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9 無名さん
>彼女を押さえつけていた手を離し、彼女の上から退くと、彼女も起き上がる。
手首が少し痛むのか片手で押さえていた。
その手首に触れ、すまないと謝れば彼女は驚いた顔をしていたがふっと顔を綻ばせた。
「なんか、貴方変な人・・・」
「変、ですか?」
うん、と彼女が頷くと俺の顔にそっと触れた。
そのまま彼女の顔が迫ってきて頬に温かく柔らかい唇が触れる。
ふふっと女怪盗とは違う微笑みをし、俺から離れ、そのまま窓枠に手を掛けた。
「もう一回、貴方に捕まったら今度は抱かせてあげるわ。でもね、心はあげないの」
バイバイ、とこちらにウインクと投げキッスをし、月の綺麗な夜空へ飛んで行ってしまった。
彼女の笑顔がしばらく脳内から離れそうにない・・・。
我ながら随分な女に惚れてしまったな、と自嘲気味に笑った。
自分に酔いすぎてて笑えないんだけど
手首が少し痛むのか片手で押さえていた。
その手首に触れ、すまないと謝れば彼女は驚いた顔をしていたがふっと顔を綻ばせた。
「なんか、貴方変な人・・・」
「変、ですか?」
うん、と彼女が頷くと俺の顔にそっと触れた。
そのまま彼女の顔が迫ってきて頬に温かく柔らかい唇が触れる。
ふふっと女怪盗とは違う微笑みをし、俺から離れ、そのまま窓枠に手を掛けた。
「もう一回、貴方に捕まったら今度は抱かせてあげるわ。でもね、心はあげないの」
バイバイ、とこちらにウインクと投げキッスをし、月の綺麗な夜空へ飛んで行ってしまった。
彼女の笑顔がしばらく脳内から離れそうにない・・・。
我ながら随分な女に惚れてしまったな、と自嘲気味に笑った。
自分に酔いすぎてて笑えないんだけど
14 無名さん
>安室は静かに涙を流す彼女に手を伸ばし、流れ出る涙を指先でそっと拭った。まるで壊れ物を扱う様な繊細な動きで彼女に触れる。そして目を細めて彼女に笑いかけた。
「大丈夫です…貴女が泣く必要なんてないんですよ。貴女を不安にさせた沖矢さんがいけないんです」
「安室さん…っ、わたし…どうしたら、いいですか…もう分からなくてっ……」
彼女は勘違いをしている。一方的に沖矢を好きだと思い込み、こうして涙を流す。安室はそれを理解した上で心の中で笑っていた…このまま勘違いさせておけばいい、と。そして縋る人間も自分しかいないという優越感に浸っていた。
「酷い人ですね、沖矢さんも…貴女がこんなにも愛をささげているのにそれを蔑(ないがし)ろにしてしまうなんて」
それも嘘。彼女が愛を一つ捧げれば何十倍にも膨れ上がって返ってくるだろう。鈍感な彼女はそれに気づいていない。きっと沖矢が彼女にもっと言葉で愛情を表現していたら、こんな事にはならなかただろう…ほくそ笑む安室の口が紡ぐ言葉はすべて彼女と沖矢の関係を壊す旋律だった。気づかない彼女は安室の甘い誘惑に飛び込んでしまうのだ。
「僕でよかったら教えて差し上げますよ。彼を振り向かせる方法を…ね?」
哀れで可愛い僕の愛しの人…。早くこっちにおいで、僕なら君を愛してあげられるから。
ならなかただろう…突然の片言
「大丈夫です…貴女が泣く必要なんてないんですよ。貴女を不安にさせた沖矢さんがいけないんです」
「安室さん…っ、わたし…どうしたら、いいですか…もう分からなくてっ……」
彼女は勘違いをしている。一方的に沖矢を好きだと思い込み、こうして涙を流す。安室はそれを理解した上で心の中で笑っていた…このまま勘違いさせておけばいい、と。そして縋る人間も自分しかいないという優越感に浸っていた。
「酷い人ですね、沖矢さんも…貴女がこんなにも愛をささげているのにそれを蔑(ないがし)ろにしてしまうなんて」
それも嘘。彼女が愛を一つ捧げれば何十倍にも膨れ上がって返ってくるだろう。鈍感な彼女はそれに気づいていない。きっと沖矢が彼女にもっと言葉で愛情を表現していたら、こんな事にはならなかただろう…ほくそ笑む安室の口が紡ぐ言葉はすべて彼女と沖矢の関係を壊す旋律だった。気づかない彼女は安室の甘い誘惑に飛び込んでしまうのだ。
「僕でよかったら教えて差し上げますよ。彼を振り向かせる方法を…ね?」
哀れで可愛い僕の愛しの人…。早くこっちにおいで、僕なら君を愛してあげられるから。
ならなかただろう…突然の片言
20 無名さん
>トン、と彼の胸を叩けばゆっくりと離れる唇。そこを繋ぐように銀の糸が伸び、プツリと切れた。
>舌を絡めとられ、口内を荒らされ、離れると銀色の糸がプツリと切れた。
>唇が離れれば二人の間に銀色の糸が伸び、プツリと切れた。
>やっと離れた唇。私とジンを繋ぐ銀の糸はプツリと切れ、目線がかち合う。
>切れた指を昴さんの口から離れると銀色の糸が指と昴さんの口を繋いだ。
銀色の糸表現が好きなニールたん
>舌を絡めとられ、口内を荒らされ、離れると銀色の糸がプツリと切れた。
>唇が離れれば二人の間に銀色の糸が伸び、プツリと切れた。
>やっと離れた唇。私とジンを繋ぐ銀の糸はプツリと切れ、目線がかち合う。
>切れた指を昴さんの口から離れると銀色の糸が指と昴さんの口を繋いだ。
銀色の糸表現が好きなニールたん
72 無名さん
ランク巡回のついでに気が向いたら覗く程度のサイトだったからブクマしてなくて見失った〜とかむにゃむにゃ言い出す連中はわりと見かけるから今さらあんまり気にしてなかったけど捜索掲示板はさすがに草
そんな所で探すほど気にしてたサイトなら素直にブクマしとけや
そんな所で探すほど気にしてたサイトなら素直にブクマしとけや
73 無名さん