91 無名さん
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関ジャニ∞夢小説
村上信五大倉忠義横山裕安田章大渋谷すばる丸山隆平錦戸亮
忙しくすぎる日々のなかで
「こんな事があったよ。」「あんな事があったよ。」「あの小説がおもしろかったよ。」
と、その日あった事を話したりやり取りしたり。僕の毎日に綺麗なお花をそっとを添えてくれる君がさ。
『もしもし?』
「もしもし。」
『もう家?』
「うん。今日は特別な日だから。」
『そんな特別とかちゃうよ。』
「えぇ、じゃあ中止?」
『ううん、巻いて帰る。』
「うん。待ってるね。」
『うん。じゃあ、また後でね。』
声が聞きたくて、側に感じたくて、空いた時間に受話器を握り締めたらそんな事言うから。特別だなんて君が言うから。
色んな人に、色んな所でお祝いしてもらったけど、なかなかそんな実感なんてこの歳になってしないわけで。なんとなく、そうだよななんて思ってたけど、君が言うから。特別なんじゃないかって、そんな気しかしないんだよ。でも僕にとって君が特別であって
『ただいま。』
「おかえり。」
目の前で君が特別な日を迎えた僕に
「亮、33歳のお誕生日おめでとう。」
『ありがとう、僕の特別な名前ちゃん。』
どんな所で言われるよりも、とびっきり嬉しいその特別な言葉が身体中に染み込むわけで。
『来年もさ、名前ちゃんは僕の誕生日一緒に祝ってくれる?』
「お互いが一緒に祝いたいと願ってたら祝えると思うよ?』
そう言って、そっと抱き締めて
「私は祝いたいな、34歳の亮も。その次の年もその次の次の年も、その、」
『僕もずっと祝いたいし祝ってもらいたいよ。』
君が特別なんて言うから。僕には勿体無いぐらいの素敵な日々をこれからもずっと、ね?