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これは自分が通っているムエタイジムの先生から聞いた話。
ムエタイは400年の歴史があり、立ち向かう者すべてを退けた最強の立ち技格闘技ともいわれるほどですが、こんな事もあったそうです。
30年ほど前。ムエタイに挑んだ無名の格闘家がいたらしいです。
いきなりジムに押し入り俺と戦えと言わんばかりの殺気を放ち、それはもうジムのトレーナーや選手達もびっくりして言葉が出なかったとか。
そして戦えと言うので一人のムエタイ選手がリングに上がり試合をしたとの事。
戦い始めたと同時に異質な動きをするその選手にムエタイ選手も混乱。結果KOされムエタイ選手は負けてしまったらしいです。
その負けた選手。実はムエタイの中でも伝説の選手と呼ばれたディーゼルノイ・チョータナスカン。
そのあとはそそくさと帰り、ディーゼルノイはその負けた事を悔やみ、もう一度戦いたいと探したらブラジル国民らしいです。
その格闘家の格闘技はカポエイラ。今となってはダンスの類として認識されています。
ですがもうその人は亡くなっており、それがあの押しかけてきた年と同じ年に亡くなったらしいです。
ディーゼルノイといえば長身から繰り出す膝蹴りで死人を出すほどの強さだったらしいです。
最後にディーゼルノイに殺してほしかったのかもしれんな。とジムの先生は言っていました。
ちなみにディーゼルノイは強すぎて相手がいなくなり、引退を余儀なくされて今はトレーナーをしているらしいです。
ムエタイは400年の歴史があり、立ち向かう者すべてを退けた最強の立ち技格闘技ともいわれるほどですが、こんな事もあったそうです。
30年ほど前。ムエタイに挑んだ無名の格闘家がいたらしいです。
いきなりジムに押し入り俺と戦えと言わんばかりの殺気を放ち、それはもうジムのトレーナーや選手達もびっくりして言葉が出なかったとか。
そして戦えと言うので一人のムエタイ選手がリングに上がり試合をしたとの事。
戦い始めたと同時に異質な動きをするその選手にムエタイ選手も混乱。結果KOされムエタイ選手は負けてしまったらしいです。
その負けた選手。実はムエタイの中でも伝説の選手と呼ばれたディーゼルノイ・チョータナスカン。
そのあとはそそくさと帰り、ディーゼルノイはその負けた事を悔やみ、もう一度戦いたいと探したらブラジル国民らしいです。
その格闘家の格闘技はカポエイラ。今となってはダンスの類として認識されています。
ですがもうその人は亡くなっており、それがあの押しかけてきた年と同じ年に亡くなったらしいです。
ディーゼルノイといえば長身から繰り出す膝蹴りで死人を出すほどの強さだったらしいです。
最後にディーゼルノイに殺してほしかったのかもしれんな。とジムの先生は言っていました。
ちなみにディーゼルノイは強すぎて相手がいなくなり、引退を余儀なくされて今はトレーナーをしているらしいです。
横浜にはマリーさんという有名な稀人がいました(まだ、いるかも)。
私が彼女と出会ったのは20年くらい前になるでしょうか…。
横浜の関内にあったハンバーガーショップで朝食を取っていた時、入り口の自動ドアが開いたので何気なく視線を向けると
そこに派手な肌襦袢を1枚だけ羽織り、顔は首までおしろいで真っ白。唇だけが真っ赤な紅をさしている老婆が立っていました。
一目でマリーさんだと思いました。なぜなら彼女の噂は子供のころからよく耳にしていたからです。
私は会えた事にちょっと嬉しくなっていましたが店内の様子が少し変なのです。誰一人、店員ばかりか他のお客さんもチラリともマリーさんの方を見ないのです。
マリーさんは店内をぐるりと一周して出て行きました。その間も誰一人目を向けませんでした…、まるでマリーさんなど存在しないみたいに…。
私は店を出たマリーさんを追うように店外に出ました。しかし、そこにはマリーさんの姿はありませんでした。
はたして私が見たマリーさんは現実のものだったのでしょうか? それとも…。
私が彼女と出会ったのは20年くらい前になるでしょうか…。
横浜の関内にあったハンバーガーショップで朝食を取っていた時、入り口の自動ドアが開いたので何気なく視線を向けると
そこに派手な肌襦袢を1枚だけ羽織り、顔は首までおしろいで真っ白。唇だけが真っ赤な紅をさしている老婆が立っていました。
一目でマリーさんだと思いました。なぜなら彼女の噂は子供のころからよく耳にしていたからです。
私は会えた事にちょっと嬉しくなっていましたが店内の様子が少し変なのです。誰一人、店員ばかりか他のお客さんもチラリともマリーさんの方を見ないのです。
マリーさんは店内をぐるりと一周して出て行きました。その間も誰一人目を向けませんでした…、まるでマリーさんなど存在しないみたいに…。
私は店を出たマリーさんを追うように店外に出ました。しかし、そこにはマリーさんの姿はありませんでした。
はたして私が見たマリーさんは現実のものだったのでしょうか? それとも…。