35 無名さん
>>28とどっちが面白いかな↓
トド松sid
最近、太ってきた。
いまいましげに自分の腹の肉を摘まみながら
どうしたものかと考える。
・・・・ぁあ、そう言えば最近濃い夜食が増えたんだったと
ラーメンやおでん、ハチミツたっぷりのホットケーキを思い出す。
これはいけない。
ブンブンと頭を振り食欲を霧散させて
いざ、ランニングとランニングシューズに足を入れた。
・・・・までは良かったのだが
気づいたら手にイチゴにハチミツたっぷりかかっていて、さらにアイスまで乗っているクレープなんかを持っていた。
だが、美味しい!
おのれ、移動型クレープ屋めと涙をながしながらイチゴの甘酸っぱさと
トロリと溶けるようなアイスを堪能する。
クレープの紙を未練がましく見、
またクレープ屋のメニューを思い出しながら明日はバハナクレープにしようと決意する。
その次にマンゴークレープかいっそフルーツミックスクレープにしようかと僕が吟味していると
桃華『あの、すいません
隣、よろしいですか?』
鈴を転がしたような可憐な声に顔を上げると
それはもう、美少女がいた。
トド「どうぞ!どうぞ!!!」
もうそんな美人に話かけられたことが嬉しすぎて勢いよく立ち上がりベンチを譲る。
桃華『ありがとう』
美少女は左足を引きずるようにして歩くがベンチでたたずむ
トド「どうかしましたか?」
桃華『・・・すいませんが手を貸してくれませんか?』
トド「えっ?!あ、はい・・・・どうぞ」
美少女に両手を差し出すと肩に手を置かれ、それにすがるようにしながら座る。
桃華『ありがとうございます
・・・私の名前は桃華と言います』
トド「あ、あのっ?!僕の名前はトド松ですっ!!」
桃華『トド松さん・・・よろしくお願いしますね』
ただ名前を呼ばれただけと言うのに
なぜだか満たされる。
トド「そ、それでどうしたのっ?!
左足痛いの?」
桃華『・・・ええ、どうやら調子が悪いみたいで・・・・』
トド「見せてみて」
トド松sid
最近、太ってきた。
いまいましげに自分の腹の肉を摘まみながら
どうしたものかと考える。
・・・・ぁあ、そう言えば最近濃い夜食が増えたんだったと
ラーメンやおでん、ハチミツたっぷりのホットケーキを思い出す。
これはいけない。
ブンブンと頭を振り食欲を霧散させて
いざ、ランニングとランニングシューズに足を入れた。
・・・・までは良かったのだが
気づいたら手にイチゴにハチミツたっぷりかかっていて、さらにアイスまで乗っているクレープなんかを持っていた。
だが、美味しい!
おのれ、移動型クレープ屋めと涙をながしながらイチゴの甘酸っぱさと
トロリと溶けるようなアイスを堪能する。
クレープの紙を未練がましく見、
またクレープ屋のメニューを思い出しながら明日はバハナクレープにしようと決意する。
その次にマンゴークレープかいっそフルーツミックスクレープにしようかと僕が吟味していると
桃華『あの、すいません
隣、よろしいですか?』
鈴を転がしたような可憐な声に顔を上げると
それはもう、美少女がいた。
トド「どうぞ!どうぞ!!!」
もうそんな美人に話かけられたことが嬉しすぎて勢いよく立ち上がりベンチを譲る。
桃華『ありがとう』
美少女は左足を引きずるようにして歩くがベンチでたたずむ
トド「どうかしましたか?」
桃華『・・・すいませんが手を貸してくれませんか?』
トド「えっ?!あ、はい・・・・どうぞ」
美少女に両手を差し出すと肩に手を置かれ、それにすがるようにしながら座る。
桃華『ありがとうございます
・・・私の名前は桃華と言います』
トド「あ、あのっ?!僕の名前はトド松ですっ!!」
桃華『トド松さん・・・よろしくお願いしますね』
ただ名前を呼ばれただけと言うのに
なぜだか満たされる。
トド「そ、それでどうしたのっ?!
左足痛いの?」
桃華『・・・ええ、どうやら調子が悪いみたいで・・・・』
トド「見せてみて」
36 無名さん
続き↓
桃華『え?』
トド「僕、兄がいてそれで怪我の手当てとかしているから多少の怪我ぐらいならなんとかできるから
ほら、見せて」
桃華『・・・では』
おずおずと美少女の左足を触った瞬間
あ、義足だと気づく
僕はなんのためらいも無く美少女の足を見る。
義足が変形し、もういつ折れても不思議では無いほどになっていた。
それほど素人の僕が見ても分かるぐらいにひん曲がってしまっていた。
桃華『・・・やはり曲がっていましたか?』
トド「うん、これ大丈夫・・じゃ無さそうだよね」
桃華『・・・しかたありません
今日は帰ります・・噂のクレープを食べたかったのですが・・・』
トド「あー、さっきまであったんだけどね」
いつの間にか消えているクレープ屋がいた場所を見つめながら僕は言う
トド「・・・そうだ!
僕、あそこの会員なんだけど
良かったら一緒に探さない?」
桃華『本当ですか?!
ぜひ!ぜひご一緒させてください!』
トド「もちろん!」
こうして、僕は彼女を自宅前まで送り
次の日には彼女とデート
(神出鬼没のクレープ屋探し)をし
何度もデートするようになった。
できる事ならクレープ屋がいつまでも見つかりませんように。
そう祈りながら今日も会員メールを片手にデートする。
End,
桃華『え?』
トド「僕、兄がいてそれで怪我の手当てとかしているから多少の怪我ぐらいならなんとかできるから
ほら、見せて」
桃華『・・・では』
おずおずと美少女の左足を触った瞬間
あ、義足だと気づく
僕はなんのためらいも無く美少女の足を見る。
義足が変形し、もういつ折れても不思議では無いほどになっていた。
それほど素人の僕が見ても分かるぐらいにひん曲がってしまっていた。
桃華『・・・やはり曲がっていましたか?』
トド「うん、これ大丈夫・・じゃ無さそうだよね」
桃華『・・・しかたありません
今日は帰ります・・噂のクレープを食べたかったのですが・・・』
トド「あー、さっきまであったんだけどね」
いつの間にか消えているクレープ屋がいた場所を見つめながら僕は言う
トド「・・・そうだ!
僕、あそこの会員なんだけど
良かったら一緒に探さない?」
桃華『本当ですか?!
ぜひ!ぜひご一緒させてください!』
トド「もちろん!」
こうして、僕は彼女を自宅前まで送り
次の日には彼女とデート
(神出鬼没のクレープ屋探し)をし
何度もデートするようになった。
できる事ならクレープ屋がいつまでも見つかりませんように。
そう祈りながら今日も会員メールを片手にデートする。
End,