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「よーーし、それじゃあ早速その爺さんの家に行ってみましょう! もしかしたら、何か知ってるかも知れませんしっ!」 

「いや? 行かないよ? さぁ、取材も終わったし帰り支度を始めるか」 


暫しの沈黙。 


「……またまたぁ〜。露伴先生の推測が本当かどうか知りたくないんですか?」 

「知りたくないね。そもそも、さっきのは勝手な僕の推測だし、それを暴いたところで何の意味があるんだ?」 

「そ、それはぁ……」 

「ああいうものは残しといていいんだよ。『そういうことがある』、それだけで十分じゃぁないか」 

「ですがーー」 

「それに、僕も用事を思い出したんでね」 

「用事ぃ〜? いったい、何を」 
「墓参り、さ」 


『くねくね』――終わり 
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