72 無名さん
私の名前は名無しと言います。とある島のとある村で育った、美しく可憐(自称)な女の子です。赤ん坊の時には天使のようだと言われ、幼少時代には妖精のようだと言われて育ちました(自称)。胸は魅惑のDカップ(本当は寄せて上げてAカップ)。今年で17歳になりますが、今までで呼び出された回数(主に恐喝や詐欺など)は3桁を超えて、お付き合いした人の数(主に犬や老人――「皆、悪い魔女に呪われた王子様だったのよ!」(妄想)――など)も3桁を超えました。

そんなある日、私が事実上132回目の呼び出し(借金取りからの)を受けて、あげくに迫られて(「金返せ!」)、薄暗い細道で困っていた時。彼は白馬(二足歩行のトナカイ)と召使い(鼻が異様に長い男)を連れて、風のように現れたのです。


こういうノリっていつ見ても寒い