59 無名さん
>放送が流れた瞬間誰も動くことはできなかった。なぜなら、誰もいきなり言われるとは思ってはいなかったからだ。
しかし、そんな受験生たちを横目に名前は一直線に走り出す

『どうしたぁ!?実戦じゃカウントなんざねぇんだよ!?一人以外動けてねぇじゃねぇか!?賽はなぜられてんぞ!?』

試験が始まったことにようやく気づいた受験生たちは、いっせいに走り出す

名前は、建物の中にいる仮想敵を個性で視ると゛ぱんっ゛と手を合わせ、壁に手を当てる。すると先ほどまで動いてた仮想敵は迫ってきた壁に潰され動かなくなった。

「元国家錬金術として試験に落ちるわけには行けないからね」

名前は一度笑うと、仮想敵を探すべく走り出した。

句読点とかより誤字が…