54 赤ペン
http://nanos.jp/kmy821/novel/4/3/
弁当の匂いとは別の香りが俺の鼻を通る。俺の膝の間に座らせている名前の髪からだった。
→鼻を通るとは言わない
→弁当を食べている最中に膝の間に人を座らせるのは辞めましょう

が、夜久は俺のことをすごい目で見てくるので俺も負けじと暗黒微笑で乗りきる。
→暗黒微笑という日本語はありません

それをすかさず指摘するということを繰り返し、遠回しにお前のこと興味津々です。
→お前に興味津々です

俺はいつものように無表情で名前の髪をすくい、口元にもっていく。
→食事中に髪を触らない