15 無名さん
「遺伝子にちょっと問題があってね。来年の春を越せるか越せないか……ま、いつ死ぬかわからない状況でそういうことを出来るほど暇じゃない」

「いや、は?冗談だろ…?」

「嘘じゃないわ。本来、私が飲むはずだった薬は名前が飲むはずだったのよ。名前がこの先も生きていく為の方法として―――」

コナン君の言葉に答えたのは哀だった。

これ私が飲んだ薬はの間違い?