88 無名さん
「いつの間に買ってきたんスか?それに俺の好み知ってたんだ、サンキュー…」
「ストップ!私じゃないの。桜乃ちゃんがさっき持ってきてくれたんだよ、リョーマ君にって」
「竜崎が?」
「だから後でお礼ちゃんと言ってね、はい」
「…なんだ栞先輩が俺の好み覚えててくれたって思ってちょっと嬉しかったのに」
「え?」
「それ、いらない。栞先輩が飲んでよ」
「え、どうして?好きなんでしょ、これ」
「栞先輩が買ってきてくれたやつがいい」
「もう…何拗ねてるの?」
「俺は…他の奴等なんてどうでもいいし興味ない。だけど…栞先輩は別。前に俺の事特別だって言ってくれたよね。…俺にとっても栞先輩は特別」
「リョーマ君…」
試合の時とはまた違う力強い視線でリョーマ君は私を見つめた。あまりに真剣な、訴えるようなリョーマ君の目から視線を離せない。私は照れを隠すように微笑みリョーマ君の手を握った
原作だと桜乃が昼寝してるリョーマにジュースとメモ書き置いていくシーン
「ストップ!私じゃないの。桜乃ちゃんがさっき持ってきてくれたんだよ、リョーマ君にって」
「竜崎が?」
「だから後でお礼ちゃんと言ってね、はい」
「…なんだ栞先輩が俺の好み覚えててくれたって思ってちょっと嬉しかったのに」
「え?」
「それ、いらない。栞先輩が飲んでよ」
「え、どうして?好きなんでしょ、これ」
「栞先輩が買ってきてくれたやつがいい」
「もう…何拗ねてるの?」
「俺は…他の奴等なんてどうでもいいし興味ない。だけど…栞先輩は別。前に俺の事特別だって言ってくれたよね。…俺にとっても栞先輩は特別」
「リョーマ君…」
試合の時とはまた違う力強い視線でリョーマ君は私を見つめた。あまりに真剣な、訴えるようなリョーマ君の目から視線を離せない。私は照れを隠すように微笑みリョーマ君の手を握った
原作だと桜乃が昼寝してるリョーマにジュースとメモ書き置いていくシーン