34 無名さん
>茴香「ここは病院じゃないと何度も――」
鳴狐「助けてくれたら、茴香が行きたがってた現世の水族館に行こう。ウミウシのぬいぐるみもプレゼントするよ」
茴香「浄化結界を張ったから入っていいよー!」

娘ちゃんは助かる。
治療までに時間がかかったから入院が必要だけど、後遺症もなし。

ママ審神者「おとうさんに連絡してきます」
長谷部「主、治療費の支払いについてお話があります」
山姥切「入院先も見つからないから、二人を滞在させて欲しい」
茴香「いいよ〜、年内に払ってくれるなら(鳴狐とのデートで機嫌がいい)」
鳴狐「無料にするなら、お泊まりしよう」
茴香「無料にする!」
今剣「さ、さんぜんまんえんがむりょうに……」
薬研「叔父上、大将の手綱をうまく握ってるな」

一時間後。

高官「二人とも、無事か!」
ママ審神者「おとうさん、来ていただいて申し訳ありません」
高官「孫と息子の嫁を大切にするのは当たり前だ」


お父さんではなくお義父さんだった。
ママ審神者は高官の息子(審神者)と結婚し、娘ちゃんを出産する。
息子は生まれつき病弱で、二十歳まで生きられないと医者から言われていた。
息子は「自分は何もできないと思っていた。適性があると言われたから、審神者になって誰かの役に立ちたい」と審神者になる。
研修でママ審神者と出会い、恋に落ちる。
高官パパは、息子を愛してくれて、家庭を持たせてくれて、娘ちゃんを生んでくれたママ審神者に感謝している。
ママ審神者の本丸に刀剣男士がいなかったのは、息子の四十九日が終わり、ママ審神者の刀剣男士になる手続きをするためだった。
最後まで息子の刀剣男士として任務に携わらせたかったし、生前に譲渡したら死ぬのをまっているみたいで嫌だったから。
それが仇になった。


事情を聞いた高官は激怒。
医者審神者は死ぬまで監視が付けられながら、今後は治療拒否できなくさせられる。
追放するより、飼い殺しにした方が償いになるし、歴修に奪われて霊力タンクにされたら損害が出るから。

政府の病院でママ審神者を追い返した職員も、地獄の再研修&三年間無給の処分が下されました。

茴香も医者審神者と変わらないと思われたけど、鳴狐が手綱を握っているから大丈夫だと判断される。

オリジナルチート能力持ってるから人○しても無罪!とか言ってる奴が権力者の時だけは助けてて草