15 無名さん
>>13
隠れた森林は朝が迎えたのだった。
僕は綱吉を守る事があった。
だから・・・綱吉に告白する事だった。
「雲雀さん・・・おはようございます。」
「綱吉・・・おはよう。」
「雲雀さんキスしましょう・・・。」
「ワオ。朝一番だよね・・・。」
「そうなんですよ・・・。」
「綱吉の私服が可愛い。」
「雲雀さんの学ランに戻ってもかっこいいんですよ。」
「ワオ。ありがとう。」
綱吉の私服が可愛いかった。
僕は学ランに戻ったけどね。
そして・・・僕と綱吉はキスする事になった。
「んっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
(俺は雲雀さんに愛してもたまりませんから・・・。)
(僕もだよ・・・。)
「ぷはっ・・・。」
「ぷはっ・・・。」
僕と綱吉はキスしたのだった。
やがて朝らしいイメージがしたのだった。
「雲雀さん愛してます・・・だから結婚して下さい。」
「あぁ。僕も綱吉が愛してるよ・・・。結婚するからね・・・。」
僕は綱吉に愛してるから・・・絶対に離さないからね・・・。
終わり。
隠れた森林は朝が迎えたのだった。
僕は綱吉を守る事があった。
だから・・・綱吉に告白する事だった。
「雲雀さん・・・おはようございます。」
「綱吉・・・おはよう。」
「雲雀さんキスしましょう・・・。」
「ワオ。朝一番だよね・・・。」
「そうなんですよ・・・。」
「綱吉の私服が可愛い。」
「雲雀さんの学ランに戻ってもかっこいいんですよ。」
「ワオ。ありがとう。」
綱吉の私服が可愛いかった。
僕は学ランに戻ったけどね。
そして・・・僕と綱吉はキスする事になった。
「んっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
(俺は雲雀さんに愛してもたまりませんから・・・。)
(僕もだよ・・・。)
「ぷはっ・・・。」
「ぷはっ・・・。」
僕と綱吉はキスしたのだった。
やがて朝らしいイメージがしたのだった。
「雲雀さん愛してます・・・だから結婚して下さい。」
「あぁ。僕も綱吉が愛してるよ・・・。結婚するからね・・・。」
僕は綱吉に愛してるから・・・絶対に離さないからね・・・。
終わり。
23 無名さん
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ
25 無名さん
++++++++++++++++++++++++++
僕はジョットと待ち合わせ中。
ジョットがいないなんて寂しい。
僕はそう言った。
「アラウディ待たせたな。」
「・・・・遅いよ。」
「俺は仕事が忙しかったから本当にアラウディが寂しいよ。」
「キスしよう。」
「あぁ。」
僕とジョットはキスをする。
「んっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「ぷはっ・・・。」
「ぷはっ・・・。」
僕とジョットはキスしてから、そのあとセック*スをした。
「あっ・・・アラ・・・ウディ・・・。」
「くっ・・・。」
「あっ・・・。」
僕とジョットはセック*スしてもジョットは可愛かった。
「・・・舐めるよ。」
「・・・っ。」
「ん・・・っ・・・ふむっ・・・。」
「ジョット・・・僕のペニスはジョットが舐めてたまらない。」
「んん・・・っ。」
「・・・っ出すよ。」
「・・・あっ・・・。」
「お疲れ様・・・。」
ジョットは僕のペニスを舐めてもらったけど、本当にたまらないくらいだった。
「愛してるよ・・・アラウディ。一生離さないから。」
「あぁ・・・。愛してる・・・ジョット・・・。」
僕はジョットに告白したのだった。
愛してる・・・。
僕のジョット。
終わり。
僕はジョットと待ち合わせ中。
ジョットがいないなんて寂しい。
僕はそう言った。
「アラウディ待たせたな。」
「・・・・遅いよ。」
「俺は仕事が忙しかったから本当にアラウディが寂しいよ。」
「キスしよう。」
「あぁ。」
僕とジョットはキスをする。
「んっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「んんっ・・・。」
「んふっ・・・。」
「ぷはっ・・・。」
「ぷはっ・・・。」
僕とジョットはキスしてから、そのあとセック*スをした。
「あっ・・・アラ・・・ウディ・・・。」
「くっ・・・。」
「あっ・・・。」
僕とジョットはセック*スしてもジョットは可愛かった。
「・・・舐めるよ。」
「・・・っ。」
「ん・・・っ・・・ふむっ・・・。」
「ジョット・・・僕のペニスはジョットが舐めてたまらない。」
「んん・・・っ。」
「・・・っ出すよ。」
「・・・あっ・・・。」
「お疲れ様・・・。」
ジョットは僕のペニスを舐めてもらったけど、本当にたまらないくらいだった。
「愛してるよ・・・アラウディ。一生離さないから。」
「あぁ・・・。愛してる・・・ジョット・・・。」
僕はジョットに告白したのだった。
愛してる・・・。
僕のジョット。
終わり。
33 無名さん
>>3
http://nanos.jp/laslat/blog/4/
2017.08.16
:: ひとしく正しくないふたり
無事にワートリ連載を始めることができて満足ですが、かっこいい迅さんが不在です。絶賛捜索中ですが、うちの迅はただただかわいい。あ〜かわいい。たのしいです、書くの、とても笑
どこで終わらせるかに悩んでおります。大規模侵攻で終わりか、それからあとも少し書くか……うーん。
2017.08.02
:: いろいろ完結
一気に硬直していた作品をふたつかきあげたので、疲れ切っております。無事に終わらせることができてとてもまんぞくしております……これで心置きなく新ジャンルにとりかかれますね! ワートリアニメ、まだ12話までしか見ていないのですが、それでもワートリで書きたいですね……皆すきですが今のところ書くなら迅か嵐山かなあというかんじです。
2017.07.23
:: 模様替え
あっついですね……ここのところ、月白は家を出るのがどうにも億劫に感じてしまいます。しばらくぶりにサイトを改装し、そろそろ始動しようかと重い腰をあげました。
何故ってちょっとワールドトリガーの沼に誘われているからですね。まだ原作もアニメも見ていないんですが。おそらく推しは迅さんだろうなと思っている。見るまではわかりません。どきどき。
原作アニメ見てないのに書くバ管
http://nanos.jp/laslat/blog/4/
2017.08.16
:: ひとしく正しくないふたり
無事にワートリ連載を始めることができて満足ですが、かっこいい迅さんが不在です。絶賛捜索中ですが、うちの迅はただただかわいい。あ〜かわいい。たのしいです、書くの、とても笑
どこで終わらせるかに悩んでおります。大規模侵攻で終わりか、それからあとも少し書くか……うーん。
2017.08.02
:: いろいろ完結
一気に硬直していた作品をふたつかきあげたので、疲れ切っております。無事に終わらせることができてとてもまんぞくしております……これで心置きなく新ジャンルにとりかかれますね! ワートリアニメ、まだ12話までしか見ていないのですが、それでもワートリで書きたいですね……皆すきですが今のところ書くなら迅か嵐山かなあというかんじです。
2017.07.23
:: 模様替え
あっついですね……ここのところ、月白は家を出るのがどうにも億劫に感じてしまいます。しばらくぶりにサイトを改装し、そろそろ始動しようかと重い腰をあげました。
何故ってちょっとワールドトリガーの沼に誘われているからですね。まだ原作もアニメも見ていないんですが。おそらく推しは迅さんだろうなと思っている。見るまではわかりません。どきどき。
原作アニメ見てないのに書くバ管
57 削除済
62 無名さん
私を抱いた男は必ず私を優しく突き放す。
私は幼い頃は無個性だと教えられて生きてきた。関節はみんなと同じはずなのに、私には何も出来なかった。
別に、それでも良かった。優れた個性がなくても優れた人間になればいいと考えられる環境にいたから。お母さんは私に「愛されるような人間になるのよ」と優しく告げた。
勉強をしてお洒落をして、私はお母さんの望んだ愛されるような人間になった。つもりだった。
「初めてsexをした男、私に何て言ったと思う?」
「さあ」
「犯してごめんなさい。……笑えるよね、その後付き合ってきた男もみんなそれ」
しかし私を性的対象として見なくなったわりには男たちは今でも私を愛し、守ろうとしている。
そのことを安いバーで隣になった男にぶちまけると、その男は無言で酒を傾けた。つまらない反応を返されるよりもよっぽどいい。私は気にせず話し続けた。
「まるであいつらの母親にでもなったみたい。私は一生女として愛されないんだ」
「じゃあ俺とヤるかいお嬢さん」
「いいよ、今最高に気分悪いの」
気軽に約束をすると、男は死柄木と名乗った。
近くのラブホテルへ入ると、死柄木さんは「マジでヤるの? 育ちが良さそうだけど頭ん中は違うんだな」と随分なご感想を漏らした。生憎と私の個性は戦闘向きではないけれど、この個性は、使い方によっては、最も恐ろしいものとなるだろうことも、何となく感じていた。
「まあいいや、ホテル代もお前持ちな」
了解も反対もせずに私は服を脱ぎ捨てた。むしゃくしゃすると言葉なんてどうでもよくなるから不思議ね。拳と愛さえあればどうにでもなる気がする。
私は幼い頃は無個性だと教えられて生きてきた。関節はみんなと同じはずなのに、私には何も出来なかった。
別に、それでも良かった。優れた個性がなくても優れた人間になればいいと考えられる環境にいたから。お母さんは私に「愛されるような人間になるのよ」と優しく告げた。
勉強をしてお洒落をして、私はお母さんの望んだ愛されるような人間になった。つもりだった。
「初めてsexをした男、私に何て言ったと思う?」
「さあ」
「犯してごめんなさい。……笑えるよね、その後付き合ってきた男もみんなそれ」
しかし私を性的対象として見なくなったわりには男たちは今でも私を愛し、守ろうとしている。
そのことを安いバーで隣になった男にぶちまけると、その男は無言で酒を傾けた。つまらない反応を返されるよりもよっぽどいい。私は気にせず話し続けた。
「まるであいつらの母親にでもなったみたい。私は一生女として愛されないんだ」
「じゃあ俺とヤるかいお嬢さん」
「いいよ、今最高に気分悪いの」
気軽に約束をすると、男は死柄木と名乗った。
近くのラブホテルへ入ると、死柄木さんは「マジでヤるの? 育ちが良さそうだけど頭ん中は違うんだな」と随分なご感想を漏らした。生憎と私の個性は戦闘向きではないけれど、この個性は、使い方によっては、最も恐ろしいものとなるだろうことも、何となく感じていた。
「まあいいや、ホテル代もお前持ちな」
了解も反対もせずに私は服を脱ぎ捨てた。むしゃくしゃすると言葉なんてどうでもよくなるから不思議ね。拳と愛さえあればどうにでもなる気がする。
63 無名さん
私がこの個性で学んだことは、男性というのは多かれ少なかれみんなマザコンの素質を持っているということ。愛する憎むは別として、みんな母親からは逃げられないということ。
ーーどんな男もみんな潜在的にはマザーコンプレックスなんだよド畜生共、ってこと。
「へえ、可愛い下着着けてるじゃん。上下お揃いとかヤる気満々かよ」
「身に付けるものは可愛いほど良いと思わない? お洒落だよ、死柄木さんには分からないだろうけど」
「……お前歳いくつ?」
「21」
「何だよ歳下かよ。……歳上には敬語を使えよな」
いきなり機嫌が悪くなったかと思えば肩を掴まれてそのままベッドへと押し倒された。あなたこそ歳下みたいに思えるけど、なんて言ったらどうなるのだろうか。
死柄木さんはスラックスを下げ、パンツを下げて、そのまま私の口にペニスを突っ込んだ。「噛んだら殺すからな」という脅しも忘れずに。この人が優位に立っているのも今の内だから大人しくしゃぶってやると、元気になったところで離され、そのまま膣内へと突っ込まれた。
「……何だよ、しゃぶっただけで濡れてるとかビッチかよ。萎えるなあ」
「別にいいでしょ。そっちこそがっつきすぎてまるで童貞みたい」
「……」
またムッとしたのが分かる。図星だったのか、と思うと急に可愛く思えてしまうのはどうしてだろうか。「好きに動いていいよ死柄木さん。気持ち良くなってね」と微笑んでやると、「その余裕な面腹立つ」と怒られた。
死柄木さんにとって胸や顔はどうでもいいらしい。ひたすら腰を振って膣を犯す。その瞳が鋭くて、少しだけ死柄木さんを愛せそうな気がした。
「はッ、……あっ、んんッ、死柄木さ……ァんッ」
「はは、AVみてえな喘ぎ声」
「やだぁっ、死柄木さんッ、死柄木さんッ……、気持ちいい……ッ?」
「最悪だよ」
ーーどんな男もみんな潜在的にはマザーコンプレックスなんだよド畜生共、ってこと。
「へえ、可愛い下着着けてるじゃん。上下お揃いとかヤる気満々かよ」
「身に付けるものは可愛いほど良いと思わない? お洒落だよ、死柄木さんには分からないだろうけど」
「……お前歳いくつ?」
「21」
「何だよ歳下かよ。……歳上には敬語を使えよな」
いきなり機嫌が悪くなったかと思えば肩を掴まれてそのままベッドへと押し倒された。あなたこそ歳下みたいに思えるけど、なんて言ったらどうなるのだろうか。
死柄木さんはスラックスを下げ、パンツを下げて、そのまま私の口にペニスを突っ込んだ。「噛んだら殺すからな」という脅しも忘れずに。この人が優位に立っているのも今の内だから大人しくしゃぶってやると、元気になったところで離され、そのまま膣内へと突っ込まれた。
「……何だよ、しゃぶっただけで濡れてるとかビッチかよ。萎えるなあ」
「別にいいでしょ。そっちこそがっつきすぎてまるで童貞みたい」
「……」
またムッとしたのが分かる。図星だったのか、と思うと急に可愛く思えてしまうのはどうしてだろうか。「好きに動いていいよ死柄木さん。気持ち良くなってね」と微笑んでやると、「その余裕な面腹立つ」と怒られた。
死柄木さんにとって胸や顔はどうでもいいらしい。ひたすら腰を振って膣を犯す。その瞳が鋭くて、少しだけ死柄木さんを愛せそうな気がした。
「はッ、……あっ、んんッ、死柄木さ……ァんッ」
「はは、AVみてえな喘ぎ声」
「やだぁっ、死柄木さんッ、死柄木さんッ……、気持ちいい……ッ?」
「最悪だよ」
64 無名さん
否定の言葉が返ってきた瞬間私を襲ったのは絶望感だった。理由も分からない恐怖が込み上げてきた瞬間、「ちょっと締まったね」と笑われた。多分、私は女として自分を否定されることが恐ろしくなってしまったのかもしれない。
その恐怖に怯えながら犯されていると、段々と死柄木さんの表情にも変化が現れてきた。
とうとう私の個性が始まった。
「……ッ、何だこれ…ッ?! くそ、ああ、駄目だ……」
今回も私がイく前に終わりだ、と思った瞬間、先程よりも激しく腰を打ち付けられて私は目を白黒させた。
「俺はお前を犯しちゃいけないと思ってるはずなのに……、んぐゥ……ッ! あッ、ああ! 犯してる!! ……俺はお前を犯してる!!」
「あああッ! んッ、や、やらぁ……!! も、もう無理ぃ! 無理ぃぃい!!」
「気持ちいいよ、はあ、たまんねえ……ッ、うっ、……大好きだよ」
「あっ、らめっ、……やッ、イくぅぅう!!!」
大好きだよ、と耳元で囁かれた瞬間私は初めて絶頂を迎えた。
ぐったりとした私を優しく抱き締めて愛しげに撫でるその手は冷たいのに温かく、私も死柄木さんを力の入らない腕で抱き締めた。
私の個性を受けて尚犯そうとする男は初めてだった。それが普通ではないことはすぐに分かる。しかし、私を女として愛してくれる人はこの人しかいないであろうことも。
「あなたはイかれたマザーコンプレックスね」
その恐怖に怯えながら犯されていると、段々と死柄木さんの表情にも変化が現れてきた。
とうとう私の個性が始まった。
「……ッ、何だこれ…ッ?! くそ、ああ、駄目だ……」
今回も私がイく前に終わりだ、と思った瞬間、先程よりも激しく腰を打ち付けられて私は目を白黒させた。
「俺はお前を犯しちゃいけないと思ってるはずなのに……、んぐゥ……ッ! あッ、ああ! 犯してる!! ……俺はお前を犯してる!!」
「あああッ! んッ、や、やらぁ……!! も、もう無理ぃ! 無理ぃぃい!!」
「気持ちいいよ、はあ、たまんねえ……ッ、うっ、……大好きだよ」
「あっ、らめっ、……やッ、イくぅぅう!!!」
大好きだよ、と耳元で囁かれた瞬間私は初めて絶頂を迎えた。
ぐったりとした私を優しく抱き締めて愛しげに撫でるその手は冷たいのに温かく、私も死柄木さんを力の入らない腕で抱き締めた。
私の個性を受けて尚犯そうとする男は初めてだった。それが普通ではないことはすぐに分かる。しかし、私を女として愛してくれる人はこの人しかいないであろうことも。
「あなたはイかれたマザーコンプレックスね」
70 無名さん
昔から爆豪勝己という人間がとにかく嫌いだった。彼は全てにおいて優れている天才で、幼い頃からそこが癇に障って仕方がない。優れているものが劣っているものを淘汰するのはまあ自然の摂理として納得しよう。だが、爆豪勝己だけは許せないと思った。
「だからね爆豪くん、私たぶん君のこと嫌いなんだよ」
地に伏した彼の背中に座って足を組みながら彼の携帯を拝借させていただく。メール作成画面を開き、爆豪くんのお母さんにメールを送った。
人間を一人、それもちゃんとした家庭で育った人を一日攫うくらいなら存外簡単なことだ。これが二日、三日と続けばボロが出てしまうが、一日程度ならこの年になると友達の家に泊まると言えばどうにでもなる。もちろん逃したあとに告げ口などされても、真面目しか売りのない私が犯人だと誰が信じるだろうか。それに、プライドがエベレスト並に高い爆豪くんのことだ、私なんかに出し抜かれたなんて死んでも口に出さないことは分かっている。分かっていてやったのだ。
メールを送ったあとちゃんと彼のポケットに携帯を返してやると、彼はその鋭い目で私を睨んだ。いやだなあ、野蛮だよ。「ねえ、雄英高校入ったんだって?」ぐったりとして横たわる彼の頭の横にしゃがみ込んで聞いてみると「…ああ」となんとも覇気のない返事が返ってきた。
「どうしたの、元気ないねえ。雄英高校……しかもA組に入ったんだ、……嬉しそうにしろよ!」
ガンッと近くに置いてあった椅子を蹴り飛ばす。その音にも無反応で、もしかしたら本当は爆豪くんはもう死んでいて、私が見ているのは妄想なんじゃないかと思えてきて駄目だ。抵抗出来るはずの彼が抵抗しない。その事実が気に食わない。甘んじて捕まってやっているとでも?感情が自制の効かない生き物のように暴れまわっていて、いつかはこいつが自分を食い尽くすという根拠のない自信がある。
爆豪くんは首だけを私の方へ向け、血が流れている唇から言葉を紡いだ。
「――俺のこと嫌いなら気にする必要ねえだろ」
「だからね爆豪くん、私たぶん君のこと嫌いなんだよ」
地に伏した彼の背中に座って足を組みながら彼の携帯を拝借させていただく。メール作成画面を開き、爆豪くんのお母さんにメールを送った。
人間を一人、それもちゃんとした家庭で育った人を一日攫うくらいなら存外簡単なことだ。これが二日、三日と続けばボロが出てしまうが、一日程度ならこの年になると友達の家に泊まると言えばどうにでもなる。もちろん逃したあとに告げ口などされても、真面目しか売りのない私が犯人だと誰が信じるだろうか。それに、プライドがエベレスト並に高い爆豪くんのことだ、私なんかに出し抜かれたなんて死んでも口に出さないことは分かっている。分かっていてやったのだ。
メールを送ったあとちゃんと彼のポケットに携帯を返してやると、彼はその鋭い目で私を睨んだ。いやだなあ、野蛮だよ。「ねえ、雄英高校入ったんだって?」ぐったりとして横たわる彼の頭の横にしゃがみ込んで聞いてみると「…ああ」となんとも覇気のない返事が返ってきた。
「どうしたの、元気ないねえ。雄英高校……しかもA組に入ったんだ、……嬉しそうにしろよ!」
ガンッと近くに置いてあった椅子を蹴り飛ばす。その音にも無反応で、もしかしたら本当は爆豪くんはもう死んでいて、私が見ているのは妄想なんじゃないかと思えてきて駄目だ。抵抗出来るはずの彼が抵抗しない。その事実が気に食わない。甘んじて捕まってやっているとでも?感情が自制の効かない生き物のように暴れまわっていて、いつかはこいつが自分を食い尽くすという根拠のない自信がある。
爆豪くんは首だけを私の方へ向け、血が流れている唇から言葉を紡いだ。
「――俺のこと嫌いなら気にする必要ねえだろ」
71 無名さん
なんてむかつく男だ!のそのそと起き上ったところを首を掴んでもう一度押し倒した。ガハッと肺から息が漏らしながら頭を打ち付けた爆豪くんの苦しそうな顔を見ると心が晴れる。息が出来ないのか口をパクパク開けているところが滑稽で笑える。いつもの偉そうな爆豪くんはここにはいなかった。天才を蹂躙する気分がこんなにいいものとは。思わずにやりと笑うと爆豪くんも目を弛めた。頭がカッと熱くなるのが分かった。が、ここで取り乱してもこの天才はゆるゆると微笑むだけだ。普段絶対にこんな表情しないくせに、こうして私が必死に彼に暴力を振るうときだけ穏やかに笑う。それがなんだか倒錯的で反吐が出るくらいには気に入っていた。
「なあ、本当は好きなんだろ、俺のこと。分かってんだよ、天才だから」
「黙れよクソ野郎」
嬉しくもないのに笑いが込み上げてくるなんてどうかしている。口角が上がっているままに爆豪くんの腹に踵落としをすると蛙の潰れたような音がした。
「なあ、何で俺が抵抗しないと思う?分かるだろ、お前なら。お前だって雄英受かったんだ、分からないはずがねえだろ。なあ、好きなんだよ、だから抵抗しねえんだ」
「……嘘吐くなよ、こうされるのが好きなんだろ」
爆豪くんは私に蹂躙されて悦んでいる。そのズボンを押し上げるソレがいい証拠だ、気持ち悪い。容赦なく蹴り上げると甘い声を漏らした。――多分、そういうところが許せないのだ。他人には完璧なふりをして、私の前だけで弱いところを見せるところ。完璧なままでいてほしかったのに彼はあろうことか私の前でだけ人間になってしまった。よりによって低俗で愚劣な人間に。殴られて感じるなんてクソみたいだ。股間をぐりぐりと足で踏んでやると、爆豪くんは女のような声を出してイった。
「なあ、本当は好きなんだろ、俺のこと。分かってんだよ、天才だから」
「黙れよクソ野郎」
嬉しくもないのに笑いが込み上げてくるなんてどうかしている。口角が上がっているままに爆豪くんの腹に踵落としをすると蛙の潰れたような音がした。
「なあ、何で俺が抵抗しないと思う?分かるだろ、お前なら。お前だって雄英受かったんだ、分からないはずがねえだろ。なあ、好きなんだよ、だから抵抗しねえんだ」
「……嘘吐くなよ、こうされるのが好きなんだろ」
爆豪くんは私に蹂躙されて悦んでいる。そのズボンを押し上げるソレがいい証拠だ、気持ち悪い。容赦なく蹴り上げると甘い声を漏らした。――多分、そういうところが許せないのだ。他人には完璧なふりをして、私の前だけで弱いところを見せるところ。完璧なままでいてほしかったのに彼はあろうことか私の前でだけ人間になってしまった。よりによって低俗で愚劣な人間に。殴られて感じるなんてクソみたいだ。股間をぐりぐりと足で踏んでやると、爆豪くんは女のような声を出してイった。
92 無名さん
スパイシーバニラビーンズ
前サイトからいらしてくださった方は聞き覚えがあるかもしれませんが、このタイトルとても好きなんです。響きとか。この設定にした切欠がありまして、巷で噂の『純黒の悪夢』を観ましたところ、コナンの世界は初めにトリップする場所じゃないなと思って、ハンタ挟んだ方が安心出来るなと考えて書き始めました。疲れてますね。ハンタ昔書いたような覚えがあって、どうせなら今まで書いたことのない設定にしようと思ってパリストンの妹にしてみました。パリストンは同族嫌悪するタイプらしいのでなるべく反対の、庇護下に置かれるべきキャラ付けにしたいなと思って友好的で頭がいまいちなキャラにしました。クロロを一回殺してるのは趣味もありますが、ヨークシンでクロロが殺されそうになってるにも関わらず平然としていたので、もしかして一回死んでるのでは……?とこれまた疲れた発想をしてしまったのでそのまま書きました。本誌読んでないんですけど楽しみですね。
前サイトからいらしてくださった方は聞き覚えがあるかもしれませんが、このタイトルとても好きなんです。響きとか。この設定にした切欠がありまして、巷で噂の『純黒の悪夢』を観ましたところ、コナンの世界は初めにトリップする場所じゃないなと思って、ハンタ挟んだ方が安心出来るなと考えて書き始めました。疲れてますね。ハンタ昔書いたような覚えがあって、どうせなら今まで書いたことのない設定にしようと思ってパリストンの妹にしてみました。パリストンは同族嫌悪するタイプらしいのでなるべく反対の、庇護下に置かれるべきキャラ付けにしたいなと思って友好的で頭がいまいちなキャラにしました。クロロを一回殺してるのは趣味もありますが、ヨークシンでクロロが殺されそうになってるにも関わらず平然としていたので、もしかして一回死んでるのでは……?とこれまた疲れた発想をしてしまったのでそのまま書きました。本誌読んでないんですけど楽しみですね。