80 無名さん
>>67
どんどん自分勝手さが顕になる続き

「説明するな。
ここの中の食堂にあるお面を、三階の「蘭月」って書かれた部屋に持って行って置いてきて戻ってくること。
・・・じゃあ最初はサクラから」
全員がサクラに注目した。
・・・が
「あ――――――――!!!!!」
突然大声で叫んだサクラにあたしたちはビクッと肩を震わす。
「ど・・・どうしたの?サクラ」
とうとう恐怖でおかしくなったのか?
あたしは彼女に問いかけた。
「そーいやあたし桜ネコに呼ばれてるんだった!悪いけどあたし帰るかラ。いやーザンネンだなア。じゃあまたナ。バイバイ!」
彼女は棒読みで捲し立てるように言うと、ロクサスくんにもらった物を返し、「秘伝の鍵」を使ってさっさと帰ってしまった…。
「「「(逃げたな・・・)」」」
そこにいた全員が思ったのは無理もない。