8 無名さん
なんもネタがないので
Case2「異世旅×『BW2』」
「サクラさん、紹介する。彼が、Nだよ。」
「ふぅん…。あんた、Nっていうの…。あたしはサクラ、よろしく。」
「こ…こちらこそ、ヨロシク。////」
…やっぱりおかしい。
僕が見た限りいつもは表情を崩さない彼が、今回ばかりは頬を赤く染めている…。
帽子を取ればそれは一目瞭然で、彼女と握手するNの表情が緊張を意味しているのが分かった。
握手が終わった後も、自分の手をまじまじと見つめている…。
…一言だけ注意しておこうか。
「N、君は彼女とあまり関わらない方がいいかもしれない…。」
「…どうしてだい?」
Nの肩を寄せ、小さな声で忠告する。
首を傾げるサクラさんとNだが、今は彼が優先だ。
「カントーやジョウトにも、プラズマ団と似たような集団がいてね。サクラさんは彼らを忌み嫌ってる、って噂があるんだ…。」
ここまで来ると、この噂も真実である可能性が高い。
彼女にはプラズマ団の事件や、Nがプラズマ団の王だったことも伝えている。
チャンピオンである彼女の逆鱗に触れたくなければ、あまり近付かない方がいい…。
そう言うと、Nは「…分かった」と小さく呟いた。
「…密談は終わった?」
「「………;」」
少し青ざめる僕ら…。
普通なら綺麗に整ったその笑顔を美しいと表現できただろうが、今は恐ろしさ以外の何物にも見えない自分が情けなく思った…。
…これが、チャンピオンの貫録…!?
王の品格にも負けないその雰囲気も、ある意味最強なのかもしれない…。
Nをキモくかけるお前が最強です
Case2「異世旅×『BW2』」
「サクラさん、紹介する。彼が、Nだよ。」
「ふぅん…。あんた、Nっていうの…。あたしはサクラ、よろしく。」
「こ…こちらこそ、ヨロシク。////」
…やっぱりおかしい。
僕が見た限りいつもは表情を崩さない彼が、今回ばかりは頬を赤く染めている…。
帽子を取ればそれは一目瞭然で、彼女と握手するNの表情が緊張を意味しているのが分かった。
握手が終わった後も、自分の手をまじまじと見つめている…。
…一言だけ注意しておこうか。
「N、君は彼女とあまり関わらない方がいいかもしれない…。」
「…どうしてだい?」
Nの肩を寄せ、小さな声で忠告する。
首を傾げるサクラさんとNだが、今は彼が優先だ。
「カントーやジョウトにも、プラズマ団と似たような集団がいてね。サクラさんは彼らを忌み嫌ってる、って噂があるんだ…。」
ここまで来ると、この噂も真実である可能性が高い。
彼女にはプラズマ団の事件や、Nがプラズマ団の王だったことも伝えている。
チャンピオンである彼女の逆鱗に触れたくなければ、あまり近付かない方がいい…。
そう言うと、Nは「…分かった」と小さく呟いた。
「…密談は終わった?」
「「………;」」
少し青ざめる僕ら…。
普通なら綺麗に整ったその笑顔を美しいと表現できただろうが、今は恐ろしさ以外の何物にも見えない自分が情けなく思った…。
…これが、チャンピオンの貫録…!?
王の品格にも負けないその雰囲気も、ある意味最強なのかもしれない…。
Nをキモくかけるお前が最強です