72 無名さん
荀いくとハイレベルな会話をしてるらしい場面拾ってきた

曹操は娘は兵法などあらゆる学問を学んでいる、と聞かされ、綾音と荀いくはたくさんの色々な話しをして曹操を呆れさせた。

回りに女が集まり、荀いくにいくら愛想を振り撒こうと、荀いくは綾音と話すのをやめなかった。

女はつまらなさそうに荀いくから離れていく。

曹操は熱心に話す二人を眺めながら、一人頷き笑っていた。

此の二人をくっつけるのも面白いと思っていたが、これはなかなか予想以上に面白くなった、と思っていた。

「我が娘ながら、俺は話しにはついていけん。二人で話しておいで。俺は隣で酒でも飲もう」

「すみません、曹操様。つい話し込んでしまいました」

あわてて頭を下げる荀いくを制し、好きなだけ話せばよい、娘にもいい刺激と勉強になる、と告げると綾音は頬を染めながらもキラキラとした目で荀いくとまた話し出した。

荀いくも同じ話しができて嬉しいのか、また二人の世界へ入ってしまった。