ある所に男がいた。 
彼は霊感が強く、所謂「見える」人だった。 
ある日彼は3ヶ月ほど留守にしていた家に帰ってきた。 
リビングに入った途端、信じられないほどの喉の渇きを覚え、 
冷蔵庫の中にあったパック入り牛乳を一気に飲み干した。 
最後の一滴を飲み込んだ後、彼は恐怖し、絶望した。