95 無名さん
にしても、こんのすけはどういう仕組みで本丸に存在しているのだろう?
何処かにいるはずなのだが、見つけるには一体どうすれば・・・。
「主さま!
失礼致します!」
突如聞こえてきた声の方へ振り向くと、開きっぱなしだった障子から激しく見覚えがあるフォルムが姿を現した。
「・・・えっ。」
「えっ・・・。」
クリっとした目と視線が合い、お互いの時間がピタリと止まった。
急な展開に思考が追いつかず、それ以上の言葉が出てこない。
「おぉ、見つかったぞななし。
捕まえればよいのか?」
そんな中、のんびりとした三日月さんの声だけが異様に響いた。
こんのすけ見つかるの異様に早くね?
何処かにいるはずなのだが、見つけるには一体どうすれば・・・。
「主さま!
失礼致します!」
突如聞こえてきた声の方へ振り向くと、開きっぱなしだった障子から激しく見覚えがあるフォルムが姿を現した。
「・・・えっ。」
「えっ・・・。」
クリっとした目と視線が合い、お互いの時間がピタリと止まった。
急な展開に思考が追いつかず、それ以上の言葉が出てこない。
「おぉ、見つかったぞななし。
捕まえればよいのか?」
そんな中、のんびりとした三日月さんの声だけが異様に響いた。
こんのすけ見つかるの異様に早くね?