「財前、俺と勝負しろ」
「勝負？」
「まぁ、俺様はキングだからな。すぐに中間テストの借りは返すぜ」

やはり想像していた通り、跡部という人物は完璧主義者でプライドが高い。私に負けたという事実を早く消したくてたまらないのだろう。それか楽しそうに笑っているのを見ると、ただ単に私という暇潰しが手に入って嬉しいのかもしれない。それはそれで私も嬉しいものがある。けれどこのまま言いなりになってしまうのは良くない。彼の記憶に、私の存在をもっと刻みつけたい。嫌。そう口にしようとした時、


確かに跡部はプライド高いけど懐も広くて余裕を持ってるタイプだからこんな性悪夢主に負けたくらいで焦ったりしないと思うんだけど
BBAたんって自分のキャラ解釈に絶対的な自信を抱いてるよね
それが文から伝わってくるから余計に鼻につく