1 無名さん

うんち!

うんち!!
二つの意味でクソスレ
広告下げでロックされて逆切れ
どこが悪いか分かってないのにその内下部表示に戻します宣言
http://nanos.jp/chianty/
http://nanos.jp/chianty/page/2/
余命1ヶ月の閲への返信>>>11999-79>>>11999-89
初投稿です。
グダグダになるかもしれませんが、宜しければ御覧下さい。

これは私のバイト先の店長(霊感無し)から聞いた妹さん(T)の友人(Y)の話です。

学校でテストを受けていた時のこと。
妹Tはふと窓際に座っているYの方を見ると、具合が悪そうだったので声をかけたそうです(テスト中ですがw)。

Yは何も言わず目を見開き、顔色は真っ青。
妹Tは心配になり再び声をかけましたが、Yは無反応でただ窓の外を凝視。

不思議に思った妹TはYの向く方を見ますが何もありません。
妹TとYの行動に気付いた周りの生徒も同じ方向を見ますが、妹T同様「?」な顔。

するとYの目線が、近付いている物を追うような目線になったそうです。
明らかに窓の外の何かを目で追っている様子だったそうです。

そしてYの真横に来た瞬間、Yは絶叫して気絶してしまいました。

これには先生も大慌て。
Yは保健室へ運ばれました。


気を取り戻したYに何があったのか聞いた所、

「足音がしたんよ。それで、何? って思った途端、自分の両足を誰かが掴んで離さんかった。そしたら窓の外に兵隊の列が見えて、それが段々近付いて来たんよ。もう、めっちゃ怖かったw」

と言うことだったそうです。

ちなみにYは見え過ぎてしまう為、学校を辞めてしまう程でした;


迫力がなくて申し訳ありません…。
有難うございました。
これは俺が一人暮らしをしていた時の話。

当時、二階建てアパートの一階の角部屋に住んでいたんだが夏の暑い夜、音楽聞きながらビール飲んでいた。
クーラーはのどに悪いから普段は扇風機とベランダの網戸による外の風で暑い夜を乗り切るんだが、その日は普段より暑くベランダの網戸すら邪魔に思えてしまい、虫が入ってくる覚悟で網戸を開けて外の風を部屋に入れた。

その時にかけていた音楽が音飛びしはじめた、ポッ…ポッ…ブッ‥って音で。
同時にベランダからすごい強い視線と耳鳴りがし始めて「あ、変なのが来たか?」と思い視線の感じたベランダを向いたら

髪の長い若い女の顔がベランダ越しから俺を無表情で凝視していた。
暗くて首だけなのか胴体もあったのかは肉眼では確認できなかったがジッと俺を見ていた。

その瞬間に金縛りにも合ってしまう。
その間もジッと見ていたんだが、その内に女はそのまま下にスライドするようにして消えた。

でも金縛りは解けない、「まだ何かするのかよ」と思った瞬間、これは少し驚いた。
先程音飛びした聞いていた音楽の一部がリピートしはじめた。

「まだまだこれから、ポッ…(音飛び)
まだまだこれから、ポッ…(音飛び)
まだまだこれから、」

の繰り返し。

「んだコラァ! 成仏させたるわ!」

半端キレた俺が怒鳴った時に金縛りが解けて音楽も普通にかかりはじめた。


何でこんな事が起きたかは分からなかったが、翌朝、女が覗き込んだベランダ付近を見たら干しておいた洗濯物の内、俺のトランクスだけがビショビショに濡れていた。他の洗濯物は乾いているのに…。

まだまだこれからって言った割には二度となかったけど、結局は4ヶ月くらいで引き払った。
これは俺が一人暮らしをしていた時の話。

当時、二階建てアパートの一階の角部屋に住んでいたんだが夏の暑い夜、音楽聞きながらビール飲んでいた。
クーラーはのどに悪いから普段は扇風機とベランダの網戸による外の風で暑い夜を乗り切るんだが、その日は普段より暑くベランダの網戸すら邪魔に思えてしまい、虫が入ってくる覚悟で網戸を開けて外の風を部屋に入れた。

その時にかけていた音楽が音飛びしはじめた、ポッ…ポッ…ブッ‥って音で。
同時にベランダからすごい強い視線と耳鳴りがし始めて「あ、変なのが来たか?」と思い視線の感じたベランダを向いたら

髪の長い若い女の顔がベランダ越しから俺を無表情で凝視していた。
暗くて首だけなのか胴体もあったのかは肉眼では確認できなかったがジッと俺を見ていた。

その瞬間に金縛りにも合ってしまう。
その間もジッと見ていたんだが、その内に女はそのまま下にスライドするようにして消えた。

でも金縛りは解けない、「まだ何かするのかよ」と思った瞬間、これは少し驚いた。
先程音飛びした聞いていた音楽の一部がリピートしはじめた。

「まだまだこれから、ポッ…(音飛び)
まだまだこれから、ポッ…(音飛び)
まだまだこれから、」

の繰り返し。

「んだコラァ! 成仏させたるわ!」

半端キレた俺が怒鳴った時に金縛りが解けて音楽も普通にかかりはじめた。


何でこんな事が起きたかは分からなかったが、翌朝、女が覗き込んだベランダ付近を見たら干しておいた洗濯物の内、俺のトランクスだけがビショビショに濡れていた。他の洗濯物は乾いているのに…。

まだまだこれからって言った割には二度となかったけど、結局は4ヶ月くらいで引き払った。
「臨海学校」掲載ありがとうございます!

今回は妹2が何故あの子と接点を持つことになったかを投稿させていただきたいと思います。

臨海学校へ行く前、友達4人と荒川の心霊スポット(霊感がある芸人がヤバいと言っていた)に行ったそうなんです。

離島みたいになっており、中心にはとても大きな木が生えていまして、よく首吊りが起こるので有名な場所です。
そこで…おバカなこの人たちは死体でもないか、と探していました。

すると岸部にヌイグルミが流れ着いたのです。
普通のヌイグルミ…だけど何か怖い感じがしたのでした。

身長は学年1小さいけど態度と度胸がすごく大きい妹2は

「気持ち悪っ!」

と止める友人を無視しヌイグルミを拾い地面に叩きつけたのです。

ヌイグルミには人名が書いてあり、永年4年 と書いてあったそうです。

友「妹2〜行こうよ!」

名前を呼ばれ、ヌイグルミを放置してそのまま違うとこに遊びに行きました…。


妹2「ってのがあったんだけど…それかな?」

いきなりこんなことを相談され…内容だけに頭を殴ってしまいました。

私「ばかじゃん! シカトしなさいよ」

妹2「だって拾わないといけなかった気がしたんだもんっ!」
この時には妹2はもうその子に魅せられた気がします。


後日日本酒一升と塩1キロ、数珠とライターを持ち現場に行きました。
夏なのに涼しい場所に鳥肌が立ちましたが、なんとか岸部に辿り着きました。

そこにヌイグルミはありました。
大きいテディベアに男の子の名前が書いてあり、永年もありました。

日本酒をかけ、塩をまき、ライターに火をつけ煙が上がるのを見ています。

「ねぇ 妹2は?」


寒気とともに現れた男の子。

無言でいるといきなり足を叩かれました。
赤い手跡がつきましたが無視を決め、ヌイグルミが燃えるまで黙っていました。

工場から正午のチャイムが聞こえ、だいぶ時間が経ったことが分かり、燃え尽きた黒い炭を手に乗せ川に流しました。
近くにいたあの子は消えており、日本酒で手を洗ったあと帰路に着きました。


家に着くと足に赤い手跡がつく私に驚く妹達でしたが、濡れタオルをくれ拭いてると…何故か染みました。
無数の切り傷があり、あの赤は私の血であることが分かりました。


その後私と妹2の身に何か起きるということはなく、お互いの傷が癒えるまで平穏な日々を送りましたが…

中学に古くからいる先生(私もお世話になった)に呼ばれ、臨海学校の過去の事故を聞きました。
何者かが名前を呼び、振り返った子が怪我や溺れるのが度々起こること。

教師「スティッチの時にも溺れた奴いたろ? 名前呼ばれて振り向いたんだって言ってた。あと妹1の時もあったし…よくあるだろ? 今回は妹2が被害者だ」

私「…はい? じゃあ…」


妹2の名前を呼んだのは誰なのか、今でも分からないのです。

ただ、その後妹2は陸上部でハードルに足を挟み捻挫、車にぶつかり手を負傷など、怪我が絶えなくなりました。
去年の秋の話なんだけど、田舎に住んでるから、近所の山にキノコ採りに行ったんだ。

山の入り口に車を止めて、だいたい徒歩で3時間くらいのコースなんだけど、ナラタケとかブナハリタケとかがけっこう採れる場所でさ。

で、歩き出して1時間位したとき、40歳くらいのオバチャン3人組とすれ違ったんだ。
話し方からして、どこか関西方面の人達らしかった。

で、すれ違うとき、オバチャン達がぶら下げてた袋の中がチラッと見えたんだけど…
入ってたのが、多分ネズミシメジとツキヨタケ。しかも大量に。

知らない人の為に一応説明すると、両方とも毒キノコね。
ツキヨタケのほうは死人が出るくらい強力。

俺は「おいおい、ヤベーだろうが、バカだな、コイツら」って内心思いながら、オバチャン達を小走りで追いかけて「そのキノコどうするんですか?」って聞いた。
突然声をかけられて、かなり怪訝な顔してたけど、オバチャンAが「どうするって、もってかえるよ」って。

案の定だったんで、俺が毒キノコだってこと説明すると、オバチャンBが

「あー、やっぱり! さっきのオッサンのいうてたとおりやわ…うちらは、騙せへんで。あんた、このキノコほしいんやろ?」

って言い出して…。

そのままオバチャンの話を聞いていると、どうやらオバチャン達は、今日、山で会った年配の男性に「美味しくて珍しいキノコ」って教わってネズミシメジとツキヨタケを採ったらしく、しかも、その時に

「珍しいキノコだから、『毒キノコだ』っていって騙そうとする人がいるから」

って聞かされたらしいんだね。

何だよ、それ? そのジジイ何考えてんだよ?
キノコは間違いなく毒キノコで、しかも、少し知ってりゃ、見間違うことなんてあり得ないキノコなのに…。

取り敢えず、オバチャン達を説得しようとしたんだけど、完全に疑われちゃって無理だった。
最後には「図鑑見てください」とは言ったんだけど…。

あんときは、山にもキ○ガイはいるんだなーって思った。
私の伯父は若い頃東京でタクシー運転手をしていたのだが、ある日新宿で1人の客を乗せた。

筋骨たくましいけど小柄な男で、声がやたらと大きかったそうだ。

「運ちゃん、俺ん家まで行って」

乗るなりいきなりそう言う。

もちろん初対面の相手の家なんかわかるはずがない。

「お客さんの家って言われてもねえ」

曖昧に返事すると、客は

「なんだ運ちゃん、俺ん家知らないのかい?」

心底意外そうに言い、ガハハハッと豪快に笑った。

それからは丁寧に帰り道を教えてくれたそうだ。
男の家は白亜の洋館といった風情の、豪華なものだった。

「どうだ、悪趣味な家だろう?」

男はまたガハハハッと笑い、多すぎるくらいのタクシー代を伯父に握らせると

「運ちゃん、頑張れよ」

と言い残して家の中に消えた。


数日後、伯父が大衆食堂で昼飯をかき込んでいると、店のテレビが臨時ニュースを告げた。

あの男が、どこかの建物のバルコニーに立ち、白手袋を履いた拳を振り上げて、何かを叫んでいた。
あのガハハハッと快活に笑う男と同じ人間の顔とは思えなかった。

死相が、見てとれた。
この男は間もなく死ぬ、その時そう直感した、と伯父は後述した。

しかし伯父が驚いたのは、それだけではなかった。

報道のカメラに映されたその男の後ろに、男と全く同じ顔をした、もう一人の誰かがいた。
ただ、そいつはおしろいを塗りたくったように真っ白な顔で、口の中が真っ赤だった。
そしてその口は、男が叫ぶ口と全く同じ動きをしていたのだという。

奇妙にも、報道のレポーターや、テレビを見ている食堂の客は、そいつに全く気付いている様子がなかったという。


昭和45年11月25日、正午。
三島由紀夫割腹自決。

自らが結成した民兵組織「楯の会」の幹部メンバーとともに東京市ヶ谷の自衛隊駐屯地に総監を人質にとって立てこもり、総監室のバルコニーから、自衛隊の国軍化を要求する演説を行うも、聞き入れられず、その後総監室に戻ると、持参した短刀で割腹し、共に乗り込んだ森田必勝らの介錯で首を落とされた。


伯父は数年前に癌で他界したが、死期が迫った頃から妙な事を口走り始めた。

「痛みにうなされて目覚めると、病室の隅にあいつがいるんだよ。真っ白で、口が真っ赤で。でも、俺の顔なんだ」
僕が小学5年生の時、夏休みにカブトムシを取りにダムまで車で行きました。

家を出たのは夜の11時頃でした。
ダムまで行くにはいくつかのトンネルを通らなくてはなりません。

一つ通り二つ目に差し掛かるとき、トンネルの入り口に花束が供えられていました。
僕は「気持ち悪いなぁ」と思いました、そのトンネルは長く薄暗かったです。

怖いなぁと思いながら行くとトンネルから出れました、よかったぁと思っていると隣にいた兄が「何かいる!」と言うので指差す方を見ると何も居ませんでした。
兄に「何がいたの」と聞くと2人組の男がタバコを吸っていて僕に教えていると消えていたと言うのです。

何だそれと思っているとまたトンネルがありました、そのトンネルにも花束が供えられてありトンネルに入りました。
すると出口まで50メートルほどぐらいで急に車が止まりました。

父にどうしたのと聞くと「何か聞こえないか」と言うので耳を凝らして聞くとかすかに聞こえます、女の人のかすり声で「痛い〜痛い〜」と聞こえます。
さらに「どうして、こうなったの、どこに行ったの」などを言いながら近づいてきます。

僕は怖くなったので父に早く車出してと言いました。
父は急いで車を出そうとしました、しかしそれを言うのが遅かったのです。

なぜなら女が目の前にいたのです。
髪は長く顔や体は血まみれで右腕がありませんでした。
父は急いでバックしました。
すると女がものすごい勢いで走って来ました、女は走りながら

「お前が私をこんな目に合わしたのか」

と言いながら走って来ました。

やっとのことでトンネルから出れました、よかったぁと思っているとバックミラーに女の姿がありました、僕はかなり震えました。
そして女は顔をニコッとさせ「覚えてろよ」と言い残し消えました。


僕らは急いで家に向かいました。
朝を迎え家に着くと僕はすぐに眠ってしまいました。


父が次の日仕事でそこに住んでいる同僚に昨日のことを話しました。
父が家に帰ってきて聞いた事を僕らに話しました。

その話しを聞いて僕はすごく怖くなりました。
あのトンネルではひき逃げがあり犯人は怖くなりトンネルの入り口を出たら転落してしまい亡くなったと言うのです。

ひき逃げされた女性は右腕だけが見つからなかったそうです。
ひき逃げした犯人は2人組でトンネルには犯人が吸っていたと思われるタバコが落ちていたそうです、そう兄が見たのは犯人の幽霊だったのです。


あのトンネルは今は取り壊され存在しません。
じゃあ何故僕らはトンネルを見たのでしょう。今だに分かりません。

それに僕は血まみれの女が現れて急いで逃げるつもりが逃げるのが遅かったと言いましたが、遅くてよかったのです。
なぜならあのまま行っていれば入り口ではなく崖だったのですから…。
この話は10年程前、私がまだ小学生だった時の話です。

当時、小学校の友達の中で釣りに行くことがブームになっていました。
そのブームに乗っかって私も霊感のとても強い父親と、その父親の仕事仲間の人と千葉県の房総半島にある夜釣りでは穴場とされるポイントに行き、夜釣りを楽しみました。

何時間か釣りをしていると夜中だったこともあり眠くなったので3人で車に戻り仮眠をすることにしました。

眠りについてから暫くすると運転席で寝ていた父親が呻き声をあげました。
驚いた私と父親の友人は飛び起き、父親に事情を尋ねました。

父が言うには、運転席と助手席の間にセーラー服を着た髪の長い少女が後部座席から身を乗り出していたそうです。
父親と視線が合うとニコリと微笑みました。直感的に父親は狐だと感じたそうです。

そして「お前狐だろ?」と尋ねると大きく口を開き、人間のそれとは思えないような牙が無数に生え揃っていた。

次に「出てけよ」と実に勇気溢れる発言をすると少女は、

うぅ〜〜


と獣が威嚇するような声を出し父親の首元を鋭い爪の生えた手で鷲掴みにした。

そこで悲鳴をあげて私たちが目覚めると少女の姿は消えていたそうです。
父親の首元にはしっかりと鋭い爪が刺さった後があり、出血もしていました。

ちなみに後から分かったことなのですが、私たちが釣りをしていた場所の数百メートルの距離の場所に狐の霊を祭った神社があったそうです。
小学生のころ、俺の家族は青森の海沿いの田舎に住んでいた。

俺は幼い頃からよく浜で遊んでいたんだが、年末の1週間(5日くらいだったかも)は、夕方に浜で遊ぶのは禁止されていた。
だが、小学3年の大晦日、親たちは年末で忙しく、退屈な俺は友達と二人で浜に行き、言いつけを破り夕方まで遊んでいた。

岩でできた小さな洞窟っぽいのがあって、俺たちはいつもそこを秘密基地にして焚き火をしたり漫画を読んだりしていた。
その日もその洞窟で遊んでいたんだが、そこで変なものに出会った。

それは小人だった。一つ目で、仲間(?)を数人引き連れていた。
仲間というよりは同じ人の形をしているペットみたいな感じで、キチキチと鳴き声を上げて、理性がないような感じだった。

先頭の一つ目だけがまともな仕草で、俺たちに綺麗な石を差し出してきた。
なぜか怖くはなく、二人ともすごい生き物を見つけた! ってテンションだった。

俺が石を受け取ると、いつの間にか姿がなくなっていた。
探したが見つからず諦め、最後は石の取り合いになった。

結局、見せるために受け取った友達が石を離さず、俺が負けた。
俺はすごく悔しくて、「俺が受け取ったんだから今度会ったら絶対取り返そう」と思って家路に着いた。

しかし、友達はその晩亡くなってしまった。
夜高熱を出し、朝には息をしていなかったという(俺は小さかったから、詳しくは聞かされなかった)。

親たちは俺たちが浜に行ったことを知らないが、俺は友達の死の原因は小人にもらったあの石だと思う。
そして、もし俺が石を持って帰っていたら、俺が死んでたんじゃないかと思う。
初めて投稿するのでわかりにくいかもしれませんが、僕の先輩の体験談です。

夏の暑い日の夜、先輩は先輩を含め5人の友達とドライブをしていたそうです。
ただドライブするだけじゃつまらないという事になり肝試しをしようと山道に入って行きました。

街灯がなく真っ暗な道を進んで行くと自販機があり、そこで飲み物を買おうという事になり、みんな車から降りてジュースを買いました。
ふと1人の友達が「あそこに誰かおる」と言い指を差した方向にみんな目をやると血だらけで顔が潰れたような人間がいました。

すると1人の友達が早く行こうと叫び、みんな驚いて車に乗りその場を離れました。
街に出てみんなで先程の血だらけの人の話しをしている中その叫んだ友達はずっとうつむいたまま黙っていました。

先輩がその人に声をかけるとゆっくりと口を開き、「今から警察に行ってくれ」と言いました。
先輩が理由を尋ねると「俺1ヶ月程前にさっきのあの人轢いてしまったんや。車から降りて助けようとしたんやけど死んでしまってて俺怖くなって埋めてしまった」と泣きながら話したそうです。

先輩はそのまま警察に連れて行きその人は逮捕されました。
この話しはニュースにもなり、僕の地元では有名な話しなので知ってる方もいると思います。

長文で読みにくかったかもしれませんが最後まで読んでくださってありがとうございました。
「あのラブホ‥友人の夢」掲載、ありがとうございます!
「あのラブホ」での出来事から一年後に、また同じホテルで霊体験をしたので、投稿させて下さい。

その日は彼氏と外食を済ませ、お互い実家ということもあり、ラブホへ泊まることになりました。

その日もちょうど週末でどこのラブホも満室。
なるべく安く済ませたいので(笑)、私が彼に、「あのラブホ行ってみよ?」と誘ってみたんです。

彼は反対してましたが、空室あるか見るだけ行ってみよ! と半ば強引に(笑)一緒にあのラブホに入りました。
また一部屋だけ空室があり、勢いでチェックインしました。

今度は全然別の階だし、あまり気になりませんでした。
ですが‥部屋の作りが同じで、ベットの上の天井には、また別の手書きキャラがブラックライトに不気味に照らされ、気持ちの悪さは全く変わらずでした。

その夜は満腹で二人共眠くて、シャワーだけ入り眠りにつきました。


私は夢を見ていました。
夢の中には、当時の勤め先の同僚Hと、見ず知らずの初老の男性がいました。

するとHが突然、「この人、あんたに憑いてる人だから」とあっけらかんと私に言い放ちました。
私は動揺し、黙っていました。


そこで目が覚めると、汗をグッショリかいており、気持ち悪くてものすごく腑に落ちない夢だなぁ‥と感じ、布団から上半身だけ起こし、怖くて部屋の中を見渡している時、部屋に設置してあるスピーカーから、ボソボソと何か聞こえてきたんです(有線が入ってたので、寝る前に音量を下げて寝ました)。

初めは誰の歌だろ? 気持ち悪いと感じていたんですが、だんだん音量を上げたかのように、ボソボソがクリアに聞こえてきて、はっきりと聞き取れました。
男性の低くくぐもった声で、「俺を許してくれ〜 俺を許してくれ〜」と聞こえました。。

絶句、一瞬で恐怖の頂点に‥彼氏を起こし、一部始終話すと、「やっぱ ダメだなぁここ」と言われました。


全然怖くないじゃんと思われると思いますが、私には洒落にならない体験でした。
他にいくつか気味の悪い体験をしていますが、それはまたの機会にお話させていただきたいと思います。

長文、駄文、意味不お許し下さい‥。
父は急いでバックしました。
すると女がものすごい勢いで走って来ました、女は走りながら

「お前が私をこんな目に合わしたのか」

と言いながら走って来ました。

やっとのことでトンネルから出れました、よかったぁと思っているとバックミラーに女の姿がありました、僕はかなり震えました。
そして女は顔をニコッとさせ「覚えてろよ」と言い残し消えました。


僕らは急いで家に向かいました。
朝を迎え家に着くと僕はすぐに眠ってしまいました。


父が次の日仕事でそこに住んでいる同僚に昨日のことを話しました。
父が家に帰ってきて聞いた事を僕らに話しました。

その話しを聞いて僕はすごく怖くなりました。
あのトンネルではひき逃げがあり犯人は怖くなりトンネルの入り口を出たら転落してしまい亡くなったと言うのです。

ひき逃げされた女性は右腕だけが見つからなかったそうです。
ひき逃げした犯人は2人組でトンネルには犯人が吸っていたと思われるタバコが落ちていたそうです、そう兄が見たのは犯人の幽霊だったのです。


あのトンネルは今は取り壊され存在しません。
じゃあ何故僕らはトンネルを見たのでしょう。今だに分かりません。

それに僕は血まみれの女が現れて急いで逃げるつもりが逃げるのが遅かったと言いましたが、遅くてよかったのです。
なぜならあのまま行っていれば入り口ではなく崖だったのですから…。
これは僕が高校三年生の時に体験したお話。

季節は夏。そして夏休み。となれば肝試。
と必然的になってしまい、僕を合わせた五人は隣りの県、鳥取県へと車を走らせました。

目的地はなんたら城(名前忘れた)。
なんでもそこで、女性が首を吊って自殺したらしいのです。

まぁそこでも、女性らしき呻き声を聞くのですが、話したいのはそこではないので割愛。

で、帰りの道のり。
僕と運転者以外全員熟睡。僕は運転者の暇潰し兼眠気覚ましの為に、たわいもない世間話をしながら、車は鳥取県の智頭と、峠の間くらいのところに差し掛かりました。

ふと寝ていた一人が小便をしたいと、眠気眼を擦りながら起きてきたので、少し進んで停車できるスペースに車を止めました。

そこは、目の前にコブダイの瘤みたいに隆起した丘があり、その下には異様な数の鳥居が並んでいて、そしてその丘には、これまた異様な数の地蔵、みたいなものがまさに生えるかの如く、丘を敷き詰めるように鎮座していました(しかし、後日その場所を通ると、そんなものなど影も形もなかったのです)。

ただならぬ雰囲気を感じた僕は、これは絶対撮らねばと、プロカメラマンよろしく使い捨てカメラを構え、フラッシュを焚き、シャッターを切りました。
いや実際には、切ろうとしました。

シャッターが切れないのです。
シャッターのボタンが何故か異常に硬く、今まではそうじゃなかったのに、もしかして、あぁ、これが霊障というやつか。と、何故か冷静に納得してしまっていました。
しかし、徐々に恐怖が混み上がってきましたが、それでもここで諦めて逃げ帰っては絶対後悔すると思い、思いきり力を込め、シャッターのボタンを押しました。

パシャ

撮れた!
しかし、フラッシュがつかない。

くそっもう一枚。
と、自暴自棄になりながら、フラッシュを焚き、シャッターを切りました。

また硬い。
それでもまた力を込めてボタンを押すと、なんとか撮ることができました。

次の瞬間、脱兎の如く車に逃げ帰り、そそくさと帰路に着きました。


後日、写真を現像すると、その場所の写真だけオーブが沢山で、背景が見えないほどでした。

そしてその体験をしたすぐ後に、性懲りもなく撮った写真。
僕が真ん中で万歳している写真なんですけど、その僕の後ろに、骸骨みたいな白い靄が写っていました。


その後、何故かもう一度あの場所に行きたいと、まるで引き寄せられているかの如く、思いを募らせていました。

しかし、地元から遠い所に就職したこともあり、あの場所には行かずじまいのままです。
でもそれでよかったような気がします。

もし行っていたら、絶対無事じゃないような気がします。
地元にあるK自動車教習所近くにある実際の交差点での話。

俺はネットでその交差点での怪異現象が紹介されたのを読んで行ってみる事にしたんだ。

その現象ってのが

「午前二時になると点滅信号が《白く》点滅をしはじめて、近くのカーブミラーに何かが映る」

そんな内容だった。

俺はダチ連れて行ったんだ、夜中の二時に。
全く人通りもなく車も走っていないんだがダチが

「あ! 見ろよ!」

俺は振り向いた瞬間、点滅(黄色)していた信号機が赤・青・黄とも白く点滅していた。

お約束通りカーブミラーを見ようとした時、

「君達、そこで何をしている!?」

気付くとパトカー一台とK察官が2人。

俺とダチはパトカーの中で説教を受けて

「あの時間にあそこに居ちゃだめだろう」

んで帰された。

正直、カーブミラーに何か映ったかは俺は見れなかったがダチは横目で少しだけ見れた。

「血だらけのババアの顔が睨んでいた」

とダチは言った。


ちなみに気になったのは未成年でもないのに職質ならともかく、説教されるのはオカシイと思った。

「あの時間にあそこに居てはダメだろう」

まるであの交差点での怪異をあのK察でも認めていて巡回しているのだろうか?

見通しは悪いから事故の多い交差点であるのは確かだ。
「大病院にて」掲載ありがとうございます!

通院真っ最中の母を迎えに行った際起こった話を投稿させていただきます。

病院に迎えに来て欲しいと言われ、着いたのが夕方6時頃です。
病院は第1棟・第2棟と分かれており、母は手前の第2棟にいましたが、売店が第1棟にしかないため、寄ってから行きました。

半地下にあるお店は昼間は外の光が入り明るいのですが、夕方になるとお店の電気以外なく暗いのです。
嫌な感じがしましたが、小腹が空いたので何か食べたかったため、小銭入れを握り締めて小走りで向かいました。

中を覗くと60代くらいの女性が座っていました。
チョコとコーヒー牛乳を手に取りお金を払おうと小銭入れを開けたら…

「帰れぇっ」


といきなり怒鳴られたんです。

びっくりして女性の顔を見ると…驚くくらい青白い顔色なんです。
でも目がすごく血走っていて…真っ赤な目と白い顔色がまるでピエロを連想させました。

商品を手から放して逃げるように来た道を戻りました。
逃げる最中後ろで

「アハハハハっ」


と甲高い笑い声が聞こえ怖くなりました。


階段を全速力で上がると…母が仁王立ちしていました。

「…何泣いてんの」

あきれ顔の母に今のことを話すと…なんとっ見に行くことに!

泣きながらやだぁ…と嫌がったのですが、母はどんどん行ってしまいます。

売店に着くと電気が消えていました。

母「営業時間5時…今6時半だけど。やってたわけ?」

私「嘘ついてないけどっ」

でも営業時間終わってたら電気なんてついてるハズないですよね。

お店の前に私の小銭入れが落ちていました。
白だったのですが…真っ赤になっていました。

私「…証拠になる?」

母「…よく分かった」

その小銭入れは母からもらったものなので色もデザインもよく覚えているそうです。
それが真っ赤に…急いで階段を掛け上がりました。


帰路の途中母にめちゃくちゃ怒られました。

母「1円でもお金は大切なのよ! 落とすなんて馬鹿者!」

母曰く、その店員さんは危害を加える心配はないそうです。
ただ場所的に浮遊霊が集まり、悪戯をするのだろうとのこと。

でも…
その後しばらくはコンビニなどの店員さんを見るのが怖くなってしまいました。
大学院の先輩の話をふと思い出したので投稿します。

その人は、大学生の時から引っ越しもせず、ずっと同じアパートに暮らしていましたが、いつの頃からかおかしなことに気付いたそうです。
それは風呂場あたりでする人の気配。

たまに彼女が遊びに来たりするくらいの男の一人暮らしなのに、なぜか他の人の気配がする。
どうも女のような気もするがそこまで明確だったわけでもなく、非常に気になったそうです。

ある時体を壊してしばらく姿を見ない時期がありました。
その後、相談された内容は以下のような感じでした。


人の気配が気になり出した頃、先輩のお父さんが仕事で地元から上京して来た。
その時は体調がシャレにならないくらい最悪だった。

泊まりに来たお父さんは、その尋常でない状態をただ事じゃないと悟り、知り合いの祈祷師に相談した。
そしたらどうもそのアパートの部屋に、何人か居候している霊がいると言われた。

かなり強力に払ってもらったはずなのに、どうもまだ居座ってる気がする。
盛り塩やお札も効果がイマイチで、どうにも心もとない。

せめて気持ち的な面だけでもなんとかならないか?


…と言うような話でした。

先輩はかなり鍛えた体をしていたし、とても意外な感じがしましたが、ワタシは水晶のブレスをつくり、お守りに持っててもらったんです。

ところが―。
渡してまもなく連絡が来ました。

風呂場でブレスが弾け飛び、再生不可能なほど粉々になった、と。
結局そんな程度のお守りは全くの役立たずだったわけです。

特にいわくのある土地や建物ではなかったようですが、たびたび体を壊して休むようになり、なかなか研究も進まないようでした。

ある時を境に、連絡が取れなくなりましたが彼はどうしているんでしょうか。

毎回の駄文、失礼しました。
「臨海学校A」掲載ありがとうございました!

今回は家の近くにある大病院で体験したことを投稿させていただきます。

母が職場で右脚を負傷したので付き添いで大病院に行きました。

母が診察の間暇な私は中庭を散歩していました。
デジカメを買ったばかりなので嬉しくてキレイな空とか神秘的な雰囲気を撮りまくっていました。

すると後ろで、キーっという音がし、振り返ると車椅子の若い女性がいました。
髪がすごくバサバサで目が虚ろでしたが、精神科があったのでそこにいる人なのだろうと思っていました。

車椅子が近付いてきて…目の前に止まりました。

女「…どこなの」

いきなり立上がり、胸ぐらを掴まれました。

「どこなのっ! どこなのよ!? 返しなさいっ!! 早くっ」


すごい力で…身体が浮いたのを覚えています。

ヤバいと思い目をつぶった時です。
ケータイが鳴り手が解放されました。

着歴は母です。
それと同時に女が手を放したので急いでケータイに出ました。

母「どこにいるの!」

私「中庭だよっ母さん…」

電話をしているとあの女はフラフラッと彷徨うように歩いてその場からいなくなりました。


数分後母さんと…何故か看護士さんが来ました。

この看護士さんは中庭で争ってる私を見て走ってかけつけてくれたそうです。

看護士さん曰く

「中庭は入っては行けないと扉に鎖かけてたんだけど」

とのこと。

なんでも、精神に異常をきたした女性患者が自分の胎児が流産した、と喚いて投身自殺し遺体があったのが中庭らしいのです。

だからあんなことを言われたのでしょう…後味が悪い体験です。


その病院は今改装工事のため、狭くなったり騒音の中診察をしています。

あの中庭には機材などを置いていますが…鉄パイプを結ぶ紐が解けたり、色々なトラブルが起きてると通院する母から聞いています。
しとしとと雨が降る土曜日に、昼間、自室部屋のベッドでうたた寝をしていた。

ふと気が付いて時間を確認すると午後4時。
曇りのせいか、部屋の窓からオレンジ色の光が差していた。

喉が乾き、水を飲みに行こうかと思い起きようとしたら、直感が何かの視線を感じた。

起きるのをためらった。
得たいの知れない何かに見られてると思うと余計に喉が乾く。

暫くして時計を見ると4時15分。緊張のせいか、長く感じた。
いい加減喉が乾き、すっと起き上がった。

するとその瞬間、直感が感じていた視線は消えていた。
と、同時にもっと嫌な視線、というか気配を感じた。

自分の左後ろ大体1mの所に確実に誰か居る。
脳が危険信号を出すが足が動かない。

ぼーっとした脳はゆっくり、よりも少し速く振り向くように指令を出した。

誰も居なかった。
いや、居た。感じる。背後、真後ろに誰か居る。

背中に意識が集中し、血が集まった感覚がした。
動けない、本当に動けなかった。

不意に足元に生暖かい風が通り、僕は足元を見た。
同時に顔の右側に人の顔が来るのを感じる。

下を向いたまま固まる僕の横で、視界に入らない顔が呟く。

二人も必要かな? と。

聞いたことのない、性別も年もわからない声。

声を聞いた瞬間、悲鳴を上げようとしたが、喉が枯れてまったく出ない。
喉に手を当てるが異常はない。

ハァ…ハァ! …ハァ。

出ない。

恐怖に包まれようとしたその時、顔を上げた。

見てしまった。
得たいの知れない何かはいつの間にか前に居たのだ。

そいつの顔はまるで


時計のベルが鳴り響き、目を開ける。4時を差していた。
太陽の光の加減から夕方なのが予想できた。

ぼやぼやした頭の中の脳は、はっきりと、鮮明に全身に指令を出した。


死ななきゃ。
友達から聞いた話を書きます。
俺の地元の友達にIという奴が居て、そいつが体験した出来事です。

夏の夜Iは友達3人と、計4人で心霊スポットに行きました。
時刻は深夜2時過ぎ、公園の入り口まで車で行って、そこからは歩いて中へと進んで行きました。

その公園では昔、大きな木の枝にロープをつけて首吊り自殺した女性が居たそうです。
それから、夜中になるとその木の下にあるベンチに女性の霊が出る。という噂でした。

4人は、その木まであと15〜20mくらいの位置まで来た時に、背もたれの無いベンチに女が座っているのに気付きました。
彼女はこちら側に背を向けて座り、脚をブラブラさせていました。

「あれヤバいよな絶対…」

「やべってマジで!! ヤバいヤバい」

とか言っていると、その女はスッと立ち上がり、ゆっくりこちらに振り向きました。

その瞬間、4人は叫びながら車までダッシュして逃げました。
逃げている時、女の霊は瞬間移動するみたいに、茂みの中に現れたり低空に現れたりして、追いかけてきました。

なんとか車に飛び乗った彼らは、すぐに公園から出ようと発進しました。
しかし発進したと同時に、車内にバンバンバンバンという音と共に、無数の赤黒い手形がつきました。

それから4人とも、無事に帰宅しました。
ところが、家についたIに、異変が起きました。

Iは普段2階の自室で、ネコと一緒に寝ていました。
しかしその時は疲れていたのか、気がつくと居間で横になって寝ていました。

もう家族は全員寝室で寝てしまっているようで、真っ暗な居間に1人になっていました。
彼は、廊下へ続くドアに背を向けるようにして寝ていました。

起きあがろうと思いましたが、体が動きません。
声も…出ませんでした。

彼はこの時、初めて金縛りにあったそうです。
なんとか体に自由を取り戻そうと、必死に頑張っていると、背後のドアが静かに開く音が聞こえました。
そして何かが入ってくる気配…

その何かは、新聞や広告が散らばっている畳の上を、ズリズリと四つん這いで近づいて来ている事に気がつきました。

彼は怖くて怖くてたまらなかったので、絶対に目は開けない!!
と思い、じっと我慢していました。

得体の知れない何かは、とうとう自分の背中のすぐ後ろまで来ると、彼の顔を真上から覗きこむように、しばらく見ていたそうです。

長い髪が彼の顔にかかり、静かな息づかいと 嫌な空気に泣き出しそうになりながら、喉から振り絞るようにして、わずかな声を出しました。
すると2階で寝ていたネコが、突然彼の部屋のドアをあけ走って下まで降りてくると、居間のドアを廊下側からガリガリ引っ掻きながら、ニャァ〜と鳴きました。

その瞬間、背後に居た何かの気配は消え、体も動かせるようになったので部屋の電気をつけましたが、そこには何も居ませんでした…。


読んでくれてありがとうございました☆
まだ私が小さい頃(小学6年生)家族旅行で旅館に泊まった時の話です。

私には年の離れた弟がいます。その当時は弟は、まだ小学1年生でした。
体験したのは、その弟と両親なので、聞いた話です。

我が家の家族構成は両親と兄と私と弟の5人家族です。
旅行は、これに加え祖父母の計7人で行きました。全員霊感ゼロの一家です。

I県の有名な滝を見て旅館に泊まって次の日に帰るという一泊二日プランでした。
観光を楽しみ、旅館で疲れを癒やしました。

なのに、弟は体調を崩し熱を出して寝込んでしまいました。観光中は全然元気だったのに。
今、思えばその時から始まっていたのかな? って思います。

そして、もう寝ようということになりました。
部屋は二部屋あり両親と弟で、残りがもう一つの部屋で別れました。

これからは両親に聞いた話です。


両親と弟は母、弟、父の順で川の字になり、すぐに布団に入り眠りました。
そして数時間後、父がある異変に気づき母を起こし両親は壮絶な光景を見たのです。

弟が「やめてぇー! おじさん嫌だぁー! 来ないでぇー!」

と何度も泣き叫んで一点を見つめ何かを何度も避けているのです。
両親は理解出来ず唖然。

「パパとママには見えないの? ほら、あそこにおじさんがいるんだよ!」

そして「来ないでぇー! 痛いよぉー!」と言ったと同時に空中の何かを掴んで離そうとしているのです。
それを見て両親も事の重大さに気づき、すぐに両親は弟を抱きしめ、大丈夫だっ! と何度も言い聞かせたのですが、弟は怯えたまま。
両親が抱きしめると痛みは無くなったらしく、ぐったり。

そして首を見ると首を絞められた痕なのか赤い手形が、くっきりとついていたそうです。
大きさは大体成人男性かと思われる大きめのサイズ。

あまりの出来事に両親は顔面蒼白で朝まで弟を抱きしめていたそうです。


そして翌朝、私たちはその事を知らされビックリ。だって爆睡してましたから。
両親も弟も疲れ切っていたので、すぐに帰宅しました。


後日話を聞くと、ウゥーって唸るような声が聞こえて見渡したら、おじさんが、ぶって来ようとしたので避けたがかわせず掴まれ首を絞められたらしいです。

これは実話なので、ここで終わりですが、両親はこの出来事を人生最大の恐怖だと言っていました。
同じ部屋じゃなくて本当に良かったと本気で思いました。酷い姉でごめん弟よ。

あの部屋を探せばきっとお札でもあったんじゃないかと今でも話をします。

それからその後、古い旅館に泊まることは、一切無くなりました。
両親は、泊まりの時は必ず部屋を見渡すようになったのは言うまでもありません。
先生から聞いた話です。

今から8年前、先生が大学生だった頃、免許を取りたての友達と4人で肝試しに行こうということになったそうです。
場所は京都の笠置。

ここには心霊スポットで有名な某ホテルがあって、大学からも近いためそこに行くことになりました。
笠置はど田舎で森ばっかりらしいです。

車でしばらく行くと、大きな道(名古屋行き)と小さな道(森に続く)があり、もちろん小さな道を行った。

しばらく行くと大きな門があり、【立ち入り禁止】と手書きで書いてある看板がたくさんありました。
ふつう、京都府の建物なら【立ち入り禁止 京都府】と書いてあるはずなのにおかしい。

「本気でやばいからやめようか……」

「でもせっかくここまで来たんやし行こう」

となり、先に進みました。

するとホテルが見えてきて、すごく気味が悪い空気を醸し出していました。

「俺は怖いから残る」

と言って先生ともう1人の友達は残っていました。

友達2人は

「じゃあ行ってくるわ」

と言ってさっさと行ってしまいました。


2人が入ったのは深夜0時。

1時間待ったら1人出てきて、全身ガタガタ震えて唇が真紫になっていた。

「お前どうしたんや」

と聞くと、たいしたことないやんと思い建物に入った瞬間

「立ち入り禁止って言うたんが見えへんかったんかあ〜」


と天井から血だらけの無数の手が延びてきて、そのまま1時間金縛りにあったそうです。

もう怖くて帰りたかったが、もう1人は運転手だから置いては帰れなかった。


深夜2時、もう1人が出てきた。

「たいしたことなかったわ〜」

と笑顔で出てきた。

が、周りの3人は異変に気付いていた。

その男の肩におじいさんの霊が2つ付いていた!


そのまま何も言わずに帰り、車の中でもずっと肩に付いていたらしいです。


昔、そのホテルは栄えていた。
でもある日カップルがそのホテルで自殺した。

その噂が広まり、経営が困難になった従業員達が次々に首を吊り自殺した。
そこから負の連鎖が続いたらしいです。

文章力なくてすいませんでした。
前回の『霊の消滅』の掲載有難うございますm(_ _)m
今回はつい最近あった事を投稿します。

私はシフト制の仕事、彼氏は昼勤と夜勤のある仕事をしていて休みがなかなか合わないので、私が休み彼氏が夜勤の時は彼の家(実家)に行って彼と一緒に寝たり、本を読んだりしているんですけど。

ある日爆睡している彼氏の隣で横になりながら音を小さくしてテレビを見ていたのですが、あまりにも彼氏が気持ち良さ気に寝息を立てるので私も寝ちゃおうかと思い仰向けに寝た状態でリモコンに手を伸ばし、テレビを消した瞬間に襖が開いて反射的に

『ヤバいっ!!』

って思い目を瞑りました。

そしてそのまま金縛りに。
昼間の金縛りはめったに無かったのでプチパニックになってました。

間取りは↓

TV| |彼 私| |襖

すると彼氏の声で

『○○ちゃ〜ん、こっち向いてよぉ』

って言われました。

襖を開けたヤツの感覚は女性(直感的にそう感じた。見てない)だったのに声は彼氏。
でも隣で先ほどから変わらぬ寝息の音がするから声の主は彼氏じゃない。

そう理解すると相変わらず彼氏の声で私を呼んでるヤツに激しい怒りを感じて…

『うるせえんだよ!! てめぇは●●(彼氏の名前)じゃない!! 何真似してんだよ!! ムカつくからマジ消えろっ!!』

って心の中で叫びました(笑)
私はあまりキレません。

すると金縛りがとけて目を開けて襖を見ると襖も閉まってました。
彼氏もすやすやと隣で幸せそうに寝てました(怒)

その日は彼氏の家族はみんな仕事で彼氏と私以外は家にいませんでした。

<追記>

彼氏は私(私と彼氏は幼なじみ)と付き合う前に(ちょっと被ってた…)二年位付き合っていた彼女がいて、別れてからもだいぶしつこかったみたいで、他にも家に誰もいない状態で彼氏が寝てる時枕元にオロナミン●とかリポビタン●とか置いてあったりとか(彼氏は私からだと思い飲んでた(汗))、奇妙な事が多々ありました(むしろそっちのが怖かった)。

彼氏には言ってませんけど、私は元カノ(飲み物)と元カノの生き霊(金縛り)じゃないかと思ってます…(^_^;)
でも彼氏も言わないけどそう思ってるみたいです。

彼氏と家族もびびっていて今は合い鍵の場所を変えています。

以上あんまり怖くはないですが私的にムカつく心霊体験でした。
また投稿します。
オレが消防高学年三年間はクラスの面子はそのままスライド。

いろんな奴がいた。…例えばオレは喧嘩っ早く、女子の評判は散々だった。
男子からも女子からも総スカンだったのが一人。仮名kzマサ。

中学教師の息子で、半端に理解した知識を得意になってひけらかし、突っ込んだ質問されると答えられず。そのクセ懲りもせずに矢鱈エラそうだった。
兎に角周りを小馬鹿にして他人の話にゃケチを付け、オレもそれで幾度kzマサに手をあげた事やら。

そんなkzマサが修学旅行でよせば良いのに…班編成であぶれて押し付け合いの挙句、籤引きで引き受ける「ハメ」になった班メンバーと上手くいく筈も無くて。
独りポツリと。面白かろう筈も無い。其れを尻目にオレ達…そう。選りにも選ってオレと同じ班だったのよw

…定番の怪談で大盛り上がり。それがカンに障ったらしく「ユ〜レぇ〜? バカじゃねぇ?」とかおっぱじめ。
口論の果て「ソンなら罰当たりそうなマネとか片っ端からやってそんなの無いって証明してやる!」って涙目で宣言。

翌日から御地蔵さまやら何かの祠やら見つけたそばから蹴り射れたり。唾吐きかけたり。尻向けて屁ェこいたり。
先生から注意されて却ってヘソを曲げ、「一部の生徒を贔屓ですか」とか言って余計にエスカレート。U谷先生、流石に呆れてた。

結局修学旅行の間は何事も無くてkzマサフン反り返ってまぁ暴言吐く吐く。
…ま、得意だったのも此処まで。終わってからが厄日の始まり…って言っても良く判らない。

修学旅行明けて数日、矢鱈オドオドしてたりボ〜としてたり在らぬ処を見つめてガクブルとか。
日を追う毎に塞ぎ込んで行き。十日を待たずに登校拒否。

ノイローゼで入院したとか実は家出して行方不明とか物凄いヒサンな死に方したとか色々噂は立ったけどね。
実際はノイローゼよりは重症で入院、てのが真相だったとか。

…たく。よせば良かったのに…って手遅れだけどさ。
「一応」社会復帰はしたらしいけどね。って言っても出た入った出た…だとか。自業自得とは言え。…哀れやな。

なんでオレの修学旅行って小・中とも、…やれやれ。その内、中学の修学旅行の一件も話そうと思います。
御付き合い有り難うございました。
友達から聞いた話を書きます。
俺の地元の友達にIという奴が居て、そいつが体験した出来事です。

夏の夜Iは友達3人と、計4人で心霊スポットに行きました。
時刻は深夜2時過ぎ、公園の入り口まで車で行って、そこからは歩いて中へと進んで行きました。

その公園では昔、大きな木の枝にロープをつけて首吊り自殺した女性が居たそうです。
それから、夜中になるとその木の下にあるベンチに女性の霊が出る。という噂でした。

4人は、その木まであと15〜20mくらいの位置まで来た時に、背もたれの無いベンチに女が座っているのに気付きました。
彼女はこちら側に背を向けて座り、脚をブラブラさせていました。

「あれヤバいよな絶対…」

「やべってマジで!! ヤバいヤバい」

とか言っていると、その女はスッと立ち上がり、ゆっくりこちらに振り向きました。

その瞬間、4人は叫びながら車までダッシュして逃げました。
逃げている時、女の霊は瞬間移動するみたいに、茂みの中に現れたり低空に現れたりして、追いかけてきました。

なんとか車に飛び乗った彼らは、すぐに公園から出ようと発進しました。
しかし発進したと同時に、車内にバンバンバンバンという音と共に、無数の赤黒い手形がつきました。

それから4人とも、無事に帰宅しました。
ところが、家についたIに、異変が起きました。
Iは普段2階の自室で、ネコと一緒に寝ていました。
しかしその時は疲れていたのか、気がつくと居間で横になって寝ていました。

もう家族は全員寝室で寝てしまっているようで、真っ暗な居間に1人になっていました。
彼は、廊下へ続くドアに背を向けるようにして寝ていました。

起きあがろうと思いましたが、体が動きません。
声も…出ませんでした。

彼はこの時、初めて金縛りにあったそうです。

なんとか体に自由を取り戻そうと、必死に頑張っていると、背後のドアが静かに開く音が聞こえました。
そして何かが入ってくる気配…

その何かは、新聞や広告が散らばっている畳の上を、ズリズリと四つん這いで近づいて来ている事に気がつきました。

彼は怖くて怖くてたまらなかったので、絶対に目は開けない!!
と思い、じっと我慢していました。

得体の知れない何かは、とうとう自分の背中のすぐ後ろまで来ると、彼の顔を真上から覗きこむように、しばらく見ていたそうです。

長い髪が彼の顔にかかり、静かな息づかいと 嫌な空気に泣き出しそうになりながら、喉から振り絞るようにして、わずかな声を出しました。
すると2階で寝ていたネコが、突然彼の部屋のドアをあけ走って下まで降りてくると、居間のドアを廊下側からガリガリ引っ掻きながら、ニャァ〜と鳴きました。

その瞬間、背後に居た何かの気配は消え、体も動かせるようになったので部屋の電気をつけましたが、そこには何も居ませんでした…。


読んでくれてありがとうございました☆
 
ふと思い出した怖かった体験。

うちの小学校は新校舎とオンボロ木造の旧校舎に分かれていて、旧校舎は何故か便所だけがやや離れた場所に隔離されてた。
そこは体育館裏でジメジメしてて、学校で飼ってる生き物が死んだら埋葬する場所だった。

便所自体も当然の如くボットンだし電気は点かなくて日中でも暗いしでめっちゃ不気味だったんだ。
だから皆、特に女子連中は便所は新校舎を使ってたな。単純に臭くて汚いからでもあったけど。

ある日腹を壊してた俺は、5時間目の授業中にやむなく旧校舎便所に駆け込む羽目になった。

一番手前の個室に飛び込んですぐ気付いたんだ。

便器に長い髪が絡まるように張り付いてる。
しかも数本とかいうレベルじゃない。金隠しの裏側にも張り付いてた。

怖くなってすぐ出ようとした。
でも鍵がボロくてなかなか開かない。

それだけでも便意を忘れるほど焦ったが、仕切り壁の下から細い指先が見えた瞬間にパニック起こして、扉ぶち破って逃げ帰った。

放課後になり、起こったことに納得が行かなかったので友達数人と再び便所に行った。
扉の鍵はぶっ壊れてたけど髪は消えてた。

ちなみにうちの学校は昼休みが終わったあとに掃除タイムを設けていた。
だから掃除された訳でもない。

今ではもう旧校舎は取り壊されたらしい。
何か思い出深い一件だ。
私の兄が実際に体験した話…。

兄はある日、友人数人と怖い話で盛り上がっていました。
友人の中には、実際に幽霊が見える人もいたとか。

その友人が、とある儀式をしようと言い始めたらしいです。
その場にいた全員、それに賛同し、その儀式を始めたのです。

言い出した友人の指示通り、その儀式を終えた兄と友人達。
指示を出していた友人はこう言いました。

「今夜寝ると、夢の中でとある公園にいる夢を見る。公園の中心には砂場があるんだけど、全力でその砂場に走れ、絶っ対に振り返るな。砂場には切断された親指が落ちているから、それを砂ごとすくい上げて、後ろに思いっきり放りなげろ。いいな、絶対に振り向くなよ」

兄達は何の事かさっぱり。

深く気にも止めず、各々自宅に帰り、寝たのです。

そして、その儀式をした全員が、その夜、中心に砂場がある公園にいる夢を見たらしいです。
もちろん、私の兄も。

兄は全力で砂場に走ったらしいです。
後ろには何かがいたらしいです。

いたらしいんですが、怖かったし、友人の「振り向くな」の言葉が脳裏によぎり、振り向かなかったそうです。
砂場には確かに、親指が一本、落ちていました。

兄は慎重に、その指を砂ごとすくい上げて、後ろに放りなげました。
夢はそこで終わり。


翌日、儀式をしようと言い出した友人から電話がかかってきました。

「無事に帰って来れてるか?」


あの時振り向いてたり、後ろにいた何かに捕まっていたりしたらどうなっていたんでしょう…。

どういう儀式をしたら、その夢を見るのか。
兄は一切教えてくれません。
私が実際に体験した話です。

若い頃はよく友人達と夜中のドライブに行っていました。
決まって最初は『どこ行く?』のセリフで始まります。

その日は友人から『心霊スポットに行こうぜ』という提案で、総勢四人で一台の車に乗り、地元でも一番有名な心霊スポットであるトンネルに行きました。

そこはテレビでも度々取り上げられている場所で、県内でも最恐のスポットと言われています。
しかし、実は一番ヤバイのはトンネルではなく、その上にある火葬場や神社等がある小さな山だという噂を聞いていた私達は、迷わずそこへ向かいました。

金網を乗り越え、神社の敷地に入ります。
元々思いつきで来たので、懐中電灯等は持っておらず、闇の中をおぼつかない足元で前に進みました。

ふと気がつくと、どこか遠くの方から

『チリチリチリ〜ン』

…と、かすかに鈴の音がします。

かすかな音だったので気のせいかと思い、気にせずにいると、今度は先ほどよりは少し近い所から

『チリチリチリ〜ン』
そしてその鈴の音は徐々に、はっきりと聞こえる位に大きくなって来たんです。

他の三人は霊感が全く無いと言っていたので、聞こえてるのは私だけかと思い、何も言わないでいましたが、友人の一人が『何か…やばくねぇ?』と言い出しました。

そうです、鈴の音はそこにいる四人全員に聞こえていたのです。

みんな足がすくんだように動けないでいる間も、鈴の音はだんだんと大きくなっていきます。

ふと、音が止んだと思った次の瞬間

『チリチリチリチリ…!』


四人の耳元すぐの所で鈴が鳴り出したのです!

『ウワァ〜!』

みんな一斉に駆け出して必死に逃げました。

途中の金網を乗り越える際に、友人の一人が金網にズボンをひっかけ、まるでギャグマンガのように逆さ吊りになってしまいましたが、みんなに助けに戻るような気持ちの余裕は無く、懸命に走って逃げました。

やっとの事で車に戻ると、逆さ吊りになった友人もやっと戻ってきて、急いで車を発進させて逃げ帰りました。


それ以来、心霊スポットと言われる場所には行っていません。
やはりおもしろ半分で行ってはいけない場所だと強く感じた出来事でした。

これを読んで下さったみなさん、おもしろ半分や冷やかしでそういう場所には絶対に行かないで下さいね。
こういう事をしていた私が言うのも何ですが、本当に危険ですから。
今から数年前の話だけど。
俺はまだ大学生で、学校近くで1人暮らしをしてた。

俺の部屋はマンションの3階で、窓を開けると隣のビルの壁しか見えなかった。
どうでもいいけど、それが結構気に入っていた。

そんなある日のことだ。窓を開けっ放しにしてた。
夜で、部屋の明かりがぼんやりと白かった。

俺は勉強中で、時々「暑いな」と独り言を漏らしてたと思う。

「暑いな」「暑いな」「暑いな」「暑いな」「暑いな」「暑いな」

そしてふと

「スズシイ」

と俺が言った。
俺が言ったんだと声を聞いてわかった。

言われてみると、確かに涼しい。涼しくなってる。
空気がひやりとしている。肌がちくちくする。口の中が乾いて血の味がする。

何かが俺を見てる。
窓の外に白いものがいる。

ああいうものってさ。振り返らなくても見えるんだよな。白いんだ。
腕がないのに指はやたら多くて、それで窓に縋り付いていた。

指が30、40? 50? 親指がない。
指が狂ったようにもがいてて顔が白い。口が赤い、でも舌がない。

じっと俺を見ている。じっと、

けけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ


いきなりあれが笑い出した。
俺は凍り付いて振り返ることも出来ない。

窓の方は最初から見ていなかったんだ、だけど見えてるんだ。
開いた口の中には舌の代わりに親指がびっしりと生えていた。

携帯が鳴った。どうやって携帯を取り出したか覚えていない。
涼しいと俺は言っていた。それと同じような感覚だった。

「いまマンションの前」

友人からメールが来てて、それからはあまり記憶がない。


気が付いたら友人がいた。
あれはずっと笑っていたように思う。

友人は窓に近づいて、手を伸ばして、淡々とあれを突き落とした。
俺の部屋はマンションの3階で、そんな高くないはずなのに、何かがぐちゅっと地面にぶつかる音がしたのは随分と時間がかかった後だった。

呆然としている俺を振り向いて友人が言った。

「メリークリスマス」

無駄に流暢な発音だった。
12月25日の出来事だった。
友人はあれは「通りすがり」だと言って、「わりと人間に近いんだよな」くらいしか話してくれなかった。
だけどどうしても気になって、「何であれが急に笑い出したのか」と聞いてみたらこう言った。

「お前は凍り付く。あれは笑う。そーゆーこと」

どーゆーことだよ。

問い詰めたら、「だから」と友人は続けた。
かなりどうでも良さげだった。

「怖かったんじゃねーの?」

何がだよ。

聞いてみるべきだったかも知れないがそうはしなかった。
友人は頭が良すぎるところがあって、俺はあいつのそれにはあまり関わりたくなかった。

後で何か残ってるんじゃないかと思って探してみたけど、窓の下、というか、俺の部屋の窓の下に当たると思われる部分の地面には何の跡も残ってなかった。
雪は真っ白く、ビルの間に挟まれていて足跡ひとつなかった。


俺は風邪を引いた。
しばらくして雪は溶けた。俺は色々なことを忘れた。

あれの形も今になってはおぼろげで、笑い声などは俺の彼女のと混ざってるような気もする。
何年も前の話だから仕方ないと思う。

だけど、ただあれに触った時の友人の怠そうな表情がやけに印象に残っている。
俺が高校2年のとき、父親は単身赴任、兄貴は一人暮らしで、家には母親と俺しかいない時期があった。
その時期に結構な数のことを体験した。

うちの母親の実家は隣が寺になってて、自分の部屋が部屋の一番東側、つまり寺に一番近いところにあったらしい。
その為なのか、小さい頃に結構怖い目に遭ってるって話を俺は、子供のころから聞かされて育った。

部屋の窓に火の玉が飛んでて、姉妹そろって見たとか。
夜中に戸が勝手に開いて、白い着物を着た女が手招きしてたとか。

5月の中頃、俺が部活を終えて学校から帰ってきて飯を食っている時。
母親が「昨日の夜、11時半頃、こっちの部屋に入ってきた?」と、聞いてきた。

普段から母親の部屋にはあまり入らないし、その時間は隣の部屋で寝ながらテレビを見てた。
そのことを伝えると、ちょっと嫌な顔をしながら

「そう、なら気にしないで」

気にならない訳がないが、テレビに夢中でそれ以上詳しく聞かなかった。

次の日、特に理由はなかったが暇すぎるので家中をぶらぶらしていて母親の部屋に入った。
戸の横のところに盛り塩があり、鏡の前にカミソリが置いてあった。

さすがに不審に思った俺は、母親に聞いた。

すると「あんたは気にしなくていいから、あんまりお母さんの部屋に入んないで」と返ってきた。
怒った感じで言われたため、それ以上聞かなかった。


その日の12時頃、隣の母親の部屋から話声が聞こえる。

母親の部屋には電話がない。
テレビはあるが、完璧に誰かと母親がしゃべってる声が聞こえた。

変だと思い母親の部屋に入ると、母親が俺を見ながら

「早くこっちきなさい! そっから離れて!」

意味がわからなかったが、戸を閉めて母親に近づき、俺がいた戸の辺りを見ると、首から下にモヤがかかった女らしき顔がすごい形相で俺を睨んでて、そいつと母親が話していた。

初めて腰が抜けた。
母親は確か「私のところに来られてもどうもできないので、他に行って下さい」的な話を延々と聞かせていた。

そのうち顔が消えて、母親にあれはなんだったのかってことを聞いた。
なんでも数日前から、戸の辺りに違和感があったらしく、夜中に何度か起きては戸からの視線を感じていたんだとか。


あの日から俺の思考は変わったよ。
幽霊なんていないもんだと思ってたからな…。
過去のことを投下。
かなりサイコホラーかも。

数年前。暴力姑に流産させられて精神的にキていた私。

事故により数か月寝たきりとなった姑の介護を引き受け(舅故人・夫単身赴任)、毎日献身的な「介護」をしたつもりだった。
……いつの間にか「育児」になっていた。

「ちぃちゃん」と、生まれて来る子につけるはずだった名前を呼び、「おいちいよ」と人肌ミルクを飲ませ、「ねんねしよっか」とお昼寝の時は添い寝して子守歌を歌った。
「ちぃちゃん」は常に泣きわめくか怯えていたので、つきっきりで「育児」をした。

結果、一か月で姑はボケてしまい、施設入所となった。
度々の採用有り難うございます。
親父が交通課時代の、印象に残ったという話をしようと思います。

他の、積雪の多い地域はどうか知りませんが、地元では冬になると「酔っ払いが路上で居眠りして凍死」するケースが良く新聞の隅に載るのですが。
年明け早々、交番に「路上で男性が倒れて死んでいる」と通報があり、(またか…困ったモノだ…)と思ったかはさておき。

酔っ払いの凍死だろうと警官は現場へ。
その通りだったら交通課に関係なく終わる筈、でした。

…が。死体の様子が違う。
これが凍死なら一見すると居眠りしている様なそれが、如何にも「恐怖の貼り付いた」表情をしていたので。

(…ひょっとして事件か?)

と思っただろう警官は本署に通報。

身元は直ぐに判明したので家族に連絡しながら

(そういや前にも此処で何かあったな…)

と思ったんだそうで、家族(両親)は場所を聞いた途端に何かうろたえた様子を見せ、「〇〇で死んでいたんですね?」と念を押して来た。

妙だな、と思い現場の事を考えて…思い当たる事件が一つ。

「確かあそこは去年のお盆に轢き逃げがありました」

両親の様子を見つつ「何かご存知なのではありませんか?」と続けると暫く夫婦は互いの顔を見合わせて。

「実は…」

要するに、その轢き逃げは死んで見つかった息子が起こした訳で。

現場が現場だけに因縁めいたモノを感じた訳なんですね。
事故を起こした直後に両親告白されて、本当なら警察に行くように勧めるべきだったんですが…黙って、無かった事にしたと。

此処で初めて交通課に報告が入り、両親から事情聴取と息子の現住居〜関東方面〜に出向。

車はそのまま所持しており、事故現場で採取した塗料片その他が車輌と一致。
盆休み直前に購入したばかりで、下手に処分すると不審に思われる事を畏れてそのまま手放せ無かった、らしい。

結局被疑者死亡で書類送検、両親も事後従犯で同様の処分。

轢き逃げ犯が後日同現場で変死―しかもその表情を見る限り、どうしても「出た」としか思えない。
でもなけりゃ一体何に驚き、何に恐怖してあんな死に方をしたのか?

「事故死家族」と並んで交通課時代の忘れられない事件だったそうです。
初めて投稿します。

私の友人の一家が庭付き一戸建ての家を購入し、その家に住み始めてから、約三ヶ月程してからの話です。

その家は昔山だった所を宅地開発して出来た場所で、入居当初はまだ緑が多く残っていたそうで、そのためイノシシなどの野性動物もちょくちょく出没していたそうです。

そんなある日、家の庭に見た事もないような大きな白蛇が現れたそうです。

その日がタマタマ休みだったお父さんがそれを見つけると、『殺す!』とナタを持ち出しました。
家族みんなは止めたそうですが、結局お父さんは蛇をブッタ切って殺し、近くの川に捨てたそうです。

家族は皆祟られるんじゃないかと心配したそうですが、お父さんは『何が祟りじゃアホか』と気にせず寝てしまったそうです。

ところが次の日、朝目覚めると、天気予報では晴れだったのに雨が降っており、『げっ 雨 面倒くさ!』と雨の用意をして家を出たら、ナントその家の周辺だけを狙い打ちしたかの様に雨が降っており、他の所は良い天気だったそうで、家族一同その光景をボーゼンと眺めていたそうです。

そして、お父さんは駅で電車を待っていると、ホームに着物を着た女性がいる事に気が付きました。

その女性は頭から頭巾を被って何かを風呂敷に包んでうつ向き加減でホームに立っていました。
普段見ない人だし、それにその場違いなイデタチもあって、お父さんはその女性から目が離せなくなったそうです。

その女性はうつ向き加減のままお父さんの方を向きお父さんに近づいて来ます。
お父さんは本能的に『ヤバい!』と思い逃げようとしたそうですが、体が硬直し言う事が効きません、いわゆる金縛りです。

あの豪快なお父さんもこの時ばかりは恐怖に身を強ばらせたそうですが、その間もその女性は近づいて来ます。
そしてお父さんの目の前に来た時にうつ向き加減だった顔を上げ、お父さんに自分の顔を見せました。

その顔はマサに白蛇の顔そのものだったそうです。

そしてお父さんの頭の中で、男性とも女性ともつかない声で『デテイケ!』と言われ、そこで意識を無くした様で、気がついたら病院のベッドでした。

それ以降お父さんの体調不良が続き、何処の病院に行っても原因が解らず、ただただ癌患者の様に痩せ衰えて行ったそうです。
昔バイトの先輩に聞いた話。

当時先輩はバイト先までは車で通ってた。

家までの道にトンネルがあるんだけど、いつものように深夜3時位にそのトンネルを通りがかったんだって。
するとトンネルのはじっこを男が歩いてる。

歩行者用の道なんて無いから思いきり車道だし、時間も時間。ちょっと気になって見てた。
進行方向は同じだったから、始めはその人の後ろ姿を見たわけね。

だんだん近付くにつれて、異様な事に気付いた。時期は冬だし外は寒い。
なのにその人は半そで、短パン。別にランニングしてるようでもなかった。

一番気になったのが、その人、足が長いんだ。
いやもうモデルとかそんなレベルじゃない。明らかにおかしい長さ。

鬼太郎にでてくる妖怪で、手長、足長、てわかるかな?
あれの足長のほうに似てたって。

(うわー、気味悪いなあ…)

まあ深夜にそんな人見たら誰だって嫌だよな。

先輩はあまり見ないようにしてアクセルを踏み込んだ。
んで、通りすぎた後にチラっとバックミラー見たわけ。ここからはお約束。

ものすごい勢いで走って追いかけてきてた。


目は今にも飛び出すんじゃないか、て位ひん剥いて、狂ったように腕を振ってる。
まあバックミラーでカオが見えるくらいだから、すぐそこまで迫ってたんだろな。

先輩は気が動転して、めちゃめちゃなスピードで飛ばして逃げた。


しばらく走るとどうやら振り切ったっぽい。
家も近くなってきて、だんだん落ち着いてきた。疲れてたし見間違いだろうと。

次の角を曲がると家、だったんだが、その角を曲がった瞬間信じられないものを見た。

門の前にあの男がいる!


先輩は車だし自分家に帰るには当然最短ルートを通ってる。
その先輩より先に家に着くなんてありえない。

怖くなった先輩は家を通り過ぎて朝までコンビニに居たらしい。


というハナッし。オチも何も無くてすまん。
この話を聞いてしばらくは夜道が怖くて仕方なかったw
怖くはないが、不思議な話し。

私の実家は山奥の小さな村にある。過疎化の進む村で、20軒ぐらいしか家がない。
しかも、その村の多くが親族で構成されている。

小さい頃は、あまり感じなかったが大人になるにつれて、この村の色々なオカシイ所が気になった。

まず、隔離された様に山奥に建てられた神社。
鳥居はボロボロに朽ちて、村の誰もが近寄らない。何の神が奉られているのか不明。

次に、村の墓地。普通の墓地だが端っこに境界線が引いてあり、そこを越えると祟りがある。
実際にそこに入って死んだ人もいる。境界線の向うは無縁仏の墓が数個ある。

そして、年に一度ある女だけの習わし。
『おぼしな様』という顔の真っ白なノッペラボウの神様を奉る行事。男は絶対参加してはいけない。

その他にも、村の入口にある謎の祠。村にいるイタコ。
など謎めいた物が沢山あるが、一番の謎は父親から聞いた話しだ。


村の本家には今は故人だが、占い師? 魔術師? みたいな仕事をしている人がいた。
その人は、村に昔から伝わる神聖な石を使い、村の行く末や人々の悩みを占いや魔術で救っていた。

ある日、突然その人は占いをしに山に籠ったまま、出て来なくなった。
心配した奥さんが山へ行くと、首を吊ったその人を見つけた。

占いの途中で何が起ったのかは分らないが、村人は何か良からぬ事が起るのでは…と恐れて、その石を山奥へ奉って誰も山に入らない様にした。

それからというもの、時々山奥から呻き声が聞えたり、何か蠢く音が聞える事があるらしい。
私は、その父親から聞いた話しに興味を持ち、一度その山へ入った事がある。

山に入ってすぐ、それまで晴れていた天気が真っ暗に曇り、雷が鳴り響いた。
「これは先へ進むなという暗示か?」とビビったが進んだ。

しばらく行くと、生臭い匂いが立ち込めている場所に着いて、気持ち悪くなった。
辺りを見ると蛇が何匹もウネウネしていた。

それより先に幾ら進んでも石を見つける事が出来ないどころか、同じ所をグルグルしている事に気付いた。

何だか気分が悪くなって、その日は断念。
家に帰ると高熱が出て、3日寝込んだ。

山に行った事を父親に言うと、酷く怒られた。
「お前は何も知らなくていい事なんだ」と。

その後、村の年寄り達に村の色んな事について聞いたが、誰も何も答えてくれなかった。

それに、山に入ってからというもの、私が道を歩いていると、ずっと誰か(多分獣的なもの)に付けられている様なカサカサカサって音が後ろから聞える様になった。

この村は一体何を隠しているのか…?
今も謎のまま…。
文章力が無いので、怖さが伝わるか分かりませんが、投稿させて貰います。
沖縄県では、かなり有名な心霊スポットの僕の体験談です。

そのスポットは、宜野湾市にある、某公園です。
沖縄県の人は、これで分かる位マジヤバい場所です(ちなみに、公園がある市自体が公園の一部にフェンスを張り、命の危険がある為立ち入り禁止て看板を立てる位ハードな場所です)。

去年の8月に大学の友人6人で、そこに行く事にしました。
夜は、マジ怖いので、太陽がガンガンのお昼に行きました。

まず、フェンスを乗り越えた瞬間空気が重たいのを感じて6人一斉に無言になりました。
その時に引き返せば良かったんだけど、みんな可笑しくなってたのか、誰1人帰ろって言葉も無くほとんど無意識な状態で奥に向かって歩き始めたんだけど。

林を抜けて行くと奥には小高い丘があって、丘に向かってセメントで出来た鳥居が5本並んで奥には小さな祠があって、祠に向かって鳥居をくぐって歩いて行くと、確かに鳥居を1本くぐるたびに空気が重く冷たくなって行くのが分かって、頭の何処かではマジヤバいて思うけど、止まらないんだよね。

祠の前に立つと、そばに湧き水があってちょっとした水溜まりが出来てて、いやに太陽が反射してたかな。
夏の沖縄で太陽の下にいるんだけども、汗をかく位暑いのに、その時は汗をかく処が寒く、みんな震えてたな。

みんな無言のまま、頭の何処かではヤバいって分かってるけどそこで動けなくなって、3時間位みんな無言で立ってた。
それ迄は覚えてるけど、気を失ったのか眠ったのか分かんないけど、自分に戻った時は病院のベッド上だった(6人とも)。

親に話を聞くと、6人揃って公園の中をうつむいた状態で歩いてる処を公園管理者が見付けて110番通報してくれたみたいなんだけど、可笑しな事にみんな背中にミミズ腫れして文字が書かれてた。

内容は、コノヨヤウチミヤヌゥテヤビ(沖縄の方言でこの世に未練がないなら、こっちに来なさいと言う意味です)。

一緒に行った友人の1人は、あいまいな記憶だが、祠から、無数のシロボケした手が出てみんなを祠に引っ張ろうとしてる処を見たと話をしていた。

この出来事が今までで一番怖かった体験談です。
これは僕が中学一年の時の話です。

確かあれは理科の授業でした。
理科の授業は普通は移動教室で理科室で授業を受けます。

僕はその時一番後ろでした。
みなさんの学校はどうかわかりませんが僕らの学校は、男二人、女二人が大きな長方形の机に向き合って座る形式でした。

話に戻ります。
授業が中旬に差し掛かったくらいの時僕の向かい側に座っている女子(Aとします)が誰もいないところを見て何かブツブツ言っているのに気付きました。

僕「どしたの?」

A「そこに男の子おるのわかる?」

僕には霊感がまったくなく当然何も見えませんでした。
Aはちょっと変なところがあり少し自分を特別だと思っている感じの女子でした。

僕はどうせまたホラでも吹いてんだろうと思いAが見ている方に向かって、筆箱に入ってたいらない小さな消しゴムを投げつけました。

A「やめなよ!!」

っと授業中にも関わらず僕に怒鳴りました。
もちろん先生に怒られましたけど(笑)。

あとでAに何なんだと聞いてみました。

A「あんた何あってもしらないわよ」

僕「は? 何があったん?」

A「あんたが消しゴム投げた途端、男の子が凄い顔であんたの右足に噛みついてたわよ」

その時僕の右足に何の違和感もなくどうせまたホラだろうと思い本気にしませんでした。

しかし理科の次の次の授業の体育の授業の時でした。
その日は選択授業で僕はバスケを選択してました。

自分で言うのも何ですが僕はジャンプ力が強く垂直飛びも70〜80くらい飛べます。
当時はそんなに飛べませんでしたが周りよりは飛べてました。

しかしリバウンドをとろうとして着地した時足を骨折してしまいました。しかも右足。
おかしいんです。

普通ジャンプの着地で足が折れるなんてそれに周りは僕が高く飛べるのを知ってますからリバウンドもあきらめて飛んでるのは僕だけ。
踏まれる可能性もない。

すると向こうの方でAが笑ってこう言いました。

「だから言ったのに…」
基本的には頑丈な俺もあるアクシデントで中学生三年の頃に右腕・右足骨折で入院したことがある。

俺の入院していた病院は今は大丈夫だが当時は「殺人病院」とかって呼ばれていて評判が悪い病院だった。
まあ悪名と今回の話は別ですが…。

話は戻りまして、消灯も夜9時と早過ぎて眠れない俺は隣の患者さんに言われない程度の灯りをつけてマンガを読んでいたりした、まあそのマンガも読み終わり時間を見ると夜11時を少し回っていた、その時に

「見回りの看護婦さんでも来ないかな〜」

なんて訳の分からない妄想みたいなのを考えながら俺はいつの間にか寝てしまった。

しばらくすると

コツーン……コツーン………コツーン

廊下からハイヒールっぽい足音が聞こえてきた。

その足音で俺は目が覚めて「ああ、見回りの看護婦さんかな」と思い付けっぱなしの電気を消して部屋に来たら声をかけようと考えていた。

カチャッ…
パタン
カチャッ…
パタン

隣の部屋でドアの開け閉めが聞こえて次は俺の部屋だなと考えていたんだが、看護婦さんの足音は俺のいる部屋の前で止まったまま部屋のドアを開ける気配が無い。

あれ? と思った時にカチャッ…とドアを開ける音がした、コツーン、コツーンと歩く音が聞こえたんだが俺の前に来ると足音が止まった。

その瞬間、耳鳴りがして金縛り、入院した事がある人は分かると思いますが、ベッドの周りには見えないようにカーテンを閉めれます。
消灯時は必ずカーテンは閉めるので姿は見えませんがカーテンの先に気配を感じます。
声を出そうにも出ないし体も動かない、かなりビビりが入っていました。

「見ぃ〜つけた」


女の低い不気味な声で俺は「ちくしょう! あっちいけ!」と心の中で叫びました。

目だけが動くんですがマバタキした瞬間です、目の前にマウントポジションで白衣を着た看護婦がいました、右手は有り得ない方向に曲がり頭からは血が、よく見ると左足が千切れているみたいに無い、左手には何かを持っていました(これが何だったのかが未だに不明)。


「ア゛ナダがヨ゛ンだんでしょう゛?」


あの重く不気味な声に俺は情けないですが気絶。


目が覚めた時には朝8時くらい、看護婦さんが

「すばるさ〜ん、朝ご飯ですよ」

といつもの笑顔の看護婦さんが朝ご飯を持ってきてくれた。

俺が昨日の夜の話を看護婦さんにしたら顔色変えたよ、すると先生が来て部屋を変えるように言われた。
何だか分からないんだけど俺もその方が良いような気がして部屋を変えた。

看護婦さんに聞いてみるとたまに現れるらしいんだけど、ほとんどが男性にだけらしい。
今まで害は無いようだけど部屋を変えると出て来ないらしい。

もしかしたら夜中に「看護婦さん」と話したいって気持ちや妄想がアレを引き寄せてしまったのかと思った。

またアレについては古株の人は正体を知っているらしい。
もう入院したくないけどね。
たぶん怖くないけど自分的には嫌だった話。

帰り道に赤錆びて穴だらけのベニヤ張りの物置みたいな建物がある。
周りに新築マンションが増えてるからかなり浮いた感じ。

で、ゆうべ遅くに帰ろうとしたら丁度その物置の所でコケてしまった。
思わず手をついたら物置のベニヤを突き破って手首まで入ってしまい、壊したかと思って焦ったんだけど手が抜けない。

抜こうとすると避けたベニヤが手首に刺さる。
擦り傷だらけだし痛いしよく見えないし、ってやってたら、全く人の気配のない向こうから突然手を触られた。

痴漢みたいな触り方で、その時は霊とかより正直貞操の危険を感じて尚更焦る。
しかも向こうの手らしきものがどんどん汗ばんできて力も強くなってくる。

ライターかざそうかと思ったけど穴から目でも見えたらと考えたら怖くて実行出来なかった……。

暫くしたら自転車の音がして、ビクッとしたら警官だった。
話しかけられたら向こうの手の感触がなくなって、落ち着いたせいもあるだろうけど自分の手も抜けた(怪しかったらしくこっちが職質された)。

ちなみにさっき改めて見たら私の開けたらしき穴はあって、でもどう見ても人が住んでる雰囲気じゃない。
屋根も穴だらけだから雨漏りするだろうし……。

そもそもどのお宅の物置なのか近所の人に聞いてみたら、隣の駐車場と同じ持ち主らしく今は別の所に住んでいるとのこと。

あの手はなんだったんだ……。
ホームレスでも入り込んでたのかな、あの手の主が生きていてもいなくてもなんだか怖い。
私は普段霊感なんてありません。
町を歩いていても見たことは一度だってありません。

でもなぜか、自分の家だと見えます。聞こえます。
まず私の家族構成は、母父弟と犬(ヨーキー)です。

@先日夜部屋でベッドに寄りかかり膝の上に犬を寝かせた状態で本を読んでいました。
弟の部屋と私の部屋はロフトで繋がっていて普通に声とか聞こえます。

すると『コンコン。○○(弟の名前)』と父が弟の部屋に入っていく声がしました。
時計を見ると12時、『仕事帰ってきたのかな』と思った瞬間、膝の上にいた犬が呻き出しました。

そして『コンコン。○○』と今度は全く知らない女の人の声がして弟の部屋に入っていきました。
『ありえない』と思って弟の部屋に行くと。誰もいませんでした。

A時々視界の端にふと犬が見えます。
茶色犬です。父も見たそうです。

B夜中ふと目が覚めると枕元でソフトボールの跳ねる音が聞こえました。
友達に聞かせようと思って電話したら『シネシネシネシネ』と声がすると言われて電話切られました。

Cトイレに行こうとしたら視界の隅に赤い服を着た上半身だけの女の子がよつんばで這ってきました。
トイレに逃げ込みました。

D海外に家族旅行に行くことになりしばらく会えないので犬のムービーを撮りました。
むこうのホテルで再生すると私と犬しかいないはずの部屋から『ばかやろう。死ね』と変な声が入っていました。

オチがなくてすみませんが実話です。
本当はまだまだあります。
とある用事で上京した時に。

そのままストレートに帰るのもつまらんから、適当な所で一晩明かして、次の日に適当に買い物でもして帰ろうと思いつき、そこらにあったホテルへチェックイン。
部屋に向かい、荷物をそこらに放かして就寝する事に。

…だが、隣が五月蝿い、五月蝿すぎる。
壁をドンドン叩くような音から子供の泣き声、挙句生木を捻じるような音や喘ぎ声みたいなものまで聞こえてくる始末。

流石にこんなんじゃ寝れないぞって事でフロントに向かい、そこにいた従業員に「隣が五月蝿いので注意してくれ」と頼んだ。

すると従業員は一旦奥に引っ込み(電話でもしてたんだろうか?)、しばらくすると戻ってきて「直接話しておきますから」との返事、これでなんとかなるかととりあえず安心して、こっちも部屋に戻る事に。

だが、部屋に戻って10分もしない内に部屋のドアを誰かが激しくノックした。
最初「隣の奴が腹立てて乗り込んできたか?」と思い、それなりに注意してドア開けるとそこにいたのはさっきの従業員。

そしてこっちがなにか言う前に「お客様! この部屋から別の部屋に変わってください! お願いします!」と大慌てで告げてきて、こっちの次の句を挟む間もなく勢いに押されて上の階の端部屋に変更させられた。

「なんなんだよオイ」とは思ったものの、騒音から開放されたのもまた事実だし、正直昼間夕方と散々動き回ったので眠い。
故にグダグダ考えずにその日は寝る事にした。

次の朝、チェックアウトの時間が迫ったので荷物を纏めてフロントに。
そして支払いの際に「昨日のあれはなんだったんだ?」と聞くと、支払いを受け付けてた従業員が奥の部屋に引っ込んで、しばらくするとなんか偉そうな人を引き連れて戻ってきた。

その偉そうな人が言う事には「昨日の件は本当に申し訳なかった、こちらの手違いだった、その代わりに宿泊料は無料でいい」との事。
それじゃ正直納得できないんで「どういう事か?」と何回か聞き直すも、向こうも手を変え品を変え「手違いだった」を繰り返すだけなので、結局はこっちが折れて、宿泊代無料でそのホテルを後にする事にした。

あの時は「とりあえず東京で遊ぶの優先だわ」と思ってたから色々と深く突っ込まなかったけど、今考えれば色々と訳の判らん、不気味な話ではあった。
これは友達が体験した話です。

俺の友達(仮にAとする)が部活で帰りが遅くなり暗い道をひとりで歩いていたそうです。

しばらく歩いていくと、人が顔を押さえてうずくまっているのが見えたそうです。

「どうしたんですか?」

とAが聞くと、その人はゆっくりと立ち上がり言った。

『僕には顔がないんだ』

その人の顔は原型がなくぐちゃぐちゃでした。

やばい と思ったAは無我夢中で走った。

『ねぇ 見てよ 僕の顔ないんだよ。僕の顔どこにあるの?
教えてよ! 教えろよ! 教えろ! 教えろ! 教えろ! 教えろ! 教えろ!』


Aは必死に走りつづけようやく家にたどり着き、家の中に入ってドアを閉めた。

いつの間にか後ろをつけてくる声も消えていた。

「助かった〜 母さ〜ん」

Aは母を呼んだ。

A「母さんただいま」

母「……………」

A「母さん?」

母「……教えろよ 僕の顔どこにあるの?」
これは自分が小学3年の時。

上級生に毎日イジメられててその日もトラックの前に押し出されて、トラックは止まってくれたんですけど体が動かないんですよ。
最初は怖くて動かないんだと思ったんですけど、次の瞬間自分の意志で動けなくて体が勝手に近くにあった木の棒でその突き飛ばした上級生を殴っていた。

自分は気の弱い人間なんで絶対そんなことは出来ないのに、しかも一回殴っただけで血が吹き出すくらい強く、普通小2の子供にそこまで強い力は出せないのに。
結局自分は何かに操られるように二人の上級生に大怪我を負わせてしまった。

その後先生に怒られると思ったら意外にも自分の心配をされた。
どうやら突き飛ばされたのを誰からか聞いたらしい、とにかく親には連絡しとくから今日は帰りなさいと言われた。

その日の夜、誰も居ないのに自分の耳元で

『助けてやったんだからお前からあれを貰っていく』

確かに聞こえた。
あれとは何だ、その日は不安で眠れなかった。

次の日、朝居間に行くと飼っていたハムスターが死んでいた。
昨日はあんなに元気だったのに。

それ以来自分が不利になると似たような現象が起こり数日後ペットが死ぬ。
もしペットを飼わないでいたらいったい何を持っていくのだろう。
警官だった親父から聞いた話なんだけど。

昔、OLが変質者に滅多刺しにされた事件ってのがあって、捜査に駆り出されたことがあったらしいんだ。
被害者は左胸、首、顔が特にやられてて、目も当てられない状態だったらしい。

随分おとなしい性格だったみたいで、交友関係も別段怪しい奴も挙がらなかったから通り魔ってことになったんだけど…。

そんな時、女の母親が警察の人に、抱えられる…赤ん坊ぐらいの大きさの紙袋を持ってきたんだ。
見てもらいたいものがある、て。

親父はその時いなかったんだけど、受付の人が言うには中に入っていたのはぬいぐるみだったらしい。
熊のキャラクターの黄色い…母親は娘が小さい頃にプレゼントしたやつだって言うんだけどさ。

ボロボロだったんだって。切り刻まれた感じでザクザクにやられてたって。
中の綿とか飛び出てきちゃってて、相当気持ち悪かったらしいよ。顔なんて原型留めてないぐらいで。

母親が言うには、ストーカー被害に遭ってたんじゃないか? て事だそうだ。
でも調べてみても娘の部屋に侵入した形跡も、娘の周りからもやっぱり怪しい奴は出てこない。

とりあえず預かって調べてみた結果、切り刻まれている部分よりも他の布地から異変が見つかった。
どうやら、長いこと痛めつけられてたみたいなんだ、そのぬいぐるみ。所々が擦り切れて薄くなってる部分があって分かったようなんだけど。

で、部屋を調べてみたらハサミが刺さってたペン立ての中からぬいぐるみと同じ繊維を発見。
たぶん被害者はハサミでぬいぐるみを突き刺して鬱憤を晴らしてたんだと、イヤなことがあるとぬいぐるみに当たってたんだろうって。

その後、聞いて一番気持ち悪かったのは、ぬいぐるみの綿が飛び出ていたところが、被害者が変質者に滅多刺しされた所と同じだったって事だな。