100 無名さん
「それで、言っていた言葉遊びとはなんだ」
「あのね、私が言った後に、全部『たずねる』って答えてね」
「たずねる?」
「そう!テンポよくだよ」
セブルスの正面に立って、両手をつなぎながら見上げると、まあそれくらいなら、となんとでもないように「わかった」と頷いた。
「大広間っ」
「たずねる」
「図書館っ」
「たずねる」
「校長室っ」
「たずねる」
「ホグズミードっ」
「たずねる」
「かねづるっ」
「たねづる」
「…………」
「…………、あ」
「わーーーーーー」
「いや、待て。ちがう、」
「あはははは!」
(スネイプ先生もハマったよ!)
(……あなた、どこに行ったのかと思ったらそんなところでも……)
(すぐにスネイプで試すのやめろよ)
(ジニー、他にないの?もっと教えて)
(そんなことばかりするんだから、もう教えないよ)