9 無名さん
>あ、これはパパだ。と思うと同時に嫌な予感がして。ちょっと待って、というわたしの制止は、自分の嬌声に飲み込まれた。

べろり、と割れ目を舐め上げられる感覚に、頭が真っ白になる。何これ、何これ、わたし何されてるのこれ。

「ぁ、あっ! やだ……っ!」

身体の奥が熱くなって、震えが止まらない。何かがどんどん溢れてきて、それをじゅるじゅると音を立てて吸われる度にどうしてか相澤先生の顔がちらついた。

「ひゃ、あ、んぁっ」
「は……、全然止まんねえな。そんなに気持ちいいか?」

どうしよう、パパの言葉まで先生が言っているように聞こえてきた。……もしかしてわたし、先生にこうされたい願望でもあるのかな。

そんなことを考えているうちに、耳にされたのと同じように、差し入れられた舌が中をかき回すように暴れて。びくっと背中がしなる。そんなとこ、自分の指だって入れたことないのに。なんでこんなにリアルに感じるんだろう。

いくら夢の中でも相手がパパとか気持ち悪すぎ