93 無名さん
なめらかな自分のものではない口内の感触をぼんやりと甘受していれば、ふと熱が離れた刹那零れそうになる、どちらのものとも判別のつかない粘液の塊を飲み下す。なんだかとっても甘いような気がした、それはまるで人工的に作ったような身体に悪影響しか与えない甘さで、着実にわたしの脳髄を毒していく。

>>>11958-27の小説の中で唾液飲み込む表現がなかなかキモい