家庭教師はアリスに算数を教えていた。
「もしウサギを2羽、それにウサギを2羽、それからまた2羽のウサギを君にプレゼントしたら、君は何羽のウサギを持つことになる?」
「7羽!」
「いや、もう一度、よく聞いて。もしウサギを2羽、それにウサギを2羽、それからまた2羽のウサギ、君にあげたら、君は何羽のウサギを持つことになる?」
「7羽!」
「やり方を変えてみよう。もしビールを2本、それからビールを2本、さらにビールを2本を君にあげたら、何本のビールを持つことになる?」
「6本!」
「ようし! それなら、ウサギを2羽、それにウサギを2羽、それからまた2羽のウサギを君にあげたら、君は何羽のウサギを持つことになる?」
「7羽!」
家庭教師は頭を抱えて言った。
「いったいどうしたら、ウサギ2羽が3組で7羽になるんだ?」
アリスは笑顔で答えた。
「うちにウサギが1羽いるもの!」
「もしウサギを2羽、それにウサギを2羽、それからまた2羽のウサギを君にプレゼントしたら、君は何羽のウサギを持つことになる?」
「7羽!」
「いや、もう一度、よく聞いて。もしウサギを2羽、それにウサギを2羽、それからまた2羽のウサギ、君にあげたら、君は何羽のウサギを持つことになる?」
「7羽!」
「やり方を変えてみよう。もしビールを2本、それからビールを2本、さらにビールを2本を君にあげたら、何本のビールを持つことになる?」
「6本!」
「ようし! それなら、ウサギを2羽、それにウサギを2羽、それからまた2羽のウサギを君にあげたら、君は何羽のウサギを持つことになる?」
「7羽!」
家庭教師は頭を抱えて言った。
「いったいどうしたら、ウサギ2羽が3組で7羽になるんだ?」
アリスは笑顔で答えた。
「うちにウサギが1羽いるもの!」
これは今からほんの少し未来のお話です。
そのころ、この星にはもうほとんど緑がありませんでした。
海の水はどんどんふえるばかりでしたが、飲み水はどんどんへっていきました。
こまった人々は、星をもとにもどす方法を一生懸命かんがえました。
世界中のえらい人があつまって相談をしました。
でもとうとう答えはでませんでした。
もとにもどすには、あまりにもおそすぎたのです。
人々はもう神様に祈るしかありませんでした。
世界中の人々が、この星をもとにもどしてくれるよう、毎日神様に祈りました。
そしてある日、ついにその祈りがとどいたのでしょう。
神様が人々の願いをかなえてくれました。
その日から、この星には人間がひとりもいなくなったそうです。
ほんの少し未来のお話です。
そのころ、この星にはもうほとんど緑がありませんでした。
海の水はどんどんふえるばかりでしたが、飲み水はどんどんへっていきました。
こまった人々は、星をもとにもどす方法を一生懸命かんがえました。
世界中のえらい人があつまって相談をしました。
でもとうとう答えはでませんでした。
もとにもどすには、あまりにもおそすぎたのです。
人々はもう神様に祈るしかありませんでした。
世界中の人々が、この星をもとにもどしてくれるよう、毎日神様に祈りました。
そしてある日、ついにその祈りがとどいたのでしょう。
神様が人々の願いをかなえてくれました。
その日から、この星には人間がひとりもいなくなったそうです。
ほんの少し未来のお話です。