2 無名さん
「ちゅや、さ!あっ、ぁ、そこ、そこぉ」
「ほら、気持ち良いだろ?ここ」
「ひゃ、ぅん、あ、あっ、」
「云ってみろ。気持ちいな?」
「ん、きもち、あっ、だめ、こすっ、ちゃ…!」
「きもちーな、もう一本くれてやらァ」
「ぁ、あ、あ!」
一本の指を抜かれ、もう一本。二本の指が中に入れられる。ぞくぞくと背筋が泡立ち、最初はゆっくりと動かされた指
「あっ、あ!や、そこ、また、きちゃぅ、」
「此処、気持ちいな?はっ、ほら」
「だめっ、そこ、しちゃ、」
「気持ちいだろ、」
「ぅん、あっ、きもちぃ、あ、くる、きちゃう、あ、あ!」
「ほら、またイけよッ」
「イク、イっちゃ、あッ〜〜〜〜〜〜!!!」
「すっげェ…締まるッ……!」
がつ、と突き入れられて私は頭が真っ白に、そして目の前で星が飛んだ。ちかちかと飛ぶそれに、そして果てた体に手足に力が入らず、だらりと身を投げる。数度揺すられて、何となく、中也さんも果てたのだと分かって、嬉しくなる。
「まだ、大丈夫だから、」
「ッ、凉子。おい」
「中也さんも、一緒に、」
するりと足を腰に絡め、云い切る前に陰茎を中に迎えた事で喘ぎ声に変わる。座る中也さんの上に私が乗っているから、先程よりもより深くに陰茎が入って奥深くまで満たされ、その感覚が抜ける度にもっともっとと強請ってしまう。自分の腕に爪を立てるからその痛みもあって中を締め付けてより一層激しくなる腰使いに、私は歓喜の声を上げてしまうのだ。
「あっ、あ、んっ、ぁ、あ!」
「凉子、んっ、ぁ、あっつ」
「ちゅや、さ、あっ、ああ!もっと、ほし、」
「奥、なっ…。やっべェな…癖になるッ」
「ああぁぁあ!!はいって、はいって、るぅ」
本来なら入らない所まで入ってしまった。そんな気がした。奥底のその場所に中也さんの陰茎の先がすっぽりと収まっている感覚。その場所を押し付ける様に動きが代わり、それが異様なまでに気持ち良くて、何も考えられなくなってしまい思ったことが全て口から出てしまう。
「すき、ぁ、」
「嗚呼、糞っ。手前な、」
「すき、ちゅや、さ、あっ」
「凉子っ、」
「ぁ、すき、すきなの、あ、あっ!」
「俺も、ん、好きだ」
「ぁ、ほんと、?んっ、あ、あ!」
「好きだ、あいしてる、凉子、」
「わたしも、ぁ、ちゅうやさん、の、こと、あいして、んぅ」
「は、あ゛、んっ」
「ほら、気持ち良いだろ?ここ」
「ひゃ、ぅん、あ、あっ、」
「云ってみろ。気持ちいな?」
「ん、きもち、あっ、だめ、こすっ、ちゃ…!」
「きもちーな、もう一本くれてやらァ」
「ぁ、あ、あ!」
一本の指を抜かれ、もう一本。二本の指が中に入れられる。ぞくぞくと背筋が泡立ち、最初はゆっくりと動かされた指
「あっ、あ!や、そこ、また、きちゃぅ、」
「此処、気持ちいな?はっ、ほら」
「だめっ、そこ、しちゃ、」
「気持ちいだろ、」
「ぅん、あっ、きもちぃ、あ、くる、きちゃう、あ、あ!」
「ほら、またイけよッ」
「イク、イっちゃ、あッ〜〜〜〜〜〜!!!」
「すっげェ…締まるッ……!」
がつ、と突き入れられて私は頭が真っ白に、そして目の前で星が飛んだ。ちかちかと飛ぶそれに、そして果てた体に手足に力が入らず、だらりと身を投げる。数度揺すられて、何となく、中也さんも果てたのだと分かって、嬉しくなる。
「まだ、大丈夫だから、」
「ッ、凉子。おい」
「中也さんも、一緒に、」
するりと足を腰に絡め、云い切る前に陰茎を中に迎えた事で喘ぎ声に変わる。座る中也さんの上に私が乗っているから、先程よりもより深くに陰茎が入って奥深くまで満たされ、その感覚が抜ける度にもっともっとと強請ってしまう。自分の腕に爪を立てるからその痛みもあって中を締め付けてより一層激しくなる腰使いに、私は歓喜の声を上げてしまうのだ。
「あっ、あ、んっ、ぁ、あ!」
「凉子、んっ、ぁ、あっつ」
「ちゅや、さ、あっ、ああ!もっと、ほし、」
「奥、なっ…。やっべェな…癖になるッ」
「ああぁぁあ!!はいって、はいって、るぅ」
本来なら入らない所まで入ってしまった。そんな気がした。奥底のその場所に中也さんの陰茎の先がすっぽりと収まっている感覚。その場所を押し付ける様に動きが代わり、それが異様なまでに気持ち良くて、何も考えられなくなってしまい思ったことが全て口から出てしまう。
「すき、ぁ、」
「嗚呼、糞っ。手前な、」
「すき、ちゅや、さ、あっ」
「凉子っ、」
「ぁ、すき、すきなの、あ、あっ!」
「俺も、ん、好きだ」
「ぁ、ほんと、?んっ、あ、あ!」
「好きだ、あいしてる、凉子、」
「わたしも、ぁ、ちゅうやさん、の、こと、あいして、んぅ」
「は、あ゛、んっ」
5 無名さん
ぴちゃぴちゃと唾液が絡まる音が響く。太宰は明野の舌を吸い絡めた。それを中原は見ていたが、何時迄経っても終わらない二人に焦れて、腰を揺すった。奥を突かれ、明野は膣内に入っている中原の陰茎を締め付け、太宰は明野の舌から口を離す。
「ひ、ぁ、ぁん、ちゅやさん、そこ、そこぉ」
「ほら、云えって」
「んん、きもち、きもちぃの、そこぉ」
「気持ちいな、此処」
「ぅん、ん、きもちぃ、」
「忍ちゃん、気持ちいの?」
「だざ、さ」
「うふふ、どろっどろだねぇ忍ちゃん」
かわいい、と太宰は明野の耳元で囁き、耳を甘噛み舌を這わす。直接聴覚を犯されているような感覚に襲われ、明野は小さく果て声にならない声を上げる。中原は明野の締め付けに欲を吐き出しそうになるものの、奥歯を噛み締め耐える。一層大きくなる中原の陰茎に、明野は小さく喘いで自身の腹を摩った。
「ぁ、おっきぃ」
「忍ちゃん、中に欲しいよね?中也のせーし」
「ぁ、ぅ」
「おい太宰、」
「ほら欲しいでしょ?此処のもっと奥に」
「ぅ、」
太宰が明野の腹を押す。子宮を外側から刺激され、彼女は震えた。理性も意識も何もかも溶けた瞳は、太宰の言葉に一層蕩けて潤む。太宰に囁かれ彼女は先程の、太宰に出された感覚を思い出して膣内を震わせた。中原の奥歯を噛む力が強くなる。
「ほら、中也にオネダリしてご覧」
「ぅ、ちゅや、さ」
「忍、」
「も、と、おく、ここに、」
あついの、ください。
瞬間、中原は明野の腰を掴みより一層奥へと自身の陰茎を押し込む。声にならない声を上げて背を反らせる明野は、頭が真っ白になり意識を飛ばしかけるが、中原の突く衝撃に意識を戻した。
「あ゛〜〜〜〜〜〜〜!!!イ、ちゃ、あ゛、イってぅ、イってぅからぁ!!!!」
「くそッ、」
「ちゅやさ、ちゅや、」
「んっ、ほら、こっちな、」
「んっ、ん、あ゛っ」
「あ゛、くそ、出るッ」
「ひ、ぁ、ぁん、ちゅやさん、そこ、そこぉ」
「ほら、云えって」
「んん、きもち、きもちぃの、そこぉ」
「気持ちいな、此処」
「ぅん、ん、きもちぃ、」
「忍ちゃん、気持ちいの?」
「だざ、さ」
「うふふ、どろっどろだねぇ忍ちゃん」
かわいい、と太宰は明野の耳元で囁き、耳を甘噛み舌を這わす。直接聴覚を犯されているような感覚に襲われ、明野は小さく果て声にならない声を上げる。中原は明野の締め付けに欲を吐き出しそうになるものの、奥歯を噛み締め耐える。一層大きくなる中原の陰茎に、明野は小さく喘いで自身の腹を摩った。
「ぁ、おっきぃ」
「忍ちゃん、中に欲しいよね?中也のせーし」
「ぁ、ぅ」
「おい太宰、」
「ほら欲しいでしょ?此処のもっと奥に」
「ぅ、」
太宰が明野の腹を押す。子宮を外側から刺激され、彼女は震えた。理性も意識も何もかも溶けた瞳は、太宰の言葉に一層蕩けて潤む。太宰に囁かれ彼女は先程の、太宰に出された感覚を思い出して膣内を震わせた。中原の奥歯を噛む力が強くなる。
「ほら、中也にオネダリしてご覧」
「ぅ、ちゅや、さ」
「忍、」
「も、と、おく、ここに、」
あついの、ください。
瞬間、中原は明野の腰を掴みより一層奥へと自身の陰茎を押し込む。声にならない声を上げて背を反らせる明野は、頭が真っ白になり意識を飛ばしかけるが、中原の突く衝撃に意識を戻した。
「あ゛〜〜〜〜〜〜〜!!!イ、ちゃ、あ゛、イってぅ、イってぅからぁ!!!!」
「くそッ、」
「ちゅやさ、ちゅや、」
「んっ、ほら、こっちな、」
「んっ、ん、あ゛っ」
「あ゛、くそ、出るッ」
6 無名さん
「も、ゃだ…、にゃか、にゃかに、くださ」
「何を?」
「ちゅうやさ、の、せーし、ほしい…!」
「っ、本当良い子だよ手前はァ…!」
「ひッ、に゛ぁぁあああ!!!」
掴んだ腰を引き下ろし凉子の中に挿れる。どろどろに蕩けて熱くて柔らかい其処は相変わらずで、挿れただけで凉子は果てて俺の陰茎を締め付けて、それによって俺も中に出した。挿れただけでとは思ったが、俺もそれなりに我慢はしていたし、仕方のない事だ。数度腰を揺すって最後の一滴まで出し切れば、彼女はその刺激でも何度も軽く達しているようで、断続的に中は痙攣し俺の陰茎を締め付けてくる。それに俺も反応してしまい、出したばかりにも関わらずまた熱と硬さを持ち始めた。
「にぁ、また…」
「もうちょっとな?付き合ってくれよ」
「ぅ、ン。にゃ、あ、あっ」
「手前の好きな所もちゃァんと可愛がってやるから、な?」
「ひゃ、にゃ、あ゛っ、*ぅ」
猫と云うより、獣のような声を出す凉子に俺も昂ぶってきて、獣といやぁ此れだよな、と一度陰茎を抜いてからソファに凉子を後ろから押し倒し、此方に尻を向かせた、後背位にする。蓋をなくした秘部からは先程出した白濁が零れ落ち、彼女の太腿を汚していて、その光景が俺の征服欲を満たすものだから、無意識に口角が上がった。
そんな事も束の間、俺はもう一度彼女の秘部に自分の陰茎を挿れて彼女の腰を掴むと抽送を始める。一層高く鳴くその姿が俺の頭をくらくらとさせた。
「あ゛っ、にぁ、あ゛ぁ、あ!」
「っは、やべェなッ」
「にゃ゛ぁぁあああ、お゛く、はいっちゃ」
「嗚呼、此処なっ、締まるッ…!」
「ぎだぁ゛、あ゛っ、」
奥の奥へと先がくっ付き、其処が彼女の中と呼応するように俺の先を食む。その柔らかさとキツさは例え様が無いほど気持ちがよく、そして何より多幸感を味わうことができた。鈍い喘ぎ声、高く上がる腰に揺れる尾と垂れる耳、ソファに爪を立てて快感に耐えるその様子が腰に重く響いた。果てが近いと抽送を早め激しくすると、彼女の中が痙攣し出して足の指先が丸くなり、彼女の果ても近い事が分かる。髪の流れる白い頸がやけに扇情的に見えて引き寄せられる様に凉子を後ろから抱え込む。
「にあ゛ぁぁあああッ!!ら゛めぇ!」
「糞、はっ、ほら、凉子、此処、もう下りてきてんぞ、ほら」
「あ゛っ、なか、」
「此処、此処ン中に出すからな、」
「あっ、あ、あ゛」
「何を?」
「ちゅうやさ、の、せーし、ほしい…!」
「っ、本当良い子だよ手前はァ…!」
「ひッ、に゛ぁぁあああ!!!」
掴んだ腰を引き下ろし凉子の中に挿れる。どろどろに蕩けて熱くて柔らかい其処は相変わらずで、挿れただけで凉子は果てて俺の陰茎を締め付けて、それによって俺も中に出した。挿れただけでとは思ったが、俺もそれなりに我慢はしていたし、仕方のない事だ。数度腰を揺すって最後の一滴まで出し切れば、彼女はその刺激でも何度も軽く達しているようで、断続的に中は痙攣し俺の陰茎を締め付けてくる。それに俺も反応してしまい、出したばかりにも関わらずまた熱と硬さを持ち始めた。
「にぁ、また…」
「もうちょっとな?付き合ってくれよ」
「ぅ、ン。にゃ、あ、あっ」
「手前の好きな所もちゃァんと可愛がってやるから、な?」
「ひゃ、にゃ、あ゛っ、*ぅ」
猫と云うより、獣のような声を出す凉子に俺も昂ぶってきて、獣といやぁ此れだよな、と一度陰茎を抜いてからソファに凉子を後ろから押し倒し、此方に尻を向かせた、後背位にする。蓋をなくした秘部からは先程出した白濁が零れ落ち、彼女の太腿を汚していて、その光景が俺の征服欲を満たすものだから、無意識に口角が上がった。
そんな事も束の間、俺はもう一度彼女の秘部に自分の陰茎を挿れて彼女の腰を掴むと抽送を始める。一層高く鳴くその姿が俺の頭をくらくらとさせた。
「あ゛っ、にぁ、あ゛ぁ、あ!」
「っは、やべェなッ」
「にゃ゛ぁぁあああ、お゛く、はいっちゃ」
「嗚呼、此処なっ、締まるッ…!」
「ぎだぁ゛、あ゛っ、」
奥の奥へと先がくっ付き、其処が彼女の中と呼応するように俺の先を食む。その柔らかさとキツさは例え様が無いほど気持ちがよく、そして何より多幸感を味わうことができた。鈍い喘ぎ声、高く上がる腰に揺れる尾と垂れる耳、ソファに爪を立てて快感に耐えるその様子が腰に重く響いた。果てが近いと抽送を早め激しくすると、彼女の中が痙攣し出して足の指先が丸くなり、彼女の果ても近い事が分かる。髪の流れる白い頸がやけに扇情的に見えて引き寄せられる様に凉子を後ろから抱え込む。
「にあ゛ぁぁあああッ!!ら゛めぇ!」
「糞、はっ、ほら、凉子、此処、もう下りてきてんぞ、ほら」
「あ゛っ、なか、」
「此処、此処ン中に出すからな、」
「あっ、あ、あ゛」
11 無名さん
土日の連休で東京に旅行に行きました千賀ですおはようございます!!
ふらふら〜〜と突発で決めて行きました。原宿の竹下通り練り歩いたり、仮面ライダーのベルト展示を見に行ったらめっっちゃ楽しかったです!夜にご飯してくれたフォロワーさん方!そして案内してくれた友人!有り難うございました!!
さて、更新は1万打にて一つ上げました。もちさんのリクエストからヤンデレ狂愛な中原さんです。夢ちゃんに対して依存度がやや高めでまふぃあ〜〜な中原さんを目指しました。私の性癖にぶっ刺さっております。だれもしあわせになれない世界線ですね。大好きです。きっとこのまま夢ちゃんは幼女になるし、中原さんはそんな夢ちゃんを徹底的に教育するのだと思います。夢のマイホーム生活!!、!!ぼすも容認してる上に助長している節があるのを何と無く匂わせたつもりですが伝わったら最高です。
ふらふら〜〜と突発で決めて行きました。原宿の竹下通り練り歩いたり、仮面ライダーのベルト展示を見に行ったらめっっちゃ楽しかったです!夜にご飯してくれたフォロワーさん方!そして案内してくれた友人!有り難うございました!!
さて、更新は1万打にて一つ上げました。もちさんのリクエストからヤンデレ狂愛な中原さんです。夢ちゃんに対して依存度がやや高めでまふぃあ〜〜な中原さんを目指しました。私の性癖にぶっ刺さっております。だれもしあわせになれない世界線ですね。大好きです。きっとこのまま夢ちゃんは幼女になるし、中原さんはそんな夢ちゃんを徹底的に教育するのだと思います。夢のマイホーム生活!!、!!ぼすも容認してる上に助長している節があるのを何と無く匂わせたつもりですが伝わったら最高です。
20 無名さん
「嗚呼、可愛いなァ。ぐずぐず泣きやがって」
「薬、なんて無くても、良い子にするから…!」
「手前が善くなる為だ。ちょっと我慢、な?」
このまま涙が止まるまで抱き寄せて全部舐めとってやりたいところだが、俺の利き手が既に準備を終えたブツを持っているのだ。薬は酸化し過ぎると効果が薄れる。用量の数十倍の濃度なのだ。早く打たないと意味がなくなってしまう。
響子の腹の上に跨り、無気力に放られた腕を取ると、関節部分の血管に針を添えてゆっくりと差し込む。本当は注射嫌いな響子の為にさっさと終わらせてやりたいが、絶望に歪むその顔がどうも俺は好きで仕方ないのだ。
押し子をゆっくりと押し入れて中の液体を響子の中に入れ込んでいく。透明な液体が減る度に、響子は小さく声を上げ悲痛の表情で俺を見上げている。その幼い顔は初めて会った時を思い出させて、成熟した身体とのギャップで頭がクラクラと沸き立った。嗚呼やはり駄目だ。薬を打った後は神経が過敏になるので今日は控えようとは思ったが、目の前にこう曝け出されては無理だった。注射の針を抜き出してベッドの脇へと投げる。絨毯の上に落ちただろうから割れる事は無いだろうが、裸足の響子が踏んだら危ねえな。とは思ったが、それで歩けなくなるのも良いとも浮かぶのだから、どうしようもねェな。と冷静な自分が嘲笑する。
「ぅ、ぁ、あーー………」
「はは、もう薬が回ってんのか」
眼下には虚ろな目をした響子が、単語にならない母音だけを口から吐き出して脚をするりと擦り合わせ始めた。そりゃそうか。いくら薬物に耐性があるからと云っても、全く新しいブツならばそれは関係ない。それをかなりの濃度で入れているのだから、頭がぶっ飛ぶのも道理だ。響子のその様子に胸の奥が、頭の中が、沸騰するように熱く滾り、同時に腰もずくりと重くなる。響子、響子、俺しか知らない。俺の響子。手前は何にも知らなくて良い。俺を、俺だけを見ていれば、それで良い。泣いた所為で赤くなった目元にそっと唇を落として、自分の衣服に手をかけ脱ぎ始める。
奈落の底を思わせる、その仄暗い黒の中で俺は笑う。嗚呼やはり、響子は黒がよく似合う。光なんぞ似合うものか。奈落の闇に沈んで光から最も遠ざければ、きっと、ずっと。
俺の隣にいてくれる筈なんだ。
「薬、なんて無くても、良い子にするから…!」
「手前が善くなる為だ。ちょっと我慢、な?」
このまま涙が止まるまで抱き寄せて全部舐めとってやりたいところだが、俺の利き手が既に準備を終えたブツを持っているのだ。薬は酸化し過ぎると効果が薄れる。用量の数十倍の濃度なのだ。早く打たないと意味がなくなってしまう。
響子の腹の上に跨り、無気力に放られた腕を取ると、関節部分の血管に針を添えてゆっくりと差し込む。本当は注射嫌いな響子の為にさっさと終わらせてやりたいが、絶望に歪むその顔がどうも俺は好きで仕方ないのだ。
押し子をゆっくりと押し入れて中の液体を響子の中に入れ込んでいく。透明な液体が減る度に、響子は小さく声を上げ悲痛の表情で俺を見上げている。その幼い顔は初めて会った時を思い出させて、成熟した身体とのギャップで頭がクラクラと沸き立った。嗚呼やはり駄目だ。薬を打った後は神経が過敏になるので今日は控えようとは思ったが、目の前にこう曝け出されては無理だった。注射の針を抜き出してベッドの脇へと投げる。絨毯の上に落ちただろうから割れる事は無いだろうが、裸足の響子が踏んだら危ねえな。とは思ったが、それで歩けなくなるのも良いとも浮かぶのだから、どうしようもねェな。と冷静な自分が嘲笑する。
「ぅ、ぁ、あーー………」
「はは、もう薬が回ってんのか」
眼下には虚ろな目をした響子が、単語にならない母音だけを口から吐き出して脚をするりと擦り合わせ始めた。そりゃそうか。いくら薬物に耐性があるからと云っても、全く新しいブツならばそれは関係ない。それをかなりの濃度で入れているのだから、頭がぶっ飛ぶのも道理だ。響子のその様子に胸の奥が、頭の中が、沸騰するように熱く滾り、同時に腰もずくりと重くなる。響子、響子、俺しか知らない。俺の響子。手前は何にも知らなくて良い。俺を、俺だけを見ていれば、それで良い。泣いた所為で赤くなった目元にそっと唇を落として、自分の衣服に手をかけ脱ぎ始める。
奈落の底を思わせる、その仄暗い黒の中で俺は笑う。嗚呼やはり、響子は黒がよく似合う。光なんぞ似合うものか。奈落の闇に沈んで光から最も遠ざければ、きっと、ずっと。
俺の隣にいてくれる筈なんだ。
33 無名さん
緩慢な動きで、三鷹さんは上体を起こし寝台に座る。俺の陰茎は既に勃ち上がって上を向いていた。寝台の脇にある机の引き出しを引き、中から避妊具を取り出すと、其の人は「中也くん偉いね。ちゃんと用意してくれてたんだ」と薄く笑った。その言動は相変わらず俺を下に見ているが、三鷹さんの方がこういったことに経験があるのは百も承知だ。ぐっと反論するのを我慢して、未開封のそれの封を切った。
「自分で着けれる?」
「………」
「ふふ、良いよ。私が着けてあげる」
見ててね。そう云って、三鷹さんは開封したそれにふっと息を吹きかけた。そして空気の入った其処を俺の陰茎の先、亀頭にぴたりと合わせてゆっくりと下ろしていく。下まで行くと、ゴムの根元を持って、陰茎の包皮ごと一度上へ包皮の根元にたぐり寄せていた根元が張るまで動かし、余ったゴムをまた下ろして行く。「はい、出来上がり」そう云った後三鷹さんは寝台に仰向けになって、足を開き、俺を招く。
「おいで、ほら。此処に、中也くんの、入れてご覧」
「此処?」
「ん、ぁ、そう。ぁ、あっ、入っちゃう」
「ん、はっ、」
俺は陰茎を三鷹さんの陰唇に添えて、ゆっくりと挿入していく。先っぽを咥えた其処は、指を入れた時よりも温かくて柔らかい。三鷹さんの其処にもっと自分を埋めたくて、腰を進めていく。こつんと、先っぽが、何かに当たった。
「あっ、とまって、中也くん、」
「んっ。すっげェ、きもちい……」
「ぁ、ほんとう?」
「本当。あっつくて、柔らかくて、俺の事離さない様に締めてる。すっげェ気持ち良い」
「ふふ、童貞卒業だね。御目出度う」
「それはいーんだよ。そんな事より、」
やっとだ。やっと、やっと此の腹の中に、俺は居る。何度想像しただろうか。何度夢に見ただろうか。想像の何十倍、何百倍、此の人の中は気持ち良い。それは具合とか云う話ではなく、心の話で、恋い焦がれた人と、こう云う事が出来る仲であると云う事実が、俺の心を満たすのだ。
「自分で着けれる?」
「………」
「ふふ、良いよ。私が着けてあげる」
見ててね。そう云って、三鷹さんは開封したそれにふっと息を吹きかけた。そして空気の入った其処を俺の陰茎の先、亀頭にぴたりと合わせてゆっくりと下ろしていく。下まで行くと、ゴムの根元を持って、陰茎の包皮ごと一度上へ包皮の根元にたぐり寄せていた根元が張るまで動かし、余ったゴムをまた下ろして行く。「はい、出来上がり」そう云った後三鷹さんは寝台に仰向けになって、足を開き、俺を招く。
「おいで、ほら。此処に、中也くんの、入れてご覧」
「此処?」
「ん、ぁ、そう。ぁ、あっ、入っちゃう」
「ん、はっ、」
俺は陰茎を三鷹さんの陰唇に添えて、ゆっくりと挿入していく。先っぽを咥えた其処は、指を入れた時よりも温かくて柔らかい。三鷹さんの其処にもっと自分を埋めたくて、腰を進めていく。こつんと、先っぽが、何かに当たった。
「あっ、とまって、中也くん、」
「んっ。すっげェ、きもちい……」
「ぁ、ほんとう?」
「本当。あっつくて、柔らかくて、俺の事離さない様に締めてる。すっげェ気持ち良い」
「ふふ、童貞卒業だね。御目出度う」
「それはいーんだよ。そんな事より、」
やっとだ。やっと、やっと此の腹の中に、俺は居る。何度想像しただろうか。何度夢に見ただろうか。想像の何十倍、何百倍、此の人の中は気持ち良い。それは具合とか云う話ではなく、心の話で、恋い焦がれた人と、こう云う事が出来る仲であると云う事実が、俺の心を満たすのだ。
60 無名さん
ゆっくり、ゆっくりと暗示をかけていたにも関わらず、思考がだんだんと霞がかかり三鷹さんの中を穿つ腰が早くなっていく。粘着質な水音と肌がぶつかる音が聴覚を犯してまた余計に拍車をかけるものだから、堂々巡りだ。三鷹さんの声が一層上がった場所、多分一番奥の、子宮口を刺激されて膣内の動きが搾り取る様に、締め付けられた。びくびくと身体中を痙攣させる三鷹さんにしまったと我に帰るがもう遅い。足先を丸めて何かに耐えるその様子はきっと、其処を当てられて軽くイッたのだろうと予想できた。しかし、その快感によって悩ましげに寄せられた額の皺や熱の篭る眼に目が離せなくなる。余裕綽々だった其の人が俺に突かれてあられもない顔を晒している。そう考えが行き着くともっと見てしまいたくなるのは道理だろう。肩で息をする三鷹さんが、俺を伺い見て薄く笑う。
「悪ィ、此処だよな」
「んっ、そう、此処は私弱いから、」
「もっと、」
「え?」
「もっと見たい。そういう所」
「まっ、あっ!やぁ、あ゛、そこは、」
その場所に当たる様に、押し付ける様に腰を進めれば、三鷹さんは背を反らせて声を上げる。甘い声が耳を打ち、もっと聞きたくてまた腰を押し付けるぐっ、ぐっ、と子宮口を狙って押し付けると、先っぽに吸い付いてくる何かがあって、それがいっとう気持ちが良い。
「やっ、ぉく、ひらいちゃ、う、ぁ、ぁあ、アッ!」
「ん、は、ぁ……えっろ」
「ゃだ、だめ、ひゃッ、あ゛、そこぉ、あっあッーーーー!」
「もっと、そう云う顔、俺に見せろよ。なァ」
「だめぇ!やぁッ、いく、イっちゃ、ぁ゛、イっちゃう、!」
「ん゛ぁ、俺も、出そ」
「悪ィ、此処だよな」
「んっ、そう、此処は私弱いから、」
「もっと、」
「え?」
「もっと見たい。そういう所」
「まっ、あっ!やぁ、あ゛、そこは、」
その場所に当たる様に、押し付ける様に腰を進めれば、三鷹さんは背を反らせて声を上げる。甘い声が耳を打ち、もっと聞きたくてまた腰を押し付けるぐっ、ぐっ、と子宮口を狙って押し付けると、先っぽに吸い付いてくる何かがあって、それがいっとう気持ちが良い。
「やっ、ぉく、ひらいちゃ、う、ぁ、ぁあ、アッ!」
「ん、は、ぁ……えっろ」
「ゃだ、だめ、ひゃッ、あ゛、そこぉ、あっあッーーーー!」
「もっと、そう云う顔、俺に見せろよ。なァ」
「だめぇ!やぁッ、いく、イっちゃ、ぁ゛、イっちゃう、!」
「ん゛ぁ、俺も、出そ」
62 無名さん
1万打企画に一つ上げました。さざめさんからのリクエスト、短編「愛妻家の朝食」の健気妻夢主ちゃんから、初夜の話です。この中原さん、結婚して三ヶ月後に妻を抱いてるっていう根性の塊です。きっと、やべぇ精神してます。健気な妻と言うか人妻大好きなので妻キャラ書くのだーーいすき!です。間男に、わたしはなりたい。切実に。
冒頭でも言いましたがライビュが近い………。やだ………。舞台の方を見られた方に聞くと、死ぬらしいので、心していこうと思っています。化粧は薄めが良いそうです。ネオン街をどろどろの顔では歩けないですよねそりゃ。死んでしまうんじゃ………。二重の意味で……。
冒頭でも言いましたがライビュが近い………。やだ………。舞台の方を見られた方に聞くと、死ぬらしいので、心していこうと思っています。化粧は薄めが良いそうです。ネオン街をどろどろの顔では歩けないですよねそりゃ。死んでしまうんじゃ………。二重の意味で……。
71 無名さん
「んっ、ふ、んぁ」
「流石、仕込まれてんな」
寝台に座るその人の股の間に身を竦め、陰茎に舌を這わせ舐める。時々側面に口を当て、吸うようにキスをして、浮き出た血管を舌でなぞれば、男の腰が跳ね、陰茎が震えた。男の声に色が乗り始めればあとは此方の思うままだ。舌の付け根近くを張った雁首に押し付け頭を上下に動かしていれば、不意に頭を撫でられ止められる。
「ぅん、んっ、ぁ、は…?」
「先、咥えろ」
「ぁ、ん。んッ!」
「もっと奥まで、ん、はっ。行けんだろ…?」
云われる儘に口に咥え、更に奥へと押し込む。苦しくて息が出来なくなるが、男はそんな事お構い無しに腰を振るから、喉の奥でえづいた。えづく事で喉が閉まるから、それが恐らく快感になるのだろう、大概こうなると男は止まらない。こっちの苦しさなんぞ知らぬ存ぜぬで、溜まったものを出すまでは我慢しなくてはならない。
「ん゛っ、」
「あー、締まる……」
例に漏れずこの男も、時折小さく喘いで、腰を振る。くしゃりと掴まれた後髪から絶頂が近いと感じて、苦しいながらも喉を占めるように吸えば、促されるように射精した。どろどろとした生暖かい液体が喉奥に当たる。吐き気を催すがそれは我慢だ。頭を上下に動かし、最後の一滴まで搾り取るようにすれば、男の身体のが緩む。そこでやっと、私は萎えた陰茎から口を離した。
口に出した精液を舌の上に集めて、天井を見上げる男に口を開ける。
「流石、仕込まれてんな」
寝台に座るその人の股の間に身を竦め、陰茎に舌を這わせ舐める。時々側面に口を当て、吸うようにキスをして、浮き出た血管を舌でなぞれば、男の腰が跳ね、陰茎が震えた。男の声に色が乗り始めればあとは此方の思うままだ。舌の付け根近くを張った雁首に押し付け頭を上下に動かしていれば、不意に頭を撫でられ止められる。
「ぅん、んっ、ぁ、は…?」
「先、咥えろ」
「ぁ、ん。んッ!」
「もっと奥まで、ん、はっ。行けんだろ…?」
云われる儘に口に咥え、更に奥へと押し込む。苦しくて息が出来なくなるが、男はそんな事お構い無しに腰を振るから、喉の奥でえづいた。えづく事で喉が閉まるから、それが恐らく快感になるのだろう、大概こうなると男は止まらない。こっちの苦しさなんぞ知らぬ存ぜぬで、溜まったものを出すまでは我慢しなくてはならない。
「ん゛っ、」
「あー、締まる……」
例に漏れずこの男も、時折小さく喘いで、腰を振る。くしゃりと掴まれた後髪から絶頂が近いと感じて、苦しいながらも喉を占めるように吸えば、促されるように射精した。どろどろとした生暖かい液体が喉奥に当たる。吐き気を催すがそれは我慢だ。頭を上下に動かし、最後の一滴まで搾り取るようにすれば、男の身体のが緩む。そこでやっと、私は萎えた陰茎から口を離した。
口に出した精液を舌の上に集めて、天井を見上げる男に口を開ける。