7 無名さん
いちにおつ
──Wingardium Leviosaだけかと思ったら他の呪文も英語なんだね
>「、Protego Totalum」
ガキィン、と、耳障りな金属音が響く。咄嗟に張った防壁は上位呪文だったが、それを瞬時に展開出来る程度にはリンは術師として優れていた。
薄く紫色に光る防壁に阻まれた攻撃。刀を手にした男達は目を見開いて驚き、それでも更に攻撃を加えてくる。この防壁は上位呪文であり、かの闇の帝王の魔法さえも弾いた鉄壁だ。魔力を纏わない、鋼の武器での攻撃なぞ、通すわけもない。
リンは防壁の内側から、目の前に並ぶ男達─皆右手に刀を持っている─を見つめ、口を開いた。
「experiarms、武器を捨てよ。」
凛とした低い声が響いた瞬間、男達が手にした武器は一斉に弾かれる。カシャンガランドスガシャとけたたましい音を立ててリンの眼前に武器の山が出来上がる。男達は何が起こったのかわからないと言った面持ちで、ただそこに立っていた。まぁ、無理もないだろう。
──Wingardium Leviosaだけかと思ったら他の呪文も英語なんだね
>「、Protego Totalum」
ガキィン、と、耳障りな金属音が響く。咄嗟に張った防壁は上位呪文だったが、それを瞬時に展開出来る程度にはリンは術師として優れていた。
薄く紫色に光る防壁に阻まれた攻撃。刀を手にした男達は目を見開いて驚き、それでも更に攻撃を加えてくる。この防壁は上位呪文であり、かの闇の帝王の魔法さえも弾いた鉄壁だ。魔力を纏わない、鋼の武器での攻撃なぞ、通すわけもない。
リンは防壁の内側から、目の前に並ぶ男達─皆右手に刀を持っている─を見つめ、口を開いた。
「experiarms、武器を捨てよ。」
凛とした低い声が響いた瞬間、男達が手にした武器は一斉に弾かれる。カシャンガランドスガシャとけたたましい音を立ててリンの眼前に武器の山が出来上がる。男達は何が起こったのかわからないと言った面持ちで、ただそこに立っていた。まぁ、無理もないだろう。