63 無名さん
「熱くなきゃいいんだろ?」
なんて子どもじみた考えだ、そう言ってやりたかったが辞めた。
彼に何を言ったってもう止められないのを分かっていたからだ、それに、火照る体は心よりはるかに素直だった。
暑さのせいか、熱さのせいか。
上気した顔に、どろどろと溶けるような瞳で爆豪を見つめながら首に両腕を回す。
「いいよ」
その言葉を聞いた爆豪は再び水を口に含んだ。
ベッドが深く深く沈み込んだ。夏の夜の熱は二人の体温を上昇させ麻薬のような甘い甘いキスが思考を麻痺させるのだ。
タイトルに麻薬ってついてるけど最後にちょっと出てくるだけ
なんて子どもじみた考えだ、そう言ってやりたかったが辞めた。
彼に何を言ったってもう止められないのを分かっていたからだ、それに、火照る体は心よりはるかに素直だった。
暑さのせいか、熱さのせいか。
上気した顔に、どろどろと溶けるような瞳で爆豪を見つめながら首に両腕を回す。
「いいよ」
その言葉を聞いた爆豪は再び水を口に含んだ。
ベッドが深く深く沈み込んだ。夏の夜の熱は二人の体温を上昇させ麻薬のような甘い甘いキスが思考を麻痺させるのだ。
タイトルに麻薬ってついてるけど最後にちょっと出てくるだけ