった現象なども無くなりました。
動画は今も携帯に保存したままです。
お祓いにも行ってません。
初投稿ですw 投稿した話が掲載されていたら、母が体験した話をしようと思います。
話は少し長くなってしまいますがお付き合い下さい。
中学の時に英語の先生から聞いた話、先生の知り合いが旧伊勢神トンネルに肝試しをしに男2人(仮にA、Bとする)、女1人(彼女はCとする)で行ったらしい。
伊勢神トンネルに着いて、トンネルの中を途中まで車で進んでいった、で、伊勢神トンネルって、途中で道が狭くなるぢゃん??
だからA、Bは車から降りて「もっと奥に行こうぜ」と言ったらしいが、Cさんは「怖いから車の中で待つ」と言い。
中に入ってしまってから怖いもくそも無いような気がしますが…(´Д`)
話戻して、とりあえずA、B2人だけで一番奥にまで進むことになった。
程なくしてA、Bは戻ってきた、結局A、Bは何事も無かった。
しかしCさんは車の中で半狂乱になっていた。
その後お祓いをしてもらい、普段通りに戻ったそうです。
さて、Cさんが何故半狂乱になっていたのか、何を見たのか。
普段通りに戻ったCさんに、A、Bが聞いたところ。
A、Bが戻ってくる少し前のこと、Cさんは車の中で2人が戻って来るのを大人しく待ってたようなんですが、何の気なしに前を見たときです。
前方から大小無数の手が車に向かってきて、フロントガラスや後部座席の窓を
バンバンバンバンバンバンッ!!
と叩いてきたらしいんです!!
そしてA、Bが戻ってきた時には半狂乱になっていた…。
話はこれでおしまいです…。
私なら無数の手が向かってきた時点で卒倒してしまいます…。
つまらない話ですみません…中坊の頃の私にはとても恐ろしい話でした…。
長文・駄文失礼しました。
話は少し長くなってしまいますがお付き合い下さい。
中学の時に英語の先生から聞いた話、先生の知り合いが旧伊勢神トンネルに肝試しをしに男2人(仮にA、Bとする)、女1人(彼女はCとする)で行ったらしい。
伊勢神トンネルに着いて、トンネルの中を途中まで車で進んでいった、で、伊勢神トンネルって、途中で道が狭くなるぢゃん??
だからA、Bは車から降りて「もっと奥に行こうぜ」と言ったらしいが、Cさんは「怖いから車の中で待つ」と言い。
中に入ってしまってから怖いもくそも無いような気がしますが…(´Д`)
話戻して、とりあえずA、B2人だけで一番奥にまで進むことになった。
程なくしてA、Bは戻ってきた、結局A、Bは何事も無かった。
しかしCさんは車の中で半狂乱になっていた。
その後お祓いをしてもらい、普段通りに戻ったそうです。
さて、Cさんが何故半狂乱になっていたのか、何を見たのか。
普段通りに戻ったCさんに、A、Bが聞いたところ。
A、Bが戻ってくる少し前のこと、Cさんは車の中で2人が戻って来るのを大人しく待ってたようなんですが、何の気なしに前を見たときです。
前方から大小無数の手が車に向かってきて、フロントガラスや後部座席の窓を
バンバンバンバンバンバンッ!!
と叩いてきたらしいんです!!
そしてA、Bが戻ってきた時には半狂乱になっていた…。
話はこれでおしまいです…。
私なら無数の手が向かってきた時点で卒倒してしまいます…。
つまらない話ですみません…中坊の頃の私にはとても恐ろしい話でした…。
長文・駄文失礼しました。
知り合いの話。
仲間三人で夏山を縦走していた時のこと。
開けた場所を選んでテントを張った。
その野営地には、たくさんの白い百合の花が咲いていた。
真夜中、仲間一人が急に起き出したために、他の二人は目を覚まされた。
眠りを邪魔した仲間は、テントの床を這いずり回っていた。
何度呼びかけても返事がなく、やがて芋虫のように這い出ていったという。
開け放たれた入口から、百合の花が一輪ゆっくりと揺れているのが見えた。
二人が続いて外に出て見ると、月光の下で揺れていたのは百合ではなかった。
白く細い手が大地から突き出て、おいでおいでをして招いていた。
這いつくばった仲間を無理矢理テントに連れ戻し、まんじりともせず夜を越した。
翌朝、白い手は跡形もなく消えていた。
誘われた仲間は、昨夜のことをまるで覚えていなかったそうだ。
仲間三人で夏山を縦走していた時のこと。
開けた場所を選んでテントを張った。
その野営地には、たくさんの白い百合の花が咲いていた。
真夜中、仲間一人が急に起き出したために、他の二人は目を覚まされた。
眠りを邪魔した仲間は、テントの床を這いずり回っていた。
何度呼びかけても返事がなく、やがて芋虫のように這い出ていったという。
開け放たれた入口から、百合の花が一輪ゆっくりと揺れているのが見えた。
二人が続いて外に出て見ると、月光の下で揺れていたのは百合ではなかった。
白く細い手が大地から突き出て、おいでおいでをして招いていた。
這いつくばった仲間を無理矢理テントに連れ戻し、まんじりともせず夜を越した。
翌朝、白い手は跡形もなく消えていた。
誘われた仲間は、昨夜のことをまるで覚えていなかったそうだ。
大学の近くのアパートに実家から越したときの話。
家賃が安いのは、バス停から遠いものだと思っていました。
数週間は何事もなく暮らしていました。
しばらくしてから、朝起きるとカップの位置が動いていたり、玄関の靴がバラバラになることがありました。
まずいと思いつつ、カップがどこにあろうと、割られなければ困らない。
部屋のいる存在を特に気にせず生活をしているうちに、だんだん悪戯が頻発するようになりました。
カーペットがめくれる、いつのまにかリモコンが箪笥の中にある、等。
子供かお前は、などとつっこみを入れたくなるような可愛いものばかり。
僕はなめていました。
ある日の晩、レポートをまとめ終わった僕はベッドに入りました。
ぐーすか眠る夢の中、僕は電車の夢を見ました。
車掌さんがやってきます。
「切符を拝見しまーす」
カチッ。
夢で、切符を切る歯切れのよい音が鳴り続けていました。
目が覚めると、もう朝でした。
寝ぼけ眼で部屋を見回すと、思わず叫びました。
部屋を解約したのは、その日の昼でした。
それは、もう僕にはとうてい悪戯でかたづけられない事件だったのです。
僕が眠る枕の端を、びっしりとホチキスでとめられていたのですから。
家賃が安いのは、バス停から遠いものだと思っていました。
数週間は何事もなく暮らしていました。
しばらくしてから、朝起きるとカップの位置が動いていたり、玄関の靴がバラバラになることがありました。
まずいと思いつつ、カップがどこにあろうと、割られなければ困らない。
部屋のいる存在を特に気にせず生活をしているうちに、だんだん悪戯が頻発するようになりました。
カーペットがめくれる、いつのまにかリモコンが箪笥の中にある、等。
子供かお前は、などとつっこみを入れたくなるような可愛いものばかり。
僕はなめていました。
ある日の晩、レポートをまとめ終わった僕はベッドに入りました。
ぐーすか眠る夢の中、僕は電車の夢を見ました。
車掌さんがやってきます。
「切符を拝見しまーす」
カチッ。
夢で、切符を切る歯切れのよい音が鳴り続けていました。
目が覚めると、もう朝でした。
寝ぼけ眼で部屋を見回すと、思わず叫びました。
部屋を解約したのは、その日の昼でした。
それは、もう僕にはとうてい悪戯でかたづけられない事件だったのです。
僕が眠る枕の端を、びっしりとホチキスでとめられていたのですから。
五年前の話な。
三年付き合っている彼女がいた。
俺と彼女はどちらかというとドライな関係だった。連絡は週末にするくらい。
そんな彼女から平日、水曜にメールが入った。
状況がいつもと違う事に気付いた。
三年付き合ったのに別れってこんなにあっさりなんだなと俺は思った。
メールには一言。
「もう いいよ」
俺には別れの意味がわからなかった。
彼女に電話するがつながらない。メールをしても返事が無かった。
メールから三日経ってから彼女の親から電話があった。
彼女が月曜から大学の研究で中国地方の鍾乳洞へ行き、そのまま行方不明になっている事を告げられた。
俺は混乱しかけた頭で必死に考えた。
あの「もういいよ」というメール。自殺か? 俺のせいか? ネガティブな考えが頭を巡る。考えても埒が明かず精神的に参っていた。
それから一週間後、彼女の親から連絡があった。
彼女が鍾乳洞の中の湖で水死体で見つかったらしい。
俺は予めそういう考えもあったせいか意外と冷静にしながらも泣いた。
次の日の通夜に行く為俺は彼女の実家の岡山県まで行った。
彼女の両親と挨拶をして俺は呆然としながらも彼女の棺桶を覗いた。水死体のあまりの酷さに絶句しながらまた泣いた。
俺は現実か夢かもわからないままただ座っているだけだった。
この後、全身の細胞ごと震えあがるのは通夜に来ていた彼女の家の近所のおばさん達の話を聞いてしまったからだった。
「あそこの鍾乳洞は私の田舎の近くなんだけどねぇ、10年くらい前にも小さい子供が死んでるらしいわよ。かくれんぼをしててそのまま行方不明になっちゃったんだって」
俺には思い当たる事が一つあった。
「もういいよ」というメール。その意味がわかった。
三年付き合っている彼女がいた。
俺と彼女はどちらかというとドライな関係だった。連絡は週末にするくらい。
そんな彼女から平日、水曜にメールが入った。
状況がいつもと違う事に気付いた。
三年付き合ったのに別れってこんなにあっさりなんだなと俺は思った。
メールには一言。
「もう いいよ」
俺には別れの意味がわからなかった。
彼女に電話するがつながらない。メールをしても返事が無かった。
メールから三日経ってから彼女の親から電話があった。
彼女が月曜から大学の研究で中国地方の鍾乳洞へ行き、そのまま行方不明になっている事を告げられた。
俺は混乱しかけた頭で必死に考えた。
あの「もういいよ」というメール。自殺か? 俺のせいか? ネガティブな考えが頭を巡る。考えても埒が明かず精神的に参っていた。
それから一週間後、彼女の親から連絡があった。
彼女が鍾乳洞の中の湖で水死体で見つかったらしい。
俺は予めそういう考えもあったせいか意外と冷静にしながらも泣いた。
次の日の通夜に行く為俺は彼女の実家の岡山県まで行った。
彼女の両親と挨拶をして俺は呆然としながらも彼女の棺桶を覗いた。水死体のあまりの酷さに絶句しながらまた泣いた。
俺は現実か夢かもわからないままただ座っているだけだった。
この後、全身の細胞ごと震えあがるのは通夜に来ていた彼女の家の近所のおばさん達の話を聞いてしまったからだった。
「あそこの鍾乳洞は私の田舎の近くなんだけどねぇ、10年くらい前にも小さい子供が死んでるらしいわよ。かくれんぼをしててそのまま行方不明になっちゃったんだって」
俺には思い当たる事が一つあった。
「もういいよ」というメール。その意味がわかった。
俺はその場で携帯を見るのは不謹慎かなと思いトイレの個室に入り鍵をした。
何度も見た彼女からの「もういいよ」というメールを見ながらまた泣いた。
俺は霊など信じていなかった。しかし信じざるをえなかった。
彼女からのメールが入ってた日は彼女が行方不明になってから二日後だったからだ。
霊的なものには怖いイメージがあったが何故か暖かい感じがした。
10年前にかくれんぼをしていて亡くなった子供の霊が彼女を早く見つけてあげてという願いのメール。そう思うとまた泣いてしまった。
次の日、葬式をすませた俺は喪服のまま新幹線で帰った。
新幹線の中でメールを見て、泣きながら外を眺めていた。
窓ガラスに映った黒い喪服姿の自分を見ながらある事を思いついた。
さほど気にしていなかったが彼女からのメールには「もういいよ」の後に二行程空白があった。
その空白部分の背景色を黒くしてみた。すると白い文字で書かれた文字が読めるようになった。
「見つかっちゃった? 次はあなたの番ね」
あれから五年たった今。俺はまだ生きている。
携帯は手放せない。
だって彼女から毎日メールがくるんだぜ。
「もういいかい?」
ってさ。
「まぁだだよ」
って返事しないとヤバいだろ。
何度も見た彼女からの「もういいよ」というメールを見ながらまた泣いた。
俺は霊など信じていなかった。しかし信じざるをえなかった。
彼女からのメールが入ってた日は彼女が行方不明になってから二日後だったからだ。
霊的なものには怖いイメージがあったが何故か暖かい感じがした。
10年前にかくれんぼをしていて亡くなった子供の霊が彼女を早く見つけてあげてという願いのメール。そう思うとまた泣いてしまった。
次の日、葬式をすませた俺は喪服のまま新幹線で帰った。
新幹線の中でメールを見て、泣きながら外を眺めていた。
窓ガラスに映った黒い喪服姿の自分を見ながらある事を思いついた。
さほど気にしていなかったが彼女からのメールには「もういいよ」の後に二行程空白があった。
その空白部分の背景色を黒くしてみた。すると白い文字で書かれた文字が読めるようになった。
「見つかっちゃった? 次はあなたの番ね」
あれから五年たった今。俺はまだ生きている。
携帯は手放せない。
だって彼女から毎日メールがくるんだぜ。
「もういいかい?」
ってさ。
「まぁだだよ」
って返事しないとヤバいだろ。
得意先が移転し、お祝いかねて訪れた。
そこは1階が店舗で2階が事務所、とりあえず事務所で話を聞くからと店舗の奥の給湯室から伸びる階段で2階に上がる。
しかしこの階段何か違和感がある、なぜか下から2段目だけが何故か幅が狭く、段が高い。
事務所に上がり話も盛り上がり、帰り際2段目の事はすっかり頭から消え危うく足を挫きそうになる、すると“階段危ないから気をつけて”と社長の声。
先に言えよ“大丈夫ですから〜”とお愛想をして店を出る。
この会社、業績は良くないが社長の人柄と社員のがんばりで何とかやりくりしている程度、しかしこの新しい移転先は昔から何をやってもうまく行かない場所、以前は大手ディーラーだったがやはり上手く行かず格安で賃貸されている曰く有の場所であった。
数ヶ月が過ぎ定例でその店を訪れると社長が居ない、奥さんに訳を聞くと事故で入院中との事。
とっさに浮かんだのが自殺?
しかし間違ってもそんな事を口に出すわけもいかず、病院の場所を聞くと“ここじゃ何だから事務所へどうぞ”と2階に。
奥さんもやはり自殺未遂を疑っている様子。
帰りにやはり2段目で転びそうになる、奥さんも“ココ分かっててもつまずくのよね、なんでココだけ変な作りなんだろ”と笑っていた。
病院で社長と対面、怪我は酷く片目は失明寸前だが、思いのほか元気で只の事故だったのかもと思うほど明るく前向きだった。
事故の事を聞くと、単独事故で時速60〜80kで高速橋脚コンクリにほぼ正面から衝突したのだそうだ。
何故正面から? 誰でもそう思う、俺も思った、聞くか迷っていると。
社長の方から“自殺する気なんかない、でも事故の前後の記憶がなく憶えているのは店の事をぼんやり考えながら運転していたんだと思う”。
数ヶ月で退院も出来、復帰が出来ると言うことなので退院後また店に伺いますと約束をして別れた。
社長が入院している数ヶ月で業績は悪くなり、あの店危ないぞと噂を聞くまでになった。
それから暫らくして、社長が亡くなったと奥さんから電話がある。
そこは1階が店舗で2階が事務所、とりあえず事務所で話を聞くからと店舗の奥の給湯室から伸びる階段で2階に上がる。
しかしこの階段何か違和感がある、なぜか下から2段目だけが何故か幅が狭く、段が高い。
事務所に上がり話も盛り上がり、帰り際2段目の事はすっかり頭から消え危うく足を挫きそうになる、すると“階段危ないから気をつけて”と社長の声。
先に言えよ“大丈夫ですから〜”とお愛想をして店を出る。
この会社、業績は良くないが社長の人柄と社員のがんばりで何とかやりくりしている程度、しかしこの新しい移転先は昔から何をやってもうまく行かない場所、以前は大手ディーラーだったがやはり上手く行かず格安で賃貸されている曰く有の場所であった。
数ヶ月が過ぎ定例でその店を訪れると社長が居ない、奥さんに訳を聞くと事故で入院中との事。
とっさに浮かんだのが自殺?
しかし間違ってもそんな事を口に出すわけもいかず、病院の場所を聞くと“ここじゃ何だから事務所へどうぞ”と2階に。
奥さんもやはり自殺未遂を疑っている様子。
帰りにやはり2段目で転びそうになる、奥さんも“ココ分かっててもつまずくのよね、なんでココだけ変な作りなんだろ”と笑っていた。
病院で社長と対面、怪我は酷く片目は失明寸前だが、思いのほか元気で只の事故だったのかもと思うほど明るく前向きだった。
事故の事を聞くと、単独事故で時速60〜80kで高速橋脚コンクリにほぼ正面から衝突したのだそうだ。
何故正面から? 誰でもそう思う、俺も思った、聞くか迷っていると。
社長の方から“自殺する気なんかない、でも事故の前後の記憶がなく憶えているのは店の事をぼんやり考えながら運転していたんだと思う”。
数ヶ月で退院も出来、復帰が出来ると言うことなので退院後また店に伺いますと約束をして別れた。
社長が入院している数ヶ月で業績は悪くなり、あの店危ないぞと噂を聞くまでになった。
それから暫らくして、社長が亡くなったと奥さんから電話がある。
葬儀などは既に済ませており、店をたたむ事にしたから色々相談をしたいから店に来て欲しいと呼ばれる。
事務所で話を聞く、亡くなったのは奥さんの車で病院を抜け出し店に向かう途中、今度は電信柱に激突したのだと言う。
なぜ急に店に向かったのかも分からないし、どうしてまた事故にあったのかも分からない。
ホントに事故なのかも分からない、ひょっとして自殺だったのかもと一気にしゃべり泣き崩れた。
俺は正直自殺だと思った。
泣き崩れる奥さんを前にして何も言えず、閉店に向けての処理の方法や手続き関係を説明し事務所の階段を降りるとやはり下から2段目で転びそうになり、胸に挿していたボールペンを落っことした。
ペンを拾おうと手を伸ばし、なにげに1段目と2段目の間を見ると、一瞬、ほんの一瞬だけど片目の腫上がった事故後に病院で見た社長の顔があった、そして腫上がった手がサッと引っ込むところも。
その後店は閉店し別の店になったが上手く行かず直ぐに閉店となり以降空き家のまま。
曰くのある場所にはそれなりの訳が在るのだと実感した。
事務所で話を聞く、亡くなったのは奥さんの車で病院を抜け出し店に向かう途中、今度は電信柱に激突したのだと言う。
なぜ急に店に向かったのかも分からないし、どうしてまた事故にあったのかも分からない。
ホントに事故なのかも分からない、ひょっとして自殺だったのかもと一気にしゃべり泣き崩れた。
俺は正直自殺だと思った。
泣き崩れる奥さんを前にして何も言えず、閉店に向けての処理の方法や手続き関係を説明し事務所の階段を降りるとやはり下から2段目で転びそうになり、胸に挿していたボールペンを落っことした。
ペンを拾おうと手を伸ばし、なにげに1段目と2段目の間を見ると、一瞬、ほんの一瞬だけど片目の腫上がった事故後に病院で見た社長の顔があった、そして腫上がった手がサッと引っ込むところも。
その後店は閉店し別の店になったが上手く行かず直ぐに閉店となり以降空き家のまま。
曰くのある場所にはそれなりの訳が在るのだと実感した。
これは僕の祖父母の家がある〇岡県の、ある山道での話です。
始まりは今から10数年前と言われています。
その山道を特定の人が通ると必ずといっていいほど出てくるらしいのです。
その山道を深夜〜夜明け前の間に通りかかると視界の端にチラチラと何かが見えてくるのですが、それが何なのか、なぜか確認できないのです。
しかし、そのときに確認しようと横を向いてはいけません。
横を向くと目の辺りが空洞の女が手にした鉈を振り下ろしてくるからです。
車ならまだいいのですが、徒歩やバイクならまず助からないと言われています。
足がとても速く、並大抵のバイクなど簡単に追いつかれてしまうそうです。
その山道は昔、恋人が事故で崖から落ちてしまい、生存したほうは精神が不安定になり、山道の崖から落ちて死んだ事件が実際にあり、女はまだ彼氏が生きていると思い込み、似ている男性を見つけては向こうへ引きずり込んでいると祖父が話してくれました。
みなさんも○岡地方のドライブは気を付けたほうがいいかもしれません。
始まりは今から10数年前と言われています。
その山道を特定の人が通ると必ずといっていいほど出てくるらしいのです。
その山道を深夜〜夜明け前の間に通りかかると視界の端にチラチラと何かが見えてくるのですが、それが何なのか、なぜか確認できないのです。
しかし、そのときに確認しようと横を向いてはいけません。
横を向くと目の辺りが空洞の女が手にした鉈を振り下ろしてくるからです。
車ならまだいいのですが、徒歩やバイクならまず助からないと言われています。
足がとても速く、並大抵のバイクなど簡単に追いつかれてしまうそうです。
その山道は昔、恋人が事故で崖から落ちてしまい、生存したほうは精神が不安定になり、山道の崖から落ちて死んだ事件が実際にあり、女はまだ彼氏が生きていると思い込み、似ている男性を見つけては向こうへ引きずり込んでいると祖父が話してくれました。
みなさんも○岡地方のドライブは気を付けたほうがいいかもしれません。
「お母さんが抱っこ」
そう言って泣いている。
何度も何度も、壊れたCDプレーヤーみたいに同じトーンで小さな女の子独特の甲高い声が深夜のアパートの廊下にこだましていた。
お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ…。
俺は古い友人と部屋で懐かしい話をしていたのだけれど、女の子があまりにもうるさいので友人は注意してくると部屋を出ていった。
俺は気にもとめずにタバコに火をつけて、未だ響く叫び声を聞いていた。
友人は、「違う階みたいだ」だからめんどうなので諦めたと言いながら戻ってきた。
昔から鈍感なこの友人は本当に幸せ者だと俺は思う。
「ていうかお母さんが抱っこ。って何だよ」
「さあ、抱っこしてほしいんじゃない」
俺は二本目のタバコに火をつけた。
友人はグラビア雑誌を眺めながら、女の子の事をもう忘れ去ってしまったようだ。
ここは古いせいか上や隣からの音がよく聞こえる。特に上の足音がヒドいったらありゃしない。
このアパートは、一階建てのハズなのに。
「お母さんが抱っこ」
そう泣き叫ぶ声は友人が入ってきた時点で止んでいた。
そりゃそうだ。
両足の欠けた女の子は青白い笑顔をしながら、目の前の友人の背中にしっかりとおぶさっているのだから。
そう言って泣いている。
何度も何度も、壊れたCDプレーヤーみたいに同じトーンで小さな女の子独特の甲高い声が深夜のアパートの廊下にこだましていた。
お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ、お母さんが抱っこ…。
俺は古い友人と部屋で懐かしい話をしていたのだけれど、女の子があまりにもうるさいので友人は注意してくると部屋を出ていった。
俺は気にもとめずにタバコに火をつけて、未だ響く叫び声を聞いていた。
友人は、「違う階みたいだ」だからめんどうなので諦めたと言いながら戻ってきた。
昔から鈍感なこの友人は本当に幸せ者だと俺は思う。
「ていうかお母さんが抱っこ。って何だよ」
「さあ、抱っこしてほしいんじゃない」
俺は二本目のタバコに火をつけた。
友人はグラビア雑誌を眺めながら、女の子の事をもう忘れ去ってしまったようだ。
ここは古いせいか上や隣からの音がよく聞こえる。特に上の足音がヒドいったらありゃしない。
このアパートは、一階建てのハズなのに。
「お母さんが抱っこ」
そう泣き叫ぶ声は友人が入ってきた時点で止んでいた。
そりゃそうだ。
両足の欠けた女の子は青白い笑顔をしながら、目の前の友人の背中にしっかりとおぶさっているのだから。
自転車仲間に聞いた話。
夕暮れ時。林道をMTBで爆走し、小さな湖のほとりで休憩していた。
日没に赤く染まった湖面を眺めていると、妙なものが目に入った。
水際に、黒い蓮の葉のようなものが浮いている。
(黒い蓮の葉なんてあるのか? サイズもアマゾンの大蓮なみに大きいし…)
そんなことを考えながら水を飲んでいた。
と――― 蓮の中央がゆっくりと盛り上がる。最初は耳。次に鼻。口…
長い黒髪の女が水面から姿を現した。
肝を潰して自転車に飛び乗った。全速力で来た道を下る。
麓の駐車場に着いた。一息つく間もなくキャリアに自転車を積み込む。
ふと、下ってきた道の入口に目をやった。全身が凍りつく。
さっきの女がこっちを見ていた。
こんな時間で追いつけるハズがないのに…青白い顔に、そこだけが紅い唇を少し開け、ゆっくりと近づいてくる。
車に乗り込み、猛然とスタートさせた。
国道に出るまで、バックミラーは一度も見なかった。
自宅にたどり着いても震えが止まらなかった。
自転車を玄関から放り込んで鍵を掛ける。
そのまま、友人の家に転がり込んだ。
翌日の昼、友人と一緒に自宅に戻った。
鍵を開けて中の様子を伺ったが、妙な気配は無い。
玄関に放り出しておいた自転車を仕舞おうとしゃがみ込んだ。
前輪のスポークとサスペンションに、長い黒髪が絡みついていた。
夕暮れ時。林道をMTBで爆走し、小さな湖のほとりで休憩していた。
日没に赤く染まった湖面を眺めていると、妙なものが目に入った。
水際に、黒い蓮の葉のようなものが浮いている。
(黒い蓮の葉なんてあるのか? サイズもアマゾンの大蓮なみに大きいし…)
そんなことを考えながら水を飲んでいた。
と――― 蓮の中央がゆっくりと盛り上がる。最初は耳。次に鼻。口…
長い黒髪の女が水面から姿を現した。
肝を潰して自転車に飛び乗った。全速力で来た道を下る。
麓の駐車場に着いた。一息つく間もなくキャリアに自転車を積み込む。
ふと、下ってきた道の入口に目をやった。全身が凍りつく。
さっきの女がこっちを見ていた。
こんな時間で追いつけるハズがないのに…青白い顔に、そこだけが紅い唇を少し開け、ゆっくりと近づいてくる。
車に乗り込み、猛然とスタートさせた。
国道に出るまで、バックミラーは一度も見なかった。
自宅にたどり着いても震えが止まらなかった。
自転車を玄関から放り込んで鍵を掛ける。
そのまま、友人の家に転がり込んだ。
翌日の昼、友人と一緒に自宅に戻った。
鍵を開けて中の様子を伺ったが、妙な気配は無い。
玄関に放り出しておいた自転車を仕舞おうとしゃがみ込んだ。
前輪のスポークとサスペンションに、長い黒髪が絡みついていた。
俺が小学生の頃、校舎の隣りにマンションがあったのよ。
そのマンションさ、その町内で一番高いせいもあってか飛び降り自殺が絶えなかったんだ。
んで、俺が小4の時に友達から「なぁ、カーテン女って知ってる?」って聞かれたんだ。
俺は知らないから教えてくれって言ったら、校舎の隣りのマンションの最上階に住んでる女の事だって。
なんでカーテン女っていうのかって聞いたら、ベランダ側の窓のカーテンの隙間からずっと下を見下ろしてるってのが名前の由来らしい。
それで友達とカーテン女を見に行こうって話になって、放課後にそのマンションの最上階が見えるとこに行ったんだ。
正門を出てすぐのとこだったんだけど、そんな都合よくカーテン女いるかなーなんて思いながら、カーテン女がいる部屋を見たら……。
いたんだよ。
まっ赤なカーテンの隙間から外を見下ろしてた。
俺らなんでか嬉しくなっちゃってさ、「おーい」とか言ってカーテン女に手振ったりしたの。
そしたらさ、カーテン女もこっちに気付いたらしく、手振り返してくれたの。
それ見てまた俺ら大はしゃぎ。
友達なんか学校の警備員のおっちゃんから双眼鏡借りてきて、
「どんな子か見ようぜ!」
なんてむちゃくちゃテンション上がっちゃってさ。
んで、友達が双眼鏡でカーテン女の部屋見た瞬間さ、友達声失って顔ひきつらせてんの。
「やばい…やばいって…」
って友達ずっと言ってて、でも俺もテンション上がりっぱなしじゃん。
「双眼鏡貸せよ」
って言ってカーテン女の部屋見たら、
真っ青な顔して目見開いた女がニヤ〜ってしながらこっち見てたの。
マジで目が異常だった。
あまりに怖過ぎて、その場から全速力で警備員のおっちゃんのとこに逃げたの。
そのマンションさ、その町内で一番高いせいもあってか飛び降り自殺が絶えなかったんだ。
んで、俺が小4の時に友達から「なぁ、カーテン女って知ってる?」って聞かれたんだ。
俺は知らないから教えてくれって言ったら、校舎の隣りのマンションの最上階に住んでる女の事だって。
なんでカーテン女っていうのかって聞いたら、ベランダ側の窓のカーテンの隙間からずっと下を見下ろしてるってのが名前の由来らしい。
それで友達とカーテン女を見に行こうって話になって、放課後にそのマンションの最上階が見えるとこに行ったんだ。
正門を出てすぐのとこだったんだけど、そんな都合よくカーテン女いるかなーなんて思いながら、カーテン女がいる部屋を見たら……。
いたんだよ。
まっ赤なカーテンの隙間から外を見下ろしてた。
俺らなんでか嬉しくなっちゃってさ、「おーい」とか言ってカーテン女に手振ったりしたの。
そしたらさ、カーテン女もこっちに気付いたらしく、手振り返してくれたの。
それ見てまた俺ら大はしゃぎ。
友達なんか学校の警備員のおっちゃんから双眼鏡借りてきて、
「どんな子か見ようぜ!」
なんてむちゃくちゃテンション上がっちゃってさ。
んで、友達が双眼鏡でカーテン女の部屋見た瞬間さ、友達声失って顔ひきつらせてんの。
「やばい…やばいって…」
って友達ずっと言ってて、でも俺もテンション上がりっぱなしじゃん。
「双眼鏡貸せよ」
って言ってカーテン女の部屋見たら、
真っ青な顔して目見開いた女がニヤ〜ってしながらこっち見てたの。
マジで目が異常だった。
あまりに怖過ぎて、その場から全速力で警備員のおっちゃんのとこに逃げたの。
んで警備員のおっちゃんにカーテン女の話を一部始終話してさ、あまりに俺らの様子がおかしい事に気付いたみたいで、担任の先生にまでカーテン女の話言ったんだ。
んで、担任の先生が俺らが面白半分にカーテン女の事追い回した事で迷惑をかけたから謝罪に行くとか言い出したのよ。
最初は俺らも連れて行かれそうだったけど、あんな表情見たからには絶対行きたくなかったから断固拒否したのよ。
んで次の日、担任の先生が1人で謝罪しに行ったんだ。
担任の先生が謝罪に行った次の日さ、どんな感じだったか聞きに行ったんだ。
そしたらさ…。
カーテン女がいた部屋、誰も住んでいなかったんだって。
でも、俺らとしたら納得いく訳ないじゃん。実際見てんだから。
んで担任の先生さ、管理人にカーテン女の部屋の事聞きに行ったんだって。
そしたら、昔あの部屋に住んでた家族が一家心中したんだって。しかも飛び降り自殺で。
それ以来、なぜかこのマンションで飛び降り自殺が後を絶たないんですよねーって言ってたって。
あれから15年近くたって、俺は全然違うとこに引っ越したんだけど、そのカーテン女を一緒に見た友達の話だと、今でも年に何回かそのマンションで飛び降り自殺があるんだって。
カーテン女とそのマンションで飛び降り自殺が頻発してる事に関係があるかどうか知らないけど、これは本当に俺が15年前に体験した話。
んで、担任の先生が俺らが面白半分にカーテン女の事追い回した事で迷惑をかけたから謝罪に行くとか言い出したのよ。
最初は俺らも連れて行かれそうだったけど、あんな表情見たからには絶対行きたくなかったから断固拒否したのよ。
んで次の日、担任の先生が1人で謝罪しに行ったんだ。
担任の先生が謝罪に行った次の日さ、どんな感じだったか聞きに行ったんだ。
そしたらさ…。
カーテン女がいた部屋、誰も住んでいなかったんだって。
でも、俺らとしたら納得いく訳ないじゃん。実際見てんだから。
んで担任の先生さ、管理人にカーテン女の部屋の事聞きに行ったんだって。
そしたら、昔あの部屋に住んでた家族が一家心中したんだって。しかも飛び降り自殺で。
それ以来、なぜかこのマンションで飛び降り自殺が後を絶たないんですよねーって言ってたって。
あれから15年近くたって、俺は全然違うとこに引っ越したんだけど、そのカーテン女を一緒に見た友達の話だと、今でも年に何回かそのマンションで飛び降り自殺があるんだって。
カーテン女とそのマンションで飛び降り自殺が頻発してる事に関係があるかどうか知らないけど、これは本当に俺が15年前に体験した話。
自分に霊感は絶対ない!
甘過ぎました…。
3日前のこと、いつものように自分の部屋に行き電気を消してベッドに入った。
この時妙に何か違和感? っぽいものを感じた、何もしてないのに体がだるい。
明日も早い、もう眠ろうと目を閉じた、この時もう一時をまわっていた。
するとなんか右下らへんに何か白っぽいものが見えた、目を開ける、勿論なにも無い、再度目を閉じた。
やはり何か見える、見えるどころか左右に揺れながら近づいてるように見える…。
この時初めてそれが何かわかった、左右に揺れながら近づいている髪が長く白っぽいワンピースの女性だということが…。
とっさに目を開けようとしたが開けられない、こんなことはあり得ない! ニヤニヤしながら近づいてるもうすぐ前まで来てる!
消えろ、消えろ! と念じた、心の底から消えろと念じた、顔が見える寸前で目が開いた!
そして布団の上に長い髪がどっさりあった。
瞬きするのが怖くなった。
甘過ぎました…。
3日前のこと、いつものように自分の部屋に行き電気を消してベッドに入った。
この時妙に何か違和感? っぽいものを感じた、何もしてないのに体がだるい。
明日も早い、もう眠ろうと目を閉じた、この時もう一時をまわっていた。
するとなんか右下らへんに何か白っぽいものが見えた、目を開ける、勿論なにも無い、再度目を閉じた。
やはり何か見える、見えるどころか左右に揺れながら近づいてるように見える…。
この時初めてそれが何かわかった、左右に揺れながら近づいている髪が長く白っぽいワンピースの女性だということが…。
とっさに目を開けようとしたが開けられない、こんなことはあり得ない! ニヤニヤしながら近づいてるもうすぐ前まで来てる!
消えろ、消えろ! と念じた、心の底から消えろと念じた、顔が見える寸前で目が開いた!
そして布団の上に長い髪がどっさりあった。
瞬きするのが怖くなった。
だいぶ時間が経ったのであのことを書きたいと思います。
あれは僕が小学4年生の時の話で、神奈川に父の仕事の関係で引越した時の体験です。
引越し先はマンションで、外見は汚い印象だったのですが部屋に入って見ると意外に綺麗で今思うとリフォームしてたんでしょうね。
それから数日経ったある夜、父は仕事、母は体が弱く入院していて家は自分一人でしたが母が入院してからはずっと夜は一人だったので冷食を済ませ風呂に入るのが日課でした。
その日はご飯を食べて風呂に入る前にトイレに入ったのですが、便座に座ってる時ドアの下の隙間から人影がササーッと通り過ぎたのです。
父が帰って来たと思った私は「おかえりっ」とトイレの中から言ったのですが返事がありません、あれ? と思いトイレから出たんですが誰もいません。
おかしいとは思ったのですが足音も聞こえなかったので気のせいだろうと風呂に入りました。
頭を洗ってる間は少し怖かったですが結局何もなかったのでホッとして風呂から上がり頭を乾かしてる時です。
鏡を見ている僕は目の前にすりガラスの風呂の扉が見えるのですが、真っ暗な扉の向こうから真っ白な女の顔が…。
女の顔はみるみる怒りに満ち溢れた表情に変化し睨んでこっちを見てるんです。
とっさに僕は自分の部屋に戻り布団被ってました。あの顔は今でも忘れません。
しばらくして父が帰って来たのですが、いくらことの説明をしても信じてくれませんでした。
しかし数日して父が急に引越しの手続きをしだしたのです。
話を聞いたら、風呂場で女を見た、鏡に女が写った等様々なものでしたが、ひとつよく分からない現象がありました。
車で出かける時、いつも何かが落ちてくるような音がするのです。そればかりは引越しの前夜まで分かりませんでした。
引越しの前夜、管理人が突然やって来たのです。
父は今日まで起こった怪奇現象を管理人に話そうとした瞬間「大体わかります」とぼそっと言ったのです。
父は聞き逃さず「どういうことですか?」
管理人「もう四回目だし大体わかるんです」
内容を聞くと全ての入居者が僕らと同じような体験をしてたんです。
あれは僕が小学4年生の時の話で、神奈川に父の仕事の関係で引越した時の体験です。
引越し先はマンションで、外見は汚い印象だったのですが部屋に入って見ると意外に綺麗で今思うとリフォームしてたんでしょうね。
それから数日経ったある夜、父は仕事、母は体が弱く入院していて家は自分一人でしたが母が入院してからはずっと夜は一人だったので冷食を済ませ風呂に入るのが日課でした。
その日はご飯を食べて風呂に入る前にトイレに入ったのですが、便座に座ってる時ドアの下の隙間から人影がササーッと通り過ぎたのです。
父が帰って来たと思った私は「おかえりっ」とトイレの中から言ったのですが返事がありません、あれ? と思いトイレから出たんですが誰もいません。
おかしいとは思ったのですが足音も聞こえなかったので気のせいだろうと風呂に入りました。
頭を洗ってる間は少し怖かったですが結局何もなかったのでホッとして風呂から上がり頭を乾かしてる時です。
鏡を見ている僕は目の前にすりガラスの風呂の扉が見えるのですが、真っ暗な扉の向こうから真っ白な女の顔が…。
女の顔はみるみる怒りに満ち溢れた表情に変化し睨んでこっちを見てるんです。
とっさに僕は自分の部屋に戻り布団被ってました。あの顔は今でも忘れません。
しばらくして父が帰って来たのですが、いくらことの説明をしても信じてくれませんでした。
しかし数日して父が急に引越しの手続きをしだしたのです。
話を聞いたら、風呂場で女を見た、鏡に女が写った等様々なものでしたが、ひとつよく分からない現象がありました。
車で出かける時、いつも何かが落ちてくるような音がするのです。そればかりは引越しの前夜まで分かりませんでした。
引越しの前夜、管理人が突然やって来たのです。
父は今日まで起こった怪奇現象を管理人に話そうとした瞬間「大体わかります」とぼそっと言ったのです。
父は聞き逃さず「どういうことですか?」
管理人「もう四回目だし大体わかるんです」
内容を聞くと全ての入居者が僕らと同じような体験をしてたんです。
さらに父は車でのことも管理人に聞きました。
それは管理人も初めての出来事らしくしばらく黙っていたが、
管理人「駐車場の何番に停めてるの?」
父「21番ですが?」
管理人「その場所、女が落ちた所と同じです」
僕らが引越してくる二年前、ある男女が入居していた。
その男女は結婚を前提に付き合っていたらしいが、男は彼女がいない間別の女を部屋に入れていた(実はその部屋僕らが住んでた部屋です。誰も教えてくれなかった…)。
それを帰宅した彼女にバレ、それを理由に彼女はそのマンションの屋上から飛び降り自殺、そしてその落ちた場所が父が車を停めていた21番だったのです。
最後に管理人が
「因みに彼女を裏切ったその男、しばらくそこに住んでたんですが急に引越しするって言ってきたんですよ。ワケは詳しく教えてくれなかったけど、まだあいつがいるんだよぉとか言ってたねぇ。やっぱり見たんだろねぇ」
それは管理人も初めての出来事らしくしばらく黙っていたが、
管理人「駐車場の何番に停めてるの?」
父「21番ですが?」
管理人「その場所、女が落ちた所と同じです」
僕らが引越してくる二年前、ある男女が入居していた。
その男女は結婚を前提に付き合っていたらしいが、男は彼女がいない間別の女を部屋に入れていた(実はその部屋僕らが住んでた部屋です。誰も教えてくれなかった…)。
それを帰宅した彼女にバレ、それを理由に彼女はそのマンションの屋上から飛び降り自殺、そしてその落ちた場所が父が車を停めていた21番だったのです。
最後に管理人が
「因みに彼女を裏切ったその男、しばらくそこに住んでたんですが急に引越しするって言ってきたんですよ。ワケは詳しく教えてくれなかったけど、まだあいつがいるんだよぉとか言ってたねぇ。やっぱり見たんだろねぇ」
アパート・マンション等でよく『いわくつき物件』と言われる部屋を不動産業界では『事故物件』と呼びます。
みなさんご存知の通り、事件・事故・自殺・変死等が起きた部屋です。
私が以前勤めていた不動産会社での話です。
独り暮らしの中年男性の部屋(ロフト付きワンルーム)の家賃が入らなくなり、職場にも出勤していないとの事で、連帯保証人の同意を得て部屋に立ち入ったところ、ロフトで病死していました。
夏場に死後約3ヶ月位で、ひどい状態だったそうです…。
その後、部屋を片付けてリフォームしてまた入居者募集をしました。
私は丁度、家賃の安い部屋を探していた知人にその部屋を紹介しました。
きちんと『前の住人は部屋で病死した』事を告げ、契約しました。
本人は『安けりゃ全然気にしないっす!』との事。
入居後数ヶ月経って電話でそいつと話す機会がありました。
私『おぅ、元気? 部屋はどう?』
知人『部屋は問題無いっすよ。でも何か寝にくいんですよね〜』
私『ふ〜ん、どこで寝てんの?』
知人『ロフトっす』
私『ふ〜ん(ロフトかぁ…)』
で、またしばらくしてその彼から会社に電話がかかってきました。
私『おぅ、元気? どうした?』
知人『元気じゃないですよ…。毎晩乗っかられちゃって寝れないんですよ…』
そいつは警察のご厄介になったり色々やんちゃしてたやつで、霊なんて信じない奴だったのですが、そういう人でもこういう事が起こるって事は、やっぱり霊は存在するんですね…。
ちなみに事故物件は、事故後に誰かが一度入居をすれば、次からは普通の物件として募集される事が多いです。
しかし中には事故直後でも言わない業者もありますので、みなさんくれぐれもご注意を…。
みなさんご存知の通り、事件・事故・自殺・変死等が起きた部屋です。
私が以前勤めていた不動産会社での話です。
独り暮らしの中年男性の部屋(ロフト付きワンルーム)の家賃が入らなくなり、職場にも出勤していないとの事で、連帯保証人の同意を得て部屋に立ち入ったところ、ロフトで病死していました。
夏場に死後約3ヶ月位で、ひどい状態だったそうです…。
その後、部屋を片付けてリフォームしてまた入居者募集をしました。
私は丁度、家賃の安い部屋を探していた知人にその部屋を紹介しました。
きちんと『前の住人は部屋で病死した』事を告げ、契約しました。
本人は『安けりゃ全然気にしないっす!』との事。
入居後数ヶ月経って電話でそいつと話す機会がありました。
私『おぅ、元気? 部屋はどう?』
知人『部屋は問題無いっすよ。でも何か寝にくいんですよね〜』
私『ふ〜ん、どこで寝てんの?』
知人『ロフトっす』
私『ふ〜ん(ロフトかぁ…)』
で、またしばらくしてその彼から会社に電話がかかってきました。
私『おぅ、元気? どうした?』
知人『元気じゃないですよ…。毎晩乗っかられちゃって寝れないんですよ…』
そいつは警察のご厄介になったり色々やんちゃしてたやつで、霊なんて信じない奴だったのですが、そういう人でもこういう事が起こるって事は、やっぱり霊は存在するんですね…。
ちなみに事故物件は、事故後に誰かが一度入居をすれば、次からは普通の物件として募集される事が多いです。
しかし中には事故直後でも言わない業者もありますので、みなさんくれぐれもご注意を…。
今はもう取り壊されたホテルでバイトしていた時の事。
そのホテル、老舗の高級ホテルで建物は古いが格式は高くプロ野球チームの常宿でもあった。
俺はルームサービスとしてお客さんの対応をしていた。
まあ古いホテルと言うのは必ず何かしらある物で、先輩から色々聞いていたが、幸い怖い思いは殆どした事が無く、いくつか知らされていたヤバイ部屋に行っても何も怖いと思ったことはなかった。
22時頃フロントから、お客がわけの分からない事を言ってるから見てきてくれと連絡が入る。
名簿で調べるとその部屋は航空会社の利用、すなわちお客はキャビンアテンダント。部屋は先輩から知らされていたヤバイ部屋の1つ。
ヤバイ部屋というよりCAの部屋と言うことでドキドキしながらノックをすると、裸にバスローブを着たCAがガバッと扉を開け、兎に角入ってお風呂見て! と言う。
違う意味でドキドキしながら部屋に入るとき、まるでお風呂の湯気で押される様な圧迫感を感じた。
そのホテル、老舗の高級ホテルで建物は古いが格式は高くプロ野球チームの常宿でもあった。
俺はルームサービスとしてお客さんの対応をしていた。
まあ古いホテルと言うのは必ず何かしらある物で、先輩から色々聞いていたが、幸い怖い思いは殆どした事が無く、いくつか知らされていたヤバイ部屋に行っても何も怖いと思ったことはなかった。
22時頃フロントから、お客がわけの分からない事を言ってるから見てきてくれと連絡が入る。
名簿で調べるとその部屋は航空会社の利用、すなわちお客はキャビンアテンダント。部屋は先輩から知らされていたヤバイ部屋の1つ。
ヤバイ部屋というよりCAの部屋と言うことでドキドキしながらノックをすると、裸にバスローブを着たCAがガバッと扉を開け、兎に角入ってお風呂見て! と言う。
違う意味でドキドキしながら部屋に入るとき、まるでお風呂の湯気で押される様な圧迫感を感じた。
どうせゴキブリでも出たのだろうと風呂場に入るといい匂いが、、、
いやいや別に何も問題は無さそうだ。ゴキも居ないしなんだ?
「洗面台の鏡見て!」
曇っていて気が付かなかったが良く見ると鏡に10cm位の無数の髪の毛が貼り付いて、思わずウォっと声が出た。
この部屋嫌な感じがするし部屋換えて欲しいと言われた。
この状況を見て拒否する事も出来ないのでフロントに電話をして別の部屋を用意させた、準備が出来るまで1人じゃ怖いから一緒にいてと言われ、CAが言うには業務用で割り当てられる部屋は曰く付きの事が多く、色々怖い思いをしたけど、ここまではっきり変な物が見えたのは初めてだと。
髪の毛以外にも見えた物があるけど怖がらせるから言えないと。
部屋を移った後の片付けは俺の仕事、風呂場の掃除も俺の仕事。
鏡を見ると髪の毛は増えていた。鏡を見てぞっとした。
顔型に曇りが残りその頭部に髪の毛が付いていたのだった。それも3、4人。
目を閉じ口を大きく開けた何とも無念そうな、例えれば突然の事故で死ぬ瞬間の様な顔。
俺は腰を抜かしそうになり掃除もほったらかしにして逃げ出した。
スタッフルームに逃げ帰り暫くするとまたフロントから、例のCAに連絡する様に言われ、電話をした。
“本当は黙っているつもりだったけど、どうしても気になったから言うね”
“気が付かなかったみたいだけど、実は鏡には髪の毛の他に5人の顔が写ってて”
“あなたが風呂場に入ったらその5人が一斉にニヤと笑った”
“そしてあなたが風呂場から出てきたらその中の1人だと思う人が付いてきて”
“あなたを上から見下ろしていた”
“今日は塩を身に着けて、出来れば線香の1本でもあげて”
と言いやがった。
泣きそうになった。
長文失礼。
いやいや別に何も問題は無さそうだ。ゴキも居ないしなんだ?
「洗面台の鏡見て!」
曇っていて気が付かなかったが良く見ると鏡に10cm位の無数の髪の毛が貼り付いて、思わずウォっと声が出た。
この部屋嫌な感じがするし部屋換えて欲しいと言われた。
この状況を見て拒否する事も出来ないのでフロントに電話をして別の部屋を用意させた、準備が出来るまで1人じゃ怖いから一緒にいてと言われ、CAが言うには業務用で割り当てられる部屋は曰く付きの事が多く、色々怖い思いをしたけど、ここまではっきり変な物が見えたのは初めてだと。
髪の毛以外にも見えた物があるけど怖がらせるから言えないと。
部屋を移った後の片付けは俺の仕事、風呂場の掃除も俺の仕事。
鏡を見ると髪の毛は増えていた。鏡を見てぞっとした。
顔型に曇りが残りその頭部に髪の毛が付いていたのだった。それも3、4人。
目を閉じ口を大きく開けた何とも無念そうな、例えれば突然の事故で死ぬ瞬間の様な顔。
俺は腰を抜かしそうになり掃除もほったらかしにして逃げ出した。
スタッフルームに逃げ帰り暫くするとまたフロントから、例のCAに連絡する様に言われ、電話をした。
“本当は黙っているつもりだったけど、どうしても気になったから言うね”
“気が付かなかったみたいだけど、実は鏡には髪の毛の他に5人の顔が写ってて”
“あなたが風呂場に入ったらその5人が一斉にニヤと笑った”
“そしてあなたが風呂場から出てきたらその中の1人だと思う人が付いてきて”
“あなたを上から見下ろしていた”
“今日は塩を身に着けて、出来れば線香の1本でもあげて”
と言いやがった。
泣きそうになった。
長文失礼。
友人の話。
彼がヘラブナ釣りにはまり始めた頃のこと。
夜中に無性に竿が振りたくなり、山奥の溜め池へ出かけたのだという。
餌の準備をしていると、向こう岸に誰かが立っているのに気がついた。
月明かりの下で、髪の長い女がこちらをじっと見つめていた。思わず目を見返してしまったのだそうだ。
すると、女は水に向かい歩を進め始めた。
足が水に入っても歩みを止めない。ざぶざぶと水音を立てながら、やがてその姿は完全に水中に没してしまった。
危ないものを見たと直感し、すぐに撤収を始めたという。
片付け終わると、もう一度池の水面を見やった。
いきなり、数メートル前の水面に黒いものが浮かび上がった。
濡れた女の頭だった。
彼女が池の底を歩いてきたことを理解するや否や、彼は猛然と車へ逃げ帰った。
車に乗り込んだ時、バックミラーに歩み寄ってくる影が映った。
即座にエンジンをかけ山を下りたのだという。
真っ直ぐに家に帰る気がせず、明け方までファミレスで時間を潰したそうだ。
彼は二度と夜釣りには行かないと言っている。
彼がヘラブナ釣りにはまり始めた頃のこと。
夜中に無性に竿が振りたくなり、山奥の溜め池へ出かけたのだという。
餌の準備をしていると、向こう岸に誰かが立っているのに気がついた。
月明かりの下で、髪の長い女がこちらをじっと見つめていた。思わず目を見返してしまったのだそうだ。
すると、女は水に向かい歩を進め始めた。
足が水に入っても歩みを止めない。ざぶざぶと水音を立てながら、やがてその姿は完全に水中に没してしまった。
危ないものを見たと直感し、すぐに撤収を始めたという。
片付け終わると、もう一度池の水面を見やった。
いきなり、数メートル前の水面に黒いものが浮かび上がった。
濡れた女の頭だった。
彼女が池の底を歩いてきたことを理解するや否や、彼は猛然と車へ逃げ帰った。
車に乗り込んだ時、バックミラーに歩み寄ってくる影が映った。
即座にエンジンをかけ山を下りたのだという。
真っ直ぐに家に帰る気がせず、明け方までファミレスで時間を潰したそうだ。
彼は二度と夜釣りには行かないと言っている。
4度目の投稿です。
私が投稿している話は、創作・脚色等は一切無い実話なので、怖さに欠ける事があるかもしれませんが“実話”という事でご勘弁を。
前回投稿した『事故物件』で勤めていた不動産会社に転職する前の話です。
6階建の雑居ビルで、5階にある、とある会社の支店で働いていました。
スタッフ7〜8人のこぢんまりとした事務所です。
その事務所でいつの頃からか、ドアから男の人が覗いている…トイレから女性や子供の声が聞こえる…といった霊現象が度々目撃されるようになりました。
私も一人で事務所にいる時に、『誰かが室内を歩き回っている気配』をはっきり感じ、事務所内に人がいると思って探し回ってしまった位です。
あまりにそういう話が出るので、従業員のつてで霊能者に来てもらったところ、土地的にも霊の多い場所で、建物の位置としても通り道になっているとの事。
さらに、このビルの6階に入っていた建設会社(当時は空室)の社員が社内イジメにあって、ビルの屋上から飛び下り自殺をし、その彼女まで同じ場所で後追い自殺をしたとの事。
会社に恨みを持って死んだその人が、別の会社にもちょっかいを出しに来ているという話でした。
霊能者が蚊取り線香のような渦巻き状に塩を紙の上に撒いたのですが、誰も触っていないのに翌朝見たらただの盛り塩になっていました。
後日、これらの事情を知らないアルバイトの女の子がそのビルに入る時に駐車場の一部を指さして『何かここが気になるんですよ…』と言うんです。
そりゃそうですよね…
そこで二人死んでるんだから。
結局、霊現象は収まらないまま私は会社を退職したのですが、今でもその霊は室内を歩き回っているのでしょうね。
私が投稿している話は、創作・脚色等は一切無い実話なので、怖さに欠ける事があるかもしれませんが“実話”という事でご勘弁を。
前回投稿した『事故物件』で勤めていた不動産会社に転職する前の話です。
6階建の雑居ビルで、5階にある、とある会社の支店で働いていました。
スタッフ7〜8人のこぢんまりとした事務所です。
その事務所でいつの頃からか、ドアから男の人が覗いている…トイレから女性や子供の声が聞こえる…といった霊現象が度々目撃されるようになりました。
私も一人で事務所にいる時に、『誰かが室内を歩き回っている気配』をはっきり感じ、事務所内に人がいると思って探し回ってしまった位です。
あまりにそういう話が出るので、従業員のつてで霊能者に来てもらったところ、土地的にも霊の多い場所で、建物の位置としても通り道になっているとの事。
さらに、このビルの6階に入っていた建設会社(当時は空室)の社員が社内イジメにあって、ビルの屋上から飛び下り自殺をし、その彼女まで同じ場所で後追い自殺をしたとの事。
会社に恨みを持って死んだその人が、別の会社にもちょっかいを出しに来ているという話でした。
霊能者が蚊取り線香のような渦巻き状に塩を紙の上に撒いたのですが、誰も触っていないのに翌朝見たらただの盛り塩になっていました。
後日、これらの事情を知らないアルバイトの女の子がそのビルに入る時に駐車場の一部を指さして『何かここが気になるんですよ…』と言うんです。
そりゃそうですよね…
そこで二人死んでるんだから。
結局、霊現象は収まらないまま私は会社を退職したのですが、今でもその霊は室内を歩き回っているのでしょうね。
私は子供のころ大分県のとある村に住んでいました。
大変な田舎で、村の周りは山と鬱蒼とした森に囲まれていました。
村の前から続く林道をしばらく行くと、山に続く分かれ道があり、そこをさらに登ってゆくと、山の頂上に小さな廃寺がありました。
ずいぶん傷んで不気味な寺なので、好奇心旺盛な子供たちもあえてそこで遊ぼうとはしませんでしたが、あるとき友達何人かとその廃寺を探検することになりました。
建物の造りはいたって簡単で、中央に部屋がありその周りをぐるりと廊下が通っているだけのものです。
土間から入って廊下を進み、突き当たって右に曲がること二回で部屋に至りました。
しかし誰も管理していない廃寺のこと、埃まみれな上取り立てて何があるわけでもなく、ただ壁に物憂げな女性の絵が描かれた掛け軸がかかっているだけでした。
そこで私たちはその掛け軸を戦利品として持ち帰ることにしました。
さて、外に出ようと、もと来たのと逆に廊下を進んで左に二度曲がりましたが、外に出るための土間がありません。
「おや?」と思ってさらに廊下を進んで突き当たって左に曲がりましたがやはり土間に出ません。
私たちはみな血の気が引きました。
誰からとも無く走り出しましたが、進んでも進んでも出口がありません。
突然、掛け軸を持っている子が悲鳴を上げて掛け軸を放り出しました。
先ほどまで悲しげな顔をしていた絵の女の口元がこころもち笑みを浮かべていたのです。
そのとき、一番年長の少年が「掛け軸を元に戻そう」と言い出しました。
私たちはもう生きた心地もせず、部屋に引き返すなどまっぴらだったのですが、一番落ち着いていたその少年に従って、気味の悪い掛け軸を、絵の部分に触れないようにつまんで引き返し、部屋の壁にかけ直して再び廊下に出ました。
突き当たって左、さらに突き当たって左…。
すると今度は土間に出ました。
出口からは夏の日の光がまっすぐに差し込んできています。
私たちはわけのわからない叫び声を上げながら外に飛び出しました。
それ以来私たちは二度とその寺に近づこうとはしませんでした。
大変な田舎で、村の周りは山と鬱蒼とした森に囲まれていました。
村の前から続く林道をしばらく行くと、山に続く分かれ道があり、そこをさらに登ってゆくと、山の頂上に小さな廃寺がありました。
ずいぶん傷んで不気味な寺なので、好奇心旺盛な子供たちもあえてそこで遊ぼうとはしませんでしたが、あるとき友達何人かとその廃寺を探検することになりました。
建物の造りはいたって簡単で、中央に部屋がありその周りをぐるりと廊下が通っているだけのものです。
土間から入って廊下を進み、突き当たって右に曲がること二回で部屋に至りました。
しかし誰も管理していない廃寺のこと、埃まみれな上取り立てて何があるわけでもなく、ただ壁に物憂げな女性の絵が描かれた掛け軸がかかっているだけでした。
そこで私たちはその掛け軸を戦利品として持ち帰ることにしました。
さて、外に出ようと、もと来たのと逆に廊下を進んで左に二度曲がりましたが、外に出るための土間がありません。
「おや?」と思ってさらに廊下を進んで突き当たって左に曲がりましたがやはり土間に出ません。
私たちはみな血の気が引きました。
誰からとも無く走り出しましたが、進んでも進んでも出口がありません。
突然、掛け軸を持っている子が悲鳴を上げて掛け軸を放り出しました。
先ほどまで悲しげな顔をしていた絵の女の口元がこころもち笑みを浮かべていたのです。
そのとき、一番年長の少年が「掛け軸を元に戻そう」と言い出しました。
私たちはもう生きた心地もせず、部屋に引き返すなどまっぴらだったのですが、一番落ち着いていたその少年に従って、気味の悪い掛け軸を、絵の部分に触れないようにつまんで引き返し、部屋の壁にかけ直して再び廊下に出ました。
突き当たって左、さらに突き当たって左…。
すると今度は土間に出ました。
出口からは夏の日の光がまっすぐに差し込んできています。
私たちはわけのわからない叫び声を上げながら外に飛び出しました。
それ以来私たちは二度とその寺に近づこうとはしませんでした。
皆さんこんばんわ、これから話す事は呪われる可能性があるため、以下を見た場合は自己責任でお願いします。
僕はいつもある心霊サイトを見ていました。そこに投稿された、奴を見たのが始まりでした。
呪われますって書いてあり。どうせ怖がらせるために書いてあるだろうと思ってました。
この内容は他の人が書いた奴なので載せれませんが…これから僕が体験した事を話します。
初めの現象は次の日の夜中に起こりました。
僕はその時トイレに入ってました。突然誰かがドアをノックしたのです。
僕は一人暮らしで誰もその時はいませんでした。
恐る恐るトイレを掃除する奴を右手にドアを開けて辺りを見渡しましたが、誰もいませんでした。
怖くなった僕は彼女を家に呼びました。
数分後彼女が来ました。
彼女にこの事を話しました。彼女には嘘つくなと怒られました。
いつも彼女を脅かすためにこんな話しをしていたからです。
しばらくしてから彼女がトイレに行きました。
そしたらノックした? って聞いて来ました。
いつもの仕返しに言うてるだけだと思い。
してないよ〜! って言うたら。絶対誰かノックしたって、と言い、彼女がさっきの話しを信じてくれました。
怖くなってきた僕達は彼女の家に行く事にしました。行く途中で事件は起きました。
横断歩道を歩いていると、車がこっちに突っ込んできました、間一髪彼女を吹き飛ばした俺は車に当たり、両手を骨折しました。
これと似た事を聞いた事あるぞと思い、ふと思い出したのがあのサイトで見た奴でした。
その人の場合と違うのですが両手骨折は同じでした。
最近病院のナースさんが言うてました、両手骨折の患者が最近かなり増えてると…これを見た方は念のために注意してください。
何か不思議な事が起こったときは…。
僕はいつもある心霊サイトを見ていました。そこに投稿された、奴を見たのが始まりでした。
呪われますって書いてあり。どうせ怖がらせるために書いてあるだろうと思ってました。
この内容は他の人が書いた奴なので載せれませんが…これから僕が体験した事を話します。
初めの現象は次の日の夜中に起こりました。
僕はその時トイレに入ってました。突然誰かがドアをノックしたのです。
僕は一人暮らしで誰もその時はいませんでした。
恐る恐るトイレを掃除する奴を右手にドアを開けて辺りを見渡しましたが、誰もいませんでした。
怖くなった僕は彼女を家に呼びました。
数分後彼女が来ました。
彼女にこの事を話しました。彼女には嘘つくなと怒られました。
いつも彼女を脅かすためにこんな話しをしていたからです。
しばらくしてから彼女がトイレに行きました。
そしたらノックした? って聞いて来ました。
いつもの仕返しに言うてるだけだと思い。
してないよ〜! って言うたら。絶対誰かノックしたって、と言い、彼女がさっきの話しを信じてくれました。
怖くなってきた僕達は彼女の家に行く事にしました。行く途中で事件は起きました。
横断歩道を歩いていると、車がこっちに突っ込んできました、間一髪彼女を吹き飛ばした俺は車に当たり、両手を骨折しました。
これと似た事を聞いた事あるぞと思い、ふと思い出したのがあのサイトで見た奴でした。
その人の場合と違うのですが両手骨折は同じでした。
最近病院のナースさんが言うてました、両手骨折の患者が最近かなり増えてると…これを見た方は念のために注意してください。
何か不思議な事が起こったときは…。
私の友達が体験した気持ち悪くて怖い体験です。
友達の名前はCちゃんって子で、毎朝ゴミ出しに行くのが習慣でした。
朝早くからゴミ出しをしていた時に、
C「なんか臭い…」
でも、その時は誰か腐った生ごみでも出したのかな? くらいしか思わなかったそうです。
ですがその日から異臭は毎日のようにしました。
Cちゃんは我慢が出来ずに、大家さんに言い一緒に原因を探す事にしました。
ゴミが持っていかれた後なのに隅っこに小さい黒い袋が一つ置かれていたそうです。
Cちゃんはその袋から異臭がするのに気づき、用意してたビニール手袋をつけ中を確認した所…
C「……!!!!!!!!」
声にもならない悲鳴で袋を投げ捨てました。
中には髪の毛混じりの部分的な赤黒い肉塊が透明のビニール袋に入ってたそうです。
それだけでも気持ち悪いのですが…Cちゃんが言うには
「業者の方が毎朝ゴミ袋を一つ残らず持っていってたんだって…」
異臭を感じたのもCちゃんだけだったそうです。
それ以来ゴミ捨て場にはあまり近づかないそうです。
友達の名前はCちゃんって子で、毎朝ゴミ出しに行くのが習慣でした。
朝早くからゴミ出しをしていた時に、
C「なんか臭い…」
でも、その時は誰か腐った生ごみでも出したのかな? くらいしか思わなかったそうです。
ですがその日から異臭は毎日のようにしました。
Cちゃんは我慢が出来ずに、大家さんに言い一緒に原因を探す事にしました。
ゴミが持っていかれた後なのに隅っこに小さい黒い袋が一つ置かれていたそうです。
Cちゃんはその袋から異臭がするのに気づき、用意してたビニール手袋をつけ中を確認した所…
C「……!!!!!!!!」
声にもならない悲鳴で袋を投げ捨てました。
中には髪の毛混じりの部分的な赤黒い肉塊が透明のビニール袋に入ってたそうです。
それだけでも気持ち悪いのですが…Cちゃんが言うには
「業者の方が毎朝ゴミ袋を一つ残らず持っていってたんだって…」
異臭を感じたのもCちゃんだけだったそうです。
それ以来ゴミ捨て場にはあまり近づかないそうです。
娘の元同僚A君。
三年前に今の借家を借りて住んで居る。
普段からおとなしい子で青白い子だったらしいが最近更に青白くなって来た。
なんでも住んで居る借家に子供づれの幽霊がいるらしい。
その女性の霊がA君に惚れていて連れて逝きたいのだと。
A君が言うには物が動いていたり、携帯では聞き取れない程のノイズがはいるんだとか。
そこで霊能力のあるZさんに見て貰った。
物が動くのは子供の霊が遊んでいるとか。携帯ノイズは母親霊が電話元で「死ね死ね死ね」と繰り返し言っているために起こる。
A君に御祓いに行く様に話すのだがA君自体が拒否。
周りの人が連れて行こうとするが急に恐怖にかられるそうで、一度などBさんが心配してA君を車に乗せて御祓いに行こうとした。
しかし耐え難い恐怖に負け途中でA君に車から降りて貰ったと言っていた。
Zさんいわく母親霊が邪魔してるんだって。
最後に娘が言った。
「A君もうすぐ死ぬんだって」
三年前に今の借家を借りて住んで居る。
普段からおとなしい子で青白い子だったらしいが最近更に青白くなって来た。
なんでも住んで居る借家に子供づれの幽霊がいるらしい。
その女性の霊がA君に惚れていて連れて逝きたいのだと。
A君が言うには物が動いていたり、携帯では聞き取れない程のノイズがはいるんだとか。
そこで霊能力のあるZさんに見て貰った。
物が動くのは子供の霊が遊んでいるとか。携帯ノイズは母親霊が電話元で「死ね死ね死ね」と繰り返し言っているために起こる。
A君に御祓いに行く様に話すのだがA君自体が拒否。
周りの人が連れて行こうとするが急に恐怖にかられるそうで、一度などBさんが心配してA君を車に乗せて御祓いに行こうとした。
しかし耐え難い恐怖に負け途中でA君に車から降りて貰ったと言っていた。
Zさんいわく母親霊が邪魔してるんだって。
最後に娘が言った。
「A君もうすぐ死ぬんだって」
以前に『夜勤中に』を投稿した看護師です。
今は違う病院で働いているんですが、前の話も今回の話も、以前に働いていた病院での話。
そこの病院は敷地の4分の1が元お墓だったらしく、4階建てのお墓だった縦の部屋や手術室で僕は幽霊を見まくってました。
では今回の話。
その日は患者さんの状態も安定していて、緊急入院もなくとても落ち着いていた夜勤でした。
0時の部屋回りも終わり、記録も書き終わったので、僕は珍しく仮眠をとる事にしました。
でもその病院はホンマに古くて、仮眠室もなかったので、その日たまたま空床だった1泊1万円の特別室で仮眠をとる事にしました。
スタッフには「タダで特室で寝てくるわ。やっぱり特室やから寝心地イイんやろなー」なんてアホな事を言いながら仮眠をとりました。
普通にベッドに入って、少しケータイをいじっていると、知らん間にウトウトしてきて眠ってしまいました。
仮眠時間は2時間と決まっていて、その内の1時間が経ったくらいでしょうか。寝ているとお腹の上が急に重たくなり、息苦しくて目が覚めました。
しかし身体が全く動きません。声も出なくて、その状況を飲み込めていませんでした。
するとベッドの周りに気配がするのです。
周りに目をやると、ベッドの周りを老若男女メッチャ人が立っていて、僕の顔を覗きこんでいます。
幽霊を見慣れている僕でもマジでビビりました!
その多数の幽霊は無表情で、ただ僕の顔を見ているのです。
そして息苦しさも消えず、フっとお腹の上を見ると、赤ちゃんがお腹の上にいました。
そして僕と目が合うと顔に向かってハイハイしてきました。僕はかなりビビり、動こうとするのですが、全く動けず赤ちゃんは近づいて来ます。
そして僕の顔を覗く様な状態になった時、記憶が無くなりました。気を失ってしまったみたいです。
そして仮眠から2時間後にセットしたケータイのアラームで目が覚めました。
僕は怖くなりスグに特別室から逃げました。
でも他のスタッフが怖がるのを防ぐ為に、また黙って仕事をして朝を迎えました。
あのいっぱいの人達と赤ちゃんの無表情さに何か意味があったのか、いまだにわかりません。
今は違う病院で働いているんですが、前の話も今回の話も、以前に働いていた病院での話。
そこの病院は敷地の4分の1が元お墓だったらしく、4階建てのお墓だった縦の部屋や手術室で僕は幽霊を見まくってました。
では今回の話。
その日は患者さんの状態も安定していて、緊急入院もなくとても落ち着いていた夜勤でした。
0時の部屋回りも終わり、記録も書き終わったので、僕は珍しく仮眠をとる事にしました。
でもその病院はホンマに古くて、仮眠室もなかったので、その日たまたま空床だった1泊1万円の特別室で仮眠をとる事にしました。
スタッフには「タダで特室で寝てくるわ。やっぱり特室やから寝心地イイんやろなー」なんてアホな事を言いながら仮眠をとりました。
普通にベッドに入って、少しケータイをいじっていると、知らん間にウトウトしてきて眠ってしまいました。
仮眠時間は2時間と決まっていて、その内の1時間が経ったくらいでしょうか。寝ているとお腹の上が急に重たくなり、息苦しくて目が覚めました。
しかし身体が全く動きません。声も出なくて、その状況を飲み込めていませんでした。
するとベッドの周りに気配がするのです。
周りに目をやると、ベッドの周りを老若男女メッチャ人が立っていて、僕の顔を覗きこんでいます。
幽霊を見慣れている僕でもマジでビビりました!
その多数の幽霊は無表情で、ただ僕の顔を見ているのです。
そして息苦しさも消えず、フっとお腹の上を見ると、赤ちゃんがお腹の上にいました。
そして僕と目が合うと顔に向かってハイハイしてきました。僕はかなりビビり、動こうとするのですが、全く動けず赤ちゃんは近づいて来ます。
そして僕の顔を覗く様な状態になった時、記憶が無くなりました。気を失ってしまったみたいです。
そして仮眠から2時間後にセットしたケータイのアラームで目が覚めました。
僕は怖くなりスグに特別室から逃げました。
でも他のスタッフが怖がるのを防ぐ為に、また黙って仕事をして朝を迎えました。
あのいっぱいの人達と赤ちゃんの無表情さに何か意味があったのか、いまだにわかりません。
私は時々『何か』を見ることがあるのですが1番嫌な気を感じた出来事です。
先日私が会社の若手で飲み会に行ったときの体験なのですが、2軒目にビルの4階にあるバーでの体験です。
たわいもない雑談をしている中で1人が心霊スポットの話を始めました。
それにつられて1人ずつ恐怖体験を話し出したときです。
それまでカッターシャツ1枚でしたが急に悪寒に襲われました。
ガクガクと震えだしコートを羽織だしてから同僚も気付いたのかこの話を止めてくれましたが震えは止まりませんでした。
窓の外を見ると丁度真向かいが古びた病院があり、一番上の階だけ電気が消えていました。
そこから1人の男性がこちらを凝視していたのです。
怖かった。本当に怖かった。
急いでみんなを連れて店を出ましたが、寒気が引きませんでした。
先日私が会社の若手で飲み会に行ったときの体験なのですが、2軒目にビルの4階にあるバーでの体験です。
たわいもない雑談をしている中で1人が心霊スポットの話を始めました。
それにつられて1人ずつ恐怖体験を話し出したときです。
それまでカッターシャツ1枚でしたが急に悪寒に襲われました。
ガクガクと震えだしコートを羽織だしてから同僚も気付いたのかこの話を止めてくれましたが震えは止まりませんでした。
窓の外を見ると丁度真向かいが古びた病院があり、一番上の階だけ電気が消えていました。
そこから1人の男性がこちらを凝視していたのです。
怖かった。本当に怖かった。
急いでみんなを連れて店を出ましたが、寒気が引きませんでした。
川さんは彼氏と映画館に行った、映画が始まると妙な事に気づいた。
画面ではなく客席の方を観ている者がいたのだ。
映画館のスタッフかなと思ったが、ず〜っと動かないのだ。
気にはなったが、いつしか彼女も映画に集中していた。
しばらくするとまたその人物と目が合った、女だった。
何故、女とわかったかというと、その女性がさっきより自分に接近していたからだ。髪の長い女で自分を睨んでいるようだった。
不安に思った彼女は彼に言おうとしたが、彼は映画に夢中。
視線を戻すと女はさらに2列ほど自分に近づいていた。
その時、女の声が聞こえた。
「…い…く…い…」
さらに女が接近していた、立ち上がった形跡はないというのに。
「にくい…憎い…憎い…」
呪文のように女の声が耳に入ってきた。
彼女が彼にしがみつこうとした時、足を引っ張られた。
座席の下から白い手が彼女の足首を掴んでいた、すぐ目の前の席で女が笑っていた。
気がつくと、彼が心配そうに顔を覗き込んでいた。
映画はとっくに終わっていて、館内は明るくなっていたのだという。
画面ではなく客席の方を観ている者がいたのだ。
映画館のスタッフかなと思ったが、ず〜っと動かないのだ。
気にはなったが、いつしか彼女も映画に集中していた。
しばらくするとまたその人物と目が合った、女だった。
何故、女とわかったかというと、その女性がさっきより自分に接近していたからだ。髪の長い女で自分を睨んでいるようだった。
不安に思った彼女は彼に言おうとしたが、彼は映画に夢中。
視線を戻すと女はさらに2列ほど自分に近づいていた。
その時、女の声が聞こえた。
「…い…く…い…」
さらに女が接近していた、立ち上がった形跡はないというのに。
「にくい…憎い…憎い…」
呪文のように女の声が耳に入ってきた。
彼女が彼にしがみつこうとした時、足を引っ張られた。
座席の下から白い手が彼女の足首を掴んでいた、すぐ目の前の席で女が笑っていた。
気がつくと、彼が心配そうに顔を覗き込んでいた。
映画はとっくに終わっていて、館内は明るくなっていたのだという。
『知覧にて』のご掲載ありがとうございました。
また修学旅行での話です。
その日はある旅館に泊まりました。
僕が一番で部屋に着いたので部屋を整理するかと思い、ドアを開けると女性の方がいらっしゃるようで間違えた、と思いすいません、と言って閉めました。
しかし明らかに僕は間違っていませんし、他の友達も来たので、その時既に嫌な予感はしていましたが開けました。
その時にはもう姿はありませんでした。
その後、食事をしたり温泉に入ったりして、いよいよ就寝時間になりました。
僕は不眠症なので大抵起きていました。しかし、突然眠たくなり眠ってしまいました。
そして目が覚めた時、僕は横を向いて寝るクセがあるので最初に壁が見えました。
そしてふと天井を見ると、白い着物を着た女性が身体が浮いた状態で凄い形相で睨んできました。
目をそらす事が出来なくてしばらく目があっていましたが、彼女が消えていきました。
もちろんもう寝れるはずがありません。ずっと起きていました。
その時にバスガイドの方がおっしゃっていたのを思い出しました。
『ここは江戸時代に犯罪者、特に無罪の犯罪者が連れてこられて拷問され、殺されたり、温泉石(温泉水で熱くなっている石)に身体を押し付けられ大火傷を負わされたりしていました。今でもこの人たちは死にきれずにこの旅館に出る事があるそうです。皆さん注意して下さいね』
また修学旅行での話です。
その日はある旅館に泊まりました。
僕が一番で部屋に着いたので部屋を整理するかと思い、ドアを開けると女性の方がいらっしゃるようで間違えた、と思いすいません、と言って閉めました。
しかし明らかに僕は間違っていませんし、他の友達も来たので、その時既に嫌な予感はしていましたが開けました。
その時にはもう姿はありませんでした。
その後、食事をしたり温泉に入ったりして、いよいよ就寝時間になりました。
僕は不眠症なので大抵起きていました。しかし、突然眠たくなり眠ってしまいました。
そして目が覚めた時、僕は横を向いて寝るクセがあるので最初に壁が見えました。
そしてふと天井を見ると、白い着物を着た女性が身体が浮いた状態で凄い形相で睨んできました。
目をそらす事が出来なくてしばらく目があっていましたが、彼女が消えていきました。
もちろんもう寝れるはずがありません。ずっと起きていました。
その時にバスガイドの方がおっしゃっていたのを思い出しました。
『ここは江戸時代に犯罪者、特に無罪の犯罪者が連れてこられて拷問され、殺されたり、温泉石(温泉水で熱くなっている石)に身体を押し付けられ大火傷を負わされたりしていました。今でもこの人たちは死にきれずにこの旅館に出る事があるそうです。皆さん注意して下さいね』
友達の体験談。聞いたのは最近だけど、去年の五月くらいの話らしい。
いろんなサイト見てるけど聞いたことない話だったから書き込んでみる。
始めたての一人暮らしやサークルで浮かれていて、ついつい遅くまで遊んでしまった日。
ギリギリ終電に乗り自宅近くの駅に到着したんだけど、家までの道は街頭がぽつぽつあるだけで人通りもない。
なんとなく怖くなった友達はiPodを取り出して音楽を聞き始めた。
好きな音楽を大音量でかけておけば怖いなんて思わないだろう、って。そいつの好きな音楽ってレゲエとかだったから、楽しげな感じだしね。
しばらく歩いて、もう少しで家に着くってトコで、何気なく後ろを振り返った。
いくら大音量で聞いていたとはいえ、なんで気付かなかったのか。
鼻先がぶつかるほどの距離に女の顔があった。
眼は血走り、口の端だけを吊り上げた作り笑いのような表情。
驚いたけど悲鳴を上げる間もなく、脇腹に痛みが走った。
刺されたっていうのはわかったけど、、カッと目を見開いた女の顔が目の前にあって、何で刺されたかまでは確認できなかったらしい。
女は友達を仰向けに倒して上に乗り、顔を突き合わせたままで、何度も何度も全身をメッタ刺しにした。
ずっと何かを叫んでいるみたいだったけれど、友達の耳には陽気な音楽しか聞こえてこない。
そのうち痛みや出血で意識が朦朧としてきて、そのまま気を失った。
いろんなサイト見てるけど聞いたことない話だったから書き込んでみる。
始めたての一人暮らしやサークルで浮かれていて、ついつい遅くまで遊んでしまった日。
ギリギリ終電に乗り自宅近くの駅に到着したんだけど、家までの道は街頭がぽつぽつあるだけで人通りもない。
なんとなく怖くなった友達はiPodを取り出して音楽を聞き始めた。
好きな音楽を大音量でかけておけば怖いなんて思わないだろう、って。そいつの好きな音楽ってレゲエとかだったから、楽しげな感じだしね。
しばらく歩いて、もう少しで家に着くってトコで、何気なく後ろを振り返った。
いくら大音量で聞いていたとはいえ、なんで気付かなかったのか。
鼻先がぶつかるほどの距離に女の顔があった。
眼は血走り、口の端だけを吊り上げた作り笑いのような表情。
驚いたけど悲鳴を上げる間もなく、脇腹に痛みが走った。
刺されたっていうのはわかったけど、、カッと目を見開いた女の顔が目の前にあって、何で刺されたかまでは確認できなかったらしい。
女は友達を仰向けに倒して上に乗り、顔を突き合わせたままで、何度も何度も全身をメッタ刺しにした。
ずっと何かを叫んでいるみたいだったけれど、友達の耳には陽気な音楽しか聞こえてこない。
そのうち痛みや出血で意識が朦朧としてきて、そのまま気を失った。
んで、友達が次に目を開けたのは病院。
道の真ん中でぶっ倒れていたのを近所の人が見つけて110番だか119番だかしたらしい。
しかし、病院に担ぎ込まれたものの、状態は健康そのものだった。
刺し傷どころか、こけるだけでもできるような擦り傷や打撲もない。
おおかた慣れない酒に酔ってゴロンと道に寝ちまったんじゃないか、って言われたんだって。未成年なんだから気をつけろって説教と一緒に。
俺も医者と同じ考えだった。怖い怖い思ってたせいで悪夢でも見たんだろ、って茶化したんだ。
でも、友達はマジメな顔で震えながら首を振って、「これでもか?」ってシャツをめくって見せた。
そしたら、脇腹に傷痕があった。小学校からの仲だけど、そんな傷見たことないし、怪我したなんて話も聞いたことない。
その傷ってのは、四つ並んだ点と少し離れた一つの点でさ。
まるで、素手で突き刺したみたいな傷だったんだ。
この話聞いて以来、帰り道に音楽聴くのやめた。
道の真ん中でぶっ倒れていたのを近所の人が見つけて110番だか119番だかしたらしい。
しかし、病院に担ぎ込まれたものの、状態は健康そのものだった。
刺し傷どころか、こけるだけでもできるような擦り傷や打撲もない。
おおかた慣れない酒に酔ってゴロンと道に寝ちまったんじゃないか、って言われたんだって。未成年なんだから気をつけろって説教と一緒に。
俺も医者と同じ考えだった。怖い怖い思ってたせいで悪夢でも見たんだろ、って茶化したんだ。
でも、友達はマジメな顔で震えながら首を振って、「これでもか?」ってシャツをめくって見せた。
そしたら、脇腹に傷痕があった。小学校からの仲だけど、そんな傷見たことないし、怪我したなんて話も聞いたことない。
その傷ってのは、四つ並んだ点と少し離れた一つの点でさ。
まるで、素手で突き刺したみたいな傷だったんだ。
この話聞いて以来、帰り道に音楽聴くのやめた。