1 ゴマチー

IDgomashio0825

友達が欲しいので募集します。

誰かに良ければLINEで話しましょう。
唐突に夜に目覚めたときの話です。
その日は確か冬の寒い日で、布団を何枚も重ねてるのにも関わらず凄く寒かったのを覚えています。

でも僕が目覚めたときは、とても暑かったのです。
というよりも布団とは何か違う圧迫感が僕を包み込んでいたのです。
得体の知れないものに対する恐怖に脂汗をかきながら、おそるおそる布団を捲ると、誰かが僕に抱きついていたのです。

誰ですか、と僕が問いかけると、

「んぅ、お兄ちゃん、なぁに?」

と返してきました。

何故、僕の布団で寝てるのですか?と問いかけたところ、部屋のベッドの下に何かがいて怖いよ、とほざきだしたのです。

早々に立ち去って欲しい僕は部屋のベッドの下を確かめに行きました。
ベッドの下を覗いた瞬間にハッとしました。

僕は一人っ子だという事を。
3 無名さん
いちおつ
一人の少女がある病院に入院していた。余命3ヶ月だった。
少女の担当医である私はご両親の同意の下、ついにその事を少女に告げる事にした。

私は、少女がパニックを起こさないか不安だった。
しかし、思いのほか少女は冷静だった。むしろ喜んでいるようだった。

私は驚いて、「どうして君はそんなに冷静でいられるんだい?」と、少女に尋ねた。
少女は明るく答えてくれた。

「だって先生! 私、自分の寿命がわかっちゃったのよ!! それってすっごく幸せな事じゃない? だって普通の人はいつ死ぬかなんてわからないのよ? 毎日が不安だわ。でも私はわかっているのよ。普通の人とは違う、特別な存在になれたってことじゃない? だけどその代わり、普通の人よりも寿命が短くなっちゃったけどね! そう思えば、残りの3ヶ月、私は悔いの無いよう過ごす事が出来るわ! ありがとう先生! 教えてくれて。何も知らずに何もせずに、ただ3ヶ月の寿命を終わらすなんて、私いやだもん!」

私は涙した。
何て健気で、純粋な子なのだろうと。
こんなにも小さな子が、死という現実を前向きに受け止める事ができるなんて。
大人であっても、取り乱す人は少なくない。

少女の言葉が現実逃避から来ているものではない事は、目を見れば一目瞭然だった。
立ち会っていた少女のご両親も、我が子の発した言葉が、死の恐れや逃避といったマイナスのイメージから出たものではなく、死を純粋に受け止めた形だと確信したようであった。

私は少女の残された短い時間を出来るだけ幸せなものにしようと誓った。

「さ、それじゃぁ3ヶ月で私がやりたいこと、できることを考えなくっちゃ。う〜ん? …ママーパパー、一緒に考えてー」

「そうね…そうしましょ!」

「よぅし。パパが効率のいい計画表を作ってあげよう! 何が一番やりたいんだい?」

「う〜んとね〜私が一番やりたいことはね〜…」

何てすばらしい家族愛なのだろう、今、この場に私はふさわしくない。
そう思い、私は病室を後にした。

その夜、ナースコールが鳴り響いた、例の少女からだ。
「少女が先生を呼んでいる、すぐに病室に来て欲しい」との事であった。

私はすぐさま少女の病室へ駆けつけた。
するとそこには、少女とそのご両親がいるではないか。

「いったい、どうしたんですか? 何かありましたか?」

そう言いかけた時、

「私ね、今一番やりたいことがあるの…」

少女が言った。

「人を殺してみたいの!」

一瞬何を言っているのかわからなかった。
あまりにも少女が明るくいつもの調子で言うからだ。

「ママとパパと相談してね、じゃぁ先生を殺しましょうって! いいよね、先生?」

その時、この家族自体が、根本的に狂っている事に気がついた。

しかしもう遅かった。
もう、何もかも遅かった。

私は言ってしまった。
少女に余命3ヶ月と。

私は信じてしまった。
少女の発言が、決して死への逃避からでなく、前向きな現実への受け入れから来る言葉だと。

私は誓ってしまった。
少女の残された短い時間を出来るだけ幸せなものにしようと……。

次の日、少女の病室から3人の遺体が発見された…。
私の住んでいる地元には有名な坂がある。
長くて長くて凄まじく急な坂なんだこれが。

そうだなぁ。角度にしたら30度…いや40度くらいかな。
年寄りはまず登れないよありゃ。

陸上界スーパースターのタイソン・ゲイが全速力で走っても56秒ってとこか。
車で頑張っても10秒はかかるな。

ゴホンッ。
私は毎朝4秒で登る。
ボブは母が毛皮のコートを着るのを見ながら言った。

「かわいそうに。母さんが着るそのコートのおかげで、その動物はひどく苦しい思いをしただろうなぁ」

「黙りなさい! お父さんをそんなふうに言うことは許しません」
ブラウン夫人「彼女が言っていたんだけど、あなた、私が彼女に言わないでと言った秘密を彼女に言ったんですって?」

グリーン夫人「ひどいわ、あの人! 私があの人に言ったってことをあなたに言わないでと言ったのに」

ブラウン夫人「じゃ、彼女が私に言ったってことを私があなたに言ったって、彼女に言わないでね」
その昔、赤い靴をしつこく欲しがっている妹がいた。

いつも姉を「ねっちゃん」と呼んで後ろをついてくるかわいい子だった。
その妹、誕生日にお母さんに赤い靴をようやく買ってもらってそれ以来ずっとどこに行くにもその赤い靴を履いて出かけてた。

でもある日、いつものように赤い靴履いて出かけていたら車にひかれて死んじゃったんだ。
それ以来姉は妹との思い出を忘れないようにとずっと赤い靴を履くことにしたんだ。

妹が死んで10年経った頃、姉はもう20歳だった。
それまで命日には毎年欠かさず墓参りに行ってたんだけどその日は友達と飲んでてもう気付くと命日を過ぎていた。

「あ〜…今年、墓参り行けなかったな…」

なんて思いながら家までの道を帰っていると何か聞こえる…

ね…ちゃ……ねっ……ちゃ…

空耳かな…? と思ってちょっと早足で歩いてみるとやっぱり聞こえる。

ねっちゃ…ね…ちゃ…ねっちゃ……

「あたしが墓参りに行かなかったからあの子怒ってるんだ! ごめんね! ごめんね!」

と心の中で祈りながら家まで走った!

ね…ちゃ! ね…ちゃ…ねっちゃねっちゃねっちゃねっちゃねっちゃ!!

ドアを開け、靴も脱ぎちらかして家の中に飛び込んだ!!

そして脱ぎちらかった赤い靴を見てみた。すると…


靴の裏にガムがついていた…。
俺の名前はジャック職業は殺し屋、今日も朝から依頼が入った。

まったくいやな世の中になったもんだ。10年前はこんなに頻繁に依頼はなかったのに…。
まぁ俺としてはうれしい悲鳴だよ、おっと話がそれたな…。

話を戻そう。
今日きた依頼を見て俺は驚いたんだ、偶然にもターゲットは毎日見る顔だったんだ…。

俺は少し依頼を受けるのをためらったよ…。
だが俺には受けた依頼は断らないそして必ずターゲットを始末するのがモットーだったんだ!

そして俺は依頼を受けた…。


3日後俺はビルの屋上にいた、ターゲットを始末するために…。
そして俺はターゲットに銃の狙いを定めた。

いざ狙いを定めると少し気が引ける…。
しかし俺は殺し屋。引き金を引く準備はできた。

そして次の瞬間には乾いた銃声があたりに響いていた…。


俺はジャック職業殺し屋、狙った獲物は必ず仕留める。
そんな男さ…。


翌日ビルの屋上で銃で自殺した男の死体が発見された。
┏━━━━━━┓
┃ウナギ特売中┃
┃国産なので、┃
┃激安大放出!┃
┗━━━━━━┛
これは勢力の強い台風が直撃した時の話だ。

警官の俺は逃げ遅れた人が取り残されていないか見廻りをしていた。

雨と風は激しくなる一方だ。
自分も危ないなと思い、切り上げようとした時だった。

若い女が泣きながらかけて来た。

「お願いです、母を助けて下さい! 足を滑らせ川に転落してしまいました」

すぐそばの川を見てみたが流れが早く氾濫しかかっている。
とても助けられるような状況じゃない。

俺は応援を呼んで捜索しますと言って、女を安全な避難所へと誘導した。
去り際にもう一度川を見ると、か細い白い手がにゅっと突き出ていた。

目に雨が入った…目をこすって見直して見ると何も無い。
ただの見間違いか。

翌日、川は濁流のままだったが5キロ先の下流で女性の溺死体が発見された。
夕方、昨日の女に身元確認をさせると目から大粒の涙をこぼして母だと言った。

「どうしてこんなことに…」

女は母の死体にしがみつき、わんわん泣いていた。

野次馬の中にこの親子を知るおばちゃんだったのだろうか、

「お母さんは寝たきりだったのにねぇ…娘さんも一生懸命介護していたのに」

と、涙を流していた。

もう暗い時間だ。
今日はどうするのか尋ねると、

「私の地区の避難勧告は解除されました、母の遺体とともに家に戻って寝ます」

との事だった。

台風さえなければ、こんな痛ましい事故は…。
俺は温暖化防止を呼びかける運動にも参加しようと思った。
テレビでメイド喫茶のニュースを見た。

その後人生経験の深いばあちゃんに

「本物のメイド見たことある?」

と聞いてみたら、「まだ」と言われた。
友達の話。

旅行先での写真に幽霊的なモノが写ってたんだって。

それで怖くなって両親と共にソッチで有名な寺に持っていくと、神妙な面持ちで

『ネガも持ってきて下さい』

って言うから、後日ネガを持っていくと

『これはホンモノっぽいのでウチでは供養できません』

と断られたと怒ってた。
おい、俺すげーおかしな体験したんだ。
ちょっと聞いてくれ。

俺電車に乗ったんだ。
早朝だったから割と空いてて座席が空いていた。

ラッキーと思って座ったら、次の駅着いた所で、すぐ眠くなって寝ちまった。
1時間くらい寝てたと思う…たっぷり寝ちゃったなって感じしたし。

そろそろ目的地に着いたかなと思って外見たんだ。そしたらどーなってたと思う?
一つ前の駅に止まってたんだよ、俺が乗った駅の一つ前!

逆方向の電車に乗ったんじゃねーの? って思うかもしれないけど、ちゃんと確かめたから間違い無い。
次止まる駅は俺が乗車した駅だってアナウンスしてるし…。

別の電車に乗せられた訳でもないぞ? 床のしみや、落ちてたゴミはそのまんま…最初から乗ってた電車だ。
なのに乗客も入れ替わってるし…。

キツネにつままれたみてーだ。
そう思ってたらまた眠くなってきた…。
ある科学者が「タイムマシンを製造し過去へ行く事は可能である」という説を提唱。
だがあまりに荒唐無稽な説だったため、その科学者は学会で集中放火を受けた。

大多数の科学者達は言う。

君の説のように、タイムマシンを製造し過去へ行く事が本当に可能だと言うのなら、タイムマシンが未来で製造されている可能性を考慮せねばなるまい。
そうなると、未来から過去へと行った者が“とっくの昔”に存在している事になる。
こんな事が起こりえたら、我々の歴史がめちゃくちゃになってしまうではないか。

すると件の科学者は笑いながらこう反論した。

その通り。未来の人類はタイムマシンを製造し、すでに過去へ行っているでしょう。
ひょっとすると、彼らによって歴史は何度か変えられたのかもしれませんね。
しかし、例え歴史が変えられたとしても我々が気付くはずがないじゃないですか。
週刊誌の人生相談のコーナーに、男性読者から次のような手紙が送られてきた。

「僕は二十歳の独身男性です。六ヶ月前から、誰が見ても魅力いっぱいの女性と同棲しています。彼女は美しくて、利口で、愛想がよく、かわいらしくて……。僕たちはお互いに声を張り上げたことなど一度もありませんし、口げんかで二人を包み込む青空にかげりがさすなどといったこともありません。そこでお伺いします。僕は彼女と結婚するべきでしょうか?」

回答者はただ一行、こう返信した。

「そんな素晴らしい関係を台無しにするのは、おやめなさい」
あるタクシーの運転手がいた。

彼はいつも通り勤務を終え、会社へと帰る途中だった。
すると、ある墓地の前にさしかかった時、人が立っていることに気がついた。

もう暗くなるのにこんな人通りもないところで大丈夫だろうか‥
財布でも忘れたのか?

そう思った運転手は

「どうせ勤務も終えたしタダで途中まででも送ってやるか」

そう考えると運転手はその人の前にタクシーを止めた。


赤いワンピースに髪の長い女‥

止めた瞬間ヤバいと思いながらも後には引けないと覚悟し、女を乗せた。

「どこまでですか?」

運転手の問いかけにも女は一点を見つめたまま答える様子はない。

「これはまずい‥」

そう思った運転手はとりあえず車を走らせた。


「次どこです?」

その問いかけに初めて女が答えた。

「曲がれ‥、マガレ‥」

怨念を込めたような重い返答‥。

ビビりながらも運転手は女の言う通りにした。


そして10分ほど車を走らせると、

‥なんと元の墓地へ戻ってきてしまったではないか。

「‥怖い!!」

恐怖が極限に達した運転手は女にタクシーから降りてもらおうと急いでタクシーを降りて後部座席へと駆け寄った。

すると女は‥‥‥‥。


手にスプーンを握り鋭い目つきでスプーンを睨みつけ同じように怨念を込めたような重い声で呟いた‥。


「曲がれェ‥、マガレぇ‥」

と。
とある家庭で起きた事件。

その家のまだ生後半年ほどの男の子とその母親が家で留守番をしていた時のこと。

母親はその時仕事の大事な資料をまとめていた。
すると突然電話がかかってきて、電話を取りに行った母親が少し赤ちゃんから目を離した。

ものの数分で戻って来たのだが、何が起きたのか子供の様子がおかしい。
苦しそうにもがきながら泣きじゃくっていたのだ。

母親はすぐに状況を察知した。

書類の隣にあったペンがない!!
赤ちゃんが誤って飲み込んでしまったのだ。

すぐに病院へ電話して詳細を伝えた。

するとドクターが

「それは大変だ!! 急がなくては!! 代わりのペンはあるのかね!??」

と答えた。
「助手くん、ついにやったな!」

「はいパブロフ博士、条件反射ですね!」

「その通り。この犬を見たまえ、わしがこの犬に餌をやるために近づくと、その足音が聞こえるだけでヨダレを流す」

「つまり犬は博士の足音イコール餌をもらえると反射的に理解し、無意識にヨダレを流す」

「まさにそれだ。長年の研究がついに立証された、わしは間違っていなかったのだ!」

「感動です! 私は助手として博士をお手伝い出来た事に…あっ、失礼、あまりに興奮してしゃべったせいでヨダレが垂れてしまいました。いや、お恥ずかしい」

「……」

「博士?」

「…助手くん、腹は減ってないかね? 何か食べたいものは?」

「いえ、別に減ってませんが、急にどうしたんですか博士?」

「いや、なぜだか分からないが、君がヨダレを垂らしたのを見た途端、反射的に君に何か食べさせたくなったんだ」

「大丈夫ですか? お疲れなのでは?」

「そうじゃな、気のせいだろう、はははは」
これは友達Tが俺に見せてきたビデオの話!

Tは心霊スポットに行くのが大好きで、この前ネット仲間と一緒に廃病院に行ってきたそうだ!
その時に撮ったビデオを見てほしいと言う…。

なんだかレポートしながら廃病院をウロウロしてるビデオ…しかし…Tが言うシーンでビデオを止めると確かに後ろ向きでこちらに背中を向けた女が映っている…

「多分マネキンか友達だろうな…」

俺はそう思ったがとりあえず友達のNにも見せてみるためにTに許可をもらいNにビデオを貸した!

Nから電話が来た!

N「あれマネキンだろ?w 目玉とかないしな!」

俺「だろ? とりあえずKにも見せてみるか!?w」

Nも見せてみろと言うのでKにも見せてみた!

Kも電話をしてきた!

K「たしかに映ってるね…でもあんなに近くで映したら偽物なのバレバレw」

俺「だよな! Nも偽物だって言ってたw」

K「Rにも見させてみたい! いい?」

俺はRに貸すことをTに了解をえてKに伝えた…。


しかしRは…ビデオを再生させたままテレビに頭を突っ込んで血だらけで死んでいたらしい…。

そんなに怖いかな…w
俺はコンビニでバイトをしている。

ある日のこと。
一人の男が入店してきた。

客が入店すると普通はチャイムが鳴るのだが、何故か鳴らなかった。
まあ、珍しいことでも無いし、センサーが反応しなかったのかな? 程度に思ってた。

しかし…その男は何だか顔に血の気が無いというか……とにかく「負」のエネルギーに満ちあふれた感じの男だった。
言ってしまえば、まるで死神? 悪魔? まあ、そんな感じだ。

で、その男はパンとジュースとお菓子を買った。
合計金額は……666円。

俺は思わず吹き出しそうになった。
「お前悪魔に憑かれてんじゃね?」とか一人ツッコミしてた。

そして、その男は千円札を出した。
俺の腹筋は限界ギリギリだった。

「お釣りが444円になるじゃんww 縁起悪すぎだろww」

もはや俺はレジを打つのも面倒くさく、すぐさま444円を渡した。
その男もようやく気付いたのか、444円のお釣りを渡された瞬間驚いていた。
トムの息子が事故でこの世を去った。

その葬儀の時、親族が集まる中トムが挨拶をした。

「私の息子は不運にも交通事故に遭いこの世を去りました。しかも悲しいことに轢き逃げで、まだ犯人は捕まっていません。私は犯人を恨んでも恨みきれません…必ず見つけ出し罪を償わせます」

挨拶が終わると祖父が話しかけてきた。

「トムとても残念だが息子はもう帰ってはこない。だがちゃんと前向きに生きていこうそれが孫のためだ」

トムは祖父の言葉に涙した。


次の日警察から近くの防犯カメラに事故の映像が映っていたと連絡がきた。

トムは警察に行き防犯カメラの映像を見た。
そこには息子が帰らぬ人となる瞬間が撮られていた。


更にそこには爆音で音楽をノリノリに聞いた人を轢いた事さえ気が付いていない
トムの姿が映っていた。
博士「できたぞっ! 完成じゃ!!」

助手「やりましたね博士! とうとう出来たんですねっ!? 透明人間になる薬がっ!!」

博士「あぁ、君の協力があったからこそじゃよ。感謝してるよ」

助手「いえいえ、博士が研究を重ねた賜物ですよ」

博士「という訳で記念すべき透明人間第一号は。君、飲んでみたまえ」

助手「え〜っ! ぼ、僕がですかぁ〜! だ、だ、大丈夫なんでしょうか…」

博士「君っ! このワシを信用しとらんとでも言うのかねっ!?」

助手「わ、わかりましたっ…。の、飲みます…」

(ゴクゴク…)

博士「あれっ!? どこじゃ!? どこへ行ったのじゃ!? き、消えたぞ!! 成功じゃ…。成功じゃよ〜!!」

助手「え〜…? ホントですかぁ…?」

博士「き、君ぃ〜!! 信じとらんのかねっ!?」

助手「……」

博士「な、なんだその目はっ!!」
心霊スポットとして有名なトンネルがあった。
かなりの確率で心霊写真が撮れ、しかも精神に異常が出た者も多いらしい。

しかしそんなコトでビビってたらオカルトマニアの名が廃る。
さっそく仲間と3人で直行だ。

トンネルに着くと、オレ達はカメラを手に取り、手当たり次第に撮影しまくった。
こんだけ撮ったんだ、何も写らないわけはない。

数日後、現像した写真を持って仲間の家に集まった。
だが、写真には何も無かった。普通に暗いトンネルの写真が数百枚あるだけだ。

仲間1「ちぇっ! 何にも写ってねーよ」

仲間2「ガセか?」

オレは噂を思い出した。

オレ「そーいや精神異常もきたすって噂だぜ」

仲間1「精神異常? オレは何も無いけど…」

仲間2「俺も大丈夫だ」

オレも異常は無い。
結局、期待していたことは何も無かった。

オレ「まぁ、オレらは今年大学受験だしさ。何も無くてラッキーだったと考えよーぜ」

苦し紛れに言った。

仲間1&2「そうだな…」

シラケた空気でオレ達は解散した。

そして数ヶ月後、オレ達は全員、無事に第一志望の大学に受かった。
仲間と3人で飲みに行った。

オレ「落ちてて欲しかったな」

仲間1「全くだ」

仲間2「ったく、ウンザリするぜ、大学に受かったなんて…」
とある町。
ある一人の若者は自分の容姿に悩んでいた。

顔、スタイルどこから見ても最悪。
その容姿のせいで友達は一人もできず、もちろん恋などすることすら許されなかった。

その悔しさをバネに猛勉強し、ついに…
自分だけを一途に愛してくれる理想どおりの恋人…人造人間を造り出した。


男「あぁ、愛しの君よ。君に出逢うのをどれほど待ちわびたことか」

女「私もよ…」

男「この目、この口、この体。すべて僕の理想そのものだ!」

女「本当に? 嬉しい…」

男「君はどうだい? 僕を見て嫌にならないかい?」

女「どうして? あなたはとっても素敵よ…」

男は嬉しさのあまり、流れ出しそうな涙を必死でこらえた。

男「いいかい? これから君は僕と結婚して、ずっと一緒に暮らすんだ」

女「えぇ…」

男「愛してるよ」

女「私も…愛してるわ…あなたに一生ついていきます…」

男は我慢できず涙を流した。

男「うぅ…ぐっ…ぐ…」


すると、その時!

ボンッ!!!

爆発音と共にやっと造りあげた理想の顔や腕、足がバラバラに飛び散ってしまった。


目は開いたまま、口だけがパクパク何かを言おうとしている。

男「…あ、あぁ…愛しの君よ…」


女「あ〜あ、壊れちゃった。また新しいの造り直さなくっちゃ!」
ある日車一台ギリギリ通れるくらいの路地を走ってたら、3分の2くらい進んだ時に向こうから車が来てしまった。

離合するスペースなどないし、今からバックで広い道まで戻るのも面倒だと思い、相手の車がバックするのを待った。

しかし、相手も動く気配は無い。
よーし、こうなったら持久戦だ! と思い、私は相手に見えるように、大きく新聞を広げて読む動作をしてみせた。

すると、相手の車から綺麗にスーツを着こなした初老の紳士が出て来て、私にこう言った。

「その新聞読み終わったら、ワシにも貸してくだされ」
先日私が体験した話です。
2DKの小さなマンションを事務所代わりにしており、その日の私は終わらない仕事を抱え独りで泊まり込んでいました。

すると深夜…火も使っていないキッチンからボムッと爆発音がしました。
驚きキッチンに行くとテーブルの上に置いてあったガラスのフタのついたお鍋があり、そのガラスのフタが黒く焦げて粉々に割れていたのです。
ガラスはかなりの熱を持っていました。

「?? 火も使ってない…ガス漏れ? いや臭わないぞ! 電子レンジなどの熱を帯びる家電も使用していないのに何故??」
困惑しつつ怖くなり、家族に電話をして事の次第を話したら、「幽霊じゃないか?」とか「霊的な怨みをかったんじゃないか?」などと言われてしまいましたが…私にはそんな覚えはありませんでした。

それよりは現実的に恐ろしい何かの前触れを疑った方が良いと考え、ガス会社の夜間緊急受付に電話をしましたが

「ガスをご利用でなくガス漏れでもなくそんな現象はありません」

との回答でした。

しばらくポカンとしていましたが落ち着かなくて、今度は消防署に電話をしました。
すると、

「日中ではない深夜に自然発火や加熱による破裂などの起こり得る可能性を考えますと…家電製品の何かが多量の漏電を起こしているにも関わらず漏電防止装置が誤作動していて、ブレーカーが落ちる事なく漏電しっぱなしなのではないでしょうか? 偶然にもガラスと鍋のふちが蓄電池の役割を果たし加熱され破裂したのかもしれません。そのまま、これは現場にいたら人間も室内で落雷した様に突然感電死する危険性がありますよ! 原因が判明するまで即刻全てのブレーカーを切り避難して下さい!」

と言われたので、私は速やかに仕事を放り出して避難しました。

翌日、電力会社に来て点検してもらうとエアコンから大量の漏電が確認されました。

知らず知らずに自分が感電していた事を考え、焦げて砕けたガラスのフタを見つめゾッとしました。
ガラスのフタが身代わりになってくれた様な気がして「危険を知らせてくれてありがとう…」と感謝しながら処分しました。

こんな危険を誰が気付くでしょうか?
電話を受けた消防署の方が本当にたまたま知識が豊富で想像力もたくましい方だったので助かりました。

日常には予想外の危険がたくさんありますね。皆様もお気を付け下さい。
なかなか知られていない日常の危険だと思い投稿させていただきました。
これも奇妙な話だな…と思ったので投稿してみました。

地球には数えきれない程の隕石が落ちているそうです。
そのほとんどが地上に達する前に燃え尽きてしまったり…海の藻屑と消え去りますが…民家など人目に触れる場に落ちたりして稀にニュースになったりします。

中には小さな石っころとなって人知れず身近な河原や草村や山々に落ちている事もある様で、これらを見つけて研究所にて分析を依頼してみて…結果、めでたく珍しい成分が見つかれば、数億円もの値段が付き売買される事も夢ではないんだそうです。

ちなみに隕石と普通の石っころとの見分け方とは…隕石は焦げている又は風雨にさらされ洗われ微妙に焦げているそうです。そして小さくても見た目よりかなり重たいのだそうです。

めったにないのかもしれませんが有毒ガスや放射能を発している危険もあるかもしれません。
ですが、拾った石っころで億万長者になれる可能性があるとしたなら…!? 少しワクワクしませんか?

実は…私の近所に住んでおられる方が隕石探しを旅行や散歩がてらご趣味にしておられまして…暇さえあれば地面ばかり見続けて日本国内で15年間に8個もの隕石を見つけ出したのだそうです。そして、調査を依頼した結果その内の2個にそれぞれ数百万円もの値打ちがあったそうです。
まだまだ探します! と言っておりました。

いやはや、数百万円だって凄い幸運です! 石っころを拾って億万長者とは奇妙な幸運ですよね!
もしも隕石で億万長者になられた方がいらしたら是非ともこのサイトにご一報下さい!

趣向がズレておりましたか? 失礼いたしました!
ですが何となく、地面を見つめて歩く癖がついてしまいそうな話ではありませんか?
かなり昔の話しなので、もうすでに時効が成立してしまっていますが…。

私の暮らした街には入院設備も整っておりそこそこ大きな個人病院がありました。
院長には奥さんと3人のお子さんがいました。

私の母と院長の奥さんは仲が良く、当時学生だった私は夏休みの間だけ院長宅に住み込みの家庭教師という事で滞在しました。
お子さん達は小学生でしたが大変優秀であまり手間がかかりませんでした。

スケジュールは朝食8時〜、午前中2時間学習、昼食を終え遊ぶ時間が少しと学習。
入浴時間を経て夕食後はまた3時間学習をして最後寝かせ付けるまでが私の仕事といった感じのものでした。

お子さん達は将来は医者にならなくてはならないのでしかたないですが、入院患者がいる為に夏休みでも旅行もなく遊びたい盛りに管理された生活はかわいそうで気の毒に想われました。
奥さんが夜食に差し入れしてくれるおやつなどが子供達のオアシスの様でした。

学習時間にも関わらず、私はイケナイ家庭教師だったので小さな声で「よし、今日は全員でサボるぞ」と提案します。
子供達の目が輝きました。更に小さな声で

「命令だ! 敵(パパやママ)に見つからない様に音を立てないで遊べ! 私語も小さな声で! 各自、自分の身は自分で守るように」

と言うと子供達は目をキラキラさせてニヤニヤしながら床を這う様にして動きまわります。
なんだか私まで可笑しくなって来て爆笑をこらえるのが大変でした。

そんな短いひと夏に事件は起きました。


子供達を寝かせ付けた真夜中フリータイムになった私は与えられた自室に籠もり本を読んでいました。

すると邸宅の中から、

「ぐぎゃあぁぁぁぁぁっ…うげげげえぇぇっ」

と言う様な身の毛のよだつ声がしました。

慟哭が起き上がりましたが、怖くて部屋から出る事がためらわれましたが、この辺りじゃ有名な豪邸だし泥棒が侵入していて奥さんや院長を襲っているとしたら…子供達は…危ない! と思いました。

とにかく子供達の部屋に恐々ソロソロと行きました。
子供達は何事も無かった様にスヤスヤ眠っていました。
どうしょう? 起こさなくちゃいけないか? 一緒に逃げなきゃいけない? と思った瞬間、リビングルームから院長の声で

「おい、誰か起きていたら来てくれ!」

と呼ばれました。
恐る恐るリビングルームに向かう途中、院長の声を聞いたらしく廊下前方を住み込みのお手伝いさんも歩いていました。

2人でリビングルームに入ると、奥さんが床にうつ伏せに倒れており、院長が少し震えながらかがみこんでいました。
お手伝いさんが悲鳴に近い声で、

「旦那さん? これは一体? どうしたんです? 何があったんです?」

と問いかけました。

院長が「妻が死んだ…死んでいる!」と言いました。
院長も医者ですから死亡は間違いなさそうでした。

私は「とにかく救急車を呼びましょう」と言いました。
ところが院長は「自分の病院に身内は入れられない。救急車を呼ぶと病院の名誉に関わるから自分の車で他の病院に運ぶから手伝ってくれ」と言いました。

私と院長で院長の友達の病院に運びました。
処置も虚しく奥さんは亡くなりました。死因は心不全でした。

心不全とは原因不明で心臓が止まってしまったが事件性は無いと言う様な意味なのだそうですね。
死亡診断書は身内の医者は発行してはいけないらしく友達の医者が書きました。

子供達が気の毒でした。
院長のご両親が一緒に同居して下さる事になったのがせめてもの救いでした。

私は子供達のために約束の期日まで滞在して、お葬式にも参列させていただきました。
死化粧をほどこされた奥さんの顔は瀬戸物の様に白くて綺麗でした。

程なくして…なんと今度は死亡診断書を書いた友達の医者の奥さんが院長の元へ担がれて来たのです。
処置も虚しく友達の奥さんも亡くなりました。

そして…院長が死亡診断書を書いたのでした。
死因は心不全でした。

これには大変な違和感を覚えました。


喪が明けた頃、院長は新しく若いお嫁さんをもらいました。

証拠なんてありません。時効も過ぎました。
だから大きな声では言えませんが…今でも…私は思います。

もしかしたら、あれは交換殺人だったのではないかと…そして私が住み込みの家庭教師として雇われたのは家族以外の立会人は多い方が好都合だったためなのではないかと…。
まだ学生時代にバイトしていた時の話しです。

車の運転免許を取得したので生かせる仕事としてお寿司屋の配達をしていました。
配達の足はピザ屋さんのバイクみたいなやつなのですが、あれは車の運転免許が必要なんですよね。

時は年末で大変な忙しさだったけど…お寿司の配達は楽しい仕事でした。
年末のお寿司を届ける先は必ずと言っていい程に家族が里帰りなどで集まっていたり賑やかで楽しそうで機嫌が良くてお寿司が来る事をとても喜んでくれました。
年末にお寿司のある光景は必ず至福のひとときを味わうためなのですから、なんだか幸せ配達人みたいな気持ちになりました!

でも配達の忙しさは夜8時も過ぎればだいぶ引きます。
店内に刺身肴で飲んでるお客様は少しいるものの、お店だって11時には閉店なので掃除や洗い場の片付け作業をしていたら閉店間際ギリギリに注文の電話が鳴りました。
私が配達に行く事になりました。

配達の品は店でもめったに出ない程に大きな器に一番高くて一番豪華なお寿司でした。
これはさぞかしお金持ちのお家なんだろう? と気を使いドキドキしながら配達しました。

そのお宅は一階が工場みたいで二階が自宅みたいな家でした。
やっぱり工場の社長さん宅なんだな…と思い二階のチャイムを鳴らしました。

大変豪華なお寿司ですから、さぞ喜んでいただけるだろうと期待したのですが…中からは少し沈んだ顔をした40才くらいの奥さんらしき女性が出て来ました。

「…ご苦労様…お代を払いたいけど…これは私には持てないわね…」

お寿司の器がかなり大きいので奥さんは困っていましたので、お部屋まで私がお運びする事になりました。

リビングに通されるとまだ小学校低学年と思われるかわいい子が2人とご主人と思われる50才くらいの男性がテーブルを囲んで座っていました。

お寿司を見た子供達は「わ〜ぁ凄い! 凄い大きくて美味しそうなお寿司だ! 凄い! 凄い! 早く食べたい!」と立ち上がり身を乗り出し大変はしゃいでいました。
ところが、ご主人はじっと黙ってうつむいています。
おや…? と思い奥さんの顔を見ると泣き出しそうな顔をぐっとこらえている様でした。

???

私はどうして良いかわからず気付かないふりをして視線をはしゃぐ子供達に向けて微笑んでいました。
すると奥さんが、

「…あら…ごめんなさい、あ、あんまり立派なお寿司なんでちょっと感動しちゃった…おいくらですか?」

と支払いをしました。

私が玄関に行き元気な声で「ありがとうございました! 明日の朝、器を回収に参ります!」と言うと、ご主人が急いで玄関に来ました。
そして鬼気迫る顔で「器は朝に回収なんですね? 明日の朝に」と聞いて来ました。

「はい」と答えると自分の財布から2万円を取り出し無理やり私に渡しました。
「こ? これは、なんなんでしょうか?」と戸惑う私にご主人は真剣な顔で

「朝に器を回収する時は絶対に君が来て下さい! そして1万円でなるべく綺麗な花束を買って来て下さい。器を外に出しておきますので、器を回収したらその場所に買った花束を置いていただきたいんです。お願い出来ますか?」

と言うのです。

うなずき了解すると「後の1万円は手間賃ですのでお受け取り下さい」と言われ深々と頭を下げていました。

意味不明のまま、とにかく言われた通りにする事を了解して帰りました…そして私は翌朝…馬鹿みたいに言われた通りの事しか出来なかったのです。

この時の私はまだ学生で世の中に大変な無知でした。
あの夜…配達の時にご主人に言われた事の意味もさっぱりわからず黙って帰ってしまった事を心底後悔しています。

……ここまでを読めばもう皆さんならピンと来ますよね……そう、あのお寿司の配達だけは、ピンと来ない当時の私がやるべきじゃなかったんです…………あの豪華な豪華なお寿司は何も知らない子供達に捧げるための一家心中の前の最後の晩餐だったのでした。

…今なら…今の私なら…ご主人の言葉できっと気がついて止めたのに…あの時の私には人生経験が足りな過ぎました…お寿司がある光景は幸せとは限りませんでした。
初めての投稿です。
幽霊とかは出て来ませんが、、、ばあちゃんから聞いた話。

うちの母方のばあちゃんは早くから旦那さんを亡くしてて、家から近いと言うのも有って、ほぼ毎日くらいお墓参りに行ってたらしい。

その日もお昼くらいにお供え物と花束を持ってお墓に行ったんだけど、その日は珍しく先客が居た。
その人はぱっと見、高校生くらいで服は汚い感じだったらしい。

今はお墓参りの時期でも無いのにこんな田舎に若い人が来るなんて割と珍しいなあとか思いながら、とりあえず旦那さんのお墓参りを済ませて帰ろうとしてたら、まださっきの人が居たから、ばあちゃんが挨拶くらいしようと思ってその人に近づいてみると、

なんとその人、そこら中のお墓のお供え物を食べあさってたらしい。

そしたらその人ばあちゃんに気付いたのか振り向いて、

『お姉さん、何か食べ物持ってませんか?』

とかお供え物ほおばりながら聞いて来て(ちなみに当時ばあちゃん60代ね)、さすがにばあちゃんもビビったらしく、

『持ってません』

って言ってすぐ家に帰ったんだって。

でもその時は、世の中罰当たりな人も居るもんだなあ程度にしか考えて無かったから、3日もすれば忘れてたらしいんだけど、、、、、

それから2ヶ月くらい経ってから、朝何気なくニュース見てて、ばあちゃんギョッとしたらしい。
そのニュースは息子がバットかなんかで父親を殺した事件だったらしくて、ちょうど逮捕されたって内容だった。

その時その犯人の顔が出たらしいんだけど、その犯人っていうのが、ばあちゃんが墓参りに行ってた時に会った変な人にそっくりだったらしい!!
しかも捕まったのが隣の県だったってのも有って、間違いないって思ったって。

ばあちゃんいわく、

『リュック背負っててそのリュックにバットが入ってたから、それで殺したんかねぇ』

とか言ってた気がする。

私がまだ小学校くらいに聞いた話だから本当にその人が犯人なのかは謎なんだけど、もし犯人だったなら、ばあちゃん生きてて良かったね(笑)
怖くもなんともないお話しで申し訳ないのですが…嫁さんの見たおかしな夢の話しです。

家族で朝食を取っていた時の事…牛乳を注ぎながら嫁さんが言った。

「昨夜変な夢を見たのよ」

私「へぇ? どんな?」

嫁「どこだかは、わかんないんだけど南の島にいるのよ、まわりは黒人さんばかりでね…漁港だか魚市場みたいなところなの、そこを私は1人で歩いているのね…そしたら、黒人さんの漁師さん達が人だかりを作っていて何かしら〜? と見てみたら大きな珍しい魚があがったらしくて騒いでいたみたいなのね。そこで私が食べられるなら譲って欲しいと言うと、漁師さん達が1000円で譲ってもいいと言うのよ。大きな魚が1000円なら安いと思って買うのね…私は魚を抱っこして家に帰ったの、夢だから南の島だったのに家は今のこの家なんだけどキッチンで魚をさばこうとした時にその魚がシーラカンスだって事に気づいたのよ!」
私「どうしてシーラカンスだと気づいたの? 見たこと無いのに」

嫁「なんかさ目が銀色で手みたいなヒレがたくさんついていて鎧みたいな大きなウロコなのね…」

私「つまり夢だから君の中のシーラカンスのイメージなのね?」

嫁「あ! きっとそんな感じよ! これはシーラカンスなんだって思ったのよ! それでぜひともこれは家族みんなで食べなくちゃって思ったのよ!」

私「シーラカンス食べなくちゃ! なんて思うか?」

嫁「だって珍しいじゃない! 生きた化石でしょう?」

私「…まぁ夢だからいいや、それで?」

嫁「包丁でさばこうとしたけどウロコがカタくてカタくてなかなかさばけないのよ〜しかも結構油っこくて滑って来ちゃってさ! でも家族みんなに食べさせてあげようと思って私は必死でさばいたわけ、で何とかブツ切りにして焼き物や煮付けにしたの」

私「……」

嫁「それでアナタと子供と夕食を囲んだんだけどね…その時、なんでシーラカンスが永きに渡って絶滅する事なく生き延びて来たのか? って事がわかったのよ!」

私「…へぇ? なんで?」

嫁「ウロコはカタいし…酷く不味いのよ…なんてゆうかね…あれはムツの油に金魚を混ぜた味よ!」

私「んなモノ食った事あるのかよ?」

嫁「いやあね…例えるならばよ、とにかく魚もクジラもシャチもあれは不味いから食べないと思うのよ! だから生き延びて来れたに違いないわ」

私「あくまでも夢でしょう?」

嫁「リアルだったから本当なんじゃないか? って思うのよ! ね…シーラカンスってどこの国行けば食べられるのかしら? これはもう確かめなくちゃ!」

私「シーラカンスはワシントン条約やレッドリストなどで売買捕獲禁止だよ。絶対に食べられないよ」

嫁「残念だなぁ」

変な話しするから牛乳を口にしようとした時、なんだか金魚みたいな臭いがしました。

世界は広いので…どなたかシーラカンスを食べた事がある方がございましたら、嫁さんがうるさいので…どんな味だったか教えて下さい。
前回載せて頂けて嬉しかったので、また投稿します。

最近、動物虐待のニュースなんかが多いですよね。
今回はそういった動物虐待に関するエピソードです。

私が小さい頃、良く祖母に連れられて遠い親戚のおばあちゃんの家にお邪魔していました。
その親戚のおばあちゃんはもうかなりご高齢で痴呆症にもかかっていたのですが、しきりに何度も話していた話です。

そのおばあちゃんの息子夫婦がすぐ隣の家に住んで居て、その嫁さんがとある日にどこからか猫を拾って来ていたらしいです。
おばあちゃんも猫好きだったので、たまにおばちゃんの家にも上がって来る猫をとても可愛がっていたそうです。

でもある日から突然その猫を見掛けなくなったので、嫁さんに尋ねたらしいんですが、その嫁さんが言うには

『あの猫は下痢ばかりして手がかかるから山に捨てて来た』

初めはばあちゃんも、そのくらいの事で、、、、と怒ってはみたものの、どうする事も出来ないまま時は過ぎ去ってしまいました。
しかし二週間くらい経ったある日、外から猫の泣き声が、、、、
急いで外に出てみると、なんと山に捨てて来た猫がフラフラになりながらも、我が家まで帰って来ていたらしいです。

普通猫は戻って来ない、なんて言いますから、戻って来た時には嫁さんもとても驚いていたそうです。

それからまたその猫をしばらく飼って居たらしいのですが、また突然見掛けなくなり、おばあちゃんは再び嫁さんに尋ねてみると、

『ああ、あの猫ならもう帰って来ないよ』

と言うので、おばあちゃんは

『また捨てたんか!』

と怒ったらしいのですが、、、、

『また帰って来たら困るから、足と手を縛って海に投げて来たよ』

そう言って平気そうに笑う嫁さんを見て、おばあちゃんは血の気が引いたそうです。

猫を縛って海に捨てるなんて、人間の出来る事じゃない! と言い、それからおばあちゃんはその嫁さんを見るたびに、

『お前は鬼じゃ!』

と、言っていたそうです。

けれどやはり、因果は巡ると言いますか、、、、
その嫁さんは数週間後、畑仕事中に熱中症か何かで突然亡くなってしまったらしいです。

『やっぱり、返って来るものなんよ』

目を細め、涙を流しながらそう言うおばあちゃんの姿を、私は今も覚えています。


皆さんも動物達を大切にしてあげて下さい。
やはり、たった一つの命なのですから。
今日は憂鬱なマラソン大会の日だ。

長距離走は疲れるし、なによりも12kmも走らされる意味合いが理解出来ない。
オマケに『一緒に走ろうぜ!』と約束した友が急にスピードアップして俺の前から去って行くんで、軽く人間不信にもなるし…いい事なんて何もないわけよ。

ま、サボる訳にもいかず嫌々ながら走ってるんだけど、流石に陸上部やサッカー部の奴等は速いね〜!
鍛え方が違う! トラックの遥か先を走ってるよ。下手したら追い越されちゃうな…。

おっ、柔道部の奴等も柔道着に裸足で気合い入ってるじゃん!
アベベじゃないんだから、靴履けよなぁ〜。

あれ〜っ!
柔道部の斉藤、なんか様子が変だな??

ん?
トラックの内側にズルズルと落ちて行ってるよぉ!!

なんで?

山本も!

野田も!

ズルズルズルズル………
ズルズルズルズル………
ズルズルズルズル………

アァァーーーッ!

断末魔の叫び声にも似た悲鳴をあげて、柔道部の奴等みんな落ちちゃったよ!

おいおい、大丈夫か!?

これって…

よく見るとトラックじゃなくて、蟻地獄じゃない?

なんでこんな所に蟻地獄?
いつの間にか、コースは砂漠みたいになってるし。

変なカンジやなぁ。
あらら、サッカー部の林もズルズルと落ちて行く…。

ちょっとぉー!! 押すんじゃないよ!
あっ! お前まで俺を蟻地獄に落とそうとするのかよ!?

一緒に走ろって、あんだけ約束しただろうが!!

やめろよ!!
みんなで寄ってたかって!

なんだょ!
フェアじゃないよ! フェアじゃ!

押すな、この野郎。押すなってば…。

ウォリャアーー!
ええ加減にせーよお前ら{{ (>_<) }}

と、渾身の力で皆を振りほどき、俺はゴールイン。

蓋開けてみたら、なんと俺優勝(^-^)v

てか、俺以外は全て蟻地獄に落ちちゃった訳なんだけどね…。


こんな夢を見た翌朝の新聞。

とある大学の合格者発表を見ると、我校で俺がたった一人の合格者でした。

とゆう夢のお告げ? のお話でした。

これ実話です。

おそまつ!!
この話は幽霊ではないのですが、かなり怖かったので投稿します。

2008年1月8日。
かなり最近の体験です!!

俺、マンションに住んでいます。
昼、14時頃、家で爆睡していると突然チャイムが鳴り響きました!

何度もチャイムが鳴らされ、ドアを叩く音も聞こえてきたので、ビックリして目覚めました!
電気代を滞納していた為、『集金かなぁ?』って思ったのですが、寝不足な為、めんどくさくて起き上がれませんでした。

普通なら、集金の際、不在なら電気を止めて住人からの連絡を待ち払えるようなら電気復旧って感じですよね?
チャイムが鳴り止んでから5分弱。でも電気は止められてませんでした。

『電気じゃなかったんかな?』

『誰やろ??』

とか思いながら眠いけど仕事まで後2時間になったので用意して早めに出勤する事にしました。

用意が終わり家を出た時、家の目の前の階段に男性がいました!
ドアを開けた瞬間に男性が見えたのでビックリしながら鍵をしめ、エレベーターを待っていると、今だに階段にいる男性に気付きました。
俺の方を見たり俺の家を見つめたりと、かなりおかしな行動をとっているので少し怖かったです。

怪しかったので男性の方をじっと見ていると男性は階段を降りて行きました。
その途端エレベーターが来たので俺も下へ!

一階に着いてから、あまりにも怪しかった男性が気になり階段を降りてくるはずの男性を待ちました!
しかし5分ぐらいしても男性は降りてきません!

怖くなった俺は、エレベーターに乗り、自分の家に戻ってみる事にしました!
すると、さっきの男性がいて、俺の家の鍵を開けようと必死になっていました!!
俺は、ムカついて

『コラ! ワレ何しとんじゃ!!』

って言うと、男性は、無視して階段を降りて行こうとしました!
俺は、とっさに男性の服を掴み

『どこ行くんじゃ! 色々聞きたいから警察行こか!!』

って言うて近くの交番まで無理矢理連れて行きました!

仕事の時間が近付き、遅刻するのは嫌だったんで俺は仕事場へ行きました。

でもよく考えてみれば……俺、いつもなら仕事は14時からやから13:30には出発してます。
今回は出勤が17時やから14時頃も寝てたけどいつも通り13:30に出発してたらどうなってたのか、何故そいつは14時頃チャイムを鳴らしてきたのか、今思うと怖いです…。

<後日談>

警察から聞いたところ同じマンションの住人で俺の出勤時間を把握した上での犯行でした!

ちなみに俺の住んでるマンションはヤクザさんや変な人が多いから毎日何かが起きてます!
毎日同じ時間に非常ベルが鳴ったり…夜中、女の叫び声と走る音が聞こえたり…一時間近く笑い声が聞こえてたり…。

共益費も払うから家賃は高いのに幽霊系わけあり物件よりタチが悪いかもしれませんね…笑。
去年の春頃、よそ行きの服を着た祖母が「ちょっと行ってくるけんね」と外出。
地元ではよそ行きの服を着て行くところなぞしれているので、行き先も聞かずに送り出した家族。

すぐに帰ってくるだろうと思ってた。
が、祖母は夕飯になっても帰ってこない。

うちの祖母はきっちりしている人で(父が生まれてすぐ祖父を亡くし、女手一つで父を育ててきたため)、遅くなるなら遅くなるできちんと連絡をいれる祖母なだけあり、連絡一つない祖母を家族揃って心配していると、かかってきた一本の電話。

「あ、おとーさん。今滋賀県におるけん、夕飯いらんわ〜」

で、会話することなく切れた。

どうやら祖母は祖母の実妹の家に行っていたらしい。普通に遊びに。
一泊した祖母は元気に帰ってきた(京都観光して)。

ちなみに地元は徳島であり、滋賀県に行くには片道三時間強かかる。 
片道三時間強もかかる県外を「ちょっと」とは言わないだろ、といまだに話題になる実話。
そこはS市。いわゆるフツーの都心のベッドタウンです(県名は伏せていただきます)。
駅からも近く周辺も落ち着いて見えたので、それなりに気に入ってました、あの日までは。

ある夜バイトから帰ってきて、時計は2時を回っていました。
次の日の授業もあるので、早々に床につこうとした時です。

「キャー」

「やめろ、離せよ」


大声で叫ぶ女性の声が複数聞こえてきます。
口調からして10代後半だったんじゃないかな。

ただ事ならぬ雰囲気を感じ、ベランダから外を見ます。
私の住んでいたところは、住宅街でしたが、道を挟んだ向こう側はパブや飲み屋が何軒かあり、どうやらその中の一つから声がするようです。

と、いかにもそっち系の人の乗っている車(地元の友達に組長の息子がいて、よく見た)に女性が二人連れ去られそうになっています。
助けに行こうとしましたが、事が事なだけに「巻き込まれたら無事では済まされない」と、経験と直感が言っています。

取り合えず警察に通報しようと思ったとき。
女性は連れ去られてしまいました。

10分位経ってからでしょうか、他の人が通報したようでパトカーが到着しました。
自分の勇気の無さに落胆していましたが、パトカーが来たことで少し安心しました。

ところが…
警察は簡単な事情聴取をしたあと(ベランダから覗いた程度ですが)、直ぐに何も無かったかのように帰っていってしまいました。
次の日バイト先の居酒屋(個人経営でその町で昔からやってる)で、店長にその事を相談すると、

店長「じゃあ、あんたは顔とか見られてないんだな、絶対だな」

俺「はい。多分大丈夫だと…」

店長「安心した。あんたはこれ以上関わっちゃダメだ」

俺「でも」

店長「知らない方が幸せに暮らせることもある」

とだけ言われました。

しばらくして20代の女性が近くの山でラリって死んでいるのが発見されたそうです。
新聞の隅に載りましたが、大した事件として扱われませんでした。

結局バイト先の店長は何か知っているようでしたが、その件に関しては何も語ってくれませんでした。

世の中には表と裏がある。
一見平和そうに見える場所も気を抜いた瞬間に闇が待っている。
そして、それは警察も助けてくれないものである。

それをマジマジと感じた4年位前の出来事でした。

その後周辺では明らかにそれっぽい薬の空いた袋が大量に捨ててあったり、酷いときは注射器が落ちているのも見たことがあります。
例の店には度々組関係の人たちの出入を引っ越すまでの間に目撃しました。

長文と拙い文章に付き合って戴きありがとうございます。

心霊とは関係ない実体験です。
ただ、

1.住む場所は慎重に選んで欲しいこと

2.女性は軽い気持ちで水商売には手を出さないで欲しいこと

3.もし修羅場に出会っても、それなりの準備がなければ全て警察に任せた方がいいこと
  色々話を聞くと、中途半端な正義感は即、死につながります

これから新生活を送る方々に覚えておいてほしいと思います。
田舎に帰った時の話です。

普段は見ることができない田舎の風景に私は嬉しくてはしゃいでいました。
その時は初夏で、私はシャツ、短パン、草履の格好で外で虫取りをしていました。

蝶々が飛んでいたのでそれを追いかけると田んぼに着きました。
蝶々はその稲の上に止まります。

私はそーっと近づいて、ぱっと網をかぶせようとした時、足がズルッと滑り田んぼにダイブ!!
すると………………………………………

「ピトピトピトピトピトピトピトピトピトピトピトピトピトピトピト」

「ゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコ」


という音と共に、全身に何かが張り付きました。

驚いて体を見ると……それはおびただしい数のカエルでした。
その田んぼはカエルの巣、私はソコにダイブしたのです。

シャツやズボンの中にもカエルは侵入してきて…………
私がカエル恐怖症になるきっかけには十分すぎる体験です。
あれは現社の授業の時…ワタクシ宿題忘れたorz
そこでの言い訳にて。


隣のMクンのセリフ「やったけど忘れました」

ありがちなセリフで、21世紀、現代社会において最も通用せず言い訳にならないセリフである。
しかし本人マジで忘れたご様子。

オレのセリフ「やったと思ったら夢オチでした」

例えやってないにしろ夢で見るくらい意識していたという前向きな姿勢が評価されるセリフ。
お涙頂戴物である。

遙か後ろのN君のセリフ「やったけどプリント洗濯しちゃいました」

マジでしたかどうか非常に気になるが、出す前に先生様に見せる物として清めるための行為ととられる。
紙はファミレスのグラタンみたいにデロデロになったが結果オーライ、むしろ丁寧な態度が良しとされる。お涙頂戴物である。


えーこのように宿題を出してなくても平常点を稼ぐ方法を考えましたが、結果無駄に終わりました。
本当にありがとうございました。
高校生だった頃、両親が帰ってくる時間が遅い日が多かったので、私がよく夕飯を作っていた。

ある日、夕飯を四人分作ってお皿に盛ろうとしたら一人分足りなくなってしまった。
その時は特に気にしなかったけど、その次の日もどんなに多めに作ってもお皿に盛り付ける時に1人分足りなくなる。

いつも四人分キチンと作れていたのに変だなとは思っていたけど。
たまたま母親が早く帰ってきて夕飯を作った時も1人分足りなくなった。

二人で「座敷わらしでもいるんじゃない?」と冗談で言っていた。

今は普通に四人分作れるけど二週間ほど1人分足りない状態が続いて今でも不思議。
ちなみにドロボウとかが家に住み着いていたとかはないと思う。
半年位前の話なんですが、週末に彼女とラブホテルに行ったんです。

ホテルは結構キレイで、古臭さはまったくありません。
部屋に入って10分位した時、部屋に備え付けてある電話が鳴りました。

車のライトでも点けっぱなしだったかな? と思い電話に出てみると、

「3人の場合は追加料金になりますが宜しいですか?」

と突然聞かれました。

「え、間違いじゃないですか? 2人ですよ」

と慌てて言うと、

「いえ、こちらはモニターで確認させて頂いているので間違いありません」

とムッとした感じで答えてきます。

結局押し問答になってしまい、最後には部屋まで確認しにきてもらい誤解は解けました。
失礼だねーと彼女も憤りましたが、お詫びに無料宿泊券をくれたので機嫌は直り、何事もなかったように宿泊しました。

ところが先月、温泉旅行に行った先で泊まった普通のホテルでも、

「大変申し訳ないのですが、ご予約された人数以上の宿泊は無断では出来ません」

と再びフロントから電話があったので、彼女は驚いて泣いてしまい楽しい旅行が台無しになってしまいました。

クリスマスにも一応都内のホテルに予約してますが、彼女が怖がっていてどうやらそれもキャンセルになりそうです。
あれは俺が5年生の頃だった。
俺の家族はその時アパートの3階に住んでいたんだ。

あるとき上に住んでいた4階の住人が引っ越した。
夜中とか結構ドタバタうるさい所だったんで、正直ラッキーぐらいに思っていた。

次の日、弟が俺をその4階の部屋の前まで引っ張って行って、「いいもの見せてあげるよ」と言った。

「ほら、ここの家鍵が閉まってないんだぜ」

本当だ。
きっと住人が出て行くときに閉め忘れて、大家もチェックをするのを忘れたまま帰ってしまったんだろう。
もちろん家具などは運び出されてしまっていてもう無いが。

自分の家とまったく同じ家具の無い部屋の中にいると、不思議にワクワクしてくる。
俺達はその部屋を秘密基地にすることに決めた。友達にだって内緒だ。

それから多分3日ぐらい後だと思う。
予想外に学校が早く終わった俺は、家の鍵を忘れて出かけてきてしまった事に気が付いた。
母さんは仕事だし、弟はサッカークラブで夕方にしか帰らないだろう。
困ったな、どこで時間をつぶそうか。

突如俺の頭に名案がひらめいた。あの部屋の中で待っておけばいいじゃないか!
この間弟とあそこで遊んだときにトランプやいくつかのおもちゃを置いたまま出てきたはずだ。
それで遊びながら、弟の帰宅を待てばいいだろう。
そんな事を考えながら、俺は勝手知ったる人の家でドアを開けた。

・・・・え?何コレ・・・!?

その部屋にはちゃんと家具が置いてあった。誰かがまた引っ越してきたんだ!
と思い込んだ俺は、慌ててドアを閉めた。

しかし、怖いもの見たさで細くドアを開けた俺は、不思議なことに気づいた。
この家具の並べ方、部屋の雰囲気、なぜか懐かしい・・・・。

部屋に上がって、シールをベタベタ貼り付けた冷蔵庫を見てついに理解した。
ここは、4年、5年、もっと前かもしれないが、俺の家なのだ。
なぜ4階の部屋に入ったはずなのに4年前の俺の家になっているのか。
さっぱりわからなかったが、ただただ懐かしさでフラフラと家の奥に入って行った。
ああ、このテレビ使ってたなぁ、俺の机ちいせぇなあ、この電話も――――

電話に触ろうとした瞬間、ジリリリリリリリン!と、いきなり電話が鳴り出した。
とっさに取ろうとしたが、ふと手が凍りついた。

4年前の俺の家には小学5年生の俺はいないはずだ。だから俺はこの電話を取っちゃいけない。
そう思うとこの異空間が急に恐ろしくなってきて、鳴り続ける電話を尻目に一目散に逃げ出した。

その数時間後帰って来た弟と一緒にこの部屋へ入ってみたが、4年前の家なんてあるはずも無く、ちょっと薄暗い家具の無い部屋が広がっていた。
ただ、押入れの中に隠してあったトランプやおもちゃは見つからずじまいだった。

今でもふとこの体験を思い出すと、考えることがある。
もしあの時俺が電話を取っていたら、どうなっていたのだろう?

くだらない妄想かもしれないが、あちらの世界は意外と常に甘い餌を用意して、こちらの人間を狙っているのかもしれない。

しかし話は変わるが、成長した俺は今は受験生で、今最も勉強がつらい時期だ。
今、あの部屋の電話が鳴れば・・・・俺はその受話器を取ってしまうかもしれない
夢を5人でリレーして見てた事がある。

中学の時、ほんとに仲がよくていつも一緒の5人(自分も含めて)がいた。
ある日4人が私の家に泊まりにきた。

次の日。私が何気なくみんなに昨晩夢を見た事を話すと、そのうちの一人が同じような夢を自分も見た、と言いだした。
他の3人も口々に私も!私も!と言い出したので聞いてみると・・

みんなの見た夢が私の見た夢を先頭にして見事につながっていて、一つのストーリーになっていた。

つまり私が見た夢の続きをAちゃんが見る→Aちゃんの夢の続きをBちゃんが見る→同じくCちゃん→同じくDちゃんというふうにリレーしていた(内容はよく覚えていないけど、私が主人公になっていた)

それが分かった時鳥肌が立つ程みんな興奮したけど、なんだったんだろう??
不思議な経験?のせいか10年経った今でも5人は仲がいい。
結婚してすぐ夫の転勤で北海道へ引っ越した。
知り合いもなく、気持ちが沈んだ状態でいたある日、なんとなく友達の言ってた話を思い出して反芻しながら道を歩いてた。

その話とは、

「この世の中には神様が7人いて、人間のふりして普通に生活してるんだって」

っていうヘンな話。

「ホントにいるのかな〜、いるわけないよな〜」などと思いつつ歩いていると、前方から小学校低学年くらいの女の子が歩いてきて、いきなり、

「ただいま〜」

って大きな声で挨拶してきた。

もちろん全然知らない子なのだけど、あまりに元気に挨拶されたし、誰かに明るく声をかけられるのも久しぶりだったから「おかえりなさい」って返事をした。
そしたら、その子がニコニコ笑いながらじっと顔を見つめてきたので「何?」って言ったら、

「私、そうだよ!」

って言ってきた。
「何が?」って聞き返したら、

「私、そうなの。じゃあね〜!」

って走っていってしまった。
何のことだろうと思って、しばらく考えた後、ハッとした。

「もしかしてあの子神様だったのかな〜。今度会ったら聞いてみよう!」

と本気で思った。
ホントに神様だったのか、何だったのか分からないけど、ここの生活もまんざらでもないなって思いはじめるきっかけになった。

4年後にまた転勤で東京に引っ越す頃には、住んでた街のことが名残惜しく感じるほどになっていたけど、あの子にはそれ以来一度も会えなかった。
昔、沖縄に住んでいるバァちゃんに戦時中の話を聞いた。
その日の晩、やたらとリアルな夢をみたんだ。

時代設定は明らかに戦時中。場所はバァちゃん家の庭先に俺は立っていた。

唐突に戦闘機が俺に向かって機銃を撃ってきた。
俺は蜂の巣になってその場にぶっ倒れた。

全身をぶっとい針で何箇所も刺されてるような激痛が襲う。
普通なら即死だろう。でも意識はハッキリとしたまんま体中から流れてく血を眺めつつ俺は死んだ。

そこで目がさめた。

その日の風呂に入る時気づいたが、弾痕のようなアザができていた。
肩と膝のとこにできたアザは未だに消えず残っています。
うちの弟の友達が体験した話。

夏休みに従兄弟の家に家族で遊びに行った。
家族は買い物に出かけ、一人だけ残った。

暇だったのでテレビを見ていたらアニメがやっていて、2時にアニメがやるなんておかしいと思っていて見ていたら、どうやら学校で繰り広げられる怖い系の物語で、学校に2人の男(大人)が入ってきて生徒を殺してしまうという物語で、結局警察がきてなんとか捕まえてアニメが終了したんだけど、おかしいことにそのアニメがその日のテレビ欄に載っていなくて、それからずっとそのアニメを見ていないらしいのです。

従兄弟や友達に聞いてもそんなアニメは見ていないと言うのです。