1 無名さん
フォンデュ旋風脚桜猫たん6
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年齢>>>10417-30
降臨>>>10410-21>>>10463-39
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契約()>>>10452-56
原作崩壊>>>10410-50
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絵>>>10466-6
うちの子コス >>>10466-40
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4 無名さん
暇しネタもないから桜猫たんの小説()晒すね
地味に長いから改行削ってついでに分割する
焔vsポケモン
―――…数日後。
本日の主役であるマスタング大佐とサクラは、練兵場の中心に立っていた。
焔の錬金術師が未知の生物「ポケモン」と対決する。
発信元が大総統であるせいか。
この情報は軍人達の口コミにより瞬く間に知れ渡り、練兵場には多くの観戦客が詰め掛けていた。
開戦の時を今か今かと待ち望む者。
観客がつくりだす熱気に興奮する者。
そして、サクラの名を呼びながらハートを飛ばす者など…。
会場は凄まじく混沌としていた。
「レッディース・アーンド・ジェントルメン!!中央の練兵場へようこそ!!今日はめでてェお祭りだ!なんてったって!
俺と女房の結婚記念日なんだぜ、イェア!!」
「知った事かーーーっ!!」
さすが親バカ。
家族自慢に抜かりなし。
ヒューズ中佐は軍人達から大ブーイングを受けたが、観戦客に少しだけ一体感が生まれた。
「OK!!俺もこの日を待ってたからサクッといこう!!本日のメイン、焔vsポケモンの史上初対決!!
赤コーナー!!焔の錬金術師、ロイ・マスタング!!」
その途端。
マスタングの日頃の行いを垣間見るような文句が辺りを飛び交った。
「自分だけうまいこと出世しやがってーーーっ!!」
「オレの彼女かえせー!」
「仕事しろーーーっ!!」
「滅べー!!」
しかし、彼は短気を起こす事なくシランプリ。
地味に長いから改行削ってついでに分割する
焔vsポケモン
―――…数日後。
本日の主役であるマスタング大佐とサクラは、練兵場の中心に立っていた。
焔の錬金術師が未知の生物「ポケモン」と対決する。
発信元が大総統であるせいか。
この情報は軍人達の口コミにより瞬く間に知れ渡り、練兵場には多くの観戦客が詰め掛けていた。
開戦の時を今か今かと待ち望む者。
観客がつくりだす熱気に興奮する者。
そして、サクラの名を呼びながらハートを飛ばす者など…。
会場は凄まじく混沌としていた。
「レッディース・アーンド・ジェントルメン!!中央の練兵場へようこそ!!今日はめでてェお祭りだ!なんてったって!
俺と女房の結婚記念日なんだぜ、イェア!!」
「知った事かーーーっ!!」
さすが親バカ。
家族自慢に抜かりなし。
ヒューズ中佐は軍人達から大ブーイングを受けたが、観戦客に少しだけ一体感が生まれた。
「OK!!俺もこの日を待ってたからサクッといこう!!本日のメイン、焔vsポケモンの史上初対決!!
赤コーナー!!焔の錬金術師、ロイ・マスタング!!」
その途端。
マスタングの日頃の行いを垣間見るような文句が辺りを飛び交った。
「自分だけうまいこと出世しやがってーーーっ!!」
「オレの彼女かえせー!」
「仕事しろーーーっ!!」
「滅べー!!」
しかし、彼は短気を起こす事なくシランプリ。
5 無名さん
いちおつ
取り敢えず次テンプレ候補
一般人(男性)に布教するもスルーされる>>>10463-61-76
同盟凸(すっとぼけ含む)>>>10463-80>>>10463-9461-76>>>10466-20>>>10466-25
自らクソ発言>>>10463-3-18
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6 無名さん
「青コーナー!!ポケモントレーナーのサクラーーー!!」
するとこちらはヤジが飛ぶ。
「頑張れー!!」
「大佐なんかに負けるなー!!」
「無理すんなよー!!」
「見ろよあれ!噂通りの美人だな!」
「天使か女神っつったら、やっぱ女神か?」
「おい!誰かファンクラブ作ろうぜ!」
ピクッ。
聞こえない振りをしていたサクラだったが、我慢がならなかったのだろうか。
彼女の眉が僅かに動いたのをマスタングは見逃さなかった。
「眉を顰めていては奴らの印象が悪くなるぞ、サクラ。」
「何なんですか、あれは…。」
「…何がだね?」
「天使とか女神とか…、あたしの性に合わなすぎるふざけた名前のことですよ!」
どうやら彼女は、ようやく定着しつつある通り名が余程お気に召さなかったらしい。
怒りの矛先が隣の男に向けられた。
「妄想なんかしてる暇があったら、指名手配犯の一人でも探してこいっての!大佐もそう思いますよね!」
「『麗しの女神』だったか。美しい君にぴったりの通り名と思っていたが?」
「……お世辞がお上手で。」
「本心だよ。」
鳥肌が立つ程の主人公たん上げですねありがとうございます
するとこちらはヤジが飛ぶ。
「頑張れー!!」
「大佐なんかに負けるなー!!」
「無理すんなよー!!」
「見ろよあれ!噂通りの美人だな!」
「天使か女神っつったら、やっぱ女神か?」
「おい!誰かファンクラブ作ろうぜ!」
ピクッ。
聞こえない振りをしていたサクラだったが、我慢がならなかったのだろうか。
彼女の眉が僅かに動いたのをマスタングは見逃さなかった。
「眉を顰めていては奴らの印象が悪くなるぞ、サクラ。」
「何なんですか、あれは…。」
「…何がだね?」
「天使とか女神とか…、あたしの性に合わなすぎるふざけた名前のことですよ!」
どうやら彼女は、ようやく定着しつつある通り名が余程お気に召さなかったらしい。
怒りの矛先が隣の男に向けられた。
「妄想なんかしてる暇があったら、指名手配犯の一人でも探してこいっての!大佐もそう思いますよね!」
「『麗しの女神』だったか。美しい君にぴったりの通り名と思っていたが?」
「……お世辞がお上手で。」
「本心だよ。」
鳥肌が立つ程の主人公たん上げですねありがとうございます
11 無名さん
>>6の続き
(中略)
ついでに帽子を被ってワイシャツの袖を肘まで捲り、襟の第二ボタンを外すと、彼女は栗色の長い髪を後ろに結い上げた。
「おいおい、なんだその格好は。俺はゆっくり休めって言ったんだぞ。」
「あたしは平気ですよ、お構いなく。さて、氷の解凍が終わったら各自の手足や技、または道具を使って穴を埋めるように!以上だ!」
「おーーー!!」
ポケモン達に指示をした直後。
桃真ではない、しかも複数の男の声が聞こえた気がしたサクラは後ろを振り向いた。
するとそこには、試合を観戦していた軍人達がスコップを抱えて立っていた。
それも一人や二人じゃない。
多くの男達が、彼女に笑顔を向けていたのだ。
「あ、あのー…」
「俺達も手伝うぜ、お嬢ちゃん。」
「……え?」
面倒な後片付けを進んで手伝ってくれる人なんて、きっと少ないんだろうな…。
そう思い込んでいたサクラは、彼らの言葉がにわかに信じられなかった。
「実に面白いものを見せてもらったからな。そのお礼というやつだ。」
「つーか俺達、君の顔を間近で見たいってずっと思ってたんだよね!」
「バカかお前!下心が見え見えだ!」
「エルリック兄弟と旅してるんだって?あちこち飛び回っていては、洒落た店を探す暇もないだろう。」
「あぁ、そうだ!俺が知ってる中央のイケてる店、今度紹介してやるよ!サクラちゃん何か欲しい物ある?」
「てめぇ!勝手に抜け駆けするなって注意したばっかりだろうが!」
「………。」
マスタング大佐が氷漬けにされる瞬間を目の当たりにしたはずなのに、彼らは全く戸惑う様子もなく話し掛けてくれた。
それはポケモンが凶暴で恐ろしい生き物なんかではなく、頼れる相棒なのだと理解してくれたからなのだろうか。
少なくとも彼らはサクラを、ポケモン達を、敵とは認識していない。
その証拠に男達の表情は今もなお、笑顔に満ち溢れているではないか。
……この試合を引き受けてよかった。
サクラは心から、安堵した。
「皆さん…、ありがとうございます。」
思わず彼女も微笑んでいた。
釘付けになる軍人達。
一点の曇りもない女神の微笑みに、野郎共の心が寸秒で奪われたのは言うまでもないだろう。
はいはい女神女神
(中略)
ついでに帽子を被ってワイシャツの袖を肘まで捲り、襟の第二ボタンを外すと、彼女は栗色の長い髪を後ろに結い上げた。
「おいおい、なんだその格好は。俺はゆっくり休めって言ったんだぞ。」
「あたしは平気ですよ、お構いなく。さて、氷の解凍が終わったら各自の手足や技、または道具を使って穴を埋めるように!以上だ!」
「おーーー!!」
ポケモン達に指示をした直後。
桃真ではない、しかも複数の男の声が聞こえた気がしたサクラは後ろを振り向いた。
するとそこには、試合を観戦していた軍人達がスコップを抱えて立っていた。
それも一人や二人じゃない。
多くの男達が、彼女に笑顔を向けていたのだ。
「あ、あのー…」
「俺達も手伝うぜ、お嬢ちゃん。」
「……え?」
面倒な後片付けを進んで手伝ってくれる人なんて、きっと少ないんだろうな…。
そう思い込んでいたサクラは、彼らの言葉がにわかに信じられなかった。
「実に面白いものを見せてもらったからな。そのお礼というやつだ。」
「つーか俺達、君の顔を間近で見たいってずっと思ってたんだよね!」
「バカかお前!下心が見え見えだ!」
「エルリック兄弟と旅してるんだって?あちこち飛び回っていては、洒落た店を探す暇もないだろう。」
「あぁ、そうだ!俺が知ってる中央のイケてる店、今度紹介してやるよ!サクラちゃん何か欲しい物ある?」
「てめぇ!勝手に抜け駆けするなって注意したばっかりだろうが!」
「………。」
マスタング大佐が氷漬けにされる瞬間を目の当たりにしたはずなのに、彼らは全く戸惑う様子もなく話し掛けてくれた。
それはポケモンが凶暴で恐ろしい生き物なんかではなく、頼れる相棒なのだと理解してくれたからなのだろうか。
少なくとも彼らはサクラを、ポケモン達を、敵とは認識していない。
その証拠に男達の表情は今もなお、笑顔に満ち溢れているではないか。
……この試合を引き受けてよかった。
サクラは心から、安堵した。
「皆さん…、ありがとうございます。」
思わず彼女も微笑んでいた。
釘付けになる軍人達。
一点の曇りもない女神の微笑みに、野郎共の心が寸秒で奪われたのは言うまでもないだろう。
はいはい女神女神
16 無名さん
>>11
まだまだ続くお
(中略)
サクラは再び、銀色の匙を手に取った。
「あたしは異世界人です。これ以上この世界に介入する訳にはいきません。それに…」
「…それに?」
「……ポケモンを道具としてしか見れない人は嫌いです。」
「………。」
ポケモンの力は、一歩間違えれば凄まじく強大となる。
その力を戦争に利用すれば、アメストリス軍の勝利は間違いないだろう。
しかし、ポケモンは戦争の道具などではない。
我ら人間と同じ、生き物だ。
軍人達が腰に下げている銃やナイフと同類、なんていう最低な考え方がサクラには許せなかった。
戦争という馬鹿げた行為のために、あたしはポケモンを育ててきたんじゃない!
…次第に自分の声が大きくなっていることに気付いたサクラは平静を取り戻そうと、豪快にすくったチョコレートパフェを一口で頬張った。
「…分かった。大総統には、私から丁重に断っておこう。」
「お手数をお掛けします。」
「いや、いいんだ。君をあのような地獄へ連れて行かなくていいと思うと、安心したよ。」
そう言って、マスタングはコーヒーのカップを静かに啜った。
安心した…?
どうして大佐が、あたしのことで安心するのだろう?
あたしはエルリック兄弟について旅してるだけの、二人のおまけみたいなものなのに…。
腑に落ちない彼女はマスタングに尋ねた。
「…どうしてですか?」
「 ? 」
「どうして…、そこまで世話を焼いてくれるんですか?あたしはあなたからすれば…、突然に現れた厄介者でしょうに…。」
この賭け自体もそうだった。
あたしと関わり合いたくないのなら、最初から賭けなんてしなければいい。
なのに大佐は、賭けに勝ったらデートをしようなんて言っていた。
しかもレストランの予約まで済ませているとも言っていた。
…なんだよそれ。
これじゃまるで、本気であたしと距離を縮めようとしてるみたいじゃないか!
まだまだ続くお
(中略)
サクラは再び、銀色の匙を手に取った。
「あたしは異世界人です。これ以上この世界に介入する訳にはいきません。それに…」
「…それに?」
「……ポケモンを道具としてしか見れない人は嫌いです。」
「………。」
ポケモンの力は、一歩間違えれば凄まじく強大となる。
その力を戦争に利用すれば、アメストリス軍の勝利は間違いないだろう。
しかし、ポケモンは戦争の道具などではない。
我ら人間と同じ、生き物だ。
軍人達が腰に下げている銃やナイフと同類、なんていう最低な考え方がサクラには許せなかった。
戦争という馬鹿げた行為のために、あたしはポケモンを育ててきたんじゃない!
…次第に自分の声が大きくなっていることに気付いたサクラは平静を取り戻そうと、豪快にすくったチョコレートパフェを一口で頬張った。
「…分かった。大総統には、私から丁重に断っておこう。」
「お手数をお掛けします。」
「いや、いいんだ。君をあのような地獄へ連れて行かなくていいと思うと、安心したよ。」
そう言って、マスタングはコーヒーのカップを静かに啜った。
安心した…?
どうして大佐が、あたしのことで安心するのだろう?
あたしはエルリック兄弟について旅してるだけの、二人のおまけみたいなものなのに…。
腑に落ちない彼女はマスタングに尋ねた。
「…どうしてですか?」
「 ? 」
「どうして…、そこまで世話を焼いてくれるんですか?あたしはあなたからすれば…、突然に現れた厄介者でしょうに…。」
この賭け自体もそうだった。
あたしと関わり合いたくないのなら、最初から賭けなんてしなければいい。
なのに大佐は、賭けに勝ったらデートをしようなんて言っていた。
しかもレストランの予約まで済ませているとも言っていた。
…なんだよそれ。
これじゃまるで、本気であたしと距離を縮めようとしてるみたいじゃないか!
17 無名さん
彼女の目の前に、大きな手が差し出される。
ロスウェルが立ち上がり、荷台に登ろうとする少女に手を貸そうとしたのだ。
茶髪の少女は素直に男の手を取り、彼が引き上げる力に従って地面を蹴り上げる。
無事に登ったのをロスウェルが確認すると、今度は紫色の猫がいとも簡単に飛び乗った。
本来は自由気ままな性格であるはずの猫。
しかしこの猫が少女に対して従順であるのに、ウォルター達は目を丸くして驚いていた。
猫飼ってないから分からんが主人になついてるだけでそんな驚くか?
ロスウェルが立ち上がり、荷台に登ろうとする少女に手を貸そうとしたのだ。
茶髪の少女は素直に男の手を取り、彼が引き上げる力に従って地面を蹴り上げる。
無事に登ったのをロスウェルが確認すると、今度は紫色の猫がいとも簡単に飛び乗った。
本来は自由気ままな性格であるはずの猫。
しかしこの猫が少女に対して従順であるのに、ウォルター達は目を丸くして驚いていた。
猫飼ってないから分からんが主人になついてるだけでそんな驚くか?
18 無名さん
落とした視線を元に戻すと、目の前の男は何故か妖しい笑みを浮かべていた。
「…何ですか。」
「私は君を、厄介などと思っていないぞ。」
「え…?」
「どうして世話を焼くのか?君は鈍感だな。」
マスタングの右手が伸びてくる。
緊張でサクラの身が強張った。
何を考えてるんだ…?
動けない体でそう思った時。
なんと彼はサクラの口元についたクリームを指で取り、そのまま迷うことなく自分の口へ運んでしまった。
「Σっ…!?////」
「そんなの、私が君を気に入っているからに決まっているだろう。」
「な…なっ…何すんですか大佐!!////」
「何って、魅力的な男女のデートならこれぐらい当然じゃないか。」
「Σな、何がデートですか!からかわないでください!!」
「世間では異性とこうして会うことを、デートというのだよ。」
「あ、あたしはそんなつもりじゃ…!あたしはただ息抜きがしたかっただけで、これは別にそういう意味なんかじゃなくて…、その…////」
「……フッ。」
焦って頭が回らない…!
パニックになったサクラがしどろもどろに言い訳していると、それを見ていたマスタングは耐えきれずに吹き出した。
「わ、笑わないでください!!」
「すまない、冗談だ。君の初々しい反応が可愛らしくてな、つい。」
「…本当に怒りますよ。」
「まぁ落ち着きたまえ。端からすれば、私達はそう見えてもおかしくない状況だ。…妙な噂になりたくはないだろう?」
「……っ!………////」
他の客から注目されているのに、サクラはようやく気がついた。
林檎のように真っ赤になった顔を伏せ、恥ずかしそうに小さく縮こまってしまった。
あぁ…、そんなところがまた愛おしい…。
いっそこのまま、彼女を私のものにしてしまいたい…。
まともに顔を合わせられなくて目を背けるサクラを、彼は紳士的な笑顔で見つめていた。
男は満足していた。
何故なら最高の形ではないが、本来の目的だったことが今まさに実現しているのだから。
勝負には負けても、彼女と二人きりという幸せな時間を手に入れたマスタングであった。
END...
「…何ですか。」
「私は君を、厄介などと思っていないぞ。」
「え…?」
「どうして世話を焼くのか?君は鈍感だな。」
マスタングの右手が伸びてくる。
緊張でサクラの身が強張った。
何を考えてるんだ…?
動けない体でそう思った時。
なんと彼はサクラの口元についたクリームを指で取り、そのまま迷うことなく自分の口へ運んでしまった。
「Σっ…!?////」
「そんなの、私が君を気に入っているからに決まっているだろう。」
「な…なっ…何すんですか大佐!!////」
「何って、魅力的な男女のデートならこれぐらい当然じゃないか。」
「Σな、何がデートですか!からかわないでください!!」
「世間では異性とこうして会うことを、デートというのだよ。」
「あ、あたしはそんなつもりじゃ…!あたしはただ息抜きがしたかっただけで、これは別にそういう意味なんかじゃなくて…、その…////」
「……フッ。」
焦って頭が回らない…!
パニックになったサクラがしどろもどろに言い訳していると、それを見ていたマスタングは耐えきれずに吹き出した。
「わ、笑わないでください!!」
「すまない、冗談だ。君の初々しい反応が可愛らしくてな、つい。」
「…本当に怒りますよ。」
「まぁ落ち着きたまえ。端からすれば、私達はそう見えてもおかしくない状況だ。…妙な噂になりたくはないだろう?」
「……っ!………////」
他の客から注目されているのに、サクラはようやく気がついた。
林檎のように真っ赤になった顔を伏せ、恥ずかしそうに小さく縮こまってしまった。
あぁ…、そんなところがまた愛おしい…。
いっそこのまま、彼女を私のものにしてしまいたい…。
まともに顔を合わせられなくて目を背けるサクラを、彼は紳士的な笑顔で見つめていた。
男は満足していた。
何故なら最高の形ではないが、本来の目的だったことが今まさに実現しているのだから。
勝負には負けても、彼女と二人きりという幸せな時間を手に入れたマスタングであった。
END...
19 無名さん
錬金術の世界でポケモン使うとか卑怯じゃね?
ポケモンの方が使い勝手良いの明らかじゃん
その癖勝ったなんだでドヤ顔してアホかこいつはと
剛に入っては郷に従えって言うし錬金術使えないなら体術とかで勝負すりゃ良いのに
ポケモンの方が使い勝手良いの明らかじゃん
その癖勝ったなんだでドヤ顔してアホかこいつはと
剛に入っては郷に従えって言うし錬金術使えないなら体術とかで勝負すりゃ良いのに
22 無名さん
>>19
一応理由はある
「軍の人間がポケモンを恐れている」「けれど恐れる必要はないと、トレーナーの君がついていれば一切の問題はないのだと、いっそ公然の場で知らしめてやればいい」て桜猫たんの大佐が言ってたよ
ご都合展開乙
一応理由はある
「軍の人間がポケモンを恐れている」「けれど恐れる必要はないと、トレーナーの君がついていれば一切の問題はないのだと、いっそ公然の場で知らしめてやればいい」て桜猫たんの大佐が言ってたよ
ご都合展開乙
26 無名さん
28 無名さん
「まったく…。あんた!あたしがこの世界にいなかったら、今頃とっくに死んでたよ!!」
「…この、世界…?」
「おっと、余計なこと言ったな。…立てるか?」
「そ、こいつは特殊な能力を持っていてね。さっき鉄塔の動きを止めたのは、こいつの【念力】って技だった訳。
あたしはただ、あんたのお兄さんを安全な所へ移動させただけさ。」
少女は、自分が鉄の塊を操った訳じゃない。
全てエーフィという、紫色の猫がやったことだと言った。
エーフィが持つ特殊能力【念力】を使って、金髪の青年を助けたと…。
周りがエーフィに感心している中。
エドワードただ一人だけは、その猫と少女を訝しげな眼差しで見ていた。
錬金術師という名の科学者だったのだから、無理もない。
きっとカラクリがあるんだ。
超能力とか魔法とか、そんな非科学的なことがあってたまるか!!
そう、思っていた。
よけいなこと言ったとか後でさらによけいなこと言ってるよぉ
しかも猫が念力使いましたとか言って周りは何で信じてるんだ?
「…この、世界…?」
「おっと、余計なこと言ったな。…立てるか?」
「そ、こいつは特殊な能力を持っていてね。さっき鉄塔の動きを止めたのは、こいつの【念力】って技だった訳。
あたしはただ、あんたのお兄さんを安全な所へ移動させただけさ。」
少女は、自分が鉄の塊を操った訳じゃない。
全てエーフィという、紫色の猫がやったことだと言った。
エーフィが持つ特殊能力【念力】を使って、金髪の青年を助けたと…。
周りがエーフィに感心している中。
エドワードただ一人だけは、その猫と少女を訝しげな眼差しで見ていた。
錬金術師という名の科学者だったのだから、無理もない。
きっとカラクリがあるんだ。
超能力とか魔法とか、そんな非科学的なことがあってたまるか!!
そう、思っていた。
よけいなこと言ったとか後でさらによけいなこと言ってるよぉ
しかも猫が念力使いましたとか言って周りは何で信じてるんだ?
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40 削除済
41 無名さん
65 無名さん
迷い人の旅から第6話「錬金術師の苦悩」(P,2)
「確かに異世界なんて急に言われても信じられないけどさ、もう少し躊躇うとか考えるとかできねぇのかよ。」
「そうですよ。もっとサクラに、時間を与えてはくれませんか?」
目を伏せたサクラを見て、落ち込んだとでも思ったのだろうか。
エドワードとアルフォンスは、二人同時に彼女を庇った。
これにサクラは驚いた。
異世界なんて不確かなものを信じられないのは、エルリック兄弟も同意見のはずなのに…。
表情には出さないが、彼女の目に、二人の言動は意外に映っていた。
「…やけに庇うじゃないか。」
「当然だろ。…仲間なんだから。」
「………。」
エドワードの視線が床に向かれる。
最後の言葉はぶっきら棒で、誰に言っているのか分からない言い方だった。
しかし、サクラはそれを少し嬉しく思っていた。
たった数日しか旅を共にしていないのに、エドワードは彼女を仲間と認識してくれている。
それだけでいいのに説得のフォローまで…。
サクラは心の中で少年に感謝しつつ、その場でピンと姿勢を正した。
「マスタング大佐。あたしは逃げも隠れもしませんが、今の発言を覆すつもりもありません。どうか、そこはご容赦ください。」
「…頭を上げなさい。誰もまだ『信じない』とは言ってないだろう。」
頭を下げていると、上からそんな声が降ってきた。
「はぁ!?でもさっき…」
「私は『にわかには信じられん』と言ったのだ。今ここで、彼女を黒と即決することもないだろう。」
「寛大な措置、ありがとうございます。」
「それに、君のような美人が私に嘘を吐くとは思えん。取り敢えずこの件は保留にしておこう。」
反論しようと椅子から立ち上がったエドワードが、チッと密かに舌打ちをしていた。
嘘を吐くか吐かないかの基準が美人だという根拠が理解できん…。
が、認めてくれる可能性は残された。
それに安堵を覚えつつ、彼女は広げた地図を片付け始めた。
美人て得だなww
「確かに異世界なんて急に言われても信じられないけどさ、もう少し躊躇うとか考えるとかできねぇのかよ。」
「そうですよ。もっとサクラに、時間を与えてはくれませんか?」
目を伏せたサクラを見て、落ち込んだとでも思ったのだろうか。
エドワードとアルフォンスは、二人同時に彼女を庇った。
これにサクラは驚いた。
異世界なんて不確かなものを信じられないのは、エルリック兄弟も同意見のはずなのに…。
表情には出さないが、彼女の目に、二人の言動は意外に映っていた。
「…やけに庇うじゃないか。」
「当然だろ。…仲間なんだから。」
「………。」
エドワードの視線が床に向かれる。
最後の言葉はぶっきら棒で、誰に言っているのか分からない言い方だった。
しかし、サクラはそれを少し嬉しく思っていた。
たった数日しか旅を共にしていないのに、エドワードは彼女を仲間と認識してくれている。
それだけでいいのに説得のフォローまで…。
サクラは心の中で少年に感謝しつつ、その場でピンと姿勢を正した。
「マスタング大佐。あたしは逃げも隠れもしませんが、今の発言を覆すつもりもありません。どうか、そこはご容赦ください。」
「…頭を上げなさい。誰もまだ『信じない』とは言ってないだろう。」
頭を下げていると、上からそんな声が降ってきた。
「はぁ!?でもさっき…」
「私は『にわかには信じられん』と言ったのだ。今ここで、彼女を黒と即決することもないだろう。」
「寛大な措置、ありがとうございます。」
「それに、君のような美人が私に嘘を吐くとは思えん。取り敢えずこの件は保留にしておこう。」
反論しようと椅子から立ち上がったエドワードが、チッと密かに舌打ちをしていた。
嘘を吐くか吐かないかの基準が美人だという根拠が理解できん…。
が、認めてくれる可能性は残された。
それに安堵を覚えつつ、彼女は広げた地図を片付け始めた。
美人て得だなww
72 無名さん
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問題発言>>>10410-5>>>10410-10
一般人(男性)に布教するもスルーされる>>>10463-61-76
契約()>>>10452-56
原作崩壊>>>10410-50
設定>>>10410-84
小説>>>10469-41
絵>>>10466-6
うちの子コス >>>10466-40
チーズフォンデュ()>>>10466-38
削除済米まとめ>>>10453-85
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